とけた心

 

作者/榊こよみさん

 

 

(第一話)

 

 

 

「さぁ、上がって・・・・好きなとこに座ってって・・・・と言ってもベットしかな

いけど・・・」

ロックが遠慮がちに部屋の様子を入り口からうかがっている響たんに声をかける。

「お邪魔しまぁす。わぁ、私、男の子の部屋に入るの初めてなんです。」

響がはじめて見る男の部屋に興味津々な目で見渡す。

「あっあんまり見ないで・・・・汚いだろ、男の部屋って。今日、来るって分かって

りゃもうちょっとなんとかしたんだけどさ・・・・・」

「そんなぁ・・・・汚くないですよぉ。でもロックさん本当に格闘技がお好きなんで

すね。壁中にこんなに有名な格闘家のポスターいっぱい貼ってあって・・・・・えっ

と、イーグルさんとザンギエフさんが多いみたいですね。」

響が壁といわず天井といわず貼り付けてある格闘家のポスターにその愛くるしい瞳を

輝かせながら言う。

「俺には格闘しかなかったから・・・・・特にイーグルさんとザンギエフさんには俺

に無いモノを感じるってゆーか・・・・・とにかく俺の目標さ。そしていつか超えて

みせる!!!!!」

「・・・・・なんかいいなぁ、男の人が夢を語る姿って・・・・・」

夢を熱く語るロックにやさしい目で微笑む響。

自分が好意をよせる少女のまぶしい微笑みに思わす顔を赤くし、正視できなくなる。

「あっ、おっ俺、何か飲み物もってくるよ。ちょっと待ってて。」そう言うと響たん

の返事もきかずにロックが部屋を後にする。

「あっ・・・・ロックさん!!・・・・・もう、いいとこだったのに・・・・」

どうやらこの愛らしい少女剣士は少年格闘家よりもしっかりしているようだ。そして

そう呟くと改めて部屋を見渡す。

「あれ?あそこのポスター、剥がれかけてる・・・・でもその下にもポスターがある

みたい・・・・」

部屋の片隅に剥がれかけたポスターを認め、好奇心に惹かれるままそのポスターに近

づき、そっと下敷きになっているポスターを覗き込む。

「えっ!!!! ・・・・これって何?」そこには少女が決して認めたくない光景が広

がっていた。

男同士の絡み・・・・シックスナインの形をとり、雄々しく勃起した男性器を競い合

うようにむさぼりあう巨漢のレスラーとブロンドの紳士・・・・ザンギエフとイーグ

ルだった。

「なっ、何?!・・・・何なの?これ・・・・」

目の前の信じられない光景を否定しようと上のポスターを剥がし、もう一度確認しよ

うする響たん。しかし、その信じたくない光景はもはや否定できないほど明らかだっ

た。

「うそッ!!!・・・・・うそよッ!!!!・・・・・何で?!・・・・どうしてなのッ?!」

認めてしまうにはあまりにも耐え難い現実を振り切ろうと、次々とポスターを剥が

す。

しかし、少女の願いはむなしく、そうすればそうする程に新たな体位で絡み合う男同

士の筋肉の宴が現れる。

あるポスターでは正上位で絡み合い、それに正視出来ず目線を変えればまた新たな構

図の絡みが目に入る。

そして・・・・・少女は本当に見てはならないものを見てしまった。

顔の両脇に突き出された二本のペニスから放たれるおびただしい量の精液をせがむ様

に舌を伸ばし、恍惚の表情で受け止めるロックがそこにいた。

「・・・・・・・・・・・・・うそ・・よ・・・」

最後の呟きは自分の中で何か大切なものを失ったことを否定するにはあまりにも小さ

く、か細かった。

 

 

 

(第二話)

 

 

 

「おまたせッ!!!・・・・ごめん、遅くなって・・・結局、オレンジジュースしか無

くって・・・・・・ッッッ!!!!!」

部屋に入る直前からかけられた少年の言葉は、響たんとあらわになってしまった自分

の部屋を認めるやその色を無くした。

気まずい沈黙・・・・・・・・・・そこだけ時が止まってしまった様な空間にやがて

かすかな鳴咽(おえつ)が生まれた。

溢れ出る涙をこらえきれぬまま、低い鳴咽をもらしながらも 少女は少年を正面から

見据える。

「・・・・・・・・・どうして・・・」

自分の心の中で少年に何度となく問い掛けた言葉を、今、目の前にある少年に投げか

ける。

否定して欲しい、嘘だと、冗談だと言って欲しい・・・・心の奥のかすかな希望にす

がるように響の濡れた瞳が訴える。

しかし、二人の間に流れている空気が、何よりも、青ざめ、小さく震えながらうつむ

き、少女のひたむきな視線を受け止められずにいるロック自身が、少女にとってあま

りにも残酷な現実を否定しきれずにいた。

「最初は俺の闘いに無いモノを求めてあの二人に弟子入りしたんだ・・・・・・」

無け無しの勇気を振り絞ってロックがぽつり、ぽつりと語りはじめた。

格闘家として、男として、自分に欠けているもの、それを満たす為に必要なことを教

わったこと、二人の指導による目を見張る自分の成長、やがて生まれる師弟愛、そし

てその範疇を超えてしまった男同士の肉欲の日々・・・・・淡々と語られるロックの

口調には過ちを犯してしまった自分への悔悛と怒り、愛する少女への謝罪の色が含ま

れていた。

「私・・・あなたに部屋に来ないかって、言われて本当に嬉しかった・・・二人でミ

リオネアファイティングで闘えたこと・・・・・生死を賭けた闘いから生まれた魂の

共感・・・・・だから信じてた!!!!・・・・心が、魂が通じあえたからこそ私を・・

・・・誘ってくれたんだって・・・・・」

自分を裏切ったことを責めるような少女の言葉に少年は言葉を失った。

言葉は続いた、「もう一度・・・・・あなたと心を・・・・魂を結んでください・・

・・・今度はより強く、誰にも負けないくらい・・・・・・そのために・・・・私を

・・・・・抱いてください・・・・ 」

この少女は聞くに耐え難い残酷な現実を受け入れていた。

愛する少年の口から放たれる残酷な事実は彼自身にこそ、誰より自分よりも苦しめて

きたことを少女は少年の告白から感じ、許していたのだった。

少年は数瞬前とは違った意味で言葉をなくした。

何という心の持ち主か!!!!!自分の心に受けた傷より相手を思う心、慈しみの心が少

年の胸を満たした。

思えばこの少女に惹かれた理由は何だったろう?生死を賭けた闘いをともにし、その

時交わした魂の共感から感じた慈愛、それこそが自分が少女に惹かれた理由ではな

かったのか!!!

 

彼女は自分を許してくれた、受け入れ、さらに身を呈して自分を救おうとしている。

「・・・・・こんな俺でいいのか?・・」

沸き上がる少女への愛しい気持ちを両腕にこめて響たんを抱き寄せる。

「・・・・・あなた以外に考えられません。・・・・・・」

 

 

 

(第三話)

 

 

 

「・・・・ん・・・・・ん・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・・」

少年の熱く力強い抱擁にわずかに息を荒くしながら、少女も愛しい人に応えるべく両

の手をロックの背にまわす。

どれくらいそうしていただろうか・・・・やがて、どちらかからともなく熱く抱擁し

たまま、二人はベットへと倒れlむ。

「・・・・君が好きだ・・・・好きで好きでたまらない・・・・・・」

互いの唇が触れ合わんばかりの距離で紡がれる愛の言霊。

それを発する少年の眼差しは熱っぽく潤み少女への真摯な思いに溢れていた。

「・・・・・はい・・・・私も大好きです・・・・・」

少女が恥じらいと、はにかみを含みながら笑顔で少年の言葉に応える。

「・・・う・・・・・ん・ん・・・・」

自然に、ごく当たり前かのようにロックが唇を重ね、少女が小さくうめく。

そのまま優しくついばむようなくちづけが、わずかに角度を変えながら続けられる。

 

ちゅ、ちゅ、・・・・・ちゅるっ・・・・

 

二人のくちづけはより相手を求めるべく、舌を差し入れ、深く、優しく、互いの口腔

を味わう。

「・・・・う、ん・・・・・・ふぅ・・・・ん・・・はぁ・・・・・んん・・・・

・」

二人の感情の高ぶりに合わせるようにくちづけは激しくなり、たまらず響たんから甘

いうめき声がもれる。

その愛しい少女から発せられる、少年がかつて耳にしたことのない甘いひびきは、少

年の理性を麻痺させるには充分過ぎた。

 

「・・・たまらない・・・・君の全てが欲しくてたまらないよ・・・・」

くちづけの合間にロックが熱っぽく囁く。

響たんは答えるかわりに少年の唇をやさしくふさぎ、その思いに応えるかのように舌

を絡ませる。

そんな少女の行動に少年の欲望は加速し、より深く、激しく少女の口腔を蹂躪する。

 

ちゅ・・・・ちゅるっ・・・・・ぴちゅ・・・・・ちゅる・・・・・・

 

高まり合う感情に呼応するかのように、互いに絡み合う舌はまるで二人の意志を離れ

た生き物のようにうねり、むさぼりあい、互いの唾液を舌がすくい上げ、融合され

る。

それは愛し合う二人にとって無くてはならない儀式なのかもしれない。

「・・・・ふぅ・・・んん・・・・・・・・はぁ・・・・・・・んっんっん・・・・

はぁぁん・・・・・」

響の唇からこれまでの甘いうめきとは明らかに違った『喘ぎ声』がもれはじめる。

背中に回されたいたはずの少年の手が、少女の全てを手にしたいという欲望のまま

に、響の胸元をいつしかまさぐりはじめていたのだ。

その手つきはせわしげに、そして荒々しくもあり、少年の欲望の強さが現されてい

た。

「・・・あ・・あ・・・はぁ・・・・ふぅっ・・・・はぁ・・・あ・・・・んん・・

・・・」

少年は少女の着衣が乱れるのもかまわず、まだ乳房と呼ぶには少し幼いふくらみを衣

服越しにまさぐりつづける。

響はしばらくそうされたままにした後、自分の胸をまさぐりつづける少年の手に自分

の手をやさしく重ねる。

 

「・・・・服、しわになっちゃいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・脱がせてください・・・」

最後の一言は消え入りそうであった。

 

 

(第四話)

 

 

 

少年の震える手が、少女の着衣を脱がせるべく、その胸元の衣服の合わせ目に手

をかける。

「・・・・・・・う・・・・・・はぁ・・・・・」

目を閉じ、わずかに緊張に身をこわばらせた少女が小さく声をもらす。

そんな少女の健気な姿にロックは息をのむ。

おそらく、この少女は生涯ではじめて、異性に生まれたままの姿をさらすのだろう。

誰よりも自分の為に、この慎ましげな少女は羞恥をおさえ、自分に身をまかせようと

している。

その思いが少年の胸をたたき、やさしさと落ち着きを与えた。

「・・・・ごめん、少し背中を浮かして・・・・・」

少年がやさしく耳元でささやく。

「・・・・・ん・・・・」

少女は短くこたえると、わずかに背をベットから離す。

少年は、もう一度胸元の衣服の合わせ目に手をかけ、落ち着いてそれを開いていく。

はじめに白い肩があらわれる。乳房がそれにつづいた。乳房はぬけるような白さと、

成人女性には決して持ち得ない、少女特有の成長過程の美しさが見てとれた。

「・・・・なんて綺麗なんだ・・・・・」

感嘆のため息をつくように少年が呟く。少年の視界の中で少女の息づかいにあわせて

上下する乳房が広がり、その頂の淡い桜色をした控えめな乳首が、少年の目を惹きつ

ける。

 

・・・・・・・ちゅ・・・・

 

たまらず少年は唇を乳首によせ、小さく息をのみ・・・・・吸う・・・・両の手はひ

かえめな乳房のふもとを支えるようにそえられていた。

「・・・・あっ・・・・・・はぁ・・・・・ふぅ・・・・・んっ・・・・・・」

響たんの身体に、直に触れられ、はじめてほどこされる愛撫に対し、快感ともくす

ぐったさともどちらかともいえない、初めての感覚が走る。

吸われた・・・・今、愛しい少年は自分のさして大きくもない胸を夢中になって吸っ

ている。

やさしいがそうせずにはいられないといった、熱のこもった愛撫に身体が熱くなりは

じめるのを感じた。

「・・・はぁっ?!・・・あっ、あっ、あっ・・・・・・んん・・・・ふっ・う・・

うん・・・・んんん・・・・・」

こんどは絡められた・・・・・・・舌を軽く尖らせ、まだ柔らかいままの自分の胸の

先端を掘り起こすかの

ようにゆっくりと、丹念に、愛しい少年の舌が這い回るのが感じられる。

(・・・だめっ!!!!・・・・・・・・そんなにしちゃ、だめっ!!!!・・・・・・・

・)

心の中で羞恥にまみれて叫ぶが、口から漏れるのは押さえ切れなくなった甘い喘ぎだ

けだった。

「・・・あっ、あっ・・・・・・んっ・・・・やぁ・・・・・・んっ・・・・・

ふっ、あっ、あっ、・・・・あぁ・・・・・」

・・・・・・少年の欲望が加速する。

最初は乳房にそえられていただけの少年の手は、いつしか、まるで、そうせずにはい

られないように落ち着きなく、少女の乳房をなでまわし、包み込む。

その動きに搾り上げるような動作が加わるのに時間はかからなかった。

「・・・・あぁっ・・・・・ふっ、ん、ん・・・・・やぁ・・・・もぅ・・・んっ・

・・・ふっ・・・・・あっ、あっ、あっ・・・」

エスカレートしていく少年の熱のこもった愛撫に、響たんはただ身をゆだね、甘い喘

ぎをあげるだけだ。

その声こそが、頬をうすく桜色に染め、恥じらうしぐさこそが、少年の欲望を刺激

し、この濃厚な愛撫を引き出していることを少女は知らない。

「・・・・見て、響・・・・・」

少女の乳房をやさしく両の手で搾り上げたまま、ロックがささやきかける。

「・・・・・・・ん?・・・」

名前で呼ばれ、恥ずかしさのあまりに目を閉じていた響が、ロックに目をむける。

 

・・・・ちゅっ、・・・・・ちゅぽっ・・・・・ちゅるるるる・・・・・ちゅるっ、

ちゅるるっ・・・・・・・・

 

少女の視線がこちらに向けられるのを確認すると、少年はわざと大きな音をたてて乳

首にむしゃぶりつき舌でこね回す。

舌で絡めとられ、唾液で濡れ光り、いつのまにか、しこりたっている乳首を少女にわ

ざと見せつけることも忘れない。

「・・・・あぁん・・・・・そんなぁ・・・・・あっ、あっ、あぁ・・・・・・はず

かしい・・・・・・」

少女の羞恥を、魅力を、より引き出すための少年の行為であった。

「・・・・かわいい・・・すごく、かわいいよ・・・・・」

「・・・・もぅ・・・・・・・知りません・・・・」

拗ねるようなしぐさで少女が視線をそらす。しかし、少年の愛撫をとがめることはし

ない。

「・・・・ごめん、あんまり、かわいかったから・・・・・」

その一言でふたたび少女の頬がそまる。

「・・・・・・もうちょっと・・・その・・・・・・・いいかな?」

ロックが響の太股に左手を這わせながら遠慮がちに尋ねる。いつしか、少女の腰から

下も、少年の激しい愛撫に悶え、感じているうちに、裾はみだれ、あらわになってい

た。 「・・・・ん・・・・やさしく・・・・・おねがいします・・・・・」

少女は律義にそう言うと、恥じらいを隠すかのように少年に軽くキスをした。

 

 

 

(第五話)

 

 

 

「・・・・大丈夫・・・・リラックスしてればいいから・・・・」

はじめは、少女に不安を与えないよう、穏やかな目でやさしく少女を見つめ、左の掌

で太腿をやさしく弧を描くように撫でさする。

右手は少女の左の乳房に軽く触れ、ともすれば早く脈打ちそうになる鼓動をなだめる

かのように、ゆっくりと慈しむように揉みさすっている。

「・・・・はぁ・・・ふぅ・・・・ん・・・ふ・・・・・・・・はぁ・・・・・」

響たんは、先ほどまでの両の乳房にほどこされていた激しい愛撫にかわり、自分をや

さしく気遣う、 穏やかな愛撫に、ゆっくりとその愛撫をなぞるかのように、控えめ

な声をもらす。

少年の太股を愛撫するその手つきは、やさしくはあるが執拗であった。

腿の外側から、手の平をいっぱいに広げながら、包み込むように外から内へ撫で回

し、ひときわ柔らかく熱を帯びた内腿にたどり着くと、こんどはその柔らかさと熱さ

を存分に楽しみ、それを繰り返す。 少女は、少年のそんな愛撫に、少し困ったよう

に両の内腿を擦りあわせ身悶えるが、それに伴って生じる微妙な肌の張りの変化は、

少年をより楽しませるだけだ。 「・・・・あっ・・・・はぁ・・・・うっ・・・ん

・・・・・はぁ・・・・・んんっ・・・・」

思いがけない性感帯を見つけられた戸惑いと、絶えず送りこまれる快感に少女はこら

えきれず声をもらす。

自分の足がどうかしてしまったみたいだ。

乳房が感じるのは解る。幼子を育むものであると同時に、男性に捧げるものだと知っ

ていたから。

でも、足は違うはずだ。足は地を踏みしめる為にある。自分が前に進む為にある。今

まではそうだった。

これからもそうだと思っていた。

「・・・・・ん・・・・・いやぁ・・・・そんなに・・・・あっ、はぁ・・・・・し

ないで・・・・」

「・・・・ごめん・・・ごめんよ・・・・でも・・・・止められないんだっっ!!!!・

・・・・・」

・・・・・・・・違っていた・・・・

今、自分は愛しい少年の指戯におぼれている。腿を撫でられ、さすられ、手の平いっ

ぱいにまさぐられる。

少年の指のその一つ一つの軌跡に快感を感じずにいられない。

また、穏やかだった少年の表情とその声が、自分の腿に触れるうちに、再び熱をおび

ていく様子に、自分の足がひどく少年を、否、男を惹きつけ興奮させることを知っ

た。

 

(・・・・わたしのからだ・・・・・どうしちゃたのかな・・・・)

 

自分の身体が、ひどくいやらしいものに思えてくる。

少年が触れるところ全てに、はしたなく快感を感じ、声をもらしてしまう。

どこを触れられても、そうなってしまうのかもしれない。

そんな、自分の身体の変化に戸惑っているうちに、少年が声をかける。

「・・・・・響の足、すごくいいよ・・・・すべすべしてて、最高のさわりごごちだ

・・・・」

少年は響の太腿の感触に酔いしれていた。

「・・・・もっとするよ・・・」

少年は興奮のあまり、響の了解も得ずに、自分の上半身を少女の下半身までずらし、

今の今まで、しつこく愛撫し、その素晴らしい肌触りを堪能してきた、少女の素足に

目を奪われる。

「・・・・たまんないな・・・・・・」

捲くれあがった裾から伸びる素足は、日差しにさらされることが少ないせいか、透け

るような白さだった。

形も美しい。引き締まった足首から、まっすぐに伸びた膝までのラインは、少女特有

の清楚さと可憐さに満ちていたし、さらに目を腿に移せば、そのラインはいやおうな

しに女の色香を感じさせる。

「・・・・すごく・・・・すごく、きれいだよ・・・・・」

上ずったような声でそう言うと、こんどは少女の太股を両手で押し広げ、思うがまま

その素足を楽しむ。

少年が足首に触れ、そのままふくらはぎの柔らかさを味わい、腿の熱さと張りに酔い

しれる。

「・・・・あぁ・・・はぁ・・・・ふっ・・・んんっ・・・・はぁ・・・あぁ・・・

・」

少年の視線を、自分の素足に感じながら施される愛撫は、少女に羞恥と快感をより一

層、刺激する。

 

(・・・・ロックさん・・・・・そんなに見つめながらしないで・・・・・)

 

そんな響たんの恥じらう思いとは裏腹に、少年の愛撫は、ますますエスカレートして

いく。

「・・・・・あっ?!・・・・いやぁ・・・・んんっ・・・・はぁ・・・・そんなぁ・

・・・」

自分の内腿に少年の熱い口付けを感じる。そのままそれが流れた。舌のそよぎがそれ

に続いた。

丹念に、丹念に、自分の腿を少年の舌が這い回るのを感じる。

 

・・・・ちゅっ・・・・ちゅー・・・・むちゅっ・・・・・ちゅろ・・・・・・れる

るるる・・・・・

 

腿の張りを確かめるように舌先で突つかれたかと思うと、すぐさま唾液を舌いっぱい

にたっぷり乗せ塗りたくるようになめまわしてくる。、

「・・・・ん、んんっ・・・いやっ・・・・あっ・・・・はっ・・・・くっ・・・・

うん・・んん・・・・」

どうしても、はしたない、鼻にかかった声がもれてしまう。

はずかしさのあまり、腿を閉じようとするが、なお飽きたらぬかのように、はいまわ

る少年の熱い掌がそれを許さない。

どうやら少年が満足するまで、身をまかせるしかないようだ。

なでまわす、なめしゃぶる、くちづける、頬ずる、およそ考えられる限り、つま先か

ら腿の付け根まで自分の足を少年が角度を変えながら味わう。それが少年の熱い吐息

をともなって続けられる。

 

(・・・・もう、・・・・ゆるして・・・・)

 

すっかり、屈服してしまった少女の思いが届いたのか、少年の愛撫が腿の根元で不意

にとまる。

「・・・・ロックさん?・・・どうし・・・・・・・・・きゃっ!!!! ・・・」

少女の戸惑いが出終わる前に、その声は小さな悲鳴にかわる。

両の腿を大きく広げさせられたまま、腰を突き出すような格好をとらされた。

その中心に少年の熱い吐息が感じられる。

「・・・・いいね?・・・」

確認するかのように一言呟くと、少年のくちづけが薄布ごしにせまった。

(・・・・え?・・・まだ、はやすぎるよぅ・・・・)

それは少女の覚悟を、少年の欲望が追い越した姿だった。

 

 

 

 

(第六話)

 

 

 

「・・・だめっ!!!、だめですっ!!!! 、そんなところ・・・・きたないですっ!!!!!

・・・・」

響たんが、少年のくちづけを遮ろうと、慌てて両手で大事な場所を覆い隠そうとす

る。

恥ずかしかった。少年の身体が自分の下半身に移った時点で、足はおろか、下着につ

つまれた大事なところも、彼の目に触れていたはずだった。

それをはっきりと意識できなかったのは、あまりにも濃厚な少年の愛撫に、感じさせ

られていたからだ。

決して、自分の身体が淫らなせいではない。そう、・・・・思いたい・・・

「・・・・きたなくなんかないさ・・・・きらきら、光って、・・・・・きれいだよ

・・・・」

ロックが、響の手をやさしく払いながらささやく。

「・・・そんなことないです、・・・・あぁ・・・もう、・・・・・見ないでくださ

い・・・・」

少女は秘所を隠すこともできず、仕方なく顔を両手で覆いながら、泣き出しそうな声

をあげる。

(・・・・どうしよう・・・・このままじゃ・・・・ロックさんに・・・・)

腿を閉じようとするが、力が入らない。腰から中心に、甘く、しびれるような感覚が

下半身を支配している。

これも少年のせいだ。彼の愛撫がそうさせているから・・・・

「・・・はずかしがらないで、響、・・・・ほんとうにきれいなんだから・・・・・

全部、おれにまかせて・・・・」

少年はやさしくそう言うと、少女の秘所に薄布ごしにくちづけた。

「・・・・あ?!・・・・んっ・・・・はぁ・・・・」

少女の口から、思わず声がもれるが、少年はかまわずくちづけを続ける。

 

・・・・ちゅっ・・・・ちゅ、ちゅ・・・・・ちゅぅ・・・・・

 

「・・・・ずっと、気になってたんだ・・・・響のここ・・・・」

くちづけの合間に少年がささやく。

「・・・・んん・・・・いやぁ・・・あっあっあっ・・・・あぁ・・・ふっ・・・ん

・・ん・・・・」

少女は布越しとはいえ、一番敏感な部分にくちづけされ、そのくすぐったいような、

心地よいような感覚に、ただむずがるような甘い声をあげるしかなかった。

少年の言葉がくちづけをしながら続く。

「・・・ふともも、・・・チュ・・さわり・・チュゥ・・はじめた時から・・チュ・

・もう・・・チュッ・・すごく濡れてたよ・・」

「・・・・うそっ!!!! ・・・あぁ・・・・ふっ・・・そんなの・・・んん・・うそ

です・・んんっ・・・・・」

響たんが喘ぎながらも、必死に否定しようとする。

次の言葉が少女の羞恥にとどめをさした。

「・・・・響のからだって、すごくエッチだね・・・・」

言われた・・・・・自分の身体がやらしいものだと・・・・・・足を愛撫されている

ときに、ちらりと、そう頭によぎったこともあったが、自分では本当にそうだと認め

たくなかった。

さしたる抵抗もできずに、秘所にくちづけを許してしまったのは、少年の愛撫が、情

熱的すぎるからだと思おうとしていた。

そう思い込まなければ、恥ずかしくて、自分が自分じゃないような不安で、少年の前

にいられなかった。

でも、薄々気づいていた・・・・・・最初に抱きしめられた時、腰の奥にふしぎな暖

かさが広がった。

少年との行為が進むにつれ、それが熱いうずきに変わっていくことに気づいていた。

本当は・・・・・・・自分の身体が、少年の愛撫を望んでいたことに気づいていた。

 

・・・・・ワタシノカラダハ、イヤラシイ、・・・ミダラダ、・・・・ハシタナイ・

・・・・

 

少女の思考が止まる。

 

 

「・・・そんな響も大好きだよ・・・・」

少年の言葉が少女を救った。救いの言葉は続いた、

「・・・・君にふれれば、ふれるほど、あたらしい君がみえる・・・それがうれしい

・・・・もっとありのままの君が知りたい・・・・そうすればもっと君を好きになれ

る・・・・・」

・・・・・少年に抱かれる覚悟はできていた。自分から望んだことだ。

でも、自分でさえ、知らなかった本当の自分を、受け入れてもらう覚悟はできていな

かった。

少年の愛の言霊は少女に覚悟とより強い信頼を与えた。

「・・・ほんとうの身も心も・・・・あなたに全部ささげます・・・・」

「・・・・ありがとう・・・」

少年は短くこたえると、少女の秘所を守る最後の薄布をやさしく引き降ろし、片足だ

けそれを引き抜き少女の足をひらいた。

「・・・・・・・・・・・」

目の前に広がる少女の秘所に少年が言葉をなくしている。

「・・・・・あのう・・・・・どこか変ですか・・・・・・」

無言の少年に不安を覚え、少女が声をかける。

「・・・・・ちがうんだ・・・・その・・・・見惚れてたんだ・・・・・」

「・・・・いやっ・・・・そんなに見ないでください・・・・」

少女は思いがけない答えに、反射的に足を閉じそうになるが、それを意志の力で抑え

た。

少年に全てを捧げると誓ったばかりだ。

「・・・・ほんとうにきれいだ・・・・・」

少女の秘所はその持ち主にふさわしく、控えめで美しかった。

中央の裂け目からのぞく秘肉は、わずかにほころび、処女の清浄な蜜をたたえて濡れ

光り、裂け目の上端から一つまみもできるかどうかの狭い範囲では、産毛の延長のよ

うな、ごく薄い恥毛がならんでいた。

それは人によっては 『無毛』 と見なすほどのものでしかなかった。

 

・・・・ちゅぅ・・・・ぷちゅっ・・・・ちゅっ・・・・・ちゅるる・・・・・ぺ

ちゃ・・・・ぴちゅるる・・・・ぴちゃ・・・・

 

突然の激しい少年のくちづけだった。いや、それを通り越した口全体を使った激しい

愛撫だった。

「・・・・あっ?!・・・・・あっ?!・・・・ああぁ・・・・・・んんんっ・・・・・

いやぁ・・・・・あん・・・・・あぁ・ん・・・」

少女は愛しい少年の、思わぬ不意打ちに、これまでで一番大きな喘ぎを搾り出され

る。

少年は気がついたら少女の秘所をむさぼっていた。

愛しい少女の可憐な秘所に目を奪われたのまでは覚えている。そこから頭が熱くな

り、真っ白になった。

そして今だ。自分でもどうやっているのか分からない。ただ、牡の本能のままに従っ

た。

少女の秘所にくちづける、処女の蜜を吸う、舐め上げる、舌をわずかなほころびにね

じ込むように差し込みより深くを求める。

処女の蜜の香りが鼻腔に満ち、更なる牡の本能が少年に目覚める。

両手で秘所のとじ目を開いた。牡の本能が閉じたままの牝の膣腔を許さなかったから

だ。

鮮烈なピンク色が目を焼いた。同時に夢中になってむさぼった。

「・・・ああん・・・あああっ・・・・はぁ・・・うんんっ・・・ふぅっ・・・・

ふぅっ・・・・・んん・・あああぁん・・・・」

少女は激しすぎる快楽からなんとか逃れようと腰を揺らすが、少年は許さなかった。

 

(・・・・わたし・・・・わたし・・・・おかしくなっちゃうよぉ・・・・ロック

さぁん・・・・・・ロックさぁん・・・・)

 

快楽の海に溺れかける意識を、愛しい少年を想うことで、必死につなぎ止めようとす

る響。

しかし、それも長くは続かなかった。

少年が自分の処女孔に指を浅く、こすりつけるようにして出し入れしている。

自分の膣孔が少年の指を咥えこんでいる。きゅうきゅうで指一本でもきつい。

それなのに愛しい少年は何とか少しでも自分の処女孔を確かめようと指をうごめか

す。

「・・・んんんっ・・・ああっ・・・・う・はぁん・・・あああっ・・・い、いいっ

・・・・ふぅっ・・・・・・あああぁんっ・・・」

気持ちよかった。自分の身体にこんなにこすられて気持ちいい場所があるとは知らな

かった。

・・・・・・少女に最後の波が訪れた・・・・・

少年が指戯を続けながら、固く尖らした舌で、ついに隠されいた性感の中心、クリト

リスを弾き、こね回す。

「・・・んああああんんんんっ・・・・・・・だっだめぇ・・だめぇ・・いっいい・

・・・いい・・ああああああぁぁっ・・

んんんんっ・・・いい・・・いいい・・・・あああああぁぁぁぁ・・・・・・・・」

 

少女は生まれてはじめて絶頂をむかえた・・・・・・

 

 

 

 

 

(第七話)

 

 

 

「・・・・・響、・・・・・・もう、だいじょうぶ?・・・・」

甘く、霞みがかった意識の片隅に、少年の言葉がひびく。

「・・・・ん・・・・んん・・・・あ・・・・・・・・・・・・・ロックさん?・・

・・・・わたし・・・・」

少年のやさしい問いかけに、少女の閉じていた目が薄く開かれる。まだ、半分は甘い

夢の中だ。

「・・・・すごく、かわいかった・・・・・・・・いっちゃったんだね・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・!!!!! 」

夢から完全に目覚めた。息を呑み、赤面し、恥ずかしさのあまり、少年に目を合わせ

ることができなくなる。

少年の一言で全て理解できた。

自分は、はじめて、イクということを経験したのだ。

愛しい少年の前で、あられもなく秘所をさらし、はしたないほど愛液をしたたらせな

がら、彼の熱い舌の動きに我をなくした。

一番大切な場所の中も覗かれた。そこにも少年の舌使いが及んだのを覚えている。

違う、それだけじゃない。

自分は少年の指を膣に浅く受け入れ、その激しすぎる指使いに戸惑いながらも、送り

込まれるはじめての感覚を悦んでいた。

そして、そのまま、ついに少年の舌使いが一番、自分の敏感なところに至った時に・

・・・・・・

「・・・・・あ、あの・・・わ、わたし・・・・ごめんなさい・・・・・」

少女は慌てたようにそう言うと、身体を丸めながら少年に背を向けて横になる。

頭の中が恥ずかしくて、パンクしそうだった。もっと、何か他に言わなければいけな

いことがあるのかもしれなかったが、口から出たのはそれだけだった。

「・・・・なんであやまるの? ・・・・・・おれこそ・・・・ごめん・・・・激し

くしすぎたね・・・・」

少年はそう言いながら、背中から抱くように少女を包み込む。

暖かかった。こうやって少年に身体を包まれていると心までそうされているようで、

とても落ち着いた気持ちになれる。

「・・・・こっちむいて・・・・・顔、みせてよ・・・・響・・・・」

「・・・・・うん・・・・・」

少女が抱かれた格好のまま、身体の向きを少年にむける。

「・・・・あっ・・・・ロックさん・・・・・・」

そこで少女は、はじめて少年も裸であることに気がついた。

背中に感じた少年の肌の暖かさが、何だか当たり前のような気がして、あらためて目

にふれるまで気づかなかったのである。

「・・・・いつのまに・・・脱いじゃったんですか?・・・・・」

「・・・・響がイっちゃって、意識がとんでる間だよ・・・・」

少年がいたずらっぽく答える。

「・・・だって、イっちゃったあとのかわいい響のはだかみてたらさ、なんかおれも

そうじゃないとってさ・・・・」

「・・もうっ・・・ずるいです・・・わたしもロックさんの脱ぐところみたかったの

に・・・・・・」

軽く頬をふくらませ、少女も少年に調子を合わせる。

「・・・・これから・・・いつでも見れるようになるよ・・・・ね・・・・」

少年はなだめるように囁くと、少女の身体をやさしく引き寄せる。

少年の暖かい胸板に少女の頬がふれ、穏やかに脈打つ少年の鼓動が耳にこだまする。

少女は、それがとても嬉しかった。

同時に自分の臍の下あたりに、ひどく熱い固まりが押し当てられているのに気づい

た。

何であるかは解る。はじめて少年に強く抱きしめられた時から、密かに、服越しにも

その熱さと固さが感じ取れていたのだから。

「・・・・あっ・・・・ロックさん?・・・・・あの・・・・あたってます・・・・

・・」

少女が少し困ったような顔をする。

少年は答えず、自分を求めるかのように、ゆっくりと、恥丘で弧を描くように、熱い

こわばりをこすり付ける。

そのあまりにも、これから先の行為を予感させる動きに、自分の性器が再び潤み、熱

く疼きはじめるのがわかる。

 

 

・・・・・・・・少年が欲しい・・・・・・・・

 

自分の中の 『女』 が少年のこわばりを求める。

・・・・・・・こんどは愛撫だけでは自分も満足できそうにない。

少年が、少女のその思いに追い討ちをかける。

「・・・もう、君が欲しくてがまんできないんだ・・・・いいよね・・・・」

熱っぽさを帯びた真剣な眼差しで少年が身体を求める。

「・・・・・・はい・・・」

少女もそれを望んだ。

あおむけの少女に覆い被さり、少年が少女の身体を、愛しさを込めてきつく抱きしめ

る。

少女もその思いに応え、両の手を少年の背にまわす。

もはや、二人の身体を隔てるものは何もなかった。

少年は少女の柔らかさを、少女は少年のたくましさを全身で感じていた。

万感の思いを込めて二人が呼び合う。

「・・・・・響・・・・・」

「・・・・ロックさん・・・・」

やがて、二人は身体をわずかに離すと、競い合うように互いの身体に、手の平を這わ

しはじめる。

頬にふれ、首筋に指をたどらせ、胸を撫で、脇腹をくすぐる。

存在を確かめるように、愛おしむように・・・・・

「・・・・・あっ・・・・・ん・・・・あふっ・・・・」

少年の指が、再び秘所に触れた。こんどはやさしく、愛でるように。

一度、絶頂を知った処女の秘所は、少年の指戯に急速に蜜の潤いをたたえはじめる。

 

・・・・ぴちゃ・・・・・・・ぴちゅ・・・・くちゅ・・・・・・・・くりゅ・・・

・くりゅるるる・・・・・・・

 

少年の指使いが、自分の秘所で淫らな水音を奏でている。

「・・・・あぁ・・・・あ・・ああ・・・・ん・・・・はぁ・・・・あん・・・・あ

あぁ・・・・・」

待ちわびていた少年の愛撫に、甘い声を抑えることができない。

もっと・・・・もっと、して欲しかった。

少年の愛撫はやさしく、丹念であったが、さきほど受けた膣腔への指の挿入と激しい

指使いから得られる快感に比べると何かじれったく、より強い快感を求めて、腰を押

しつけるように揺らしてしまう。

それでも少年は、あいかわらず秘所の入り口を撫でるように、湧き上がる蜜をぬり広

げるように浅く愛撫を続ける。

 

(・・・・・ロックさぁん・・・もっと・・・もっと・・・おねがい・・・・)

 

少女の声にならないはしたないおねだりは、ついに無意識に少年の熱いこわばりをま

さぐらせた。

「・・・・うっ・・・・ひ、響・・・・・」

少年がかすれた声で少女の名を呼ぶ。

名を呼ばれ、はじめて少女は自分のしていることに気がついた。

「・・・・あ、あ・・・・わ、わたし・・・・ごめんなさい・・・・・」

自分は、なんてはしたないことをしてしまったのだろう。

無意識とはいえ自分から手を男性器に触れてしまうなんて・・・・・でも・・・・・

はなせなかった。

手の平いっぱいに少年のこわばりが、焼け付くように熱く、固く、その存在が感じら

れる。

また無意識に手が動いてしまう。

指先をそろえて、根元から先端に向け、押し包むようにゆっくりと撫で上げ、その動

きに伴うこわばりの脈打ちを感じ、ひときわ熱い先端を包み込み、その形を確かめる

ように擦ってしまう。

そのまま、淫らな手つきに扱くような動きが加わり、もう、自分が抑え切れなくな

る。

 

・・・・しゅっ・・・・しゅしゅっ・・・・しゅっ・・・・さすっ・・・・・さすさ

す・・・・・

 

「・・・あぁ・・・・・響・・・・いいよ・・・・すごく・・・・きもちいい・・

・」

目を閉じ、少年が熱い息を吐きながら、上ずった声で言う。

少女の小さく繊細な掌が、自分のペニスに触れている。いや、まさぐり、扱き上げて

いる。

・・・・・たまらなかった。

あの清楚で可憐な少女が、性器をいじられ愛液をあふれさせ、たまらず無意識に自分

のペニスを求めるように指を踊らせる姿は、この上なくいやらしく淫らで、もう、我

慢ができなかった。

 

「・・・・響ッ!!!! ・・・・響ッ!!!! ・・・・・」

「・・・・ロックさぁん!!!! ・・・・・・ロックさぁん!!!! ・・・・」

二人は叫ぶように名を呼び合うと、むさぼり合うようにくちづけをかわす。

 

・・・・んぐ・・・・んん・・・・んん・・・・んんん・・・・

 

ごく短い間に、互いの舌と口腔を味わうと、少年がそうせずにはいられないように少

女の腿をいっきに押し開く。

「・・・・いくよッッ!!! ・・・・・いいねッッ!!! ・・・・・」

発情しきった少年は、少女が処女であることも忘れ、猛り狂ったペニスを処女孔に突

き立てようとする。

 

・・・・つるっ・・・・つるるっ・・・・つる・・・・・

 

少年の挿入したい気持ちとはうらはらに、ペニスは少女の秘所の表面をすべってしま

い、うまく膣孔を捉えることができない。

「・・・・・あれっ・・・・なんで・・・・もうちょい・・・・・」

少年があせり、苛立つような声をあげる。

「・・・・ロックさん・・・・」

「・・・・ここで・・・こう・・・あれ?・・・」

「・・・・・ロックさんっ!!!! ・・・・・」

「・・・・あっ・・・・ご、ごめん・・・」

強く呼び止められ、やっと少女の声に気づく。

少年はとたんに気まずくなり、申し分けなさそうな顔をする。

闘いの時もそうだが、少女のことになると、ことさら頭が熱くなるようだ。

「・・・・・ロックさん・・・・あせらないで・・・・・」

少女がなだめるようにやさしく言う。

「・・・・こうしたほうが・・・・・・・・・いいとおもうんです・・・・」

少女が恥ずかしげにしながらも、大胆にも自らの指でVの字にして、潤いきった処女

孔を押し開く。

 

・・・・・かぱぁ・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッッ!!!!! 」

少年は声も出ない。

これほどかわいいやらしい、淫らな光景は見たことがなかった。

しかし、数瞬後、少年はさらにいやらしく、牡の本能を刺激する光景を見ることに

なった。

「・・・・・・そのまま・・・・・こうして・・・・」

少女はそう言いながら、空いているほうの手で、腹まで反り返った少年のペニスを押

し下げるようにして自分の処女孔に当てがう。

「・・・・・ひ、響ッッ!!! ・・・」

少年はあまりにやらしい光景と、ペニスに感じる少女の掌と温かい処女孔の感触に、

ペニスを大きく脈打たせてしまう。

「・・・・・おねがいします・・・・・このままロックさんをください・・・・」

少女は恥ずかしがりながらも、はっきりと少年のペニスの挿入をせがむ。

そんな少女の恥態にこらえきれず、少年のペニスが一息に根元までハメ込まれる。

 

・・・・・くちゅっ・・・・・ずっ・・・・ずりゅぅぅぅぅぅぅっっっ・・・・・

 

「・・・・・はぁっ!!!!!!・・・・・・ああああんんんっんっ・・・・んああああぁ

・・・・・・・・・」

少女は自分の処女の喪失に、喜びとも痛みへの悲鳴ともとれる、大きな喘ぎを漏らし

た。

 

 

 

 

(第八話)

 

 

 

破瓜の痛みはあった。自分の身体の奥で、大切にしていたものがはじける痛みだ。

後悔はなかった。身も心も全て、愛しい少年に捧げると誓っていたのだから。

自分の身体の奥に、少年の存在が強く、熱く感じられる。

愛しい人を、身体の奥深くに迎えるよろこび・・・・・・それが、なにより嬉しかっ

た。

自分は今、愛しい少女と一つになっている。

少女の胎内のぬくもりが、頭の芯の熱を冷ましてくれる。

愛しさと欲望にこらえきれず、少女の身体を気遣うこともできずに、少女の処女を散

らしてしまった。

許されるのだろうか・・・・・自分は欲望のままに動いてしまっただけではないのか

少女を顔を見た。

微笑みだ・・・・・少女は自分を、心から受け入れてくれている・・・・・・・それ

が、なにより嬉しかった。

 

 

「・・・・ロックさん・・・・」

「・・・・響・・・・・・」

二人が静かに、思いを込めて呼び合う・・・・・それ以上の言葉はいらない。

しばらく二人は、身体を動かすことなく、結ばれたままの姿勢で、互いの性器の存在

を確かめた。

少年は少女の処女らしい、食いちぎらんばかりの締め付けを伴った熱い膣腔を・・・

少女は少年の焼け付くような熱さと、鋼のような硬さを持ち、息づくように脈打つペ

ニスを・・・・

やがて、少年がさらに少女の性器を求めて少しずつ腰を前後に揺すりはじめる。

 

・・・・ちゅっ・・・・ずちゅ・・・・ちゃ・・・ちゃっ・・・・ちゃちゃ・・・・

じゅっじゅっじゅぷ・・じゅぷっ・・・・・

 

「・・・・・・・・あっ・・・あ、あ・・・あぁ・・ん・・・んんんっ・・・・あぁ

・・・ふっ・・んん・・・はぁぁ・・・・」

少女の甘い喘ぎを聴きながら、少年は処女の膣腔を味わう。

たまらなく気持ちよかった。

奥に深く挿入しようとすると、自分の亀頭を押しもどすかのようにきつく締め付ける

のを感じる。そのくせに、それを引き戻す動作にはいると、こんどはシャフト全体

に、逃すまいと膣腔内の多弁な襞が、吸い付くように絡み付き、その快感に耐え、入

り口付近まで戻ると亀頭のカリを強く締め付け、それ以上の後退を許してくれない。

 

(・・・・・こ、こんなのって・・・・・き、きもちよすぎる!!!! ・・・・・もっ

と・・・・もっと・・・したい!!!! ・・・)

 

・・・ずちゃ・・・・ずちゃっ・・・ちゃっちゃっ・・・・じゅっじゅぷ・・・じゅ

ぷぅ・・じゅぷぷっ・・・じゅちぃ・・・・

 

少年が処女の膣腔が与える素晴らしい快楽に溺れ、次第に腰の動きがせわしないもの

になる。

その腰使いに、左右にひねりながらペニスを捻じ込む動きが加わると、少女はさらに

甘く高い喘ぎをもらす。

「・・・ああっ・・んん・・・はぁあああんんん・・・・・あっあっあっ・・・ん・

・いやぁ・・・んん・・・あああぁ・・・・」

少年のペニスが自分の処女孔を深く犯すたびに、何度もその先端の鈴口が子宮口を、

くちづける様にノックするのがわかる。

 

そのたびに子宮全体から甘くしびれるような感覚が、徐々に膣全体に広がり、破瓜の

痛みを『女の悦び』に変えていくのが感じられる。

 

(・・・・あぁ・・・ロックさん・・・・なんだか・・・だんだん・・・・・・・)

 

先ほどまでの、エラの高くはった少年の亀頭が、自分の膣壁をこすり上げるたびに感

じていた痛みが嘘のように引いていった。

かわりに、これまでに味わったことのない快感を膣全体にを感じる。

もっと・・・・もっと激しく、強くかき回して、突き上げて欲しかった。

少女のはしたない願いは、膣のうごめきと締め付けであらわされた。

これまで少年の挿入に、されるがまま、受け身でいた処女の膣腔が、少年のペニスを

自ら扱き上げるように膣襞を絡ませ、きつく締め上げ、射精を促しはじめる。

 

 

・・・・・きゅっ・・・・きゅうぅぅ・・・・きゅきゅっ・・・・・

 

「・・・・うっうう・・・・響ッ!!!!!・・・・ああっ!!!!・・・・そんなに・・・

・・しめないで!!!!・・・・・」

そんな少女の先ほどよりも淫らな膣のうごめきと、キツキツの閉まり具合いに、少年

がこらえきれず声を上げてしまう。

このままでは長くはもたない・・・そう思い、何とか気をそらして快感に耐えよう

と、意識を自分のペニスから少女の身体に向けるが、改めて見る自分身体の下で愛ら

しく淫らに喘ぐ愛しい少女の姿に、かえってさらに興奮を覚えてしまう。

 

(・・・・なんて、やらしくてかわいいんだ・・・・・)

 

少女は少年の年齢の割に大きなペニスを、その小柄な身体にふさわしい小さな膣孔を

限界まで広げて、根元までグップリと咥えこんでいる。

その結合部は、少女の恥毛が極端に薄さと、少年の激しい挿入の繰り返しであふれ出

た愛液によって少女の恥丘が塗りたくられことによって、全くの無毛の様相を呈し、

少年にまだ子供を犯しているような罪の意識とそれだからこそくる激しい興奮を与え

ている。

(・・・・だめた・・・もっと・・・なんとか・・・がまんしなきゃ・・・・)

そんな少年の高まりを抑えようとする意識とは裏腹に、少女はますます高まってい

く。

「・・・あっあっあああぁ・・・・んん・・・・い、いい・・・・きもち・・・・い

い・・・で・・・す・・・あああぁ・・いいっ・・・」

・・・・・ついに『いい』が出た。

快楽を肯定する喘ぎ。決して痛みからは出ることのない喘ぎ。それが『いい』だ。

それを認識した瞬間、少年はわずかに残っていた理性がふきとびそうになる。

(・・・・・・・・・・・ッッッ!!!!! ・・・・まだだ!!!!!! ・・・・・まだ、お

れは響のすべてを感じていない!!!!! ・・・・)

少年の少女への愛しさがそれを限界寸前で堪えさせた。

 

不意に少年の腰の動きが少女の膣孔付近で止まる。

「・・・・あん?・・・・ロックさん? ・・・・」

少女が、高まりはじめた快感を中断されたことに小さく不満の声をもらす。

少年は少しでも自分のペニスを長持ちさせようと牡の本能に逆らい、腰の動きを中断

したのだった。

「・・・・ごめんよ・・・・」

少年が、ペニスを少女の膣孔に引き抜く寸前のところまで腰を引いたままで答える。

奥深くにペニスを埋めたままでは、こちらが動かなくても処女の素晴らしい締め付け

と絡み付く襞の感触に危うく精を漏らしかねないからだ。

 

「・・・・あんまり・・響がかわいくて・・・きもちいいから・・・・すぐにイッ

ちゃいそうなんだ・・・・」

「・・・・そう・・なんですか・・・あのっ・・・・わたしの・・・・そのっ・・ほ

んとに・・・きもちいいですか?・・・」

顔を真っ赤にしながら、少女が恥ずかしそうに聞き返す。確かめずにいられなかっ

た。

「・・・・うん、そうだよ・・・きもちよすぎ・・・・」

「・・・・いいですよ・・・・このまま・・・・その・・・中に・・・・出しちゃっ

ても・・・・・」

切なげな少年の告白に、確信を得て、少女が消え入りそうな声で少年に膣内射精を許

す。

「・・・・あ、ありがとう・・・・でも・・・もっと響をかんじたいから・・・すこ

しやすませて・・・・」

少年は思わぬ大胆な少女の言葉に、激しい動揺と興奮を覚えながら答える。

「・・・・それに、たぶん、一度出しちゃったら・・・・・全部出しきっちゃいそう

だし・・・・」

「・・・・・はい、・・・・わかりました・・・・それじゃ、もう少ししたら・・・

・また・・・いっぱいしてください・・・」

少年の赤裸々な告白に女の喜びを得て、少女がいけないおねだりをする。

 

 

しばらく、二人は互いの身体を見つめあった。

少年の視界には、少女の薄く桃色に染まった、美しい少女特有の滑らかな肌が広が

る。

少女の視界には、先ほどまで自分を激しく攻めぬいていた、たくましい胸板が広が

る。

やがて、二人の視線が浅く結合したままの下半身にそそがれる。

少年の亀頭のみ、少女の膣孔を浅く捉え、外気にさらされた、愛液と破瓜の出血が交

じり合ったシャフトが、ぬめるような妖しい光沢を放つ。

二人の欲望の炎が、またくすぶりはじめる。

「・・・・響・・・・」

「・・・・ロックさん・・・・」

短く呼び合うと、それが合図になり、再び少年のペニスが少女の膣腔に深く埋められ

る。

 

・・・・・ずちゅぅぅぅぅ・・・・・・

 

「・・・ああ・・・あああぁん・・・・」

少女が唄うように甘い声を一つ漏らす。

「・・・うう・・あ・・・響・・・・」

少年も応えるかのように少女の名を呼ぶ。

快楽はすぐにきた。

少女の膣は、深く挿入しただけで、焦らされたのを咎めるかのように、しつこいぐら

いに自分の亀頭に絡み付き、シャフトをキュッキュッと締め付けてくる。

 

(・・・・このままじゃ、終わらせない!!!! ・・・・)

 

「・・・・響・・・・後ろから・・・いい?・・・」

「・・・・え?・・・あっ・・きゃっ・・・」

少年は了解を待たずに深く挿入したまま、少女の身体をくるりと半回転させた。バッ

クスタイルだ。

「・・・・ああん・・・こんなかっこう・・・・だめですぅ・・・・」

少女は羞恥にまみれ弱々しく抗議するが、少年はお構い無しに腰を使いはじめる。

 

・・・・・パンパンパンパンッ・・・・ずちゅぅ・・・ずちゅっ・・・・・パンパン

パンッ・・・・じゅちっ・・・じゅちっ・・・

 

少年の腰が少女の小ぶりなヒップを叩く音と、淫らな水音が交じり合う。

「・・・・ああっ・・・・いやぁ・・・・こんなの・・・・はずかし・・・・ああ

あぁんん・・・・すぎますぅ・・・・」

少女が顔を左右に振り、イヤイヤをしながら喘ぎと恥じらいの声をあげる。

しかし、少年の耳には届かない。

少年は、視界を埋める少女のヒップから、なだらかな背中にかけてのラインの美しさ

に、目を奪われていたのだ。

綺麗だった。

小さいと思っていた少女のヒップは、こちらに突き出すような格好をとらすと、ボ

リュームを増し、いやおうなしに女を意識させるし、思わず両の手で押さえてしま

う、少女の細い腰のくびれから続く、背中にかけてのラインは、自分の中の牡の本能

を強く揺さぶるのが解る。

バックからの挿入の快感も素晴らしかった。

自分のペニスが反り返っているため、少女の腰を掴みヒップを引き寄せ高くかかげる

と、正常位でするよりも少女の膣内で強く亀頭が擦られてしまい、自然に腰使いが荒

くなる。

そんな自分のペニスの律動に少女の膣腔が悦び、さらに快楽をねだるように、襞を

ネットリと絡ませ、奥に引き込むように膣孔から子宮へ蠕動する締め付けがたまらな

い。

 

・・・・じゅぷぅ・・・・じゅぷっ・・・・・パン、パパン・・・・パンパン・・・

じゅっじゅっ・・・パンパンパンパン・・・・・

 

「・・・・・ああぁんん・・・いいっ・・いいですぅ・・・・どうして・・・ああぁ

・・・・こんな・・・はずかしいのに・・・・」

少女も快感の海に溺れていた。

四つ這いにされ、処女なのに犬のように背後から激しく犯されている。

こんなに自分の膣内の深いところまで、少年のペニスが貫いている。

そして、自分の膣腔を確かめるように亀頭をあらゆる角度からこすりつけ、子宮口を

強くコネ回している。

それらの認識が自分に羞恥と快感を強くする。

「・・・・ああぁ・・・いいですぅ・・・・きもちいいですぅ・・・ああっ・・・ふ

・・・はぁ・・・・もっと・・・・もっとください・・・・・ああぁんん・・・・あ

あっ・・・いいっ・・・」

自分の腰が勝手に動きはじめてしまう。

いけない、はしたない、と思いながらも淫らな腰つきを止めることができない。

「・・・・あっああぁ・・・響・・・だめだよ・・・・そんなに・・・こしふっちゃ

・・・・・すごすぎるよ・・・やらしすぎるよ・・・だめだ・・・・もう・・・・・

・もう・・・・・がまんできないッッッ!!!!! ・・・・」

少年が、少女の何かをコネるような淫らなヒップの動きに目を奪われ、急速に射精願

望が高まってくる。

男なら当然だ。

少女の膣腔は、処女であることを差し引いても、締まり具合は最高のものだし、多弁

な膣襞とそのしつこくねっとりとした絡み付き具合は、極上の名器であることの証し

だ。

これほどの名器なら、どんなやさしい男でも、一匹の牡のけだものと化し、子宮にあ

りったけの精を注がなければ気が済まないだろう。

しかも、その極上の名器を有しているのは、まだ幼さを残す、清楚可憐な少女なので

ある。

その少女が、はじめてなのにバックから犯され、感じてしまい、さらには尻を振って

おねだりしている。

少年が、いや、男なら我慢できるはずがなかった。

 

パンパンパンパンッ・・・・じゅぷぅ・・・・じゅぷぷっ・・・・・パンパパン・・

・・パンパン・・・じゅちっじゅっ・・・パンパンパンパン・・・・・じゅぷぷぷっ

・・・パンパンパンッ・・・・・・・じゅぷ・・・・じゅちっ・・・じゅちちぃ・・

・・・

 

「・・・・ひっ、響ッッ・・あっ・・・・・はぁっ・・・だすよッッ・・・・いっぱ

い・・・・ああぁ・・・いっぱい・・・・だしちゃうよッッ・・あっ・・・もうだめ

だからねッッ・・・・・がまんできないんだからねッッ・・・・・」

少年が少女に、泣き出しそうな声で最後通告をする。

「・・・・ああんっ・・・・ロックさんッ・・ああぁ・・・・・ロックさんッ・・・

・さいごは・・・・あああっ・・・・おねがい・・・まえから・・・だいて・・・あ

あはぁ・・・ください・・・・んんっ・・・おねがい・・・します・・・」

少女が快楽の最後に望んだのは少年の熱い抱擁だった。

「・・・・わかったよッッ・・・・響ッッ・・・・」

再び少女のヒップを抱えたまま、少女の身体を仰向けにし、強く抱きしめ、少年が少

女の願いを叶える。

亀頭をより強く膣内の天井に擦りつけると、あらたに無数のつぶつぶした突起が感じ

られた。

・・・・気持ちいい、気持ちよすぎる・・・・・・

少女の新たな名器の要素が少年を射精へと追い立てる。

「・・・・・響ッッ・・あぁっ・・響ッッ・・・・響ッッ・・」

「・・・・ロックさん・・・・ロックさん・・・・ああぁんっ・・・・ロックさぁん

・・・・・」

互いの名を叫びながら、二人の両の指がつながり、きつく絡み合う。二人の気持ちが

高まる。

そこに、ここでこうされたらイかされる、というタイミングで少女の膣が、締め付け

襞を絡ませる。

もう・・・・限界だった・・・・

「・・・・・だすよッッ・・・・いっぱいだすよッッ・・・・うけとめてッッ・・・

・・」

少年が亀頭を子宮口にめり込ませ、射精する。

 

・・・ドクッ・・ドクドクッ・・・・ドビュビュッ・・・・ビュッ・・・・ビュブル

ルル・・・・・ビュブルルル・・・・ビュブッ・・・

ビルルルル・・・・・・・ドプッ・・・ドピュピュピュ・・・・・・・・ドビュルル

ル・・・・・・

 

少女の清らかで無垢な子宮に、少年のただならぬ量の精が注がれる。

「・・・・ああぁっ・・・・ああんん・・・・こんなに・・・・ああぁぁっ・・・・

・いっぱい・・あぁぁ・・わ、わたしもっ・・・・いっちゃいますっ・・・・あああ

あああああぁんんん・・・い・・いくぅっっ・・・・はああぁぁぁあんんんっっ・・

・・」

少女は自分の子宮に、牡の熱いほとばしりを感じ、絶頂を迎えた。

 

・・・・・・・今、二人は身も心も溶け合い一つになった。

 

 

 

 

 

(エピローグ)

 

 

絶頂の余韻がから醒めかかった頃、少女は少年の声を遠くに聞いた。

「・・・・響・・・・めがさめた?・・・・」

「・・・・・あ・・・・ロック・・・さん?・・・・・」

自分は、またしてもエクスタシーの波に飲まれ、意識をなくしていたらしい。

「・・・・・すごくよかったよ・・・」

「・・・・・・・あっ、ああ・・・・・」

その一言で全てを思い出してしまった。恥ずかしくて少年の顔が見れない。

そんな愛しい少女の恥じらう仕種に少年が、いたずらっぽく追い討ちをかける。

「・・・・響ってすごいね・・・・はじめてなのに・・・・あんなに・・・・だいた

んに・・・」

「・・・・もうっ、ロックさん・・・」

 

・・・・・ちゅ・・・・

 

少女が、少年がみなまで言う前に、愛らしい唇で少年の口をふさぐ。

しばらく軽いくちづけを続けた後、少女が反撃にでた。

「・・・・・ロックさんこそ・・・こんなにいっぱい出したくせに・・・・・男の

人ってみんなこんなにも出さないんじゃないんですか・・・・・ロックさんのエッチ

・・・・それになんだか、すごく濃そうだし・・・」

正確には、少女の性器が、素晴らしい極上の名器だからこそ、これほどまでの量と濃

さを伴った精を搾り取り、注がれた訳だが、少女はそんなことは知らない。

「・・・・・そ、そんなことないよ・・・・」

少年は自分の強い性欲を指摘されたような気になってしまい、恥ずかしくなり、力無

く否定する。

少女がいたずらっぽく囁く。

「・・・ロックさんのエッチ・・・」

少年も少女にならう。

「・・・響のエッチ・・・・」

 

・・・くすっ・・・ふふふふふ・・・・・・

 

やがて、どちらからともなく、二人の笑い声が部屋に響き渡る。

それは、聞く者全てが二人を祝福したくなるような、幸せそのものだった。

 

 

 

 


 ご意見・ご感想はこちらまで

(updete 2001/12/10)