エヴァ

■立場が変わったら…■

第3話

作・専務さま


 

 

朝 学校

 

 

「冬月…話があるんだ…」

 

「なんだ?それより一局やろうじゃないか」

 

「イヤちょっとな…ここではまずい」

 

昨日の夜あったことを聞いて冬月はビックリした。

 

「しかし、普通アスカともなれば飛ばされるの覚悟で抵抗するだろう」

 

「いや、実は抵抗できないのだ…」

 

「いくらお前がネルフで特権を得ても、抵抗はするだろう」

 

「実はな…昨日気づいたんだが……超能力を開発してしまった……」

 

「?なんだって?」

 

「超能力だ…日常生活でやりたいと思っていることが大体出来る。たとえば…」

 

ゲンドウのめがキュピーンと光ると、ゲンドウ達の足元に風が集まってきた。

そして、指で軽く合図すると風がユイの真下からほぼ真上へ強く吹いた。

 

「……なかなか使えるな…(タラリ)」

 

「そうだろう…白だ……(タラリ)」

 

「(怒)ゲンちゃん!今見たの?正直におっしゃい!鼻血たらして…」

 

「いやすまん…白だったので……」バキ!

 

「ゲンドウ……お前は一言多いいらしい」

 

「そうよ!ゲンちゃんのエッチ!!」

 

「昨日かえる時に言った言葉を私は聞いていたのだが…冬月にいっていいか?」

 

「ゲンちゃんこそ!私が言ったあと何て言ったっけ?いっていいの?」

 

「…問題無い。冬月ならいいだろう。」

 

「私放送委員なんだけど」

 

「ヴ!予測可能の範囲内だったが…シナリオが完成していなく……………………」

 

「決定ね…う!」

 

ゲンドウの目が怪しく光る。

 

「何が決定なのだ?ユイ」

 

「んんんんんんん……………………ガクッ」

 

「それでいい。屋上に来なさい。」

 

屋上へ行く。冬月も同伴

 

「さあ、ユイ。土下座して誤りなさい」

 

「……ゲンドウ様…………さっきは私が悪うございました。どうかお許し下さい」

 

「どうだ?冬月。」

 

「これはいいな…ではこれをやらしてくれんか…ゴニョゴニョ……」

 

「やってみようか?フン!」

 

またまた光る。

 

その頃ゲンドウのクラスでは、アスカが……脱いでいた……それをミサトが止める

(酒を飲みながら)が、結局は二人で脱がしっこをしてしまった。そこへ加持が飛ん

でいき2人を止める。

 

「……これもシナリオ通りか?」

 

「ああ、全く問題無い」

 

そこへアスカの携帯に電話が掛かる。

 

(なかなか…いいかっこだね。でもね、それは教育者としていけない事じゃないか?

アスカ)

 

「あああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

司令ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!自分でも分からないんですぅぅぅぅぅ

急にこう言うかっこになってて…記憶が無いんですぅぅぅぅぅぅ。」

 

(じゃあ、教育委員に連絡して、記憶の変わりに教員免許を無くしてしまおう)

 

「やぁめぇてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!

もうしませんから許してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

教室中どころか校長室まで響き渡っている。

 

(鼓膜がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

あぁぁぁすぅぅぅぅぅぅかぁぁぁぁぁぁぁぁ!今日を持って懲戒免職にする!

司令への暴行行為、および少年法違反!)

 

(クスクスクス…アナタぁそれじゃあ、ちょっとかわいそうよぉ

ちょっと休暇にさせればいいのよぉ3ヶ月ぐらい。

場所わねぇネパールなんてどう?涼しくていいわよぉ)

 

(そうだね。そうしよう!そう言うことだから、もう帰っていいよアスカ!)

 

「あたしをみすてない

でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

「……自業自得だな……(私がやらせたことだが)」

 

(ゲンドウ。一緒に脱いでいた娘は……一週間校内での飲酒禁止および、成績全ての

教科において−1ってことにしておいて。)

 

「…だそうだ、葛城。」

 

「飲酒禁止ぃぃぃぃ!いい加減にせいよこらぁぁぁぁぁぁぁ」

 

(停学っていっといて!無期限の)

 

「だそうだ。」

 

「やなかんじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」

 

(それと…ユイは…さっきはたのしませてもら…ベコン!)

 

「どうせお母様に殴られたのであろう。ドラム缶で」

 

「なんでぇぇぇぇ司令がさっきの事知っているのぉぉぉぉ」

 

「この学校はMAGIに管理されているようなものだ。

当然監視カメラ付き」

 

(あ~痛かった…ちょっと後ろの方にシミがついていたか……バキッ!)

 

「こんどは……某アニメであった、一トンハンマーだな」

 

「ゲンドウ……良く細かく分析していられるな……」

 

「ゲンちゃん……見ちゃったの?そこまで……」

 

「……ああ、悪いがくっきり……バキッ」

 

「さっき実況していたが、同じ運命をたどっているな……」

 

「ゲンちゃん!さっさとネルフ行ってビデオかっぱらってきなさい!」

 

「なぜ私なのだ?自然現象だろう」

 

「なんで、校舎内であんな風がでんのよ!」

 

「(くくくくくくくくくく…すまんゲンドウ、私は笑うことしか出来ない……)」

 

「まあ、問題ない。

スチャ

プルルルルルル

ゲンドウだ。っさっきのビデオを永久凍結して欲しいそうだ。」

 

「なんで永久凍結…ぶっ壊しちゃいなさい!」

 

「聞こえたな?やっておけ!シンジ」

 

(ゲンドウ!私のだんなさんになんて口聞くの!)

 

「ヴ!……すみませんでしたお母様……」

 

教室では今の会話で笑いの渦が起こる。

 

ガラッ!

ピシャ!

 

「だれ!今笑ったの!名乗りなさい!」

 

「…………なんでここに…ネルフにいたのじゃなかったのか?」

 

「名乗らないと…教室つぶすわよ!」

 

シーン……メキャ!

 

「ふっふふふふふふ!私はATフィールドを張れるのよ!もう教室の3分の1を破壊

しちゃった。無理も無いわね……本気出したら日本どころか1000K四方跡形も無

く消えるから♪」

 

びっくりした目でみんなが見ているので楽しくなったようだ。

ATFを消す。

すると、次々と投降してきた。

 

「ふふふふふふふふふ……………………」

 

「「うぎゃあぁぁぁぁぁぁはいってこないでぇぇぇぇぇ」」

 

「精神汚染?レイ!やめるんだ!」

 

しかし、駈けつけたシンジもその顔には凍り付いてしまった。

口元は笑っているが目は……すごいことになっている。

 

「はいってこないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇしんじぃぃぃぃぃぃぃ」

 

アスカまでもが被害を受けている。(おもいっきしアスカを狙っているように見える

が…)

 

「何がシンジよ…クスクスクス、みんな壊れちゃえ、クスクスクスクスクス」

 

「あの…お母様、クラスの皆はもういいですよ、これ以上やったら苦情が来ます

よ…」

 

「クスクスクス…そうね…アスカにだけ狙いましょうか…」

 

「やぁぁぁぁめぇぇぇぇぇぇぇてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ記憶を掘り起こさない

でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………なんでシンジがレイとなのよ…なん

でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

私のほうがいい体しているのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

 

ブチィ!

ピィン!

 

「なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

レイはATFを圧縮すると、一気にアスカに対して開放した。

 

「ぶぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁぁぁぁんなかん

じぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

「これで、一ヶ月は帰ってこれないわね……あなたぁ入院しててもお見舞いに行っ

ちゃダメよぉ」(レイは鬼と化している)

 

「(なんで、シンジはあんなのと一緒にいるんだ?離婚は出来るだろうに…)」

 

「ゲンドウ!今何て言ったのぉ?私が心を読めるのは知っているでしょう?お仕置き

!」

 

精神汚染開始

 

「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉめぇっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんんんんん

なぁぁぁぁぁぁぁぁぁさああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいいい

いいいい(くどい)」

 

「レイ、ダメだよ。またゲンドウが親父くさくなるよ」

 

「あれ以上親父くさくなったら養子に出すから安心して」

 

「さっきゲンドウ何考えていたの?」

 

「離婚は出来るはずなのになんでこんなのと一緒にいるか?ですって」

 

「ははははははははははは……(それはな、後が怖いからだよゲンドウ!)ってまず

い!」

 

「クスクスクスクス ピッ ペンペン、あれ持ってきて。クスクスクス  」

 

「ぎゃぁぎゃぁ」

 

「エライ子ね、もういいわよ。」

 

「あなたぁお仕置きしてあげる…」

 

お約束である。持ってきたのは鉄の処女。針には黒くなった血が付着している」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁやめてくれぇっぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「いや」

 

ぎぃぃぃぃぃぃぃばたん

 

ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

だんだん声が小さくなっていく……

 

合掌

 

ヒソヒソ…(あんな親嫌だよな…)

 

ヒソヒソ…(ゲンドウもかわいそうなやつだ)

 

「なんですってぇぇぇぇぇ」

 

再びATF展開

教室にいる生徒はATFにより圧死してしまいましたとさ。

 

合掌

 

「あらあら…」と校長キョウコ

アスカの母親である。

 

「アスカちゃんの背中にはこの見えない繊維で作った超強力ゴムがついているから反

動でもう少しで戻ってくるでしょう」

 

 

ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんどっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!

 

「いったいわねぇレイ!あんたいい加減にしなさいよ!」

 

この言葉をきっかけにレイとアスカの最終戦争がおっぱじまったのである。

勝ったほうにシンジが贈呈される。

 

「フッ私がエヴァに乗らなくてもこいつらが生身の体で倒せるな…」

そう言うと、ゲンドウは田舎へ帰っていった。冬月とユイ、さらにリツコまで一緒。

 

 

ちゅどぉぉおん!

ばきゃぁぁぁん!

ズギュゥゥゥゥン!

2人ともやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!

キンッ!

パキャン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝者……レイ!

いつまでたってもレイの呪縛からとけないシンジでしたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

どうしよう

終わらせようかな?

 

見た方メール下さい。

 

 


(update 2000/08/10)