オリジナル

■嘆くなり我が夜のファンタジー■

Another step3.「倉敷有香」

作・大場愁一郎さま

ジャンル:X指定


視線三 午後九時三十三分 倉敷有香の場合

 

 私、倉敷有香は受験生です。あ、こう見えても高校三年生ですよ?もうっ、高校受

験じゃありません!大学受験です!私の幼児体型、これでも気にしてるんですからね

!そんなにイジメないでください…。

 でもこんな風に学習机に座って受験勉強していると…あは、やっぱり中学生くらい

に見えてしまうんでしょうね。机も椅子も高さ調整ができるんですけど、まだまだ高

くできる余裕があるんです。しかも見てください、高さゲージにはカッコして、小学

校高学年程度なんて書いてあったりするんですよ?失礼なメーカーですよね?

 受験勉強は本当に大変です。三年間で習ったことをすべて思い出したうえに、それ

らをいかなる応用にも対処できるように訓練しておかなければいけないのですから。

それでも足りないぶんはもっともっと調べ、もっともっと覚えておく。『知ることは

最高の楽しみ』なんだそうですけど…ふぅ、ちょっと休憩にしましょう。疲れちゃい

ました…。

 んん〜っ…なんて言いながら伸びをしてみます。頭も右手も働かせ過ぎで、すっか

り不平を言っているみたい。

 時計は午後九時半過ぎを指しています。今日のノルマはもう少し。よかった、今日

は数学だったんだけど、思ったよりもはかどってるみたい。早めに休めそうです。

 え?遊ばないのっておっしゃったんですか?う〜ん、遊ぶって言われても…私の部

屋にはテレビなんてありませんし、従って、親しくしていただいてる駒沢智秋ちゃん

の専門分野、テレビゲームもありません。マンガはほんの少しありますけど、いずれ

も読んでしまったものばかりです。小説は意外とあるほうだと思うんですけど…近代

文学ばかりで娯楽性はほとんどありません。それにこれらもすべて読み終えてしまっ

たものばかりです。

 殺風景な部屋でしょう?学習机の他には先ほどの書籍が納められた本棚にクロゼッ

トがあるきり。部屋の真ん中にはもう布団がしいてあります。ベッドはありません。

自分で敷いて自分で上げるのが常です。あ、休日には天日に干したりもするんですよ

 はぁ…。確かに退屈な部屋ですよね。友達が遊びに来るときは必ず遊び道具を持参

していただいてるんですし…。味気ないし、女の子っぽくない…本当につまらない部

屋ですね。でも急に変えようと思ってもできませんし…。

 ふぅ、寂しいこと考えていても仕方ないですね。受験勉強に戻ります。数学のノー

トをペラペラとめくって…

「あ…」

 うわぁ…懐かしいものが出てきました。ああ…さっきまでの落ち込んだ雰囲気から

解き放たれるような感じがする…。

 この汚い(あ、ごめんなさいっ!)走り書きは…同じクラスの大場愁一郎君が書い

た物です。あ、もちろんイタズラなんかではありません。これは…彼の感謝状なんで

す。

 このノートはかつて授業で使っていたものなんですが、たまたまその日、大場君は

遅刻をして数学の授業に間に合わなかったんです。タイミングの悪いことにその日の

授業はテストにでる重要なところだったので、大場君、すごく困ってらしたんです

ね。

 それで…その時彼の斜め後ろの席だった私は…勇気を出してお貸ししたんです。同

じクラスの友達なのにどうして勇気がいるのかというと…彼は、大場君は私の憧れの

男性だからなんです…!

 サッカー部で活躍していて、クラスの雰囲気を盛り上げてくれる明るい方で…地味

な私ですけど、ささやかな恋心を抱いてしまったんです。お話できる機会を待ち望ん

でいて、まさにこの時こそ、と思いました。

『大場君…よかったら、私のノート…』

『倉敷…いいの?うわぁキレイな字!本当に助かる!ありがと!』

 会話はそれだけだったんですけど…私、確かに褒めていただけたんです。字がキレ

イだって…。そんな些細なことがもう嬉しくて、だけど照れくさくて…。

 そして返していただける時に、きっともう一度お話しできると確信して…。次の日

が待ち遠しくて、その晩はほとんど眠れませんでした。

『倉敷!助かったよ!本当にありがとう!』

『いえ、そんな気にしないで…』

 会話はまたそれだけだったんですけど…家に帰ってから開いたノートにはこう書き

残されていたんです。

(どうもありがとう。倉敷のノート、見やすくって嬉しかった!もう男のノートなん

か借りたくないよ…って、ここだけの話しだゾ?)

 彼らしいおどけた内容がおもしろくて…そして、大切な想い出として…私はこの書

き残しを消さずにいたんです。気を使ってか薄く書かれていたんですけど、濃く書い

ていただけたらもっともっと嬉しかったのに…なんてわがままを思ったりもしまし

た。

「大場君…今頃大場君も受験勉強してるんでしょうね…。」

 夢中でノートを抱きしめ、せつなげに溜息をついたりします。今日の大場君は…ど

こかやつれていたみたいでした。あまり根を詰めて受験勉強して、体調を崩さなけれ

ばいいんですが…。

「大場君と一緒に…勉強できたらいいな…。」

 二人きりで勉強できたなら…わからないところを教えあったりできて…たくさん会

話ができるんでしょうけど…。お誘いする勇気まではありません。だって…私は臆病

だし。それに大場君だって同じ勉強をするのなら、もっともっとかわいい女性と勉強

したいでしょうし…。こんな幼児体型な私とでは楽しくないでしょうし…。

「でも私…もっと魅力的になりたい…。」

 つぶやき、そっとパジャマのボタンに手をかけます…。ぷち、ぷちとボタンをすべ

て開けると…色気もなにもないスポーツブラが現れます。胸の大きな女性なら…例え

ばみさきちゃんとか雅美ちゃんなら…美しい下着を身につけることができるんでしょ

うけど…。私なんかカップに納まるどころか、カップに覆い隠されてしまうくらいに

小さいんです。

「こんな小さな胸じゃ…大場君に喜んでもらえませんよね…。」

 密かにみさきちゃんや雅美ちゃんに…親友に嫉妬してしまいます。イヤな女ですよ

ね、私って…。こんな性格じゃいつまでたっても大場君を引きつけられないのに…。

 つまらない嫉妬を繰り返しているうち、スポーツブラの中は…私の小さな胸はせつ

なさでズキズキ痛み始めました。両手でブラの上からいたわってあげます…。

「はあっ…大場君…はあっ、はあ…せつない…」

 手のひらの中で…乳首がどんどん固くしこってくるのがわかります。大場君を想っ

て胸を慰めるだけで…こんなになってしまうんですよ?淫らな女ですね…。

「大場君に…こうされたい…。ムリヤリにでもいいから…胸、揉まれたい…。」

 私はよく、こんな風に思います。私が積極的でないぶん、大場君が積極的に出てく

れたならどんなにいいだろうと。でもそれは一方的なわがままですよね。大場君に襲

われたなら…それを口実に交際できるなんて、疚しい考え方ですよね。

「でも私…私、大場君にならかまいません…。大場君になら…」

 受験勉強そっちのけで妄想に駆られてしまう…。私はパジャマの上着を脱ぎ捨て、

スポーツブラをたくしあげました。ぷるん、なんて揺れ出たりしません。ただぷにゃ

ぷにゃしてるだけ…。少しも女性としての魅力のない胸です。つんつんにしこってる

乳首が我ながら健気で…両手の指でつまみ、ぐにぐにと弄びます。

(倉敷、いいだろ?触らせてくれよ…!)

「はぁっ…!大場君…やめて、いけない…こんなことしちゃ…」

 妄想の大場君を悪者にしたてあげ、あまつさえ自分はヒロインきどりです…。拒む

言葉が意識に働きかけるのか、あ…アソコが…じゅん、としてきて私は膝をすりすり

してしまいます。淫らで、心の弱い女ですよね…。こんなことしてるの…きっと私だ

け…。

(倉敷の胸、小さくてかわいいよ。オレは小さいほうが好きだぜ?)

「か、かわいいって…本当…?こんな貧弱な胸なのに、いいんですか…?」

(そんなことないよ…倉敷、キスするね…?)

「あっ、私、ファーストキス…ん、大場君…はあ、はあっ…!」

 口元をハクハクさせながら妄想を繰り広げて自己満足に浸ります。右手の中指で唇

を何度もいじり、大場君にファーストキスを奪われる感触をイメージしました。私…

私はこれから…大場君に辱められようとしてるんですね…。

(倉敷、オレ、もう待てないっ!)

「や、やあっ!大場君、だめですっ!やめてっ!」

 叫びながら私は自分自身の手でズボンとショーツをずり下げます。大場君が乱暴に

そうすることを想起しながら…。

 私、堕落してますよね。憧れの男性に乱暴されることをイメージしながらマスター

ベーションしてるなんて…。私は幼児体型で根暗で淫乱で…良いところがひとつもな

い悪い女です。こんなんじゃ大場君…好きになってくれませんよね…。根暗な私なん

かよりも…いつもポジティブな涼子ちゃんや智秋ちゃんのような方がいいですよ

ね…。

『だから…いっそのこと襲ってほしい。れ、レイプしてほしい…!』

 破滅願望とでも言うのでしょうか。私の恋心は歪んでいます。大場君を想うあま

り…彼にメチャクチャにしてほしいって願うようになっています。

 椅子に座ったまま下半身ハダカになりました。真面目に受験勉強していたはずの私

は…スポーツブラだけをわずかに身につけた格好になってしまったんです。数学の

ノートを開き、大場君の文字が書かれたページをめくります。

「大場君に…優しい大場君に、乱暴されるんですね…」

 文字を見つめてつぶやくと、大場君の姿がより鮮明にイメージすることができまし

た。彼はたくましい上半身をあらわにして…座っている私の背後から胸を痛いほど揉

んでくるんです…。

(気持ちいいんだろ、倉敷?実はオレにこうされて悦んでんだろ?)

「気持ちよくなんか、ありません…!悦んでなんか…!」

 自分自身を欺いて状況を設定し…私はどんどん興奮していきます。太ももの付け根

が…くちゅ、にちゅ、なんて淫らな音を立て始めました。椅子の座布団をじっとり変

色させるくらい…私、もう高ぶっています。

(倉敷、触るからな?)

「いや…いやですっ…で、でも、大場君になら…触るだけなら…」

 後に引けないくらいの高みまで来た私は…観念して大場君にカラダを捧げてしまい

ました。マスターベーションを自発的に中断できるほどの理性は…弱い私には持ち合

わせがありません。こうやって寂しい自分を慰めるようにマスターベーションするの

は…これで何度目でしょうか。お父さんやお母さんに見られたら…どうするつもりな

のでしょう。

 右手をそっと股間に差し入れ、中指を熱く潤っている裂け目に潜らせます…。毛

だって薄いほうなんですよ?本当に子供みたいなカラダ…。

「私のカラダ、魅力ないでしょう?胸ないし、おしりだって小さいし…毛だってあん

まりはえてないし…顔だって幼いし、髪型だって無難な…」

 ぬめる粘膜を指で刺激しながら自分を貶めます。自信がないならつければいいだけ

の話なんですが、そう努力する勇気すらもないんです。冒険してみる勇気なんて…。

 でも大場君が変われって言うのなら…私、どんな女にでもなれる気がします。髪を

伸ばせと言うなら、肩で揃えてる髪を雅美ちゃんみたいに背中まで伸ばします。智秋

ちゃんみたいにヘアバンドが似合うほど伸ばすことだってできます…!

 だから…いつかは告白しようと思っているんですけど…それまでは妄想の中で私を

犯してください。貧弱なカラダで感じてくださいっ。私を…この数分だけ愛してくだ

さい!

「ひっ!!大場君…ひどいことされてる…恥ずかしいことされてるっ!」

 興奮しきって引きつるようになっているクリトリスを強くつまむと…アソコの奥が

暴れるようにビクビクしました。きゅきゅうっとおしりの穴ごと締まるのがわかりま

す。

(倉敷…っ)

「あ、だめ…!」

 わたしは椅子から立ち上がり、机にクルリと背を向けました。そのままおしりを近

づけ、机の角に座るようにします。手には大場君が書き残したページ。彼の文字ひと

つひとつを見つめながらそっとカラダを曲げます…。

(するよ…?)

「後ろから犯されるなんて…私っ…!」

くちゅっ…。

 つ、机の角がアソコにみっちり当たってます…!そっとおしりを振ると机の角は私

のアソコをむにゅむにゅ拡げるようになり、角張った先端がクリトリスを右に左に弾

きます…。後背位でつながっているようなイメージに私は…感激して泣いちゃいまし

た…。こんな情けないことで泣くなんて、本当に性格まで子供ですよね…。

「あ、あああっ!大場君、大場君!もっと、もっと痛くしてくださいっ!」

 角に食い込ませるようにとすんとすんと腰をぶつけます。そしてクリトリスを…縦

に割れているアソコを鋸でひくように膝を曲げ伸ばしして…大場君との仮想セックス

を、仮想レイプをイメージします…。

(倉敷…倉敷っ!)

「私、大場君に犯されてるっ…!レイプされてる…!」

 大場君は乱暴に腰をぶつけ…痛がる私を無視して一方的に責め立てます。普段から

優しくて明るい大場君に…こんなことしてもらいたいって思ってるなんて…。

 最低ですね…。私は…きっと人間のクズです。憧れの男性にカラダをもてあそばれ

ることを夢見てマスターベーションにふけっている人間のクズですっ!ああ、明日大

場君の顔、まっすぐ見れなくなる…!

 自責の念すらも快感を誘発して…私のアソコは角が当たるたびにだらしなく濡れま

す。そのせいで机の角はもうベトベトで、タタミにまでしたたって落ちています。

私…もう破裂しそうなくらいに気持ちよくなってて、恥ずかしい声を止めることがで

きません。

「イクッ、わ、私…大場君に犯されて感じてる…!ああ、このままイッちゃう…!

あ、あああっ!お、大場君、好き、好きっ!」

(このまま中に出すからな、倉敷…?)

「だめ、ダメです…!それだけは堪忍してください…叱られますぅ…!」

 中で射精されることを考えると…もうゾクゾクしてなりません…!私、もう…イキ

そう、イキそうなんですっ!気持ちよくって、クリトリスがどんどん小さくなって…

「い、イ…っ!あ、きゃあっ!?」

ばさばさばさーっ、どたっ。

…いったぁ〜い。無我夢中で腰を動かしたあまり、バランスを崩して前倒しになっ

ちゃいました…。おまけに机をつかもうとあがいたあげく、広げていた参考書をつか

んでしまってシャープペン、ボールペン、マーカー、下敷きにいたるまで一切合切を

床の上に散らかしてしまいました…あ〜あ、何をやってるんでしょうね、わたし…。

「いたた…もう少しでイクところだったのに…。あ〜あ、こんなに汚してる…。」

 机の角は無色の液体にまみれて妙な匂いを放っていました。タタミにもすっかり染

み込んでいます。情けなく、冷めた気分でそれらをティッシュペーパーでふき取りつ

つ、落ちたボールペンなどをひとつひとつ拾ってゆきます。

「あ…」

 今気付いたんですけど…私の愛用のシャープペン、ノッカーが丸くて大きな鉄球な

んですよね。こんなカタチしてると…私の中、たくさんひっかきまわせるのでは…や

だ、はしたないっ!考えるにもホドがあるわ…こんなの入れようなんて…。

「あ…またキちゃう…!やだ、私、取り返しつかなくなっちゃう…!」

 少し気を緩めた瞬間、私のアソコはせつなげにうずきました。ヒククッと…まるで

そのボールペンを求めるかのように。でもこんな大きいの入れたりして…大切な処女

膜、破れないかしら…?

 私は何かに導かれるようにして布団の上に移動しました。右手には愛用の鉄球

シャープペンと…蛍光イエローのポスカ。直径二センチはありそうなポスカなんて…

私、どうして握ってるの…?こんな大きいの…入るわけないのに…!

 でも…そんな想像もできない大きさを認識しているうち…淫らな意識は理性を押し

つぶしてしまいました。私は布団の上で四つん這いになり、シャープペンの鉄球にキ

スしました。大場君の…ぺ、ぺ…ペニスに…口づけするように。

「大場君…本当にひとつになれるんですね…」

 口に含み、舌で冷たい鉄球を濡らします。唾液でべとべとになったのを確認する

と、私は座薬を挿入するときのように横から手を回し、ひちゅ…と入り口にあてがい

ました。鉄球は思ったより冷たく、そして大きくて…。

「大場君、私を犯してください…メチャクチャになるまで…れ、レイプしてください

!」

ぬ、るっ。

「ひいっっ!!」

 は、初めての挿入…の…強い刺激で、お、思わず声が出ちゃう…っ!

 私、ナプキン派だからタンポンも挿入したことがないんです。道具はおろか、小指

だって今まで入れたことがないんですよ?それなのに…こんなに大きな鉄球ノッカー

のシャープペンを挿入するなんて。痛みはそれほどないことからして、処女は大丈夫

みたい…あ、あっ!やっぱりダメ、ずっと奥の方は狭くて痛い…。

「こ、ここより奥は…本当の大場君のために…」

 私は挿入を途中で諦めました。とはいえシャープペンは深々とアソコに埋まってい

ます。七センチは入っているでしょうか…大きな鉄球が奥の方をぐりぐりえぐってい

ます…!

「ああっ、わ、私の処女…大場君に奪われちゃった…!」

 そう言いながら…私、感じています。小さなおしりをガクガクさせながらシャープ

ペンを抜き差しすると、今まで感じたことのないような快感と満足感が溢れてきまし

た!むちゅ、ぶちゅっ!という淫らな音が…時折カチッてノックされる音が…私をど

んどん高みに導いてくれますっ!

「大場君っ!私、幸せです…!大場君に襲われて…犯されて…感激してますっ!」

 鉄球が内側を乱暴にこすって…そう、大場君が私のおしりをしっかりつかんで乱暴

にピストン運動しているんです…!アソコはヒクヒクしたままで、どんどん内側に導

くように動いています。抜けなくなったらどうしよう…。

「気持ちいいっ!気持ちいいですっ!あ、ああっ!深くって…!」

 あ、もうカラダ、支えていられません…。私は胸で上体を支える格好になりまし

た。おしりを突き出して、アソコにシャープペンを差し込んでるんですよ…?シャー

プペンもまさかこんな使い方されるとは思ってなかったでしょうね…、私の体液で

すっかりベトベトになっています。

 それじゃあこのポスカは…?おしりに…?二本差しにすると…すごいのかしら…?

 私の欲望は果てを知りません。右手を動かしながら今度は左手にポスカを構えまし

た。もちろんキャップの方ではなく、後ろの方をおしりの穴に押し当てます。

「大場君、このまま私のおしりも…犯してください…っ!」

すぶっ…!

「いきぃっ!!あ、あああ…かまいません、もっと奥まで入れてくださいっ!」

 左手に力を込めた瞬間、先端がおしりの中にめりこみました…!すごく痛い…っ!

涙が出るほど痛いのに…処女喪失とは関係がないから無理をしてでもどんどん挿入し

てゆきます…。こんなに太いのが入っていくなんて…!

 キャップのフックがあたるところで挿入を終えました。今のわたし…ハダカでおし

りをつきだして、アソコとおしりの穴に文房具を差し込んでいます…。クラスのお友

達が見たら…大場君が見たら…どんな顔するのでしょうか…?

「大場君…私、本当の変態です…。こんな女、嫌いですか…?」

…嫌いですよね。いくら大場君のことが好きだからって…ここまで淫らなことをして

る女は嫌いですよね。幻滅しちゃいますよね…。

「でも大場君、私、あなたのことが大好きなんです!あなたが望むなら…私、すべて

を差し出すことができます!」

 シャープペンとポスカをしっかりつまみ…私は夢中で抜き差しを始めました。きつ

く閉ざされたまぶたの奥では…私は二人の大場君に陵辱されているんです。アソコは

もちろん、おしりの穴まで…!

(倉敷、嬉しいよ…倉敷と、こうなれて…)

「ゆ、有香って呼んでください…呼び捨ててくださいっ!」

 普段私は友達からユッカって呼ばれています。でもそれは呼び捨てではありませ

ん。親しみを込めていただいてる愛称なのです。

 こんな場面くらいは…愛する男性に名前を呼び捨てにされたい…。それで…メチャ

クチャにされたいんです!アソコも、おしりも…裂けてしまうほど乱暴に、あ、愛し

てほしいんですっ!

(有香、ゆかっ!!)

「お、大場くん…!好きです…好きです…!こんな幼児体型でも…根暗な変態女で

も…お願いです、どうか愛してくださいっ!」

 大場君を想って溢れる体液が…へその辺りまで伝わってきます…。私…二つの穴を

同時に犯されて感じ過ぎてて…両手の動きは…少しも緩められないっ…!!

「嫌いにならないでください、片思いだけなんてイヤですっ、お願い、大場君…好

き、好きになって…私のわがまま聞いてくださいっ!あ、す、好きになって!愛し

てっ!」

 おしりもアソコも…ずぽ、ぶちゅちゅ、などという変な音が止まりません。これだ

け大場君、あなたのこと思ってるんですよ…?だから、だからあっ!!

「あ、イクッ!イッちゃううっ!!好きです、すっ、好き…!!あっ、は、やああ

あっっ!お、おおばくん…!イク、イクッ!!イ…っっ!!」

ぎゅぎゅううっ…びちゃ、ちゃぱ、ちゃあああ…

「ひっ、ん…あ…」

…はあ…はああ…んく、はあっ…はああ…

…私…どう…なったの…?気持ちいいままで…そうか…イッちゃったんだ…。

 んく…はぁ、はぁっ…。気持ちいい…まだイッた瞬間、解けてないみたい…。

 いつのまにか私はうつぶせになって伸びていました…。布団が冷たい。ひどく濡れ

てるような感じが太ももじゅうに拡がっています。あ…私…失禁したんだわ…。

 そっと手探りでアソコを確かめてみました。アソコはおしっこと粘液でびちょび

ちょで、シャープペンとポスカはそれぞれの穴に食い込んだままでした。私…大場君

に挿入されたまま、最後までされてしまったんですね…。なんだか部屋中がじっとり

暑く、おしっこのにおいが漂っています…。後始末のことなんか…なんか、どうでも

よくなっています。

「挿入…大場君とつながったまま…」

 柔らかな布団に火照った顔を埋め、余韻に浸りながらフルフル頭を振ります。気持

ちよかった…。そして、嬉しかった。マスターベーションでここまで気持ちよくなっ

て…満足したことは初めてです。

『大場君と…本物の大場君と一緒なら…格別なんでしょうけど…はあ…夢みた

い…。』

 果てた格好のまま、まどろみ始めました…。額の汗を拭い、欲求を満たした笑顔を

浮かべた大場君がそばにいてくれてるような気がします…。このまま…夢の中でもう

一度おねだりしたい…。私、もう大場くんのコト、考えないでいられません…。

「おおば、くん…。」

 見た目は子供ですけど…想う気持ちは大人だと信じています。

 大場君…近いうち、私の偽らない気持ちを…どうか受け取っていただけますか…?

 

(つづく)


(98/10/2update)