それが何時のことであるかは判らぬ。
遙か彼方に、過ぎ越し時であるやも知れぬし、
悠久の後に、訪れるべき時であるやも知れぬ。
されど、それが如何なる刻であったかを語ることは許されよう。
天と地は、再びまみえる事なきほどに分かたれが、
未だ海洋と大地は、互いの領域を激しく争っていた。
神々が既に、彼の地より離れて久しいとはいえ、
光と闇は、混然と彼の地にわだかまっていた。
紅夢話
大陸の中央部にある砂漠。
彼の地の空は、一点の曇り無く紺碧に澄み、
日輪は余すことなく、地を焦がす。
その広大なこと、まさしく砂の大海と呼ぶに相応しい。
その砂波に溺れ、独り倒れ伏す者が在った。
それは、幼き様を残せし少年。
粗末な旅の衣を身に着けし、黒髪の常なる者。
世に在りし者達と些かも違わぬと見ゆる者。
半時を待たずして、その微かな呼気は止まり、
千歳の時を経て、その華奢な躰は砂と化そう。
その様なことは、悲劇と言うには及ばぬ。
砂海に呑まれるは、これが最初でも最後でもあり得ぬゆえ。
されど、如何なる仕儀に因りてか、
少年がその身を砂底に沈めることはなかった。
絶えて然るべき命を拾われた少年は、黒眼を開く。
そこに写るものに少年の眼は奪われる。
少年が横たわるは、砂海に浮かぶ翠の小島。
辺りの灼砂漠とは別世界の如き小さな泉。
泉の周囲には、決して多くはないが、木々が茂り、
それらの落とす影の一つが、少年を優しく覆う。
これらに少年が気づくには、些かの時を要する。
穏やかな緑樹も涼しげな泉も、少年の眼を奪えはせぬ。
横たわる少年の傍らには、命を救った者が在り、
この者の姿こそ、黒瞳を捕らえて離さぬゆえ。
傍らに立つのは、少年とさして変わらぬとも見える年頃の若き娘。
少年を嗤うが如く見下ろす瞳は蒼青。
如何なる物を持ってすれば喩えられようか。
青玉よりもなお輝き、晴天清泉よりも澄み渡るその蒼を。
その身を覆うは、真紅の装い。
まさに猛く燃え盛る炎火の色。
灼海を泳ぐに、それは疎ましいとも思えようが、
鮮血にも似たその彩色も彼の者が纏えば、些かの重みも感じはさせぬ。
その肢体は一毛ほどの過多も無く、一髪ほどの不足も無い。
完璧と言うも愚かな曲影を描く。
あたかも白煌玉を磨き上げて創られたよう。
もとより、これほどのものを創り得る匠など、在ろうとも思えぬが。
蜘蛛糸よりもなお細いと見えるその髪は、
黄金色に輝きて、長く艶やかに、娘の背を流れる。
その長髪は、技巧を凝らして結い上げし様よりも、
ただ薫風に吹かれ乱れる様こそ、美しかろうと思われる。
何より際立つのは娘の背にある真紅の翼。
娘の纏う炎衣さえ褪せるほどの鮮やかさ。
今は悠然と畳まれしも、その紅は見る者の眼を焦がすもあり得よう。
その軽やかな一羽さえも、天空の大輪に劣らぬ光輝。
その翼を含め、その麗しき姿は、今在る喜びと今を生きる楽しみに光り煌めく。
斯くの如き娘の全てが、娘が人に非ざるを教える。
この者は飛天の一族。
一族とはいえ、飛天はただ独りにて一族を成すのではあるが。
永遠にも似た、僅かな時が流れた後に、
ようやく少年は我に返る。
何事かを言おうと口を開くが、焼き乾いた喉から声は出ぬ。
もとよりこれ程の者を前にして、声を出し得る者など在ろうか。
その様を翼ある娘は、何処か可笑しげに眺め、
少年が身に着けていた革袋を投げ与えた。
空であった革袋は泉水に満ちており、
それは如何なる美酒よりも美味しものであったろう。
喉に潤いが戻りし後も、少年の口数は少ないが、
翼ある娘は構わず、華やかに語りかけた。
自らを アスカ と名乗り、
たわいのない、されど少年にとっては驚くべき、事柄を取り留めなく話した。
その様な会話とも呼べぬ振る舞いを暫し続けた後、
娘はそれに飽いたのか、真紅の翼を羽ばたかせ、
蒼天の彼方へと飛び消えた。
後には呆然とした面もちの常なる少年のみが残された。
彼の翼ある娘が少年を救いたるは、慈愛や親情が理由ではあるまい。
そのようなものに委細囚われず、今瞬を生きるが飛天の性。
如何に思われるとも、ただ自身の心のままに振る舞うが飛天の娘。
おそらく、天空を飛び交う内に、たまさか目に留まった玩具を戯れに拾ったにすぎぬ。
それから七日も経った頃であろうか。
常の如く空を駈けていた翼ある娘は、再び彼の泉を訪れた。
その折り、かつて助けた少年を覚えていたかは疑わしいが。
されど少年は変わらず、彼の地に留まっていた。
少年は一人水辺に腰掛け、娘に気づいた風でもなく異国の楽器を静かに奏でる。
あまねく世を識る娘にとって、その音は拙いものではあろうが、
静謐という他ない調べには、或いは何かが在ったのやも知れぬ。
少年が演じ終えると、無造作な言葉と拍手でそれを讃えた。
少年にとって思いもかけぬ讃辞であったのだろう。
怯えたかの如き、驚愕の瞳で振り返るが、
翼ある娘の姿を認めると、戸惑いながらも穏やかにそれに応えた。
少年と娘は再び取り留めのない緩やかな時を過ごした。
その様なことが幾たびか繰り返された。
娘はあくまで気まぐれに舞い降り、気まぐれに飛び去る。
少年のことなど歯牙にもかけぬ風ではあったが、
自らは必要とせぬはずの様々な食物を携えるを怠りはしなかった。
少年は、娘が訪れし時は優喜の色で瞳を輝かせ、
娘が去りし時は寂悲の色で瞳を曇らせる。
娘を追うには、地を這うしか生きる術を持たぬ少年に為す術は無く、
娘が一処に留まり続けるは、娘の紅翼と気性がそれを許さぬ。
その様に娘が気づいたのか、常の気まぐれであったのか、定かではないが、
或る日、翼ある娘は少年を空宙へと誘った。
少年が否とするはずもあるまい。
娘に抱えられ、蒼天へと舞い上がる。
少年は広がる地平と迫る天空に、ただ感嘆の声を上げることしかできぬ。
果たしてどれ程のものを眼にしたのか、常なる者には想うこともかなうまい。
それはまさに夢の如き刻であったに違いない。
或いは翼ある娘にとってもそうであったかも知れぬ。
されど夢は覚めてこそ夢。
何時しか二人は許されざる程の高見へと舞飛んでいた。
常なる少年にとっては耐え得るものではない。
その空の蒼さとその陽の輝きは。
娘が覚めたときには既に遅い。
そのたおやかな腕の中に、少年は最早おらぬ。
そこには物言わぬ屍躯が在るのみ。
娘はそれを抱えたまま、眼下に聳え立つ高嶺の頂に降り立った。
そこは余りに高く、辺りは荒涼とした岩塊だけが在ったが、
娘の翼が小さく翻ると、忽ちの内に窪みの如き穴が生じた。
娘は泣き嘆くこともなく、少年であったものを無言のままに埋め、
これまでと同様、軽やかな翼音のみを残して飛び去った。
その後、翼ある娘がそこに訪れることもあった。
かつての如く、瑞々しき果実などを携えて。
されど、荒れ果てた高頂の岩墓に、人はおろか鳥獣さえ近付かぬ。
果実はただ噎せ返るほどの甘き腐臭を放つのみ。
娘はその様を静かに眺めていたが、
或る日、日輪を睨むが如く一瞥すると、閃光の如く飛び立った。
娘はただ一筋に南へと向かう。
幾月も馳せ続け、遂に世の果てとも思える地に飛び至る。
そこは氷雪に覆われし、酷寒の地。
吹き荒ぶ烈風は冷刃と成りて来訪者を拒み続け、
等しく地を照らすはずの日陽もここには届かぬ。
娘はその凍空の真中を切り裂くが如く疾飛する。
さらに幾日かを経て、昏き顎を開く坑の淵へと辿り着く。
娘は墜ちたる様に氷地に降りると、
躊躇いを見せることなく、奈落へと身を躍らせた。
その坑の深きこと、紅光の如き娘をして底下に至るに七日を要した。
底下にて娘を迎えしは、冷寒の国にも勝る異様なる国。
彼の地にて、水は低きから高きへ流れ、光は地より薄く漏れ出る。
これほどの異景に囲まれるとも、翼ある娘は些かも動じぬ。
聡賢この上ない娘は、ここが現世と冥府の狭間に在るを知るゆえ。
娘は辺りを眺めると、再び自らを紅光と化した。
飛び目指すは彼方に見ゆる漆黒の館。
娘の翼を持ってせば、さしたる時も懸からぬはずではあったのだが、
どれ程時を費やすとも、辿り着くとはとても見えぬ。
長きに渡る飛旅ゆえ疲労の色は隠せぬが、尚も娘は諦めぬ。
鋭澄極めし一振の剣刀の如く地に立つと、
その炎翼を悠瓏と広げ、紅光を八方に解き放つ。
比類無き輝煌は彼の地の黄昏を打払い、余りに強く辺りを照らした。
彼方の黒館に光が届くかと思われたその瞬間、
娘の眼前に突如、独りの影が立った。
見る者の眼はおろか、魂魄さえも焼き尽くす光中に在ると雖も、
その細やかとも見える影姿は、揺るぎもせぬ。
それを認めた娘もまた、慌てるでもなく翼を収める。
自らの望む者が現れたを承知したのであろう。
娘の前に立つは、銀髪緋眼の少年とも見ゆる若者。
若者もまた自ら玲瓏たる光を放つとも見える。
その姿は、常なる地にても、人と見紛うはずもない。
陽光下では知らぬ事、彼の地にてはさしもの娘も霞むほどの麗しさ。
されど、取り巻く昏闇はなお濃さを増したと見えるは如何なる事か。
若者が浮かべる翳り無い笑みがゆえとも思えぬが。
若者は咎めるでもなく、揶揄するでもなく、問いを放つ。
既に答えを識る風ではあったが。
「汝は誰か?
望は何か?」
翼ある来訪者は、挑むが如く名乗り上げ、自らの望みを刮然と伝えた。
その猛炎の如き応も、若者の振る舞いに淀みを与えることかなわぬ。
若者の笑みは些かも変わらぬ風ではあったが、
その輝きは更にも増したと思われる。
「 空を翔る鳥 よ。
如何なる望みも、見合うに足る代償を要する。
君の望みは、その紅翼が代価になる。
七百日毎にひとひら、その羽根を君の求めるものに捧げるといい。」
優しく紡がれたその言葉が如何に酷かは、余人では解せぬ。
飛天にとって翼は飛ぶためだけのものに非ず。
それは自らの誇りにも勝る掛替え無きもの。
自命を差し出すであればまだ、娘は心安らかであったろう。
翼ある娘はその身を震わせ、暫し俯いたかに見えたが、
碧青の瞳で血緋の瞳を一瞥すると、身を翻し飛び去った。
残された若者に如何なる笑みが浮かんだか。
娘がそれを知らぬは、僥倖というべきやも知れぬ。
娘の帰路は往路にも増して辛いものであったろう。
その胸に、余りに重き答えを得たゆえ。
されど、その飛路は揺らぐことはなかった。
高頂の岩墓の前にて、翼を休める。
青玉の瞳は曇り無きも、震えは隠せぬ。
娘はそのままに、時が風の如く流れるに任せていたが、
暁の光が届くと、細き指を真紅の翼へと緩やかに伸ばし、
その一枚を、雷光の如き勢いにて引き抜く。
その痛みは身体ばかりか魂魄までも引き剥ぐ如きであったろう。
耐え得るはずもない酷痛に、娘は赤羽を握り締め、無言のままに耐えた。
紅幽華の花弁の如き唇の間から、如何なる声も聞こえはせぬが、
その身躯の全てから、声に非ざる悲鳴が溢れる。
娘は震える指もて、一片の鮮赤の羽根を墓標の梺に埋めた。
翼からは赤玉の如き一滴の血が流れる。
それは、常なる血の如く地へとは落ちぬ。
代わりに一掴みの赤き霧と成りて天へと還昇する。
その緋霞は、娘の背に靡く長き髪を掠め、
それに触れた金光に輝く一筋の髪を、朱彩に染めた。
娘にそれと気づくだけの余裕などあるまい。
ただ乾き震える蒼瞳で、埋塚を見つめるのみ。
そのまま、麗しき偶像の如く立ち尽くしていた娘ではあったが、
夜の帳が覆うころ半ば気失するようにして、眠りに落ちた。
翌朝、娘が目覚めた時、その眼は僅かに見開かれる。
何も無きはずの墓塚に翠に光る小さな樹芽を見つけたゆえ。
それからも娘は独り彼の地に留まり続け、
日陽が七百度昇る毎に一度、血羽根を一枚埋めた。
その約束の日が巡る毎に、一筋の金輝髪を染め、
しなやかなその身から、聴くことのできぬ哭を放つのみ。
この贄儀は、およそ信じられぬほど繰り返された。
娘の紅翼は余りに大きく、その緋羽根は余りに多きゆえ。
翠芽は至極緩やかに育ちはしたが、
幾度春が訪れるとも、一輪の花も一個の実も付けぬ。
それは、どれほどの長きに渡ったか。
人の身にては知ることはかなわぬ。
その間、幾数の国が興り、幾数の国が滅んだか。
それすらも、常なる身にては知り仰すこと難きほどなれば。
飛天である娘は年老いることこそ無かったが、
それを幸いという者は、その愚かさゆえに呪われよ。
娘が捧げるは、余りに辛痛な供物ゆえ。
娘が過ごすは、余りに酷虐な時間ゆえ。
娘のその命ゆえに輝いていた躰は病み衰え、
美しく澄み渡っていた瞳は虚ろに在るのみ。
その姿が斯くの如く無惨に変わり果てるなど誰が思おうか。
ただ、漆黒の館に住まう銀髪緋眼の若者は別かも知れぬが。
その永劫とも思える無慈悲な時も、何時しか潰える刻が訪れる。
娘の背に翼は無く、ただ一片の羽根が残されたのみ。
翠樹はいかほどの高さか判らぬほどの巨樹と成っていた。
されど、未だ一輪の花も咲かせぬままであった。
娘は昇陽の光の中、骸の如き指で最後の紅羽根を樹の根本に埋めた。
されど、辺りには如何なる変化も訪れぬ。
娘もまた、如何なる動きも見せず、立ち尽くす。
常の如く、背に在る痕から紅霞が昇るのみ。
その渇口からは一言の声も漏れず、その虚眼からは一縷の光も表れぬ。
日輪は無慈悲に昇り、無情に地を照らす。
世は斯かる様など構わず移ろい、
時は如何なるものにもその流れを止めぬゆえ。
やがて陽は地平に近付き、その光色を茜に変えた。
その紅光に晒されると、それまで揺るぎ無く在り続けた樹が震えた。
青々と茂る葉の間から、見る間に小さき蕾が産まれ膨らみ、
無数の真紅の花々を咲き乱れさせた。
樹は巨塔の如く大きく、枝葉は天蓋の如く広がる。
されど、その翠緑も全て紅に霞み消えたと見える。
それは落陽に照らされたばかりがゆえではあるまい。
花々の数多きこと、満天の耀星にも劣らぬほどなれば。
花の一つは娘の羽根一枚ほどの大きさではあったが、
娘の炎翼の如き輝きを放ちはせぬ。
その紅彩は夕陽に熔け消えるが如き優しき紅ゆえ。
花はその紅陽と同様、刹那と思えるほどの内に散り急いだ。
人なる者の言葉の何という貧虚さよ。
その様なものでは如何にしても、その万分の一を表せぬ。
朧麗というには余りに綺輝。
艶美というには余りに儚煌。
無音のままに舞い乱れる花弁は、緩やかに揺蕩い降りしきる。
瞬刻、花霞は渦巻き、立ち尽くす娘を包んだかに見えたが、
吹き寄せた一流の風に乗り、彼方へと飛び昇った。
既にそれを追う術を持たぬ娘は、変わらぬ立姿で残された。
されど、毟失せし紅翼こそ戻りはせぬが、その様相は一変していた。
病み痩せた躰は艶柔さを取り戻し、かつての如き麗輝に満ち溢れる。
虚濁であった瞳は、深遠な識智と豁然とした意志を秘める光煌を放つ。
斯かる様こそ、今生きるを楽しみ、今在るを喜ぶ者に相応しき姿。
やがて、娘は驚愕の色を浮かべた瞳で大樹を見仰いだ。
おそらく意図したことでは無かろうが、
引き寄せられた如く手を伸ばし、幹皮に触れると、
遙か以前、白銀の若者を前に一度だけ口にした自らの望みを再び呟いた。
娘の言葉が終わると同時に、樹の幹は雷電に打たれた如く裂けた。
その狭間から、転び現れるは彼の少年。
少年の両眼は閉じ塞がり、その身は地に倒れ伏す。
かつて娘が埋めた様と些かも変わらぬとも見える。
されど、その唇からは微かな呼気が漏れ、
少年の眠りが、初めに娘が救いたる時と同じく、やがて覚めるを教える。
娘もまた、その始まりの刻と同じく、横たわる少年の傍らに立ち、
それ以上何も為さぬまま、少年の黒眼が我が身を写すのを静かに待ったという。
永き眠りより覚めて後、少年の目を奪いしは何であったろうか。
飛天の娘を飛天たらしめていた、失われた緋翼とも思われるし、
かつて金色に輝きしも、今は紅に染まった長髪とも思われる。
或いは、青玉の瞳から溢れこぼれる、余りに清澄な雫であったかも知れぬが。
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どうも、Kitaです。四度目です。 またしても懲りることなくこんなものを送らせていただきました。
今回も前作「白幻話」と同じく、EVAキャラを使ったファンタジー。 しかし、これは続編ではなく別バージョンです。
というより、“リミックス”といった方がいいかも知れません。「白幻話」がREI mix、「紅夢話」がASUKA mixといったところでしょうか。
ストーリーはこのテのお伽話のお約束(前回もお約束でしたね)死人蘇生物です。 (ああっ 独創性が…)
今回の目標は、前回に引き続き「心理描写無しで、できるだけ饒舌に情景描写のみを書こう」です。
さらに、「趣向はそのままで“白”とは色々変えてみよう」も加えてみたつもりです。
そういう訳で、舞台はあちこち変わり、主要キャラ以外のエキストラはいませんし、ヒロインはちゃんと行動します。
(でも、名前が一つしか出ない、セリフが一人にしかない、インチキな造単語が多い、等々 姑息さは全く変わりませんね)
こんなストーリー以外の小細工だけを考えた物ですが、読んでくださった方が“違和感”のようなモノを感じるようにとガンバったつもりです。(ただ“鬱陶しい”だけだったら、すみません)
それでは、こんな読みにくいモノを読んでくださった皆様 その機会をくださったみゃあ様 本当にありがとうございました。
失礼します。