オリジナル

■真夜中の出来事■

-7-

作・竹内 大成 さま


> 亜紀の涙には白濁色の液体が混ざっていた・・・。

 

       16(次の作品を何にしようか・・・さまよい中)

 

「うう、ううう・・・」

 亜紀はまだ泣いていた。

 そして、ポタポタと瞳から白濁色がまじった涙が流れ落ちる。

 まるで泉のように、その涙は亜紀の瞳から、次から次へと流れ落ちる・・・。

 無理矢理の初フェラチオ、そして口射・顔射・・・。

 今までしたことのない事を無理矢理やらされたために、亜紀の心はズタズタにされて

しまったのだ。

 そして、大成の人格の変化も亜紀の心を傷つけた原因の一つだろう。

 あんなに優しく、少し弱気気味だった大成の人格がガラリと変わり、まるで冷酷人間

の様になってしまった・・・。

 亜紀は悲しみと同時に大成に対する怒りも身体にこみ上げてきた。

 いくらこれが最後の愛になるかもしれないとしても、あまりにも自分勝手すぎる。

 そういう怒りが亜紀の身体の中にどんどん蓄積していった。

 そして、まるで時限爆弾のように、いきなりその怒りが爆発した。

「大成!! ちょっとあ・・・」

 いきなり大成に文句を言おうとする亜紀。

 しかし、そのセリフも途中で途絶える。

 変わりに・・・

「あん・・・」

 亜紀の口からは喘ぎ声が出てきた。

 そう、大成が亜紀の胸を揉んだのだ。

 亜紀の顔からは一瞬にして怒りの表情が消えて、変わりに悶えるような顔になった。

 大成は愛撫をやめない。

 

 モミ、モミ、モミ・・・。

 

 亜紀の胸は大成の両手によって自由自在に変化していった。

 それはまるで、やわらかい粘土のようだ。

「ああ、大成、や、やめて・・・」

 亜紀の顔が赤くなり、喘ぎ声が段々大きくなる。

 そして、大成の手が亜紀のしげみへと忍び寄る・・・。

 

 グチュ・・・

 

「はあん!!」

 亜紀が叫ぶように喘ぐ。

「ふふふ、もうこんなに濡れてるじゃないか・・・亜紀・・・」

 そんな不気味なセリフを言いながら、大成は亜紀の割れ目から愛液をすくい出す様に

指を動かす。

 

 ヌチュ、ネチャ、グチュ、クチュ・・・

 

「ああ、やめて、た、大成、へ、変になっちゃう!!」

「えっ? やめるのかい? でも亜紀の割れ目は「もっとやって」って言ってるように

俺の指をどんどん締め付けてくるぜ」

「・・・・・」

 亜紀は絶句した。

(そ、そんな。あたしって・・・)

 そして、顔がどんどん赤くなる。

 まるで病気にかかって高熱を出したかのように、赤い。

「亜紀、おまえも結構、純情なやつだな」

 

 


(update 2000/01/16)