エヴァ

■立場が変わったら…■

第2話

作・専務さま


 

「何がSゲンドウだ」

 

「別にいいじゃない」

 

「良くはないが…まあ、許そう…」

 

「そのいいかたやだ…」

 

「ふん、じゃあ私はもう行かせてもらおう…」

 

「お弁当持った?」

 

「今日は午前授業だろ?」

 

「違うよ、予定表では5時間だよ」

 

「……なんかネルフの方でテストをやるんじゃなかったのかな…」

 

「ああ、今日だったけ?ゲンドウ良く覚えていたね」

 

「お前が忘れてどうする…」

 

「お前ってなんだ?あ!?」

 

「お前一応作戦部長だろ?」

 

「作戦部長だから忘れちゃ行けないのか?おい!ゲンドウ!」

 

プルルルルルル

カチャ

 

「惣流だ」

 

「やあ、ゲンドウ、シンジだけどアスカいる?」

 

「監視カメラで見ていたくせに」

 

「いいから変わってよ!」

 

「何?シンジ…じゃなくて司令」

 

「今、アスカさぁゲンドウにたいして文句言ってなかった?ゲンドウがそれを僕に

いってきたらアスカの給料今度から30%カットだよ?」

 

「そ、それは困りますしれいぃぃぃぃぃぃぃぃ!給料をこれ以上へらさない

でぇぇぇぇぇ」

 

実はアスカは、レイのいないところでシンジを無理やり連れだし、やっちゃおうとし

たことがしばしば。それをレイに見つかり拷問された挙句シンジはレイの奴隷。アス

カは給料40%カットになったのである。今度カットされたら30%しか残らないの

で、ビールを買って終わりである。

 

「司令…なんでそれを知っているんですか?」

 

「うっ!それは親の感だよ!レイが僕に知らせてくれたんだ」

 

「(レイならありうる…)わかりました指令…以後きょうつけます」

 

「ゲンドウに代わって」

 

「なんだ?弱虫」

 

「(ゲンドウって…シンジに対して凄く強気…)」

 

「どうせ僕は弱虫さ…でもな!あの時僕が暴走していなかったらお前はこの世にいな

かったかもしれないんだぞ!」

 

「まあ、なんにしろ襲った事には変わりないだろう」

 

「お前それを人に言うなよ!」

 

「もう遅い…この部屋いいるやつは皆聞き耳立てている」

 

「アスカに代わって…」

 

「何ですか?噂には聞いていたけどまさか、本当にレイを襲ったなんて…」

 

「アスカ、それをそこで口止めしないとお前の給料無しだ。ついでに、今度のボーナ

スも一緒に「セカンドインパクト難民キャンプ救援募金」に全額まわすよ」

 

「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁすみませんでした司令!それだけはや

めてください!給料無いと予約したF○9買えないじゃないですか!予約特典欲しい

んですよ!」

 

「アスカがゲームにはまっていたとは…じゃあスク○ェアに寄付しちゃおうかな?」

 

「いやああああああああああああああそれもやめてください!ドラ○エ7も予約し

ちゃったんです」

 

「わかったよ、給料はちゃんと払うから。それはそうと、この電話はネルフの特別回

線で通話料そちら持ちだから!10分で1000円!!でも盗聴される心配無い!」

 

「酷いですぅぅぅぅぅぅぅ!経費で落としちゃいます!」

 

「これは個人で電話しているから経費で落とせないよ!」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁんなかんじ!」

 

「じゃあね!」

 

プープープープープープープープー

 

 

「そんな…給料は助かったからいいけど…10分1000円?いい加減にしろコラ

!」

 

「通話時間は…15分ぴったりだ」

 

「1500円!!!!節約しなきゃ…一ヶ月1万円で生活するアイドルになれない

!」

 

「いつの間にそんなものを…」

 

「成功したら賞金10万円なの!失敗したらなぜか罰金10万円だけど…」

 

「もうムリだな…リツコが付けている家計簿によると後5日で、一万を越える」

 

「もういやあああああああああ

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

その悲鳴は、第三東京市全体に響き渡った。

 

 

 

 

 

学校

 

 

「よう、ゲンドウ。先生がくるまで時間がある、一局やろうでわないか」

 

「そうだな…やるか……」

 

ゲンドウは飛車で、冬月は角で責めていく。

 

パンパン

「出席取るわよ!」

 

パチッ

「うぅ…その手1手てくれんか」

「勝負の世界に待ったは無いといったであろう」

 

「ゲンドウ!出席取るわよ!」

パチッ

「ふむ!ぅぅぅぅぅぅではこれでどうだ?王手角取り!」

「む!ふぅぅぅぅぅ…地震だ!」

がちゃ

 

「ゲンドウ、お前がそう言うヤツだったなんて…見直したぞ!」

 

「それはありがたい。将棋に自然災害は付き物だからな!」

 

「「わはははははははははは」」

 

「大声出して笑っているんじゃないわよ!廊下立ってなさい!」

 

「なんだと?いい年してテレビゲームになぞ、現を抜かして!(注、うつつをぬかし

て)

 

「うるさいわね!中学生で将棋に熱中しているんじゃないわよ!」

 

「…三十路にもなって…眉間に小じわが目立っているぞ!」

 

「まだ28よ!それに私にはしわなんてあるわけ無いじゃないの!」

 

「いや…あるな冬月」

 

「ああ、小さくだがあるぞ」

 

「むきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

 

「お?サルに進化したか?単細胞生物」

 

「うるさいわねぇぇぇぇぇぇ親父面の癖に!アンタの父親の方がずっと若い顔してい

るわよ!」

そう言いながら写真を皆に見せる

 

「あいつの写真など持ってどうした?まだ捨てられたのが解らないのか?あ?」

 

「あいつがレイを襲ったのがいけないんでしょうが!」

突然携帯が鳴る

 

「はいもしもし!なんの用!今忙しいのよ!」

 

「よくも言ったな…給料1年無し!まさかクラスで言うなんて…信じた僕がバカだっ

たよ…(シクシク)」

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

あああああああああああああああああ給料カットだけ

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおやめくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

 

「…自業自得ね、アスカ」

 

「レ、レイ!!!!アンタがたくらんだのねぇぇぇぇぇぇぇ」

 

ぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷーぷー

 

「いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁしん

じぃぃぃぃぃぃぃ私を見捨てないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

「哀れなヤツだ…」

「そうだな…ゲンドウ」

 

 

その日、アスカは5回自殺を図ろうとしたが、レイによって拒まれた。レイいわく

「シンジを奪おうとしていたんですもの…苦しんでいなさい!おっほほほほほほほほ

ほほ」

だそうだ(↑レイじゃない…)」

 

「無様なヤツだ…あれで私の保護者をしていられるのか?」

 

次の日、アスカはシンジの元に行きゲンドウの保護者をマヤに変えてくれと説得した

が、

給料に釣られ結局保護者を続けることになった。

それには、裏でレイが操っていたことは言うまでも無い。

 

続く

 

 

 

 

ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

世界中のアスカファン

アヤナミストを敵に回すようなものを書いてしまった気がする

 

今度はもっとまともなSSを書きますから石をなげないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

(↑ほんっと今回まずいよな…)

 

 


(update 2000/08/02)