エヴァ

■If...■

第1話

作・専務さま


 

注 もしも、こんな設定だったら…と言うものですこれは…

使徒の順番もちょっと変わっています。

 

 

主人公

 

碇シンジ 

小さい頃、親の仕事が大変なのでおじの家に預けられる。

おじのしつけは厳しく、シンジも頭がよかったため9歳でハーバード大学に入る。

入学したあと、シンジの希望にて合気道、空手、柔道、剣道をはじめ、

13歳でもう免許皆伝まで上り詰めた。

13歳半で博士号を取得。

スーパーコンピューターの開発の責任者を担当。

今や、どこの国からも喉から手が出るほどシンジを欲しがっている。

性格は温厚、義理堅い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14歳、初夏

 

父さんから手紙が来た、1ヶ月後に第三東京市にこいと言うのだ。

当然送り返してやった。ずっと僕を捨てていたのに…なんで今ごろ呼ぶんだ?

 

また手紙が来た。しょうがないので行ってみることにした。

 

 

前日

 

僕は、昔の夢を見た。

初めてなかの良くなった女の子。

7,8歳のときであろうか。

楽しそうに遊んでいる。

その子は両親が死んでしまっている。

知り合いの人が引き取ってくれるそうだ。

離れ離れになった。

 

もう一つ夢を見た

 

10歳ぐらいのものだ。

僕と今同い年で、今年大学に入った女の子がいるときいた。

その子がうちの大学に遊びに来ていた。

ドイツの方の大学らしい。

自分より年下で大学に入ったと聞くと、つっかっかって来た。

可愛かったけど、性格が問題だった。

 

 

目覚めた僕は不思議な感覚に襲われた。

 

もう7時だ、そろそろ出なくてわ。

 

今僕は日本に帰ってきている。

大学の友達にすぐ帰るといっておいて、荷物は置いてきた。

 

 

モノレールが止まってしまった。

後二駅なのに…しょうがないので歩くことにした。

 

すると、VTOLが低空飛行していた。

見上げたら今度は巡航ミサイルが飛んできた。

ただ事ではない。

急いで逃げなくては…

 

その時一台の車が来た。

父さんの使いのものらしい。

急いで車に乗ってその場を離れようとするが変なロボットが2体戦っている。

今の科学力でそんなものが作れるわけ無い。

その日、僕は初めて口を開いた。

 

「あの、すみません。あれは一体何なんですか?」

 

「なかなか冷静ね…私は葛城ミサト。あれはね、後ろを向いて左が敵。右が仲間…も

う時間が無いわね。頭をかがめていて。」

 

その時、大きな爆音と共にきのこ雲があがった。

衝撃波で車が飛ばされ、大変な目に会ったがそれでも父のところに行かなくちゃいけ

ないらしい。

 

「なんで、父は今ごろ僕を呼んだのでしょう?それにさっきの、戦自のNN爆弾じゃな

いんですか?」

 

「それは向こうにつけば分かるわ。…なんでアナタがそんな事知っているの?」

 

ついた先はNERVと言うところだ。

親切にもパンフレットをもらって中に入る。車を降りてもう30分経つが、一向に着く

気配が無い。

 

「あの…葛城さん」

 

「ミサトでいいわよシンジ君」

 

「じゃ、じゃあミサトさん。いつになったら着くんですか?さっきここ通りました

よ」

 

どうやら迷ったらしい。

すると、そばのエレベーターから人が出てきた。

 

「何やっているの?早くしなさいよ!時間も人員もいないんだから」

 

「ごめん!ここ広くってまだなれないの」

 

「アナタがサードチルドレン。碇シンジ博士?」

 

「は、博士?この子が?」

 

「そうよ、13歳でハーバード大学を出ているわ。このこの頭脳は今や世界で5本の指

に入るの。」

 

「すごい…」

 

「この子が作ったコンピューターはMAGIよりもすごいと言われているわ」

 

「じゃ、じゃあとにかく向かいますか…」

 

(サードチルドレンってなんだろう…)

船に乗って移動して着いた先は真っ暗な倉庫みたいだった。

電気がついて驚いた。

さっき戦っていたロボットだ。

 

「これはね、汎用兵器エヴァンゲリオンよ。」

 

「すみませんが…今の技術ではこんなもの作れないと思うんです…神で無い限

り……」

 

「シンジ!久しぶりだな…」

 

「父さん!なんで今ごろ呼んだんだよ!」

 

「お前がこれになってさっき会った化け物、使徒を倒せ。」

 

「ヤダ!」

 

「しょうがないか…冬月、レイを起せ。死んではいないから大丈夫だ。」

 

そう言うと、ベッドに乗った女の子が運ばれてきた。なんか見たことがある…

 

「レイ!予備が使えなくなった。もう一度これに乗れ」

 

「はい…う!」

 

「レイ?…聞いたことがある……ミサトさん。このこの名前は?」

 

「この子?ファーストチルドレン綾波レイよ」

 

「綾波レイ……あ!綾波!何でこんな所でこんな事やってんだ!」

 

「ほう、知り合いか?シンジ」

 

「そうだよ…初めて人間で仲の良くなった女の子。初めての友達……父さんが引き

取ったのか?僕を置いといて!」

 

「そうだ、お前はレイの変わりに乗れ。そうしないと大怪我をおっているレイをまた

使うことになるぞ」

 

「く…………条件がある…これ以上綾波に乗らせるな…それに…さっきの化け物一匹

につき…ミサトさん。僕の給料って幾らぐらいになるんですか?」

 

「ん〜月30万弱ね」

 

「じゃあ、僕と綾波に一匹につき、100万のボーナス。さらに戦闘で怪我をした場合

150万の手当金。んで、僕がサードで綾波がファーストならセカンドがいるはずだか

らすぐ会わせて。」

 

「……なかなか度胸があるな…そんな条件の飲めると思っているのか?」

 

「思っているね。綾波が動けなくて、セカンドがこの場にいないと言う事は今そいつ

に乗れるのは僕だけだろ?そして、NN爆弾でも倒せない相手と言う事はそのロボット

でしか倒せない。僕がもし乗らなかったら世界の破滅。」

 

「く…なかなか…強引でもいいんだぞ」

 

「甘いね、今の僕はどの国も欲しがっている。もし、僕が無理やりやらされていると

知ると、協力を条件に助けに来るだろう。今あの変な化け物で忙しいネルフに対抗手

段はあるの?」

 

「……条件を飲もう。あとで司令室にこい。」

 

「じゃあ僕は乗ってあげるよ」

 

「じゃあシンジ君。乗り方を教えるね」

 

「い・・かり…くん……がん・・ば…って…」

 

「うん、綾波もはやく治ってね」

 

 

「じゃあ、まずは…あのエヴァは自分で思ったとうりに動いてくれる。」

 

「じゃあ何で僕がパイロットに選ばれたんですか?」

 

「あなたしか乗れないからよ…今は、この世にあれを動かせるのは3人しかいない

の」

 

「何でそんな事が分かるんですか?」

 

「まあ時間が無いから…」

 

「考えたことをやるんですね…」

 

「頑張ってね」

 

 

 

 

とにかく乗ってみた。

足元から変な血の匂いがする液体が出てきた。

それを肺の中にいれると直接酸素を補給できるらしい。

なんか、暖かい感じがする…

 

「リツコさん…なぜか…母さんに抱かれている気分です。」

 

「(シンジ君…直感で分かるのかしら…)」

 

「初号機、シンクロ値…92%…故障かしら…」

 

「すごい…考えられいわ…」

 

「初号機発進」

 

すごいGがかかってきた。

絶叫マシンが苦手な人は気絶するだろうか…

外に出ると、使徒が目の前にいた。

 

「シンジ君まずは歩いて」

 

ミサトさんの声だ…

むかつく…父さんの思うがままのような気がしてきた…

すぐかたずけてやる…

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

まず顔面に蹴りを入れてきた。

あいては倒れた。

 

「何でシンジ君あんな戦い方が出来るの?」

 

「あら、全然報告書を読んでいないのね…あんこ格闘技プロ並よ」

 

「マジ…あんな中性的な顔立ちなのに…」

 

「…碇君…私がこんな色の目と髪だから私いじめられていて…碇君が強くなって助け

てくれるって…」

 

「あらあら…白馬に乗った王子様ですね」

 

「(ミサトさん達そんな事言ってないで下さいよ!)」

 

「ごめんね」

 

 

「このばけものがぁぁぁぁぁぁ」

 

胸にある球体の物に、踵落しをした。

ひびが入っている…

急に巻き付いてきた。

 

「シンジ君逃げて!」

 

でもがっちりつかまれている。

思ったことが出来るって言ったっけ?

バリアーなんて有ったりして…

想像してみた。

すると、オレンジ色の幕が僕を包んでいる。

 

「ATフィールド…なんで肉眼ではっきり見えるまでに強く張れるの?」

 

誰かが話しかけてきた…なんか暖かい…待ちわびていたような声だ…

 

「母さん?母さんなの?」

 

「(シンジ…大きくなって…嬉しいわよ)」

 

「行かないでよ!母さん!」

 

 

「シンジ君どうしたの?」

 

物凄い爆音と共に周りが真っ暗になった。

でも、爆風は来ない。

 

 

「初号機発見しました。」

 

僕は、出てきた場所に戻った。

みんながこっちを見ている…父さんは、そっぽを向いている。

 

司令室に来た。

父さんともう一人いる。

 

「父さん、入るよ」

 

「シンジ…使徒はまだまだ来る。お前はここにいてくれ。」

 

「あのエヴァの中には母さんがいるね…どう言うこと?」

 

「お前も小さい頃見ていたはずだ…実験中の事故でな…取りこまれてしまった」

 

「さっきの条件は飲んでくれるんだよね?」

 

「ああ、口座に振りこんでおく」

 

「僕はどこに泊まればいいの?」

 

「葛城君の家に行ってもらう」

 

「荷物は?とんでもない量が有るけど」

 

「…葛城君を大きな一軒家に引っ越させる」

 

「綾波も一緒に住むよ。今まで父さんと一緒だった見たいだから不安でね」

 

「少しは親を信用しろ」

 

「そればかりはまだムリだね」

 

「じゃあ全ての条件を飲む。帰っていいぞ」

 

 

 

 

 

ミサトさんは驚いていた。

豪勢な一軒家にすめるから。

セカンドインパクトのせいで日本の国土が狭くなり、ほとんどがマンションにされ

た。

一軒家なんて贅沢の極みのようだ。

綾波も一緒だと言ったら、「シンちゃん襲わないでね」だって。

ミサトさんの運転は怖い。

直線でも真横に走っている。

僕は、アメリカで特権をもらっている。

講習さえ受ければ車でも何でも乗れるのである。

当然もう免許はとった。

アメリカ政府に申請して、国際免許書まで発行してもらった。

だから、ミサトさんと運転を変わってもらった。

 

「シンちゃん運転上手いのねぇ帰ったら歓迎パーティーをやりましょう」

 

しかし、荷物はかたずいていないだろう。

僕の荷物もまだアメリカだ。

持ってきてもらうことにした。

 

「やあ、トミー!久しぶり。ちょっとこっちに居なきゃいけない事になったから荷物

を送ってちょうだい!」

 

(あんな有るのに?ちょっときついなぁ)

 

「頼むよ!アメリカ政府に言えば手伝ってもらえるから」

 

(分かったよ。出来るだけ早く帰ってきてくれよ!)

 

「ああ、分かっているよ」

 

 

当然全て英語である。

ミサトさんは、はや過ぎて聞き取れなかったようだ。

 

「ミサトさん、歓迎パーティーって料理作れるんですか?」

 

「私?う〜ん…苦手…」

 

「じゃあ僕が作りますよ。買い物してきましょう」

 

驚いた…僕は食料品を買おうと思ったけどミサトさんは、野菜や肉よりもビールを

買っている。まとめて5ケース。

一ケース24個だから、120缶も有る。

 

綾波は4日間入院することになった。

僕は、大学を出てはいるが日本に鳴れる為と言う事で5日後から学校へ行くことに

なった。 

ミサトさんはネルフにいるとき以外、学校で教師をしているらしい。

そのくせ編入手続きが遅れたのだ。

 

夕食の時間にすごく驚いていた

 

「何でこんな美味しい料理作れるの?エヴァの操縦も上手いし…」

 

「むこうでは一人暮しをしていましたから…」

 

「その年でね…・すごいね」

 

まだ驚いている。

 

それから5日間は退屈だった。

シンクロテストばっかりで…

テストのときは60%代だそうだ。

エントリープラグだけのときは母さんがいない…

 

綾波が退院してきた。

父さんにもらわれてから、ろくな生活を送っていないようだ。

固形のビタミン剤と栄養ドリンク。

それだけで栄養は取れるが不健康だ。

 

料理を作ってあげたら喜んでいた。

5、6年この食生活だったらしい。

何考えているんだ父さんは…

明日から学校だ。

 

 

きりーっつ、きょうつけ!れい!おねがいしまーす

学級委員の女の子が声をかけ号令をした。

担任はミサトさんだ。

 

「喜べ女子どもぉぉぉぉお待ちかねの転入生だぁぁ」

 

はいった…とたんに歓声に包まれた。

 

「じゃあシンちゃん、自己紹介して」

 

「始めまして、碇シンジです。うるさくしないで聞いて欲しいのですが、

僕はもうハーバード大を出ています。

特技は、空手、合気道、柔道、剣道です。免許皆伝まで持っています。

あとは…13カ国後喋れる程度です。

皆さんよろしく」

微笑んで見せた。

見まわすと、綾波もここのクラスだったらしい。

後ろのほうでこちらを見ている。

 

「スゲー大学だってよ!」

 

「かっこいいぃ」

 

「強そうに見えないわねぇ、でもかわいい」

 

僕は、苦笑しながら立っていた。

 

「じゃあ、碇君の席は綾波さんの隣でいいわね」

 

「はい、分かりました。」

そう言うと、僕は歩いてって行った。

その姿をみんなが不思議そうな目で見る。

 

「碇君綾波さんの事知っているの?」

 

「小さい頃一緒に遊んでいたんだ。今はミサトさんが保護者で一緒に暮らしているん

だよ」

 

やばい…こんなこと言うと、またうるさくなる…

案の定そうなってしまった。

 

「えぇぇぇぇぇ!綾波さんと一緒に住んでいるぅぅぅ!」

 

 

 

 

 

授業中メールが来た。

 

「碇君があのロボットのパイロットだって本当?YES/NO」

 

こまった…でも、父さんが司令だし、困らせてやろうか。

 

返信

「YES/NO じゃ無くてもいい?

そうだよ、どくが初号機のパイロットなんだ。

綾波もそうだよ、担任のミサトさんは作戦部長なんだ。

僕の父さんが司令をやっていてね、なんか分からないけど急に呼ばれてこっちに来た

んだ。

急だったからまだ、アメリカから荷物が届いていないぐらいにね。

そう言うことでこれからもよろしく。

 

「「「「「「「「「「「「ええ

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」」」」」」」」」」」」」」」

 

ミサトさんにも届いたようだ。

 

「シンちゃん!口止めしなかったあたしも悪いけどいちいちそこまで言わなくてもい

いじゃない!これで減給だわぁ」

 

「安心してくださいよ、使徒一匹につき100万ですから。」

 

「あ、ならいいわ。えびちゅが飲めないと私生きていけないの」

 

「ミサトさんのみすぎですよ。1日20本ぐらい飲んでいるでしょう。かたずけるこっ

ちのみにもなってくださいよ」

 

「ゴミンゴミン!」

 

「ほんとうだったんだ…」

 

「綾波もっていっていたけど」

 

「碇君!必殺技とかないの?」

 

「…碇君……私司令に絶対何か言われる……」

 

「大丈夫だよ。僕がいないと世界の破滅だからね。何も言われないよ」

 

そのあと、他クラスからもメールがきていて2時間ほどは返信で忙しかった。

 

昼休み

 

「はい、綾波お弁当」

 

「えぇぇぇぇぇ!綾波さん碇君の作ったお弁当なのぉ?」

 

「……ええ、碇君のご飯美味しい…」

 

「碇君!私達にもつくてきて!」

 

「そんな時間無いよ…」

 

僕はこの学校でやっていけるのだろうか…不安になってきた。

 

5時間目が始まる前に同じクラスの鈴原トウジに呼ばれた。

 

「お前があのロボットのパイロットらしいなぁ」

 

「そうだけど、どうしたの?」

 

「あの戦闘のときに妹ががれきの下敷きになってしもうたんや、

それで怪我を負ってしまって…どう落とし前つけてくれるんや!」

 

「……けんか売ってんの?悪いけどね、君には勝てないよ。

それに、何で厳戒体制のときにそんな事になるの?

シェルターに入っていなかったの?

それに、もしあの場で戦っていなかったら世界は破滅していたかもしれなかったんだ

よ。」

 

「……わるかった…奴あたりしてもうて…背骨をいためたらしくてな…」

 

「今度見せてくれる?」

 

「なんでや!」

 

「大学で、医学もやっていたんだ。そこいらの大学病院並に診断できるよ」

 

「……たのむわ…」

 

 

 

あれから2週間と少し経った。

 

屋上でトウジ達と話していた。

 

「碇君…緊急収集行くわよ」

 

「なあシンジ、綾波はお前がくるまで物凄く暗かったんや。

お前が来てから嬉しそうやのぉ」

 

「そうみたいだね……」

 

 

 

 

 

 

 

今度は変な鞭みたいのを本使う奴だった。

 

「いいシンジ君。訓練でやったようにパレットの一斉射撃」

 

「はい、分かりました」

 

 

コアを捕らえにくい。

僕は飛ばされてしまった。

 

ふと手元を見るとトウジとケンスケがいる

 

「何でこんなところにいるんだ…ミサトさん!この2人をエントリープラグの中に入

れさせてください!」

 

「……やむ終えないわね…いいわよ!」

 

「2人とも!乗るんだ!」

 

「おぉぉぉ、おう!ちょっとまってな」

 

「乗れる…僕がエヴァンゲリオンに…」

 

「早くケンスケ!」

 

「カメラが濡れるぅぅぅぅぅ」

 

「アンタ達…帰ったら反省文10枚は書かせるわよ……」

 

「葛城先生……ほんま、ネルフの職員だったんか…」

 

「反省分0まい…ぎゃああああ」

 

「二人とも静かにして!集中できないじゃないか!!」

 

「わ、わりい…」

 

僕は鞭をつかんでそのまま立ち上がった。

そして、コアに蹴りを入れてやった。

爆風に包まれる……

 

 

 

 

 

「2人とも…なんであんなところにいたの?明日までに反省文5枚書いてきなさい!」

 

「5枚でいいんですか?」

 

「よかったぁ」

 

「いっとくけどシンちゃんが頼んできたのよ!10枚じゃかわいそうだって。」

 

「いやぁ、持つべき物は友!」

 

「2人とも…潰しそうになちゃたじゃないか!」

 

「ごめんやシンジ…」

 

「まあ生きていたからいいけどな…」

 

「そう言えばシンちゃん!セカンドチルドレンが今度来るわよ!」

 

「いつですか?」

 

「明々後日、ヘリに乗ってオーバーザレインボーに行くから」

 

「先生!わいだちもいっていいっすか?」

 

「ミリタリーマニアの僕から言わせると…行きたい!」

 

「ダメよ!プライベートじゃなくて仕事なのよ!」

 

「僕がエヴァに乗らないっていたら?」

 

「分かったわよ…司令に言っておくわ…」

 

「よかったね、トウジ、ケンスケ!」

 

「あんがとなぁ」

 

「うん、ありがとう!」

 

 

 

 

 

VTOL内

 

「ミサトさん…ヘリじゃなかったんですか?」

 

「司令が存分にもてなしてやれって」

 

「何考えているんだよ父さんは…」

 

「ありがたいなぁこんなもんに乗せてもらるなんて!」

 

 

 

 

船上

 

 

「あれがセカンドチルドレンよ。」

 

「そう言えば僕何も聞かされていないんですけど…」

 

「ほら、あの子よ!アスカ!」

 

「ん?あああああぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁっぁぁぁ」

 

「どうしたのシンちゃん?」

 

「僕は逃げさせていただきます」

 

「あ!ミサト!久しぶりねぇ。私は惣流・アスカ・ラングレー」

 

ビュゥ!

ぱし!

ぱし!

「何で殴るんや!」

 

「見物料よ!それよりミサト!サードチルドレンってもしかしてこいつ?」

 

「違うわよ!私の後ろに隠れている、この子!」

 

「あ!ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁなんであんたがいるの!」

 

「こっちのせりふだよ!何でエヴァのパイロットなんだよ!」

 

「あら知り合い?」

 

「そうよ!私が見学でハーバード言ったときに超天才児がいるからって言うから行っ

たらこいつだったの!」

 

「それからと言うもの…僕を追いかけてきて…帰るまでの一週間地獄でしたよ」

 

「シンちゃんも女の子には弱いみたいね」

 

「で、こいつがサード?」

 

「なんか文句あるかよ!」

 

「シンジの違う一面を見たな…(カメラカメラ…)」

 

「いちいち撮るなよ!」

 

「さあ!存分に撮りなさい!私の彼氏よ!」

 

「何でそうなるんだよ!!!」

 

「そうだぞ!こいつにはもういるんだ!」

 

「誰よ!」

 

「……ファーストチルドレンの綾波レイ」

 

「うそ…マジィ」

 

「マジ!」

 

「はいそこ!いちいち驚かないで食べに行きましょう!」

 

何でこうなるんだか…レイに睨まれちゃうよ…

そう言えばレイはどこだ?今日来ているはずなのに…

いたよ…いつのまにか僕のとなりに……

その前にアスカに殺されちゃうよ。

どうなるんだろう

今、食事をしながらでもアスカが睨んでくる…

 

あれ?誰かが近づいてくる。

 

「わわわわわわわ誰よ!なんのよう!」

 

ミサトさんは目の前が暗くなったから慌てている。

 

「ようミサト!久しぶりだね」

 

「かかかかかかかかかかかか加持!!!!」

 

「加持さん!」

 

「何であんたがここにいるの?」

 

「アスカの同伴でね、お!これがシンジ君か!初めて乗ったのに起動できてしかもシ

ンクロ率92%普通じゃありえないね!」

 

「…うそ……私でさえ60%ぐらいよ…」

 

「アスカはうまれてからずっとエヴァに乗ることばかり考えていたからね」

 

ちょっとこの3人を無視してみる。

 

「ねえ綾波!あ、もうこれからはレイでいいね、

今まで父さんから何を聞いてきたの?」

 

「…碇君のことは聞いていなかった…」

 

「ちょっとあんた達!いい雰囲気になっているんじゃないわよ!シンジ!紹介しなさ

いよ!誰そいつ」

 

「あ、ああ!ファーストチルドレンの綾波レイ」

 

「あらよろしく、私は惣流・アスカ・ラングレー。

シンジの彼女!」

 

「何言ってんだよ!勝手に決めないでよ!」

 

「碇君…」

 

「あらシンジ…私が初めての人だって言ってくれたのにううぅぅ…・」

 

「いい加減にしないとはっ倒すぞ!」

 

「あらシンちゃん怖い!」

 

「そう言えば葛城って寝相悪いだろ」

 

僕とレイ以外みんな加持さんのほうを向いた。

 

「アンタ何子供の前でそんな事言ってんのよ!」

 

「子供だと悪いんですか?いつも僕が起しに行くけどすごいですよぉ

初めと逆方向向いているんですから!」

 

「シンちゃんも性格に答えないでよ!」

 

周りに圧倒されているトウジ等両名

 

僕が苦笑いしていると緊急警報がなった。

使徒が来たらしい。

 

僕の初号機は通常のB型装備だったのをリツコさんに頼んで海上戦用に変えてもらっ

ていた。やな予感がしたのだ。

ミサトさんは考え過ぎだって言っていたけど……」

 

 

「船長!税金の無駄使いですよ!もう僕達に任してください!」

 

僕がそう言うと、向こうは僕が誰か分かったらしく聞き入れてくれた。

 

「やあ、シンジ君か。噂にわきいて言いるよ。じゃあ、戦いっぷりを見せてくれ」

 

「はい、分かりました船長」

 

「シンちゃんすごいわねぇ。このお堅い船長を納得させちゃうんだから!」   

 

「アスカ!その装備じゃ海の上はムリだ!」

 

「嫌よ!オープニング戦なんだから!」

 

「じゃあ足ひっぱらないでね。」

 

「大きなお世話よ!」

 

外に出た。やっぱりエヴァの中は暖かい感じがする…

 

見たところコアがない。

あるとしたら口の中かしたの穴だ。

装備が変わらなくても楽に倒せただろう。

使徒がこっちに突っ込んできた。

すかさずATFを張って口の中に手を突っ込む。

あった。

おもいっきし握りつぶした。

 

「シンちゃんよくやったわね戻っておいで」

 

「今度は修理代がかかりそうもないな…」

 

「アスカは今回出番がなかったな。最短記録で54秒だもんな」

 

「だって…あいつシンジの方に行っちゃったから。」

 

「今までの研究でね、ATFに反応してきているかもしれないの。

そうすると、シンちゃんの方が強いのかもねATFが目でしっかり見えるもの」

 

アスカは機嫌が悪そうだった。

プライドの塊のような子だから…

前もそうだったな…

何で自分より頭がいいのか、それを解明するためにくっ付いてきていたから…

 

帰って三日後使徒がまた来た。

なんか、かくかくしている。

すぐに僕が出ることになった。

 

「では行ってきます」

 

リフトに乗って外に出る直前。

 

「てきに高エネルギー反応確認」

 

「過粒子砲?シンちゃんよけて!」

 

「え?」

 

急に目の前が真っ白になった。

意識はある。ATFを張っておいてよかった。

機体に傷はなく、僕も助かった。

 

「さすがね、シンジ君」

 

「初めから張るようにしているんですよ」

 

「シンジ君。今から解析するから休んでいていいわよ」

 

当然アスカにいろいろ言われた。

「無敵のシンジ様がノコノコお帰りですか」

 

むかついた。冗談抜きでむかついた。

 

「なんだよ!アスカぐらいのATFだったら死んじゃってるよ!」

 

「うっさいわね!バカシンジ」

 

「碇君はバカじゃない」

 

「うるさいわね!」

 

「もういいよ!帰ろうレイ!」

 

「うん、買い物していこう」

 

「何よ!アンタ達一緒に住んでるの?」

 

「そうだけど?ミサトさんが保護者で」

 

「信じられない!アンタ達そこまで進んでいるの?」

 

「だから…べつに付き合っているわけないじゃないか!僕はどっちでもいいけど…」

 

「私は…碇君と一緒にいたい」

 

「はいはい!かってにやっていなさい!」

 

 

家に帰った。

もう荷物が届いていてもう少しで片付け終わる。

荷物の中に、見つけにくいようにだが監視カメラと小型マイクが入っていた。

 

「あ、シンジです。父さんいますか?」

 

(何のようだねシンジ君)

冬月副指令だった。

 

「話があるんですけど」

 

(なんの話しだね?)

 

「…ったく…僕の荷物の中にカメラとマイクを入れるのはやめてください。

ミサトさんが僕の監視日記をつけているのは知っているけど、カメラまでは許せませ

ん!」

 

(……すまなかったな…ゲンドウ君にいっておくよ)

 

 

まったく…父さんのやることは……

 

僕は、家中捜査した。

綾波の部屋に4つづつ、

リビングに6つづつ

階段などに全部で9つづつ

 

「……あ、冬月副指令ですか?ほんっと怒りますよ!

19個ずつもあるなんて…僕の開発したコンピューターならMAGIぐらい使えなく

出来るんですよ!」

 

(……すまなかった…頼むからそんな事しないでくれ。)

 

「父さんを出してください」

 

(ああ、分かった)

 

(なんだ?シンジ)

 

「ぶっとばすぞ…このやろう……いい加減にしないと大学に戻るよ!」

 

(なに、簡単には出来ないな)

 

「あまいね!もう向こうに電話したよ。僕に何かあったらすぐ飛んで来るよ!」

 

(わかった。監視はつけないが…ボディガードもいらないか…お前なら大丈夫だな)

 

「わかったね!」

 

 

しんじられないよまったく。

 

 

 

「向こうの方が上手だなゲンドウ」

 

「そうだな、敵に回ったら恐ろしい」

 

「もうあのコンピューターも到着しているようだ。」

 

「パクるか…」

 

「ムリだな、監視機能付だろう」

 

「手が出せないとは…老人達がうるさいな」

 

「そうだな…」

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの学校だ…転校生が来るらしい。

まさか…そうだろう。

今や家でしか休息できない。

僕は一体どうしてこんな運命になったんだろう。

面白いと言えば面白いのかもしれない…

 

 

「男子どもぉぉぉぉよろこべぇぇぇぇぇ」

 

「ふふふふ、僕のときと一緒だ」

 

「始めまして、惣流・アスカ・ラングレーです。

え〜っと…あ!シンジ!レイ!あんた達もだったの。

そんで担任がミサト…仕組まれているわね。」

 

「何ぶつぶつ言ってんだよアスカ!自己紹介わ終わったの?」

 

「あ、うっさいわね!

え〜っと…私はもう大学を出ています。それはシンジと同じね、

前に大学でシンジとあった事があってね。

え〜っと…………シンジの彼女って事でいいです!」

 

「そりゃあむりだな惣流。」

 

「なんだあんたもいたの」

 

「今やシンジと綾波は学校公認や!」

 

「まっそうでしょうね!絶対奪ってやる…」

 

「あのねぇアスカ…いちいち自己紹介でシンちゃんの取り合いやるんじゃないわよ

!」

 

「うるさいわねぇミサト!アンタはもう三十路だから男に相手にされないのね!」

 

「あんたにそんな事言われたくないわ!」

 

「ははははは、あいつの性格ババ色やのう」

 

「ああ言うのを性格ぶすって言うんだね」

 

「うるさいわね2バカ!」

 

教室は笑いの渦があがった。

 

「アスカの席わねぇ洞木さんの後ろね!」

 

「惣流さん!こっち!」

 

「ありがとう」

 

「ねえ惣流さん。何で、碇君だけじゃなく綾波さんも知っているの?」

 

「あ、アスカでいいわよ。それはね、え〜っと……」

 

着信メール32通

 

「何これ?」

 

「惣流さんも碇君たちのようにパイロットなんですか?」

 

「はぁぁぁぁぁっぁ!シンジ!どう言うこと!!」

 

「あ、えなに?」

 

「何であんたのことがばれてんのよ!」

 

「あ、父さんがむかつくからばらしてやった。昨日だってひどいんだよ!

僕の荷物の中に監視カメラと小型マイクだもん!

家中調べたら19個づつあったから驚いたよ!

アスカも調べてみたら?

あ、そうだミサトさん。せっかくだから言うけど、サードチルドレン観察日記!

あれどう見たって私生活でやってること書いているだけじゃないですか!

ご飯が上手いだの、家事全般やるだの!

ちゃんと職務をこなさないとダメですよ!」

 

 

「……なんだばれてたんだ。あれはね、私の私物のようなものだからいいの。

って言うか昨日司令から電話があって、監視をやめろって言われたの

だからもうこれから監視なんてしないわよ!」

 

「知ってますよ!僕が電話して脅迫したんだから」

 

いつのまに喧嘩がおっぱじまっていた。

 

そこに急に収集がかかった。

 

前の使徒がジオフロントを掘っていると言う事だった。

 

 

 

 

 

「この作戦はポジトロンライフルを使って行います。シンクロ率が高いほうがいいの

でシンジ君が狙撃担当、過粒子砲がまた来るだろうからレイが防御。

ポジトロンライフルは急造品だけど使えるわ。ただし、地球の磁場などの関係でまっ

すぐ飛ばないからそれはコンピューターで計算してやる。

盾はスペースシャトルにも使われているものだから敵の過粒子砲を17秒は耐えられ

る」

 

「リツコさん、もし外れたときには何秒後に次ぎが打てるのですか?」

 

「20秒で可能よ」

 

「2発目を考えるなって言う事ですか?」

 

「……そうね、」

 

「僕が防御します。僕のATFなら3、4秒持つかもしれません」

 

「言うと思ったわ…じゃあそれで行きましょう。アスカは今回何もなし」

 

「えぇぇぇぇぇぇぇっぇひどいぃ」

 

「文句言わない!」

 

 

 

 

 

ポジトロンライフルは日本中から電力を集めて打つらしい。

そうすれば、あいてのATFをつら抜けるようだ。

今きずいたが、ATFを肉眼ではっきり見える。

あれを貫くだけの電力…すごい量だろう

 

準備が完了しレイに前から思っていたことを行ってみた。

 

「今何でレイはエヴァに乗るの?」

 

「絆だから…」

 

「誰との?」

 

「碇司令…」

 

「何であんな奴の絆なんか欲しいの?」

 

「碇君が来るまでは、何回か碇司令に助けてもらったの。」

 

「……これからは僕が守ってあげるよ」

 

「ありがとう」

 

「乗りたくなかったら今ごろ乗っていないよね…僕は初めにレイを乗せないでくれっ

て頼んだけど、今は自らレイが乗っている。それは何で?」

 

「碇君との絆だから…乗らなかったら碇司令に捨てられる…」

 

「安心してよ…そんな事僕がさせない。だから、乗りたくなかったら乗らなくていい

んだよ」

 

「いいの…碇君と同じ事していたい…それに、守ってくれるって言ってくれたから」

 

「そうだね、守ってあげるよ」

 

「時間ね…頑張りましょう」

 

「うん!緊張しなくていいから、もし外れても二発目までは平気。

あんまり力まないで」

 

「わかったわ…」

 

 

 

 

僕達は、エヴァに乗った…

レイを守る…約束したからには必ず守る。

 

電力が集まっていく…

むこうが気づいたようだ。

使徒とレイは同時に撃った。

過粒子砲は磁場などによって方向を変える。

同時に撃ったらそれが狂うことはわかっていた。

二発目まで20秒。

絶対に守って見せる。

母さん、協力して。

 

「両方とも外れました」

 

「ヒューズ交換」

 

「使徒から高エネルギー反応」

 

「早過ぎる!」

 

「シンジ君!」

 

「レイ!場所を動いて時間稼ぎして!」

 

「はい!」

 

レイが動く…

僕もすぐ動いてレイの前に出る。

案の定すぐ打ってきた。

持ってる盾がとけていく…

五秒六秒七秒……とけていく。

あと五秒と言うところで完全に溶けてしまった。

 

「ATF展開!」

 

前が光っている…押されるような感触がなく全然余裕だった。

 

「初号機のシンクロ率…100%」

 

「ATF…あいてのより強いかも…」

 

「そうね…シンジ君が敵に回ったらどう言う事になるでしょうね?」

 

レイが二発目を打つ。

今度はあたるだろう。

もしダメでも全然平気だろう。

 

「使徒殲滅!」

 

「2人ともよくやったわね。あがって良いわよ」

 

 

 

「レイ、頑張ったね」

 

「碇君……私1発目はずしたとき怖かった。でも約束したから…だから平気だった」

 

「約束したからね。これからも守ってあげるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君の御子息は強すぎるね。これでは計画が進められない……」

 

「ダミーシステムはどうだね?」

 

「あんな強いATFが張れるなんて…」

 

「ダミーシステムは…不可能になりました。」

 

「どう言うことかね?」

 

「材料が使えなくなったのです。」

 

「御子息に取られたのではないか?」

 

「……大丈夫です…やろうと思えばALLコンピューターで可能です」

 

「それでは暴走する可能性が…」

 

「残った道はこれしかありません」

 

「いた仕方ない……」

 

「ゲンドウ電話だ……」

 

「誰からだ?」

 

「シンジ君だよ」

 

「ほおっておけ」

 

「それがな…我々のことが全て知られている。実行できるものならやってみろとのこ

とだ。」

 

「ほう、度胸があるな…」

 

「それともう一つ…父さんのやりたいことは母さんともう一度会うことだろ?だそう

だ…」

 

「全て知られているようだな……」

 

「どうするのだね?」

 

「君の責任だぞ」

 

「こうなることは分かっていました。」

 

「あいてはわれわれが使っているMAGIよりも高性能なものを持っています。

それを使われたらさべてがばれるのは当然です」

 

「ゲンドウ…代わったらどうだ?」

 

「ああ……」

 

(ああ、父さん、悪いけど初めから調べさせてもらっていたよ。

いくらなんでもムリなほど初号機にかけていたからね。

母さんは悲しんでいたよ。

もし出してくれるんだったら絶対に許さないですって。

母さんに全てを知っていたよ。)

 

「シンジ…レイはな……」

 

(知っているよ。でもね、僕はそんなレイでも良いんだ。

道具として使われているなんて……

アメリカ政府にはまだ言っていないよ。

そう言えばアスカの精子バンクの相手、あれはその場にいるね。

そこにいる全ての人の名前がわかるよ。

当分告発しないから考えといて。)

 

「さあどうするんだねゲンドウ君」

 

「もう選択は出来ないでしょう。」

 

「量産機は今何体できているんだね?」

 

「4体です」

 

「ダミーのコンピューター化は?」

 

「3ヶ月ほどで……」

 

「でわそれで話を進めよう」

 

 

 

「つかれたな冬月」

 

「また電話だ」

 

「なんだシンジ」

 

(良い忘れたけどその制服に小型マイクをつけておいたんだ。

これで、何も出来ないね。

今まで僕をほったらかしにしていた罰だ。

ちゃんと苦しんでね)

 

「……ゲンドウ、ちゃんとかまってやればこんな事にはならなかったぞ」

 

「ああ、そうだな…研究が一番だったからな……」

 

「今ごろ気がついても遅いか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調べておいてよかった……

セカンドインパクトよりもひどい被害があったかもしれなかったから。

これで平和になるかな?

まだ安心できない…

方法を変えてくるかも……

人類補完計画もレイのことも誰にも言わないようにしよう。

レイも多分分かっている。

自分で言ってくるのを待とう。

 

……ミサトさんには言ってもいいかな。

 

加持さんにも。

 

 

これで平和な学園生活が送れるかも。

 

 

 

 

「碇君どうしたの?トイレ行った後からなんか変だけど…」

 

「いや何でもないよ」

 

「さあ帰ろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「加持さん話があるのですが……」

 

「司令を脅迫したそうじゃないか。」

 

「加持さんなら信じられるから。」

 

「スパイが信じられるのか?」

 

「どこまで僕が知っているか分かっているようですね」

 

「ああ……教えてくれるか?」

 

「ゼーレと手を切ったらいいです。」

 

「もうやめたよ。君についたほうが効率がいい。」

 

「そうですか…戦自が出てこないといいのですが……」

 

 

 

そのあと、全てを加持さんに話した。加持さんならもらす心配がない。

多分世界で3本にはいるほどのスパイだろう。

 

後はこのデータを保存して隠すだけだ。

しばらくは使徒が来るだろう。

ミサトさんを驚かせてやろう。

 

 

 

 

 

「ミサトさん、ちょっと話が……」

 

「何シンちゃん、」

 

「あ、じゃあリツコさんも一緒に来てください。」

 

 

「何のよう?」

 

「ターミナルドグマへ行きたいんです」

 

「シンジ君あなたなんでその名前を知っているの?……司令を脅したと言うのは本当

のようね。」

 

「シンちゃんそんな事をしたの?」

 

「幸いここはMAGIの管轄下ではありませんから言えますが……父さんたちは世界

を滅ぼそうとしていました。エヴァの量産もしています。

多分4ヶ月後には全面戦争になるでしょう。

その時戦自が来ると厄介なので早めに手を打っておきます。

ここまでいえば行かせてくれますね?」

 

「分かったわ……司令も止められそうにないわね」

 

「シンちゃん……初めから探っていたの?」

 

「いいえ……初めは変なところだと思いましたが監視がやけに厳しいので…」

 

「たしかにシンジ君への監視はレイより凄かったわね」

 

「そうでしょう。クラスにも監視カメラがありましたから。

しかも僕を中心にした配置で」

 

「なんでそんな事まで分かったの?」

 

「MAGIに気づかれないようにして監視カメラにつないでみたんです」

 

「さすがに、何歩でも上ね」

 

「じゃあ案内してください。」

 

「カードキーがないわ」

 

「加持さんに調達してもらいました」

 

「あいつ……全部知っているの?」

 

「身の回りでレイの次ぎに信用できますね。

その次はミサトさんとリツコさんですけど…」

 

じゃあ、MAGIはきっておきましょうか」

 

「平気です。ゼーレの人たちの素性は全て知っていますから下手に動いても」

 

「すべて手を回しているとわ……さあ着いたわよ」

 

「あ、すみませんちょっとまっていてください。」

 

「どうしたのかしら……エヴァね」

 

「そのようね。」

 

 

 

 

 

「お待たせしました」

 

「電力はどうしているの?」

 

「今回は母さんが協力してくれているので平気です」

 

「ユイさんが目覚めているの?」

 

「はい。」

 

「じゃあ怒っているでしょう。私のこと」

 

「ええ……父さんを奪ったって」

 

「大丈夫よユイさん。わたし、道具にしか見られてないから」

 

「さあ、行きましょう」

 

「シンジ君これから見るものに対して何も思っちゃダメ」

 

「分かっています、レイの量産場でしょう」

 

「どう言うこと?リツコ」

 

「あなたは知らないのね……」

 

「ミサトさん。ダミーシステムって知っていますか?」

 

「あれはまだ始まっていないはずよ」

 

「始まっているんです」

 

「ええ、かなり前から……」

 

「でそれがどうしたの?」

 

「初号機のコアには母さんがいます。二号機にはアスカのお母さん。

それと同じようにダミーシステムには……つきましたね。あけます」

 

「……なにこれ…LCL?浮いているのはレイ?」

 

「そうです。ダミーのコアにはレイ…じゃなく、母さんのクローンが使われていま

す」

 

「レイがユイさんのクローン?」

 

「さすがに混乱しますよね。僕でも丸々2日かかりましたよ」

 

「父さんはレイを過保護と言うまでに見ていたようだけど、それは母さんを見ていた

ような気分になっていったんだ。」

 

「もうこの子は必要ないわね…・」

 

リツコさんはボタンを押した。

僕にも分かっていたがこれはレイじゃない。

LCLの濃度を変えてしまえばすぐ生態系が崩れ崩壊してしまう。

 

 

「ばらばら…いえ塊すらなくなってしまった……」

 

「じゃあもっと奥ふかくに行きましょう。二人とも乗ってください」

 

 

下につくとLCLの海が広がっていた。

向こうには目的のものがあった。

 

「何あれ?ヤリが刺さっている」

 

「あれはですね、……」

 

「シンジ、私から言う」

 

「父さん……」

 

「これはな、リリンだ」

 

「?」

 

「人間の元の姿だ」

 

「??」

 

「人間も使徒なのだよ」

 

「エヴァも」

 

「?????」

 

「分からないのならいいが……」

 

「父さんアダムは?」

 

「殺してきた。シンジ、思う存分やっていいぞ。お前は今まで1度も本気を出してい

ない」

 

「なんだ、分かっているんだ」

 

「お前は知らなかっただろうがな、週に一回はユイと話していたのだよ。

私はユイと話せるのだ。」

 

「母さん…出て来れるでしょう?」

 

「ええ。出てこようとすれば…あなた、手伝って」

 

「ああ、一緒に行こう」

 

僕はエヴァを降りた。母さんが出てくる。

エヴァが光り、裸の母さんが出てきた。

 

「シンジ今までありがとう。

母さんのいったとうりにやってくれてありがとう」

 

「じゃあシンちゃんはユイさんのいったとうりに調べていたの?」

 

「たまたま調べとうと思ったときに母さんが目覚めてくれたんだ」

 

「ユイ…今まですまん」

 

「ええ、いいのよ。あとでゆっくり絞ってあげるから」

 

「ははは、かわってないな」

 

「シンジ。最初で最後だリリンを倒せ」

 

「分かっているよ」

 

「あともう一つ。老人達はあきらめていない。すぐに決戦をしかけてくるだろう。

戦自が干渉してくるはずだ」

 

「安心して。アメリカ政府に頼んでおいた」

 

「手回しが早いな」

 

「父さんほどではないよ」

 

「じゃあ頑張ってくれ、私はユイと一緒におまえを見守っている。」

 

父さんは、母さんと一緒にコアの中に入っていった。

 

通信が来た

 

「マヤどうしたの?」

 

「あ、先輩見つけた。レイちゃんが探していたんですよ。」

 

「シンジ君どうする?」

 

「レイにも協力してもらいましょう」

 

「マヤ!レイをここに呼んで」

 

「どこですかぁ」

 

「ターミナルドグマよ!」

 

「そうだったんですかぁ  レイちゃん。ここに行って」

 

「……どうしたの?」

 

「碇君……知ってしまったの?」

 

「平気だよ、それでも君を好きだから。ここにおいで」

 

「分かったわ…」

 

「シンジ君、レイをどうする気?」

 

「リツコさん、レイは母さんのクローンです、でもそれだけじゃない。リリンのク

ローンでもあるんだ。そして零号機と同じ……」

 

「……それで」

 

「3人にこれから始まることを見ていてもらいたいんです。」

 

 

 

レイは、少ししてきた。

 

 

 

「碇君、黙っていてごめんなさい」

 

「いいんだよ。ATFは張れるよね?」

 

「ええ張れるわ」

 

「ちょ、シンジ君まさか……」

 

「ええ、じゃあはって」

 

 

レイはATFを展開した。何があっても平気なように。

 

「ミサトさんリツコさん。レイに守ってもらって。」

 

「え、ええ」

 

「父さん、母さん行くよ」

 

「ああ、問題ない」

 

僕は、ヤリ…グングニルのヤリをリリンから抜いた。するとリリンは目を覚まし襲い

かかってきた。

僕はATFを展開してグングニルのヤリを何度も突き刺す。

 

「シンジ…使徒はリリンとアダムに帰ろうとする。だから現れるのだ。

倒せば現れない」

 

「このやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

リリンのコアに槍を指す。

それでも暴れつづけターミナルドグマは崩れていく。強力なATFで司令部からは子

の状況がわからないであろう。

 

初号機からATFの羽がはえてくる。

いつまで戦ったであろうか…いつのまにか終わっていた。

レイは2人を守っていてくれた。

 

「碇君…」

 

「ごめんねレイ僕が守ってあげるって言ったのに」

 

「いいのよ…倒すことが守ってくれることだから…」

 

「シンジ…早く修理しろ。いつ老人達が事を起すか分からない」

 

「分かったよ父さん」

 

ミサトさんたちは呆然としている。

 

「アダムはは幼体だったから楽に殺せたが、リリンは手ごわかったな。

シンクロ率200%ってところっだっただろう」

 

「ありがとう父さん…後もう少しで終わりだよ父さんは母さんが助かればよかったん

だよね?」

 

「ああ、いつでもゼーレと切れるようにしていたからな…ありがとうシンジ」

 

「とりあえず帰ろう」

 

 

 

 

 

僕はアスカに説明をするために、

アスカのところにレイと一緒に行った。

 

「アスカ…話があるんだ……」

 

「へ〜無敵のシンジ様がレイと結婚するって〜」

 

「アスカ!ちゃんと聞け!お前はなんの為に戦っているんだ!!」

 

「何よ本気になっちゃって、私はね、母さんにみとめてもらいたかったの。

それに、使徒を倒すのが私の使命って教えられたし。」

 

「じゃあ聞いてくれ。

今までのことはほとんど仕組まれたようなものなんだ。

アスカが二号機に乗っているのも。」

 

「どう言うこと?」

 

「エヴァの中には魂がある。初号機には母さんと父さんの」

 

「なんで?司令はいるじゃない」

 

「ついさっき…入ったんだ…・・」

 

「二号機には……ちゃんと聞いてくれよ。

アスカのお母さんが入っているんだ。」

 

「何言ってんの?」

 

「本当だよ。ただ少し違うんだ僕とは。

アスカのお母さん、キョウコは半分だけ取り込まれて後の半分は魂の抜けがらのよう

になった人だったろ?それは実験中に取り込まれたからなんだ。」

 

「嘘でしょ」

 

「本当だ…」

 

「じゃあ、零号機は?なんなのよ!」

 

「……レイは父さんが作った、母さんのクローンなんだ。

ただしちょっと違ってね。人間の元、リリンでもある。

そして、母さんとリリンの間に出来たのが零号機。

リリンとアダムと言うものがあってね。

いうなれば神なんだ。命を作り出せる存在。

人間も使徒なんだよ。

 

使徒はアダムとリリンの元に返る…ネルフの地下にリリンがいた。

そして、アダムは南極に。

アスカがこっちに来るときに襲われただろ?

あれは加持さんがアダムを持っていたんだ。

だから襲われた。

そして、今アダムは父さんが殺して、リリンは僕が殺してきた。

だから、使徒が来る心配はもうない。

ただし、アスカの父さん。

アスカは知らないけど裏の組織ゼーレのNo1

全て行ってきた人。

この人たちがサードインパクトを起そうとしている。

だから、僕らはそれを阻止するんだ。

ネルフは使徒を倒すための組織ではなくサードインパクトを起さないために作られた

んだ。

表向きは使徒を倒すためだけど…

ゼーレはエヴァを量産している。

それを使ってサードインパクトを起させよとしている。

だから知って欲しいんだ。

アスカは二号機を動かすときに自分のお母さんに思いっきり甘えればいい。

そうすれば助けてくれる。

レイも、自分…自らに頼ればいい。

 

今度シンクロテストするから試してみて。」

 

 

「そんな……考えさせて……」

 

「アスカは弱いから。

精神的に弱いから強く振舞う。

素直になろうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

初号機の修理が終わった。

僕のもMAGIもあと1ヶ月で何かしらの変化があると出している。

それまでにアスカの答えが出ればいいけど……

 

僕は自由にシンクロ率を操作できるようになった。

みんなに事情を説明して疎開してもらった。

今やネルフの職員しかいない。

 

 

 

後三週間

アスカの答えが出たようだ。

 

 

「やってやろうじゃないの!シンジ!もし嘘だったらあんたを殺す!」

 

「嘘じゃない。アスカ、逃げないで。じゃあ、エントリープラグをエヴァに入れてく

ださい」

 

「(ママ…ママお願い!目を覚まして。覚まさないとババアって言っちゃうよ)」

 

「もう少しだ…」

 

「(ママ…ババァ!はやくめを覚ましなさいよ!)」

 

(アスカちゃん今なんて言ったの?取りこんじゃうわよ!)

 

「(ママ、これから大変になるのお願い協力して)」

 

(今までごめんね……協力してあげる。)

 

シンクロ率は90%を超えた。

レイも、90%前半をマークした。

 

 

 

訓練が続く

あらゆる格闘技、精神鍛錬が進められた。

 

僕はもともと全体的に鍛えられていたので、応用をやっていた。

 

 

 

 

 

前日

 

 

 

 

「レイ明日だね」

 

「そうね碇君」

 

「ねえ、碇君じゃなくてシンジってよんでよ」

 

「…シンジ…さん?」

 

「……呼びにくかったらいいよ?」

 

「いいえ、呼ばせて。」

 

「レイ…好きだよ……終わってからも一緒でいよう…」

 

「うん…一緒にいたい」

 

「もう寝ようか…」

 

「うん」

 

「お休み」

 

「ねえ、、シンジ…さん」

 

「なに?」

 

「あの…い…いっしょに…寝て」

 

「え?」

 

「そう言う意味じゃないの。もしかしたら最後になるかもしれないから…」

 

「そうだね…調査によると10体未満入るって言う事だから…」

 

「お願い」

 

「いいよ…でも僕はこれでも男だよ?:」

 

「いいの…そうなっても。繁殖機能は私にはないから……」

 

「大丈夫、可能性はある。ただ、スイッチが入っていないだけなんだ。

ちょっと強引にやればスイッチが入るよ」

 

「強引?」

 

「そう……」

 

 

 

 

 

 

 

僕は、レイのスイッチを入れてあげた。

しばらくすれば、初経も来るだろう。

明日は決戦だ。絶対に生き残る!そして、レイに責任を取る。

スイッチを入れちゃったんだから……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想からすると午前10時ぐらいに来る。

 

手を回しておいたので戦自は参加していない。

もし、戦自がいたら負けていただろう。

ネルフは、人間に対して弱い。

 

ウオーミングアップをして、エヴァに乗る。

同時刻、世界中から白いエヴァが目撃された。

全部で9体。

全部ネルフに向かっている

初号機はグングニルのヤリを装備して地上に出た。

零、二号機はプログレッシブナイフを装備して

後から地上に出る。

目標到着時刻まで後20分。

ケーブルも出来るだけ丈夫にして、内部電力も30分にした。

リツコさんがどれだけ考えたことか…

 

初めの一体が来た。

集まらないうちに倒していく。

今の3人には不服な相手だった。

 

 

「なんだ、弱いじゃないの」

 

「アスカ、油断したらダメだ。相手は学習機能がある」

 

 

二体、三体と次々来る。

だんだん強くなってきた。

相手の武器はグングニルのヤリのレプリカ

しかし、ATFを浸食する力はある。

6体め。

かなり強い。

いい加減にしてくれと言わんばかりに

 

「レイ、アスカ!下がっていて」

 

「あたしにもやらせなさいよ!」

 

「こいつはムリだ。ウオォォォォォォォォォォォ!!!」

 

ATFを圧縮して開放する。

 

6体めもふっとんだ

 

「これからはこのヤリで倒すか…」

 

「碇君!絶対に生きて!」

 

「ああ、次ぎは…二体まとめてくるな……援護してくれ」

 

「ミサト!パレットライフル出して!」

 

「私にも…」

 

 

 

 

やはり強い…ケーブルを切られてしまった。援護射撃があるからまだやりやすい。

 

コアに槍を突き立てて8体めを倒す。

9体めはほとんど空中戦だ。

 

「父さん、母さん!」

 

「ああ…問題ない……」

 

初号機から羽がはえてくる

ATFもさっきより強い。

 

9体め…いつになったら倒せるのか。

しかし、リリンよりは弱い。

なんとかなりそうだ。

 

ヤリをからだ中に突き刺す。

向こうも初号機に刺してきた。

しかし、ATFに拒まれている。

 

僕のヤリがどんどん深く入っていく。

 

コアをつき抜け貫通する。

やっと倒せた……これで終わりだ。

これからは普通に戻るのかの?

どうだろうか?とにかくその足でみんなの疎開先に出向く。

みんな同じ場所に疎開してもらっていた。

 

 

「トウジ!ケンスケ!」

 

「せんせい!久しぶりやなぁ終わったんか?」

 

「うん、町はボロボロだけど少ししたら帰って来れるよ。」

 

「よかったぁこれで帰れる。自分の町が一番だね!」

 

「レイ!アスカ!」

 

「シンジったら行くの早いわよぉアンタはとべるからいいけど私達は飛べないのよ

!」

 

「飛べるよ!ちょっと本気になって母さんに頼んでみな」

 

「うん、……ニョキ」

 

「うんでてきてる」

 

「レイもやってみな」

 

「……うん………ニョキ」

 

 

 

「ん?ミサトさん達からだ」

 

(シンジ君ケーブルは?)

 

「あ、今は父さん達が動かしてくれているから平気です」

 

(もうみんな帰っていいわよ。じゃあみんなを乗せてきなさい!サービスサービス

!)

 

「はい、……300人くらいか……手に乗ってみんな!」

 

「みんな乗れるんかいなぁ」

 

「トウジとケンスケは僕のところ来てもいいよ」

 

「……あの血なまぐさい液の中か?」

 

「そうだけど何か?」

 

「僕は行くよ!」

 

「わいも行くわ」

 

 

 

トウジ、ケンスケをエントリープラグの中に入れて、他の人は3人で分けて手の上に

乗ってもらった。

みんなエヴァ乗れたから、はしゃいでいる。

 

「みんなぁあまり暴れると落ちるよぉ」

 

おとしてたまるか。みんな無事に戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

ネルフは存在理由がないのだが記念館として残ることになった。

ゼーレはすぐにとっ捕まった。

体をほとんど機械化していた。

そんなに生き残りたかったのか…

 

エヴァは冷却されたまま保存されることになった。

だって、父さんと仲直りできたんだもん。

アスカもママと話せて楽しそうだった。

レイは…僕といまだに暮らしている。

 

「やあトミーごめんね連絡が遅くなって。いろいろあったから…」

 

(知っているよ。大学には戻ってくるのか?)

 

「それなんだけど…トミーが研究を続けてくれないか?」

 

(えぇ!シンジが一番熱心に研究をやっていたじゃないか!)

 

「ははははちょっとわけありでね。僕が作ったあれはネルフでコピーして送るよ」

 

(わかったよ。)

 

「データは使徒に着いて、ネルフについて、ゼーレについて。

この3つに別れれいるから研究に使ってくれ」

 

(ありがとう!助かるよ。これで知られなかったことが分かる)

 

「そうだね。じゃあ今度また連絡するよ」

 

(しゃあな)

 

 

 

 

 

僕が研究していたのは……セカンドインパクトおよび南極にいたと思われる生物につ

いて調べていた。

あれをコピーして送ったら研究室がなくなっちゃうかな?

結果が出ちゃったから研究できないもの。

 

 

 

 

 

あれから、3年にあがった。

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

この後は、

学園、ラブコメディーにしようかな?

一気に書いちゃった(バカ)

 

感想ください

 

 

 


(update 2000/08/10)