|
2主人公せってい
名前 フィル
年齢 16
身長 167cm
趣味 散歩 つり
得意 料理 家事全般
性格 天真爛漫かつ純粋。だますだまされることを知らない。多感で好奇心
1主人公せってい
名前 アルセノール
年齢 1のときは16今は19
身長 174cm
趣味 つり フィルいじめ 風呂
得意 ガマンくらべ(風呂が特に)
性格 真面目でまわりでは暗いといわれているがけっこうしゃべる
これは、グレッグミンスターの とある英雄2人の
おはなし
「こんにちは〜」「いらっしゃい、フィル君 今日も元気ですね〜」
聞こえたのは最近よくここにくる
まだ酒も飲めない幼い英雄とグレミオ
の声。
いつもならすぐこちらにくるはずなのに、今日は
なにかあるのだろうか?しかしクレオもバーンも今日は
どこかへ出かけており、僕とグレミオとで留守番だと
おもっていたのだが...階段を上がる音がする。
「アルセノールさ〜〜ん」
やっぱりきた。小さな英雄が。
「アルセノールさん!きょうはみんなで花見ですよぉ!!」
瞳をキラキラさせて僕の手を取って引きずる。
「今日はいい天気ですよね!?はれてますよね?!」
階段から1階まで引きずりまわした僕へ一方的に
しゃべってくる。もし質問しているのなら、答える余地
がほしいところだ。
「場所はロッカクの里です!ささ行きましょう」
急に本題に入るのが彼の困ったところでもあるし
いいところでもある。
玄関を飛び出し、フィルに引きずられっぱなし
でバナーの峠まで出てきた
「じゃあいきましょう!!」
僕はフィルにちょっとおしおきしよう、と思い、
両手でフィルの目を塞いだ。
「はわっ!あうう〜やめて〜」
フィルは手足をバタつかせてわめく。
ぼくは手を取ったと同時にキスをした
さっきまでギャアギャアとさわいでいた部分に
「んん!!、んふう...」
唇をとり、肩に手を置く。するとフィルの顔は真っ赤になり
声を出そうとしても喉でつまっているようだった
「さ、いこうか?」
何もなかったようにすまし顔で言う
「あう..あの、はい...」
顔をゆでダコのように紅く熱くしているフィル
こういうこどもなところがかわいい。
「あ、あのうアルセノールさん?おこってるんじゃ」
さっきのキスがそうとうこたえたみたいだ、
まだかなり顔が紅い。どうもやりすぎだったかな?
はじめてのキスの時よりダメージが大きかったのだろうか?
バナーの峠の中腹くらいにあるロッカクの里。
季節は春。咲き誇る「サクラ」の花
すっかりもとに戻ったフィルはカバンをあさっている
その間、僕はひとりサクラの花びらをながめていた
「アルセノールさま、ようこそおいでになられました
どうですか?ここの桜は」
ここ、ロッカクの里の副頭領、カスミがはなしかけてくる
「今日はいいものを見れそうで期待しているよ」
答える途端にカスミは頬を赤らめて言った
「あ、ありがとうございます」
言葉の終いには下をむいてしまった
「フィル、どこだい?」
カスミは修行があるといってどこかへいってしまい、
ここにいるのは彼と僕だけのはずなのだが、
「フィル〜?どこだい、どこに...えっ?!」
足元には今にも泣きそうなフィルがいた
「ヒック、うう..」
小さい...
いつもなら僕の肩くらいなのに今に限って
僕の膝くらいになっている(75cmくらいか?)
とにかく泣きじゃくるフィルを抱き、
泣くのを止めようとする。
「うう..,ヒック...あにょ、そにょ」
不謹慎かもしれないが、かわいい...
「いったん帰ろう、リュウカン先生ならなんとか
なるかもしれないから...
ほら泣かないで」
「ふぁい...ヒック、うう」
僕の胸で泣きつづけるホントに小さな
英雄。
「かわいいからなかないで、ね。」
「どういういみですかあ?」
終わり
あとがき
続くかもしれない...
評判がよかったらつづき書こうと思います
グレッグミンスターにつづく
バナーの峠をのぼっていく。
「フィル、しゃべれるかな?」
ずっと抱いていたフィルをおろす。
「...あの、すいませんです。」
きれいな瞳に涙をためながら話す。
どんなことがあったのかと、聞いてみると
「箱があったんです それをあけたら...」
下を向いて話そうとしなくなってしまった。
「フィル、もういいよ。
はやく先生に見てもらおう?」
抱きかかえながら言うと、僕の中でこくりとうなずく。
「おや、アルセノール様...
あれ!?そ、そちらは、フィルさまなんですか?!
...ほおお〜」
バルガスは目を大きくあけて言う。
「う、うん...
送ってくれないかな?」
バルガスは門をあけて門番と話している。
早く行こうといいながらグレッグミンスター
に送られていく。
あとがき
準です。
こんかいは短いです。
まだまだつづきますよ〜
ご意見・ご感想はこちらまで
(updete 2001/12/31)