機動戦艦ナデシコ
「艦長。みんなお昼いっちゃいましたけど・・・」
「ふみぅ・・・ルリちゃんも行ってらっしゃ〜い・・・」
「はい」
くるり。
「・・・ルリちゃん」
ぴた。
・・・くるり。
「はい?」
「この艦(ナデシコ)にはもう慣れた・・・?」
「はい・・・」
「そうよねぇ・・・慣れたわよね。ルリちゃん、この艦好き・・・?」
「・・・・・」
ちらっ。
こくり。
「そうよねぇ・・・好きよね。私もアキト大好きよ」
「・・・・・・(-_-)」
「ルリちゃんは?」
「?」
「ルリちゃんは、好きな人いないの?誰が一番好き?」
「・・・・・・」
ちらっ。
・・・・・・・・。(考えている)
・・・・・・・・。(考えている)
ちらっ。
もじもじ・・・。
「・・・テンカワさん」
「えーーーーーーっっ!!!ダメよ、だめだめっ!アキトは私が好きなんだからっ!いっくらルリちゃんでもこれだけは譲れないわ、だめったらダメ!」
「・・・・(-_-;)ま、それは置いといて」
「あーん、ルリちゃん軽くあしらわないでよぅ」
「・・・あの人、いつも笑ってくれるから。だから・・・」
「いやんいやん!『あの人』だなんて呼んじゃいやん!それは私がアキトの奥さんになったときの呼び方なのぉっ!」
「・・・・・(-_-;)(聞いちゃいない)」
・・・・・・・。
「テンカワさんに限りません」
「へ?」
「この艦の人たち・・・みんな笑ってくれます。ミナトさんも、メグミさんも、アオイさんも、そして艦長も。みんなみんな笑ってくれます。だから・・・すきです。ナデシコすきです」
「ルリちゃん・・・・・。うんっ、そうだよね!私もこの艦だぁ〜い好き!」
「はい」
「でもね、ルリちゃん・・・」
「?」
「アキトのことだけは絶対譲れないからね」
「・・・・・・」
くす。
「あ!ルリちゃん、今笑ったでしょう」
「いえ、別に・・・」
すき。
馬鹿ばっかだけど・・・私はこの艦(ふね)がすき。
『・・・・・』
もちろん、思兼もね。
『・・・・(ぽっ)』
(おしまい)
みゃあの後書きらしきもの
ふい〜。
・・・・なんでしょ、これ?(爆)
ま、まぁ最初だから小手調べってことで許してください(^^ゞ。
あえてセリフと擬音(?)だけにしたのもまだ上手く表現ができないからです。
次回はもう少しましなものを書きたいな・・・。
読んでくださってありがとうございました。