汝強くあれ………それなりに、ね

 

作者/K-2さん

 

 

アタシは別に、正義の味方を気取った事はない。

 

だってアタシは『正義』なんて言葉、大っ嫌いだもん。

 

EVAに乗っているのだって、自分の為。

 

『世界人類の未来を守る!』なんて、考えた事も無い。

 

(そんなのはカミサマか、カルト宗教の教祖にでも任せれば勝手にやるわよね)

 

ただ、気に入らない奴を叩き伏せると、それが悪人である事が多いので

 

自然と『正義の味方』と思われがちになってるらしい。迷惑な話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

む?

 

日本風の言い方をすると『絹を裂くよな女の悲鳴』が?!

 

 

……………………

 

 

でもなんでこんな言い方すんのかしら??

 

絹を裂いてもあんな音しないわよね、絶対。

 

 

 

そんな事を考えながら、悲鳴のした方に走って行く。

 

 

 

そこは、入り組んだ、いかにも治安の良くなさそうな路地裏。

 

ハタチ過ぎぐらいの女の人が、3人の若い男に組み敷かれていた。

 

すでに服は破かれ、胸があらわになっている。

 

聞こえていた筈の悲鳴は、何時の間にかくぐもった呻き声になっていた。

 

どうやら、殴られた上に、彼女自身の下着を口に突っ込まれてるらしい。

 

サイッテーだ。女の顔を殴ったのか?この下衆共は!!

 

 

 

 

「ケッ!や〜っと大人しくなりやがったぜ。手間掛けさせやがって、このアマ」

 

「そんじゃ、俺からな!」

 

「てめぇ、きたねぇぞ!こないだの女の時もお前からだったじゃねぇか!」

 

 

 

『こないだの女』?!

 

どうやら、この下衆共は前科持ちらしい。アタシ的に死刑確定だ。

 

 

 

「いいから、早くやれよ!人が来たらど〜すんだよ!!」

 

「もう来てるわよ!」

 

 

 

アタシの声に、下衆共が一斉にこっちを向いた。

 

 

いずれ違わぬ、不愉快で不細工な顔だ。

 

 

 

「何だ、女か」

 

「ヒュゥ!メッチャイケてんじゃんこの女!おい、お前はこっちの女押さえとけ」

 

「5Pにしよ〜ゼ!お嬢ちゃん?ケケケ」

 

 

 

下卑た目でアタシを値踏みするように見て、下品な事をほざく下衆共。

 

馬鹿馬鹿しくていちいち受け答えする気にもならなかったアタシは、

 

中指一本を立てると、挑発的に言い放った。

 

 

 

 

「うるっさいのよ、このサル!サル!サル!!

 

 3人まとめてさっさと来なさい!死なない程度にエグってやるわ!」

 

 

 

「けっ、言うじゃねぇかこのアマ!エグられんのはお前だよ!」

 

「そ!俺らの肉ナイフでね!ケヒャハハ!」

 

 

 

チッ!やっぱ、サルには言葉通じないか。

 

アタシはもはや無視して、一足で間合いに踏み込んだ。

 

馬鹿面下げて笑っている男の膝を、正面から思い切り革靴の踵で踏み抜く!!

 

膝の裏から『パリパリッ!』と靭帯の切れる音がして、

 

短い脚が、膝間接から有り得ない方向に曲がった。

 

男の口から悲鳴が上がる前に、その口に足刀蹴りを叩き込む。

 

結局悲鳴も上げられないまま、男が沈む。

 

 

 

(この間2秒21)

 

 

 

「って、てめ……」

 

「反応が遅いのよ!このおサル!!」

 

 

 

もう一人が仲間の惨状に気付いてアタシの方に向かってこようとした時には、

 

アタシは既に攻撃動作に移っている。

 

男の大振りな右の素人パンチを易々かわして懐に踏み込むと、

 

相手の右脇腹に左拳を軽く当てる。

 

踏み込んだ左足から腰にかけてを軸に、体を回転させるイメージで、

 

左肩から先を突出すようにする。

 

同時に後ろに引いた右足でアスファルトを蹴る!

 

 

 

     『バシッ!!』

 

 

「吩(フンッ)!!」

 

「?ッグハァァァッ!?」

 

 

 

アタシの寸剄を受けた男の体は、鮮やかな放物線を描いて宙を舞った。

 

コンクリートの壁に叩き付けられた体に、得意の踵落としをお見舞いする。

 

 

決まった……!決まり過ぎるくらい、決まったわ!!

 

や〜っぱ戦闘は、無駄無く、美しく、よね!

 

 

 

(殲滅完了。所用時間14秒フラット)

 

 

 

 

 

「さぁてぇ〜?後はアンタだけよ!」

 

 

 

アタシの不敵な一睨みを受けた最後のおサルが、ゆっくりと立ち上がる。

 

レイプされかかっていた女の人は、どうやら気絶しているらしくグッタリと倒れている。

 

 

 

「てんめぇ、このアマぁ!!ぶっ殺してやる!!」

 

「ぶっ殺すって……、アンタが? アタシを??

 

 アンタ……、アタシが僅か十数秒の間に二人片付けたのが見えなかった訳ぇ?」

 

 

 

アタシが思いっっ切り呆れ返って言うと、おサルは多少引きながら言い返して来た。

 

 

 

「ソ、ソイツらはちょっと油断しただけだ! 俺は油断も手加減もしねぇ!」

 

「女相手に『手加減しない』って、何の自慢にもなりゃしないわよ?」

 

「う、うるせぇ!!大体、空手みたいなのやってるみたいだがな、

 

 ストリートの喧嘩で、そんなモン通用すると思うなよ?!」

 

「いや……、現に通用したじゃん」

 

 

 

アタシが、足元に転がっている二人を指差す。

 

 

 

「アタシの卓越した洞察力によると、二人共全治6週間ってトコね

 

 コイツら抱えて、さっさと病院にでも行きなさい!」

 

「その前に、お前をボコにしねぇとな!」

 

「出来もしない事吠えるんじゃないわよ、このお馬鹿ザル!」

 

「なあにぃい!!だったら殺してやろうじゃねぇか!」

 

 

 

そう叫ぶと、男はいきなりナイフを取り出した。

 

銀色の、安っぽいバタフライナイフ。

 

 

 

チッ、面倒くさいわね。刃物持ってる相手には、

 

さすがにアタシも接近しにくいし、え〜と?手近に武器になるものは?

 

ゴミバケツの蓋でもあれば、盾に出来るんだけど……。

 

 

 

「オラ、どうしたよ?さっきまでの威勢はよぉ!!」

 

 

 

辺りを見回して武器を捜し始めたアタシの態度が、この馬鹿ザルには

 

『オロオロしてる』と写ったらしい。

 

カチンと来たアタシは、武器探しを一旦中断して怒鳴り返した。

 

 

 

「うるっさいわね!!女の子相手に武器まで持って息巻いてんじゃないわよ!!」

 

「そうだね、アスカの言う通りだ」

 

 

 

路地裏に静かに響く、聞き覚えのある声。

 

と同時にアタシの左横を何かが飛んで行って、馬鹿男のナイフに命中した。

 

 

『ガシュッ!』

 

 

っという妙な音がして、男のナイフに缶詰の様なモノが刺さる。

 

 

と…、ナイフを持った右手が真っ赤に染まった!?

 

 

 

「え?………う、うわっ! 血!?血ぃぃ?!!」

 

 

 

馬鹿男が慌てて右手を押さえる。

 

と、今度は不覚にもボ〜ゼンとしてしまっていたアタシの右横を、

 

誰かがすり抜けて行った。

 

見慣れた後ろ姿が、夕飯の買い物袋をぶら下げたまま、

 

馬鹿男の頭を後ろ回し蹴りで路地の壁に叩き付ける。

 

 

 

うっわぁ……ありゃあ、痛いわ。

 

 

 

コンクリートの壁とスニーカーの踵に頭を挟まれて

 

声も無く昏倒する馬鹿男を見下ろした後、ゆっくりとアタシに振り返るソイツ。

 

 

 

「……シンジ?」

 

「大丈夫?アスカ。怪我は……無いみたいだね」

 

「な…何でこんなとこに居るのよ?アンタ」

 

「何でって、なんだかアスカの威勢のいい声が聞こえたから……」

 

 

 

そこまで言うと、シンジはレイプされかけてた女の人に

 

自分の上着を掛けてやった。

 

 

 

「アスカ、介抱してあげて」

 

「…へっ?あ、うん」

 

 

 

シンジはアタシに女の人の介抱を任せると、

 

転がって呻いている馬鹿男達のベルトを抜き取り、三人まとめて縛り上げた。

 

その後傷の具合を確かめ、パトカーと救急車を呼ぶ。

 

勿論、面倒な事に巻き込まれないように、十分に現場から離れてからだ。

 

 

 

 

 

 

女の人を家まで送ってあげた帰り道。

 

コンフォート17までの道程が遠くなった事に、内心ちょっと嬉しくなりながら、

 

シンジと二人っきりで、ゆっくり歩いて帰る。

 

時計はすでに午後八時を回っており、郊外の住宅地の道に人影は無い。

 

 

 

今日はヒカリの相談に付合ったし、(相談の内容は勿論、鈴原の事だ)

 

シンジも夕飯の買い物があったしで、教室で別れたんだけど。

 

まさか一緒に帰れる事になるとはねぇ〜♪

 

これもアタシの、日頃の行いが良いからよね?やっぱ。

 

 

 

黙って歩いてるのも芸が無いし、何か話したいんだけど…。

 

ネルフの事を話題にするのも味気無いしな……。

 

 

 

「シンジ、アンタがさっき投げたヤツ、

 

 ナイフに刺さってたあれ、何だったの?」

 

「ああ、あれ? トマトピューレの缶詰」

 

「成る程。だから血に見えたワケね。計算してやったの?」

 

「ううん、ただ買い物袋の一番上に入れてたんで、投げ易かっただけだよ」

 

「あ、そ。まあ、バカシンジにしちゃ、さっきの立ち回りは

 

 上出来の動きだったわよ? 大分やれるようになったじゃない」

 

「コーチが良いからね」

 

 

 

そう言って、アタシの方に微笑み返すシンジ。

 

 

 

くっ…! コイツの笑顔って、ほとんど犯罪よね!

 

あぁ〜もう!なんでこんなにドキドキするかな?アタシの心臓は!!

 

 

 

照れ隠しに、ちょっと声を荒げて言い返す。

 

 

 

「た・だ・し、『貸しを作った』なんて思わないでよ?

 

 あんなサル、ナイフ持ってたってどーってことないんだから!!」

 

「思ってないけど……、あんまり無茶しちゃ駄目だよ、アスカ。

 

 今日はたまたま怪我しなかったから良かったけど」

 

「ハイハイ! まぁったく優等生よね、アンタって! ま、真摯に聞いとくわ」

 

 

 

シンジは苦笑しつつアタシを見た後、軽くため息を吐いて言った。

 

 

 

「あ〜あ、今日はメニュー変更しなきゃな。予定が狂っちゃった」

 

「メニュー変更?なんで?」

 

「さっき、トマトピューレを駄目にしちゃっただろ?

 

 今日はハヤシライスにする予定だったんだけど……。

 

 明日以降に繰り下げだな、こりゃ」

 

「え〜っ!!ハヤシライスを繰り下げぇ〜!?駄目よシンジ!!

 

 アタシ、ハヤシライス今日食べたいもん!

 

 今からもう一回買い物行こう!

 

 アタシも付き合ったげるからさ!」

 

「無理だよ、もうスーパー閉まってるから。ゴメンねアスカ」

 

「え〜!!そんなの、コンビニで買えば良いじゃん!!」

 

「いつも使ってるトマトピューレ、スーパーにしか流通してないんだ。

 

 アスカ、味が変わったら嫌だろ??」

 

「むぅ〜!!それもこれも、みんなあの馬鹿共の所為じゃない!!

 

 おにょれぇぇ!!! もうニ・三発殴っときゃ良かった!!」

 

「二人も病院送りにしといて、なに言ってんのさ!!

 

 十分過ぎるくらいにやり過ぎだよ、あれは」

 

「アンタだって一人病院送りにしたでしょ〜が!

 

 あ゛〜!!ハヤシライスぅぅぅぅ!!

 

 言われたら、ものすご〜く食べたくなったの〜!!

 

 好物なの知ってるでしょぉ?!ね〜、何とかなんないのシンジ〜!!」

 

「う〜ん、材料が揃わないとどうしようもないよ。

 

 ごめんね、アスカ。今日は……そうだな、チキンドリアでどう?

 

 ハヤシライスの身代わりにならないかな?」

 

 

 

うっ……、チ、チキンドリア!?!

 

そ、それもまた……、す、捨て難いわね。

 

 

………はっ?!

 

駄目よ!駄目よ!駄目よアスカ!!

 

『媚びぬ、屈せぬ、省みぬ』

 

が、アタシの基礎理念なんだから!!

 

アタシが「ハヤシライスを食べたい」と思ったら、

 

その日の献立は万難を排してもハヤシライスなのよ!!

 

 

 

そうやって、必死に自分自身を奮い立たせようとする(?)アタシの耳に、

 

シンジの無情な声が響く。

 

 

 

「こないだ、加持さんがお土産に持って来てくれたチーズ。

 

 ドリアに使うと……美味しいだろ〜な〜?」

 

 

 

加持さんが持って来てくれた……チーズ?

 

あの、北海道産の……?

 

あの、とってもクリ〜ミ〜な……?

 

 

……………………

 

 

ああ……、ごめんね、ママ。

 

チーズ如きに屈する、弱いアタシを許して。

 

 

 

   (二号機内のキョウコ;「アスカちゃん、そんな事でママを呼ばないで…」)

 

 

 

アタシは打ちひしがれた声を絞り出した。

 

 

 

「…………………ハンバーグドリアなら、許す」

 

「はいはい、ハンバーグドリアだね?りょーかい、りょーかい!」

 

 

 

シンジはクスクス笑いながら頷いた。

 

なんか悔しい。

 

何なのかしら?この言い様の無い敗北感は……。

 

 

アタシ、もしかして、もしかしなくても、シンジに子供扱いされてる?!

 

 

 

 

 

 

………………………………ま、いいか。ハンバーグドリアだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アタシは、ふと気付いてシンジの方を見た。

 

視線に気付いたシンジが『何?』という顔をする。

 

 

 

「そ〜言えばアンタ、どうして聞かないの?アタシがあんなコトした理由」

 

「あんな事って………、さっきの喧嘩の事?」

 

「喧嘩にもならなかったけどね」

 

「う〜ん、聞かなくっても、大体想像つくしなぁ」

 

 

 

ほっぺたを掻きながら、シンジが困ったようにアタシを見る。

 

(さてはシンジも、アタシの事『正義の味方』だとか思ってんのね)

 

アタシは何となくそう思った。

 

が………………、

 

 

 

「アスカ、気に入らなかったんだろ?あの男の人たちが」

 

「へ?」

 

「ああいう事する人が、何となく気に入らなかったんでやっつけた。

 

 正義感とかじゃなくって。違う?」

 

 

 

『正義感とかじゃなく』

 

はっきりそう言い当てられて、アタシは少しうろたえた。

 

 

 

「イヤ、そう!そう、なんだけど………。よく分かったわね、アンタ」

 

「アスカと同居するようになって、もう半年だからね。

 

 少しずつだけど、アスカの事も分かってきたんだ」

 

「そう………なんだ?……例えば?」

 

「う〜ん。アスカって、あんまり正義の味方ってカンジじゃないよね。

 

 まぁ、ズルイ人は嫌いみたいだけど」

 

 

 

うっ……、あ、当たってるわ。バカシンジのくせに、よく見てるわね。

 

 

 

「ほ、他には?」

 

「う〜ん、低血圧な事とか、お祭り好きなトコがあるとか……。

 

 まぁ結局、一番良く知ってるのは、食べ物の好みなんだけどね」

 

 

 

そう言ってシンジは、屈託の無い笑顔で笑った。

 

 

 

アタシもつい、微笑む。

 

別に、シンジの言葉が面白かったわけじゃない。

 

 

シンジはアタシの『ホントの所』を分かってくれてる。

 

それがなんだか嬉しかった。

 

『理解者がいる事』よりも、『シンジが分かってくれてた事』の方が嬉しかった。

 

 

 

 

シンジは分かってくれてる。

 

 

シンジが分かってくれてる。

 

 

な〜んだ、そぉかぁ!

 

 

シンジ、分かってくれてんじゃん、アタシの事!!

 

 

えへへへぇ〜♪

 

 

なぁ〜んか、幸せなカンジ。

 

 

此処が自分の部屋だったら、アタシそこら辺転がりまくってたかも?

 

 

 

自然とほころび出したアタシの顔を、不思議そうにシンジが見てる。

 

 

ばか!こういう時は笑って手ぇ握るくらいしなさいよ! ばかばか!!

 

 

はぁ〜〜〜〜

 

 

この鈍感馬鹿が『アタシの気持ち』に気付くのは、まだまだ先になりそうね。

 

 

 

 

 

                           続く……訳が無い

 

 

***************************************

 

 

改訂版につき、後書き

 

 

 

どうも、皆さん。

 

「Myaa’s Room」の寄生虫、K−2です。

 

 

宿主のみゃあ様のご好意により載せて頂いた駄作を、

 

更に今回改訂版に差し替えて頂きました。

 

 

ああ、なんて恐れ多くもド厚かましい事を!

 

 

でも、『改訂版はドンドン送って来てくれて良いですよ』

 

という心優しいメールを送って頂いちゃったんで、

 

「自分で直せるトコは直さないと、ね?」

 

と我が身をを奮い立たせてやってみたんですが……。

 

『改悪』になっちゃった気もするなぁ

 

と言う訳で、以下蛇足なコーナーです。

 

興味ある人も無い人も、読み飛ばしちゃって下さい。

 

 

 

**駄作品解説(又は改訂作業説明)**

 

 

 

 *全体の構成*

 

 

このお話は投稿BBSに1時間半ぐらいで書き込んだモノだったので、

 

推敲どころか、ストーリーすらまともに無いような状態。

 

 

「ただ喧嘩して、家に帰る途中にちょっと喋って終わり」

 

 

という、味気も素っ気も無い話でした。

 

で、これじゃあんまりだ、ってことで、

 

 

「喧嘩の時は颯爽としてるけど、考えてる事はへっぽこなアスカ嬢の話」

 

 

と言う風に、多少の路線変更をしてみました。

 

で、告白こそしてないものの、『シンジはお気に入りの男の子』

 

ぐらいの扱いにしといてラブラブ度も引き上げ、よりLASっぽくしてみました。

 

(でも、さり気にシンジ君も強いのでLAS’Sになるのかな?これは)

 

 

 

 *二人のアクションシーン*

 

 

喧嘩の仕方はかなりエゲツ無いので、貞本アスカの凶暴版ってカンジですが、

 

まぁ、軍隊格闘技に近い物を習ってるでしょうから、こんなもんでしょう。

 

目突きとか金的とかしない所に、アスカ嬢なりの手加減を感じて下さい。

 

ただ、くれぐれも、真似しないようにして下さいね?

 

ここまでやると、確実に過剰防衛です。

 

 

 

 *ハヤシライスとドリア*

 

 

ハヤシライス。食べたかったんですよ、これ書いてる時。

 

ま、それはともかく。

 

 

よくLAS・SSなんかで、シンジがイタリア料理とかを、

 

アスカ嬢に作ってあげてるのとかありますよね。

 

なんかあれ、シンジ君には、似合わないなって思いません?

 

シンジ君って、どちらかと言うと『レストラン』っていうより、

 

『洋食屋さん』系のメニューが得意そうなイメージがあるんですけど……、

 

(あと中華料理も)

 

そういうのって、私だけなのかな?

 

 

ドリアについては

 

 

「……女はドリアだ!!」((C)モトミヤ先輩)(笑)

 

 

ってことで………(判る人だけ判って下さい)

 

 

 

************ 閑話休題 **************

 

 

 

このお話、実は私的には、

 

拙作『HAPPY IN LOVE』の

 

(みゃあ様の名作『エヴァH』の番外編……のつもりです。非公認ですが(笑))

 

続きだったりしたり、しなかったり……。

 

何故『HAPPY IN LOVE 2』にしなかったかと言いますと、

 

前作より更に増して『エヴァH』のアスカ嬢の性格から、

 

かけ離れてしまったからです!!(駄目じゃん)

 

凶暴だし、妙にへっぽこプ〜だし、ねぇ?

 

 

まあ、でも、こんな書き方なら、まだ続き書けそうな気がするので、

 

もし『続き書けヤ?オラァッ!!』という心温まるメールが届いたら、

 

も一本ぐらいヒネリ出すかもしれません。

 

 

苦情でも感想でも苦情でも、それなりに歓迎します。

 

何かあったら、一行でもいいんでメール下さい。

 

 

それでは、また……。

 

 


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(updete 2001/06/11)