−睦言シリーズ−
【自慰】
−5−

葛城ミサト
Written by Myaa



この作品はちび号さまの少女秘密結社に投稿させて頂いたものです。

 

ミサトが両腕を広げて、シンジを迎えた。

白く、まろやかなふくらみがシンジの目に飛び込んでくる。

今までは他のことに気を取られて気づかなかったが、こんなにも魅力的なものが、すぐ目の前にあったのだ。

 

「さあ・・・触ってみて」

 

ミサトが優しくシンジの手を、薄い下着に包まれたその白いふくらみに導いた。

 

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「あ・・・はぁ・・・・」

 

非日常的な光景。

 

 

 

自分の乳房が、シンジの手の中でまるで別の生き物のように形を変えるさまを見下ろすのは、現実離れした感慨をミサトに抱かせた。

 

シンジの、まるで女の子のようにたおやかな指が、ボリュームのある自分の乳房の間に埋もれ、思うが侭に捏(こ)ね回している。

シンジの指に蹂躪されている。

 

「(シンジくん・・・)」

 

まるでシンジはそうすることによって快感を得られるかのように、一心不乱にふくらみを揉み回す。

柔らかで、それでいて掌を押し返す弾力に陶酔して、その先にある突起にまで頭が回らないようだ。

吐息は荒く、そして熱い。

熱にうかされたような表情で乳房に没頭している少年の顔。

 

そんなシンジをミサトは可愛いと思った。

 

この時ミサトの中には、二つの感情がある。

シンジを従え、支配したいというサディスティックな支配欲と、シンジを抱擁し、保護したいという深い母性である。

しかし、顔を赤く染めながら、必死で自分の胸の感触を求めているシンジの表情は、後者の感情をより刺激した。

 

「ねぇ・・・今度は」

 

シンジの黒髪を優しく撫でながら、ミサトは慈母のような笑みを浮かべた。

シンジは気付く余裕がなかったが、この時のミサトは彼と同じくらい呼気が荒い。

 

「吸って・・・」

 

そう言うと、ミサトは左の乳房を捧げるように下から持ち上げて、シンジに示した。

 

「は、はい・・・」

 

言われて初めて気付いたかのように、シンジはおずおずと口を開いてミサトの乳房に吸いついた。

 

「!んっ・・・こら、もっと優しく・・・」

「ご、ごめんなさい・・・」

 

チュ・・・チュッ・・・。

 

「ん・・・はぁ・・・・それでいいわ」

「はい・・・んん」

 

赤子のように乳房を吸うシンジ。

しばらくすると、その中心で存在を誇示している乳首に気付き、それを吸い始める。

 

「んんっ・・・・はぁ・・・」

 

ミサトの背筋がぞくりと震える。

シンジの歯がミサトの右の乳首を噛んだからだ。

 

「シンジくん・・・・いいわ・・・」

 

右の乳房を吸い続けるシンジの顔に、ミサトは左の乳房を持って擦りつける。

柔らかな感触がシンジの頬を撫で、固くなった乳首が耳や顎を刺激した。

シンジはくすぐったそうに首をすくめる。

それを見て、ミサトは余計に昂ぶるのを感じた。

シンジの顔を胸の間に挟み込むように動かす。

 

シンジが感じたのは、甘いミルクの匂いではなく、むせ返るような「女」の香りだった。

その匂いは快感中枢を刺激し、シンジの中心を再び固く強張らせる。

自分の太股に当たるシンジの分身の変化を感じて、ミサトは微笑む。

白い太股の上で、シンジの剥けかけたピンク色のペニスが、ひくひくとひくつきを繰り返す様は、ひどく官能的な光景だった。

 

シンジの乳房への愛撫は、何時の間にか「吸う」から「しゃぶる」に変化していた。

唾液をたっぷり塗した舌が、ミサトの乳房全体を這い回り、テラテラといやらしく光らせていく。

 

「はぁ・・っん・・・いいのよ、もっとしゃぶってぇ・・・」

 

声が鼻にかかってきているのが、自分でもはっきりと分かった。

充血して勃起した乳首をシンジの舌が弄るたび、ミサトは秘所から熱い蜜を滴らせる。

 

そうしているだけで興奮が高まるのだろう、シンジのペニスの先端からも、透明な粘液が溢れてミサトの太股を濡らし始めていた。

それを見たミサトは、いたずらを考えついた。

 

「シンジくん・・・」

 

軽くシンジの肩を押して、乳房から顔を離させる。

ミサトの乳房はどちらもシンジの唾液まみれになっていた。

 

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・?」

 

顔を上げたシンジはすっかり上気して、頬を真っ赤にしていた。

瞳はトロンと潤み、どこか焦点が合っていない。

せっかくのご褒美を取り上げられた子犬のような表情だ、とミサトは思った。

そのシンジの表情が、ミサトの分泌する蜜の量を増やし、濃くする。

ねばついた液体が泉から溢れ、太股を伝ってベッドに流れ落ちるのが分かった。

 

「・・・ねぇ、シンジくん・・・」

 

ミサトはゆっくりと優しい声で呼びかける。

しかし、慈母のような表情を浮かべて目を細めたミサトの口から出たのは、シンジにとって衝撃的なものだった。

 

「オナニー・・・してみて」

「・・・・え・・・・?!」

 

ふふ・・・。

シンジの表情の変化を悦しみながら、ミサトは軽く唇を濡らした。

 

 

 

Neon Genesis EVANGELION

EpisodeXX:Onanie(5)

 

 

(つづく)


みゃあ@作者の後書きらしきもの

 

ちび号さま、ご無沙汰しておりますぅ〜m(__)m。

遅れに遅れまくってしまい、誠に申し訳ありませんm(>_<)m。

ふぅ〜、しかも遅れたらからといって良い作品になっているわけでもなく・・・(^-^;。すみませんです。

しかも、小出しにしているため、まだ続きます(^-^;。おそらく7〜8話で完結の予定ですが・・・。

すみませんが、もうしばらくお付き合いくださいませ。

さて!暴走気味のミサトのとんでもない要求に、幼児化が進んでいるシンジはどうするのかっ!?(笑)

タイトルを見れば一目瞭然のような気もしますが(^-^;。

考えてみれば、ミサトとシンジって倍も年齢が離れているんですねぇ・・・。この親子にしては年齢が近く、恋人にしては離れている二人の愛の行方は・・・(笑)。

次回はちょっと過激に、GO!(爆)