【愛撫】

(2)

作・みゃあ
 

みゃあ注:

*この作品は、OHCHANさまの「OHCHAN’S HP」に投稿したものです。

*みゃあ「純愛モード」作品。…でも18禁(笑)。


 

 

ゆら……ゆら……

 

白い双丘が揺れる。

僕の左手の中で、白いふくらみが形を変える。

柔らかく……たおやかに……。

 

「……んっ……」

 

僕の手が動く度に、綾波は小さなうめきを漏らす。

その、奇跡のように白いまろやかな膨らみの頂きには、薄紅色のつぼみが息づいている。

彼女の身体が小刻みに震えるのに同調するかのように、その頂も恥ずかしそうに身を震わせているのだ。

 

僕は、綾波の震えを感じ取って優しくその細い身体を抱き締めた。

 

小さい・・・。

そう感じてしまうほど、綾波の身体は僕の腕の中にすっぽりと収まってしまう。

 

女の子って、華奢なんだなぁ。

僕も男にしては華奢だって、良く言われるけど・・・。

 

改めて、そんな当たり前のことを何故か考えている。

 

「碇くん・・・」

 

子犬がキュゥ〜ン、と鳴くような声で綾波が僕を呼ぶ。

視線を上げると、紅い瞳が濡れていた。

 

もう何度となく、こうして身体を重ねているのに、綾波の反応は初々しい。

すがるような目で見つめる彼女の瞼に優しく口付けると、僕は愛撫を再開した。

 

毛穴が見えないほどきめの細かい綾波の肌を、僕の掌がすべっていく。

胸の丘陵を、その形が崩れないように撫で上げると、綾波は切なそうな吐息を漏らした。

その頂のしこりを指先で優しく揉み解しながら、僕はもう一方の手を彼女の茂みへとのばした。

 

「・・・っきゃ、ぅん!」

 

か細い悲鳴のような綾波の声。

きゅっ、と腕を掴んでくる小さな手。

 

可愛い・・・。

愛しい・・・。

 

「大丈夫・・・」

「・・・・ん」

 

一度視線を合わせてから、僕はその産毛のような茂みを撫で上げた。

 

シャラシャラシャラ・・・。

 

柔らかい・・・。

綿毛のような感触の下に、綾波の丘陵の感触が息づいている。

わずかに高い体温を直に確かめようと、僕はぴったりと掌を当てた。

 

「はぁ・・っぅん。・・・・・碇くんの手」

「ん?」

 

もじもじと身体を動かして、視線を外しながら綾波は言う。

 

「気持ちいいの・・・とっても」

「気持ちいい?」

「・・・ぅん・・・・」

 

綾波は、まるでいけないことをしたように、恥ずかしそうに目を伏せた。

水色の髪の間から覗く頬が染まっている。

 

僕はその愛らしさに、ためらわず彼女の唇に口付けていた。

 

「ん・・・ふ・・・」

「ん・・・・・・」

 

最初は、ただ唇を合わせる。

そうして、彼女のひんやりとした唇に、僕の体温が伝わっていくのを待つ。

 

やがて唇を割り、舌を差し入れると綾波は少し戸惑った後、おずおずと舌を僕に絡ませてきてくれる。

綾波の柔らかな舌の感触。

思考が麻痺しそうになるほど甘い感触。

 

舌の力を抜いたまま、綾波の舌とじゃれ合うように絡める。

それは喩えようもなく甘美な瞬間。

綾波が時折漏らす、切なそうな吐息が僕の快感に火をつける。

 

気がつくと、僕は一心に綾波の舌を吸っていた。

 

柔らかい・・・。

それだけで、僕の下半身を痺れるような電流が駆け抜け、激しく勃起する。

 

「はぁ・・・っ」

「んは・・・ぁぁ・・・」

「綾波・・・」

「はぁ・・・・ふぅん・・・・・・?」

「綾波の唾液を飲ませて・・・」

 

僕がそう言うと、彼女は頬をさらに紅く染めた。

いつも受動な綾波には、少しいじわるなお願いだったかもしれない。

 

しかし彼女は少しためらって、こくん、と小さく頷いた。

それを確認して、僕らは抱き合ったまま横向きになる。

 

「碇・・・・くん・・・・・ん、んん・・・・」

 

消え入りそうな声で言った後、綾波は僕の口の中に、ためらいがちに唾液を送り込んできた。

甘い、甘い唾液を・・・。

 

 

(つづく)


みゃあの後書きらしきもの

 

OHCHANさま、お久しぶりでございますぅm(__)m。

大変ご無沙汰してしまって申し訳ありません。掲載時のコメント、とっても嬉しかったです。

ホントはマヤちゃんのが良かったですよね?(笑)

それを知る前だったんですぅ。

とりあえずこれが終わったら、初めてマヤに挑戦しますので。

いや〜・・・しかしレイちゃんのえっちは難しいです(^^ゞ。

アスカ様とは全然違うなぁ(笑)。

でも、シンジの一人称にしたのは正解でした。この方が受け身なレイらしい。

この作品では、レイちゃん18禁の限界に挑戦したいと思っております。ご迷惑とは思いますが、どうかお付き合いくださいませ。

それでは、次回またお会いいたしましょう。 

 

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