新世紀エヴァンゲリオン

■素直になれたら■

続・素直なこころ(3)

Written By.みゃあ

 


 

「……お目覚め、シンジ?」

 

アスカは顔を上げると、濡れた唇でいたずらっぽく笑った。

 

「お、おはよう、アスカ」

 

「ふふ……ココはもうとっくにお目覚めみたいよ?」

 

「あっ…!」

 

アスカはわずかに潤んだ目をシンジの顔に据えたまま、舌先で先端の穴をついぱむように叩く。

 

弱い部分を責められて、シンジはのけぞった。

 

そんなシンジの顔を見ているだけで、ついついアスカは濡れてしまう。

 

じゅんっ…という音が聞こえそうなほどに……。

 

「シンジ……このままイきたい?」

 

アスカはシンジのペニスを握って、ぐりぐりと弄びながら、やはりいたずらっぽく聞く。

 

「え!?……いや、その……」

 

しどろもどろになるシンジをアスカは目を細めて見つめる。

 

全く、シンジの初心(うぶ)なところは少しも進歩がない。

 

とはいえ、アスカはシンジのそんな純真なところも大好きなのであるが。

 

「う・そ。ね、シンジ……あたし本当はね、シンジのを射精させたくてたまらないの……シンジのこってりとしたやつを呑みたくて仕方ないのよ……?」

 

潤んだ瞳でアスカは大胆なことを言う。

 

心なしか目元が朱に染まり、息も荒い。

 

「ちょ、ちょっと、アスカ…そんな」

 

妻の大胆さに、シンジの方がよほど赤面してうろたえる。

 

ただシンジは、アスカの想いがあまりにも高まると、こんな風に大胆になることを今までの経験から知っていた。

 

アスカは、シンジのことをずっと考えていたため、どうしようもなく昂ぶってしまったのだ。

 

「シンジ……あたし発情しちゃってるの。……責任とってね」

 

その言い方があまりに色っぽくて、シンジはこくりと喉を鳴らす。

 

普段見られない姿だけに、こうなると興奮はいやが上にも盛り上がろうというものだ。

 

「だから……朝一番の濃〜い精液を、あたしのお口に…ね?」

 

「い、いや、あの……」

 

さすがに素直にうん、とは言えずシンジはしどろもどろになる。

 

アスカはもどかしげに垂れかかってきた髪を払いのけると、返事を待たずに再びシンジのモノを咥え込んだ。

 

「あむ……くちゅ…ちゅっちゅっ……ちゅるっ…ぴちゅ……ちゅぽ」

 

「うわっっ……アスカ、ダメ…そんな、いきなり強くしたら…ああっ!」

 

自分の言葉に淫らな気分になったのか、アスカは大胆にシンジのペニスを責め始める。

 

頬の内側を使って先端をなぶると、唾液をたっぷりとまぶした右手で袋の中のボールを転がす。

 

その動きが絶妙で、シンジはあっという間に達しそうになる。

 

「あ、アスカ……ちょっと、緩めないともう出ちゃうよ……」

 

シンジの悲鳴に、アスカは満足げにうなずく。が、一向に止めようとしない。

 

「んふ……このまま出すの。あたしのお口に温か〜いミルクを噴き上げて?飲ませてね」

 

その言葉だけでもイきそうなところへ、アスカはラストスパートに口と手をいっぺんに使ってシンジを責め立てた。

 

「うあっっ!あああーーーーーっっっ!!!」

 

びしゅっ、びるるっびるるるっ、びゅるっ、どくっ、ずびゅっっ!

 

昨夜あんなに出したのに、信じられないほどの量の精液が、アスカの口内に注ぎ込まれた。

 

アスカは舌を使って上手に迸りを受け止めると、満足そうに注ぎ込まれる熱いものを飲み下していった。

 

「はあ、はあ、はあ、はあ………」

 

「ん……んん……ちゅるっ…ごくっ」

 

射精が終わってもアスカは袋をやわやわともみしだき、中に残っているものもすっかり吸い出した。

 

ちゅぽっ……。

 

唇とペニスの間に粘質の糸を残しながら、アスカは顔を上げた。

 

ちゅ……。

 

「んんっ……!」

 

間髪入れずに、シンジはその唇を自分の唇で塞いだ。

 

そのまま息のつまるような貪るキスへと移る。

 

「ん……ふ…ちゅるっ……」

 

あんな行為の後に、すぐにキスをしてくれる。

 

そんな旦那様の優しさに、アスカはうっとりと身を任せるのだった。

 

 

(つづく)

 

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みゃあの後書きらしきもの

 

ども、またまたみゃあです。

ふうっ……また間が開いてしまいました。

藤太郎さま、毎度毎度、遅くなって申し訳ありません。ようやく3話をお届けします。

今回は、アスカ様淫乱はふんはふんバージョン、18禁ゴーゴー(笑)なモードでお届けしました。

いやぁ…直前まで書いてたのがものすごくHだったもので、ついつい引きずられてHになっちゃいました。

ただしてるだけの、全く内容のない小説ですが、お許しを…(^^ゞ。

 

う〜〜む。

次あたりでレイを出したかったのですが…「希望」本編でレイとは結婚式以来会ってない、とはっきり書いてしまったからなぁ……どうしよ。

ま、なんとかなるでしょう(笑)。(←いーかげん)

 

毎回こんなのばっかで食傷気味かもしれないので、小話をひとつ送るかもしれません。

どうせたいしたことないので、期待しないで待っててね(オイ)

ではでは。

 

みゃあ