第一主題 第二主題 第三主題 交響組曲 音楽院

闘神伝3

分類:3D格闘
機種:プレイステーション
CODE:SLPS-00650
制作:TAM−SOFT
発売:TAKARA
価格:5800円(税抜き)
発売日:1997年1月
備考:メモリーカード(1ブロック) amazon.co.jp詳細ページへ

STORY  先の闘神伝2/2+にて結社の崩壊と結社主催の闘神大武会の終結、最後の覇者はエイジとの前提で物語が続いています。 もっとも闘神伝3の物語と最後の覇者との繋がりは薄く、誰であるかを敢えて明かにする必要は無かったかっとも思われます。 今回の大武会は、永く結社と対立関係にあった「組織」アゴーン・テオス教団。 モンドへの結社に関する調査依頼主であり、また闘神伝2/2+で隠しキャラクターとして登場したヴァーミリオンもまた組織の手の者でした。 アゴーン・テオス教団の宗教上の儀式であった「闘神伝」を結社が行った見せ物ではなく本来の儀式として復活させるために、結社主催の大武会の参加戦士たちそして幾人かの戦士の素質を持つ者たちを儀式の生け贄とすべく、組織に属する者たちとの闘いが始まります。

SYSTEM  格闘ゲームの闘神伝シリーズとしては、2Dで作られた熱闘闘神伝でさえも受け継がれていたリングアウト方式を排除しているのが、闘神伝3の最も大きな特徴です。 ステージの隅に追いつめて身動きをとれなくする戦法への対抗策ソウルボム、他作品によく見られるコンボではなく一定の手順を踏んだ攻撃を行う連技等は、従来の闘神伝シリーズとはプレイ感覚が大幅に違い、その結果ファンの評価も見事に二分しました。 シリーズを通して闘神伝をプレイし続けてきたファン層には駄作として、この作品より闘神伝の世界を知った層や格闘ゲームで技を極めることを楽しむ層にはシリーズ最高傑作として、評価されているようです。
  メインキャラクターである14名の戦士の他、対応する同人数のダークサイドキャラクター、ボスキャラクターと隠しキャラクターの4名、合計32名にも及ぶ多彩なキャラクターが揃っています。 が、メインキャラクターとダークサイドキャラクターは、その技や動き等があまりにも対応がすぎ、ただの水増しとしての印象があまりにも強すぎ、むしろ多すぎる人数が故のプレイ意欲の喪失も一部に見られます。
  画面には動きのなめらかな60フレームモードと、細かな描写が行われる30フレームモードとが存在します。 ところが60フレームモードで犠牲にしている画質はあまりにも大きく、動きそのものは目を見張るほどには自然とも感じられず、フレームモードの区分けは非情に中途半端な印象が残ります。

GRAPHICS  前述しました通りに膨大な人数にのぼるキャラクターは、何故か一人一人の描き込みに力を入れられておらず、ポリゴン数も闘神伝2より減らされているために一見して荒いと感じられます。 各ステージに対する演出も気配りの印象が薄く、前作よりの退化の印象が拭えません。
  一方でキャラクターの別カラーとして、特定条件の下で選択可能になるデザインは一部に凝ったもの、お遊び心が加えられたもの、前作との繋がりがかいま見られるものが存在します。

MUSIC  前作で使用されていた曲のアレンジが耳に残り、全体がよくまとめられている印象があります。 反面際だってキャラクターないしはステージと調和した音楽も用意されず、可もなく不可もなく言い方を変えれば面白みに欠けるといった感想です。 音楽モードもなく、サウンドトラックCDも発売されず、またCDとしての演奏はオープニング曲のアレンジが一曲のみと、本作品では闘神伝シリーズ中最も音楽が冷遇されています。

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