BIRTHDAY
後編 聖女タチの悦び
「碇くーん。」
今度はレイがシンジに飛びついた。しかもノーブラで。
「レイやるわね。あたしタチも負けてられないわよリツコ。」
「ええ。」
と、2人とも一気にノーブラ状態。
爆乳コンビに、レイに抱きつかれながらもついつい見入ってしまうシンジ。
「あんたたちーーーーーーーーーいいかげんにしなさい。ナニ考えてるの!!!!!」
「「「「なにって。」」」」
「そんなことも分かんないのアスカ?」
「な、ナニがよ!」
「な、ナニって、簡単じゃない。みんなシンちゃんとSEXしたいっていってんのよ。」
「バッカいってんじゃないわよ、どうしてアンタ達がそんなこと・・・」
「どうしてあなたはそんなことを言うの。」
「ファーストっ!」
「レイちゃん、アスカちゃんもシンジ君とエッチがしたいのよ。」
「そ、そんなんじゃない。」
「じゃあ、なんなのよ、別に良いじゃない。アスカにエッチしてくれって頼んでるわけじゃないし。」
「だ、だけど。」
「ほらね、理由なんてないでしょ。・・・・じゃかこっちは続きをしましょうか?ってアンタ達抜け駆けしてんじゃないわよ!」
さっきからの多重攻撃でボーっとしているシンジ。
その隙にT−シャツ、ハーフパンツを脱がされる。
トランクス一枚の状態だが、ナニかが引っかかってなかなか抜けない。ナニが。
「れ、レイちゃん。そんなに強く引っぱっちゃダメでしょ。」
「・・・・・・・・。」
「あぁーん。」
「せ、先輩ずるいですよ。」
シンジの右手はリツコのパンティーの中。
なにやらモゾモゾ動いている。そのたびにリツコのからだがビクンビクン震えるのだが。
ネロン。
シンジの胸板を舐めるマナの舌が、乳首を経由し、ヘソまでゆっくりと降りていく。
チュッ。
トランクスからはみ出た先端部分にキスをする。
「シンジ君、すごいわね。」
「シンちゃん、こっちを見なさい。!!」
ビクン。
(ハッ、ぼ、ボクはど、ど、どどうしてこんな事に。)
ミサトの大きな声で正気に戻るシンジ。そして声の方を見てみると。
ドーン。
と言う擬音がでそうなとんでもないモノ。
Kカップはありそうなミサトの爆乳が歩く度に大きく揺れている。
「うっ。」
あまりのHさに声をあげてしまうシンジ。
よく見ると爆乳に比例したのか、子どもの親指程の巨大な乳首もそそり立っている。
「ハーイ、シンジ君よろしい。シンちゃんの視線とってもイヤらしいから、感じちゃったわ。下の方もみてね?」
「えっ。」
視線を降ろすとそこには”黒々とした密林”が。
汗であろうか、少しネットリとした感じの水滴が輝いている。
「シンちゃん、この奧のモノ見てみたい?」
”オンナ”という感じの微笑み。
「・・・・・・。」
無言で頷く。
「ダメーー!シンジ、それ以上見ないで。お願い。」
「あら、アスカは参加しないんじゃなかったの。」
キッ。
ミサトを睨み付けて。
「アンタのなんて見たらシンジの目が腐っちゃうわよ。・・・・・し、仕方ないから、あ、ああ、あたしのを・・・・・。」
「見せるってわけ?そんなことできるのかなー、アスカが。」
「できるわよ、シンジになら。」
「・・・・アスカ・・・。」
「・・・・シンジ・・・。」
「・・・・アスカ、無理しなくても良いよ。」
「何よ!アンタ、アタシのは事。」
「ち、違うよ。み、見たいけど。でもアスカ、無理してるみたいだから・・・。」
「・・・アンタバカー?良いのよ、そんなこと気にしなくて。」
いつもの迫力はない。イヤむしろ、優しさに包まれた言葉。
スーッとT−シャツを脱ぐ。
アスカの美しく、長い髪が揺れる。
そして、この一年で大きく成長し、成熟したアスカの乳。
ブラジャー越しにさえハッキリと確認できるほど立っている乳首。
シンジに見せると宣言したときから震え続けている体。
細く、折れてしまいそうな体にアンバランスな乳。
「そ、そんなにジロジロ見ないでよ。」
「・・・・イヤ?・・・・」
「別に良いけど、男の人に裸を見せるなんて初めてのことだから、恥ずかしいけど。アンタなら別に良い。」
そう言ってブラジャーを取る。
(き、キレイだ。)
その下着に隠されていた乳は、神が作ったかのような完璧な美を持っていた。
薄い色素。
日焼けなどいたこともないのだろうか、その白い肌にそう感じてしまうシンジ。
柔らかそうなオッパイの先端にちょこんと立っているピンク色の突起。
ミサトのように大きくはないが、舌で転がして遊べそうな乳首。
(シンジが、アタシだけを見ていてくれる。あんな瞳で。もっとギラギラしてるって思ってたけど、シンジは違うみたいね。・・・でもヤッパやらしいわね。・・・でも気持ちいい。)
更に体の震えが大きくなる。
今度は下半身を脱いでいくのだ。
完全に生まれたままの姿を見られるのだ、少女にとってこれほど恥ずかしいことなどないだろう。
(・・・こ、このままじゃ固まっちゃう。)
緊張のあまり体が固い。
(ど、どうしよう。)
「・・・し、シンジ。こ、こ、今度は一気にいくからね。ちゃ、ちゃんと見、見てなさい。」
震える声。
一枚づついくより、一気にいく事で自分を追い込むアスカ。
「うん。」
(アスカって可愛い。)
こんな場面なのにそう感じてしまうシンジ。
(アスカ、いくわよ!)
パンツのボタンをはずし、チャックをさげる。
そして、パンティーの方に指をかける。
ゆっくりとパンツとパンティーを同時に降ろしていく。
少しづつ下ろされていき、太股、膝、そしてつま先。
全てが脱ぎ去られたとき、アスカは上体を起こした。
「ど、どう?」
背筋をピンと張り、恥ずかしくて股は閉じているが、決して手で隠そうとはしない。
「・・あ、アスカァ。」
愛おしげに囁くシンジ。
(すごく、すごく・・・・。)
その恥ずかしげな姿に想いがまとまらない。
股を閉じていても見える紅く薄い縮れ毛。
ミサトのように密林という感じではない。
色素の薄いその肌を、ピンクに染めながらシンジに問いかける。
「どう?」
シンジはゆっくりと立ち上がり、アスカの水色の瞳を見つめ、
「天使みたい。ううん、天女、・・・・・月から降りてきた天女みたいだ。」
そう答えると、一歩一歩アスカに近づいていく。
シンジの姿は完全に裸の状態になっている。
臍まで反り返ったシンジのモノは、破裂せんばかりに膨張し、揺れもせず、天井を見つめる。
静まり返った空間、まるで時が止まったかのように動くものはない、シンジ以外は。
そして七歩目でアスカの目の前に立つ、二人の距離は20cm。
ゆっくりとシンジの右腕が伸びる。
シンジの指がアスカの耳に触れた時、
「えっ。」
アスカは初めて驚きの声をあげる。しかし、それでも体は動くことはできない。
シンジの黒い瞳に吸い込まれていくような感じさえする。
(シンジの顔が大き・・・・)
ちゅっ。
唇が重なり合う。
(シンジのがあたってる。)
シンジの左腕がアスカの腰にまわされ、ギュッと抱き寄せられたからだ。
アスカの大きなオッパイもシンジの胸で押しつけられ、形をゆがめられる。
(シンジ・・・・・シンジのって・・・。)
押しつけられたモノは熱く、そして波打つ。
ギュッ。更にシンジの腕に力がこもる。
「イ、痛い。」
ハッ。
(な、な、なんてことを・・・。)
アスカの震える声で正気を取り戻したシンジは、抱きしめる腕の力を抜き、後ろへ飛び退く。
「ア、ア、アスカ。ごめん。こ、こんな事する気じゃなかったんだ。アスカのこと見たら、ボーっとしちゃって、それで、エエーと・・・。」
あたふたするシンジ。その姿は、
(ホントシンジって可愛いんだから。)
っとのこと。
「良いわよ、そんな気にしなくて。」
「で、でも・・・。」
「私が良いって言ってんでしょ!・・・ねぇシンジ。もう一度・・・”キス”してくれる?・・・イヤだったら別に良いんだけど。」
その態度は誰が見ても”別に構わない”というものではない。
シンジは言葉では返事しなかった。”言葉”では、
再び触れ合う躯、唇。
抱きしめると言うより密着する、イヤ絡み合うという言葉が適正だろう。
シンジの足はアスカの足の間に入ろうとする。太股はアスカ自身を刺激する。
ギュッと押しつけ擦り付ける事で快感を得るシンジのモノ。
シンジの指はアスカの白いお尻を鷲掴み、もう一つの指は紅い髪を弄ぶ。
アスカの指はシンジの背中に回り込み、ゆっくりと撫でる。時折軽く爪を立て背中に刺激を与える。
ギュッと力を入れ自分の胸を押しつける。最早、制御不能となった固い乳首を押しつけ自分の快感をシンジに伝える。
躯は言葉より正直だ。
絡み合う舌はもう一つの動物のようだ。
そう、一つ動物がセックスしているかのようだ。
ピチャピチャわざと音を立てることで互いにより興奮させる。
時折ゴクッと何かを飲む。
(シンジの唾液ってあまーい。)
(アスカの唾液っておいしい。)
ゆっくりと二つの獣の動きは緩慢になっていく。
”一つになりたい。”
二人は絡み合う舌を解き、顔だけを離す。唇を動かすことのできる距離だけ。
「・・・・シンジ・・・・あのね、・・・アタシを、アタシをもら・・。」
チュッ。
アスカの言葉はシンジのキスと防がれる。
「シ、シンジ。」
「アスカ、・・・アスカ、ボクは君が欲しい。・・・ボク・・・なんだか変だよ。」
「え?」
「アスカのこと大事にしたい、アスカの意志を大切にしたい、・・・アスカから良い返事が欲しい。・・・・・でもね、そんなモノお構いなしにアスカのことが抱きたい。
アスカが何て言っても、それでも欲しい。・・・ボクはこんなにイヤなヤツで、こんなに・・・野蛮だなんて思わなかった。」
(シンジ・・・・。)
そっと手の力を緩めシンジの元を離れる。
ドアの前に立つ。
ガラッ。
くるりと振り返る。
赤い髪がフワッと流れる。
「シンジ。」
「・・・・・。」
音も無く唇だけが動く。
タンッ、
頬をピンク色に染めながら駆け出す。
タンッ、
シンジが追いかける。
タンタンタンタン・・・・、
ギュッ、
アスカの手を掴み、そしてこちらに振り向かせる。
「アスカ。」
「ボクも君を愛してる。」
(アスカ、君はそう言ってくれたんだよね。)
(シンジ。)
アスカはシンジに微笑みかける。本当の天使のように。
ドサッ。
シンジはそのままアスカを、自分のベッドに押し倒す。
キス。
唇が触れるだけのキス。
「アスカ。」
自分の分身を握りしめながら。
「きて。」
短い会話。
グッ、
アスカに押し当てられたモノは、ゆっくりと裂け目に吸い込まれていく。
「ウウッ!」
アスカの身体が、のけぞった。
固いペニスがゆっくりと、肉壁の中にもぐり込んでいく。
「アアッ、シンジ。シンジが、アタシの中に。太くて、熱いモノが・・・・。入ってくるーーー。」
赤い液体を流しながらも、少しずつシンジのモノを受け入れていく。
充分に潤っていたからか、とうとう根本までシンジのモノをくわえ込む。
「アスカの中、すごく熱いよ。・・・ぐいぐい締めつけてくる。」
苦痛に顔をゆがめながらも、
「シ、シンジ。う、動いて良いよ。」
(アスカーーーーーーー!!!!!!!!)
その言葉、表情、・・・快感。
シンジは制御できない欲望を感じた。
ゆっくりとゆっくりと腰を動かす。
アスカが未だ痛みを感じているのは分かる。それでも、そのままではいられない。
「アアッ、・・・アアッ、・・・シンジ・・・アアッ!」
アスカも感じ始めた。
愛しい人の名を呼びながら、少しずつ自信も腰を動かす。
「アアッ、アスカー!アスカー!すごく気持ちいい!」
「シンジ!シンジ!恐いよ、アタシどうにかなりそう。シンジー!」
「アスカ、大丈夫だよ、ボクがついてる。」
更に腰の動きを早めながら、アスカの指に自分の指をからませる。
ハーハーハー、
アアン、アアン、アアン、
激しい息づかいと、甘い喘ぎ声。
「シンジー、もうダメー!」
アスカはもう絶頂寸前。
「アスカ。ボクも!」
「シンジー、いっちゃうー!!!!!」
「アスカーーーーーーーー!!!!!!!」
ドピュ。
痙攣する肉壁に締めつけられ、ドロッとした液体がアスカの中にそそぎ込まれる。
「ああああああああーーーーー!!!」
最後の一滴まで流し込んだシンジは、アスカに覆い被さる。
ハーハーハーハー。
「ちょっとシンジー。重いわよ。」
「ご、ごめん。すぐどくから。」
「良いわよ、そんなに慌てなくても。」
「あららら、アスカ。お優しいことで。」
「「エッ!」」
「まぁイヤなこと。はもっちゃって。」
「しんじ君。もう元気になってますね。ね、先輩。」
「初めての匂い、これが精液。」
「そうそう、あれあれ。レイちゃん。アスカのお股の裂け目から流れ出てる白い液体よ。」
「そうあの白い液体が”精液”というモノよ、レイ。通常匂いは”イカ臭い”と表現するわ。」
「味はちょっぴり苦めなのよ、レイちゃん。」
「って何でアンタ達がここにいるのよ!」
「そ、そうですよ、いつからいるんですか!」
「いつって言われててもね、ほとんど始めからよ。」
「そう、見られたくなかったらドアぐらい閉めなさい。」
「ねぇねぇアスカちゃん。そんなに怒らなくて良いから。ちゃーんとアスカちゃんの”処女喪失”ビデオとっといてあげたから。」
パクパク。
さすがのアスカもこれには口が回らないようだ。
「ハイハイ、それじゃアスカどいてね。次はアタシだから。」
「ダメ嘘ついちゃ葛城さん。次、私の出番だから。」
「ウソー、そんな嘘ついちゃダメよ、レイちゃん。」
「何言ってるのアナタ。大人がちゃんと順番守らなくてどうするの!」
「そうですよ、葛城さん。葛城さんは最後4番目ですよ、私の次なんですから!」
「ショ、ションなー。」
「ってダメに決まってんでしょ、アンタ達。次も、その次、もずーーーーーーーーっとシンジはアタシのモノなんですからね。」
「セカンドは淫乱。」
『なにーーーーーー!!!』
こうしてシンジの15才の誕生日は続いていくのだが、シンジの眠れるのはいつになることか?
それは誰も知らない(ニヤリ)
BIRTHDAY 完
あ・と・が・き
みなさんこんばんわーです。たぶんこんばんわでしょう(笑)。
どうでした今回の作品。面白かったですか?やらしかったですか?
今回はギャグ、壊れ方に注意して書いたんですけどね。
お返事お待ちしておりまーす。
WRITTEN BY 那智HIDE
7/7 二人の情事を見つめながら