■リナ、その受難の日■

（中編１）

Ｗｒｉｔｔｅｎ ｂｙ みゃあ

　

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「どひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ！」

「おへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ！」

「へげもろぉぉぉぉぉぉぉぉっっ！」

　

……ぜはーっ、ぜはーっ、ぜはーっ！！

　

一通り意味不明の叫びを発して混乱を表現したあたしは、なんとか自制を取り戻した。

　

…………。

…………。

こ、これは………。

　

ちらっ…。

　

ギンギン！

　

あああああぁぁぁっっ！やっぱし！

そう。噂には聞いてしたが、これが「勃起」というものらしい。

あたしの股間からは、とんでもなくグロテスクなものが、天をついてそそり立っている。

　

かぁぁぁぁぁっっ！

　

今ごろ頬が熱くなってきた。

話には聞いていたし、頭では理解しているのだが、いかんせんあたしは純情可憐な乙女である。（ホントだってば）

こんなものをまじまじと見るのは、さすがのあたしも恥ずかしい。

　

「こ、こんなもの、ほっときゃ直るわよ……」

　

あたしはなるべくソレを見ないようにしながら、服を身に付け、完全に無視を決め込むことにした。

　

　

…………。

…………。

　

……一時間経過。

　

　

ギンギンギンっっ！

　

「うぁぁぁぁぁぁぁっっ！前よりひどくなってるっ！？」

　

ソレは、全く衰える気配がなかった。

気にしないようにしていたのだが、なにしろ………下着にすれる。

女物の下着だから当たり前なのかもしれないが、先端部分がものの見事に飛び出てしまうのだっ！

それがズボンにすれて、ことあるごとに反応してしまう。

　

ギンギンギンっっ！

　

………だあああああっっっ！どーすりゃいーのよっ！

　

ギンギンギンっっ！

　

「どーしよー……」

　

あたしは途方にくれた。

先ほどガウリィがあたしを呼びに来た。

朝ご飯の時間になってもあたしが食堂に現れないので不審に思ったらしい。

その時は、『お腹が痛い』と誤魔化しておいたが……お腹すいたよぅ。

まさかンナことガウリィに相談するわけにもいかない。

それはゼルもおんなじことだし、ゼロスに至っては論外。

　

アメリア？

　

…………。

　

ダメダメ。こーいうことは同性の方がかえって話しずらいのだ。

第一、こんなモノ見せられるワケがない。

　

はぁ………これはやはり自分ひとりで何とかしないといけないのだろーか……。

　

ギンギンギンっっ！

　

股間は相変わらずの状態である。

　

「ふぅ……こーなったらヤるしかないか」

　

やはり聞いたコトがある。

こーいう状態になったら、一回スれば元に戻る、と。

　

…………。

……え？何をスるのかって？

　

かぁぁぁぁぁぁぁぁっっ。

　

ンなこと聞くんじゃないわよっ！！

　

…………。

…………。

　

ごくり。

　

よ、よし……やるわ。

　

ドキドキドキドキ………。

　

そぉ………。

　

むにゅ。

　

「おひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ！！」

　

き、気持ちいいやら、悪いやら……。

　

むにむに……。

　

「うぅぅぅ……なんでこんなこと……」

　

下半身丸出しで、ソレをいじくり回す自分の姿を想像して、あたしは情けなさに涙するのだった。

　

　

（つづく）

　

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次回予告

　

いやだいやだといいつつも、結構乗り気のリナ！！

はたして膨張は収まるのか！？（笑）

ためらわずに行け！リナっ！！

　

「次回も、見てくれないと（ピー！）しちゃうぞっ！」

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みゃあの後書きらしきもの。

　

また続いてしまった……(^^ゞ。

もう開き直り（笑）。

今日はホントは書く予定じゃなかったんですが、掲示板にて言われたので続きをば。

…でもまだ今回は「本題」には入ってませんねぇ。（爆）

スレイヤーズ！を原作に忠実に書いて、なおかつ１８禁にする！

こりゃ難しいわ（笑）。

ｒｅｌｅｎｔさま、ご指導お願いします（爆笑）

ではまた！

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