新世紀エヴァンゲリオン

■アスカ様、犬になる■

(2)

Written By.みゃあ

 


 

あの後……あたしはさんざんだった。

 

くそぅ……みゃあめ、最初に殴ったのを根に持ってるのね……。

 

ぼ、ボロボロだわ……。

 

シンジぃ……(T_T)

 

 

 

(ナレーション)さて……あの後何があったのかというと……。

 

 

 

………。

 

………。

 

ぶるぶるぶるっ。

 

さ、寒いわ……相田と鈴原のせいで、体中が痛いし……。

 

 

「あ!センパイ見てください、捨て犬です」

 

「あら、本当……(きゅぴ〜ん)」

 

はっ……殺気!

 

あ、あれはスーパーマットサイエンティストとレズ女じゃないの!

 

「うふふふふふふ……いいものを見つけたわ」

 

 

 

(ナレーション)リツコは、犬に対しては容赦がなかった

 

 

 

め、目つきがアブナイわ……まさか……。

 

「さぁ〜、捨て犬ちゃん……エサをあげるから、こっちにおいでなさい」

 

な、なによ。

 

そんな骨なんてプラプラさせても、あたしは誘いには乗らないわよ……って、

 

「ワンワンワンっ!」

 

「ふっ。さすがは犬畜生ね…単純だわ」

 

「さすがはセンパイです!」

 

あああああっ!い、いつのまにぃぃぃぃぃっっ!!か、体が勝手に……

 

はっ、離しなさいよ、リツコっ!!あたしよっ!超絶美形アスカ様よっ!!

 

「きゃんきゃんっ!」

 

「あらあら…元気がいいこと。うふふふふ……そう、実験動物はこれくらいイキが良くないとね」

 

こっ、殺される…このままでは……くっ!

 

ガブっ!

 

「あっ!」

 

「センパイ!」

 

今だっ!!

 

しゅたたたた〜〜〜〜〜〜〜!

 

「マヤ!逃がすんじゃないわよっ!」

 

「はいっ、センパイ!」

 

だぁぁぁぁぁぁぁっ!!助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜……。

 

 

 

(ナレーション)この後彼女は、雨の中1時間も全力で逃げ回るハメになった。…けけけ。

 

 

(つづく)


 

みゃあの後書きらしきもの

 

楽だわ〜。これ(笑)。

もうしばらくバカ小説にお付き合いくださいね(^^ゞ