外伝「プロローグ」
作・専務さま
サードインパクト直前にシンジとアスカの子供が生まれ、量産型と戦っているときに二人がLCLに溶け込んだ後の事。
14年前のサードインパクトのせいで世界中の人口が激減し人々はこぞって子供を作り出す。シンジとアスカの子供と同い年。
ようやく人口が増え始めた。
ネルフはサードインパクト後残骸と化した本部を他の場所に移し活動を再開した。
しかし、MAGIは壊れてしまっていたため、急いで修理された。
MAGIに頼っていた人たちは、燃えそこなった設計図で14年かけて再生した。
ここはネルフ本社
地下で今やっと修理されたMAGIをつかって二人のサルベージが始まった。
そこにいるのはリツコ、マヤ、ミサト、レイ
サルベージが始まって52時間ようやく終わり病院で精密検査を受けている二人。
「…碇君やっと…帰って来た…」
「14年ぶりねシンちゃんとアスカ…」
当の本人達は、いまだ眠っている。
「ユイカ…あれがあなたのお父さんとお母さん…」
「お父さん????お母さん???」
レイのそばにいるアスカ似のユイカ。
シンジとアスカの子供。
「ん・・ぅん〜…・」
「ん?アスカ?アスカ!」
「何よ…バカシンジ…なんでこんなところに私達いるのよ…」
「お目覚めねお二人さん」
「ミサトさん…どうしてここに…」
ミサトは大体の事情を話した。
溶け込まれてから14年経つことなどを。
「子供…あれは誰が育ててくれたんですか?むしろ…サードインパクトがあって生きていられたんですか?」
「本人が3mのところにいるのに寝ぼけるな!」
リツコは叫ぼうとしてしまったが顔が解らないのでしょうがない。
するとレイがシンジにとびついて泣き出してしまった。
「レイ……(かわいくなっちゃって…)」
「碇君…子供は私が育ててました…」
「あんたが〜?んで何処???」
アスカは見回す。
ふと、レイの影に隠れている自分似の子供を見つける。
「あなた…ユイカ?よく今まで生きてこれたわね〜レイのところで…」
しょっぱなから喧嘩を飛ばすアスカ
周りではいつものアスカなので盛大に喜んでいる。
「ユイカは…いま14歳…碇君達は溶け込まれてたから戸籍上は28歳。でも体はユイカと同じ14歳…」
「綾波…ありがとう…」
そう言い終わると、シンジは寝てしまった。
アスカも共に。
4日後
二人は病院のベッドの上で起きた。
そばにミサトがいる。
「シンちゃん、アスカ起きたわね…精密検査が終わって…結果は異常無し。それでね、今の時間は午前3時今すぐ用意すれば間に合うから…学校行ってきなさい!」
「へ?学校??」
シンジは驚いた、しかし、考えてみれば学校を卒業していない…「まずいな…」と言ってるうちに、前より少しばかり変わった制服がベッドの横にかけられている。
「もう、異常無しって言われたんだから彼だ動かしてきなさい!それと、ユイカはレイのところにいるから行きましょう!今すぐ!!」
そう言うと、早く着替えるようにいわれた。
手続きはもうすんでいるようだ。まだあまり動きたくないが外の世界がどう変わっているか知りたいのですぐ着替えた。
それは,アスカも同じようだ。
「ミサトさん…運転静かになりましたね…」
「退院初日から病院へ逆戻りされたくないもの」
当然のことだ…
レイは第3東京市で5本の指に入るほどのマンションに住んでいた。
「ガチャ」
鍵が開いている…
「全く無用心だな~レイは…」
「今日あたり目がさめるから開けといてって言っといたのよ…」
「カードキーを渡せば住むことなのに…」
シンジがぽつりと言ったことは正論だった。
ミサトのボケボケぶりがようやく発揮された
部屋に入ると前と同じような作り
二人で住むには広過ぎだ。
シンジは二人を起さない様にしながら朝食を作り始めた。
アスカはテレビを見、ミサトはエビチュを飲んでいる。
「ミサトさん何朝っぱらから飲んでいるんですか〜」
呆れ顔のシンジ。そこにユイカが起きてきた。
「ん…だれ?あっミサトおばさん…おはようございます…お父さん??????」
朝っぱらからよく驚いてくれます。
「お母さんも???」
「14年ほっといたのに、お父さん,お母さんって呼んでくれるの?」
「レイお母さんに…そう言えって言われてたから…」
「レイおかあさん…ね…」
ものごころついたときから、二人の写真を見せLCLに溶け込んでいるといっていたそうだ。
「LCLって言ってもわからないだろうな~」
シンジがポツリと言ったが誰も気づかなかった。
「ユイカちゃん僕らも今日から学校に行く事になったからね」
そう言っているともう登校時間
シンジは学校に行く前にレイの部屋に言った。
寝顔がとても可愛い。
「……ン…ン、イカリクン…いかりく〜ん」
寝言にしては声がでかい。
シンジはそのまま部屋を出た
「ミサトさん、レイ多分昨日僕らが帰ってくるって言ったから夜更かししてると思うんです。後で起しといてください。」
そう言うと3人そろって学校えへ向かった。
「さすがおみとうしね…」
「ユイカ、お父さん、おかあさんと一緒に学校へ登校なんて…信じらん無い…」
「そうだろうな…僕だって信じられ無いや」
「しっかし本当に町並み変わっているはね」
アスカの言ったことはホントで、なぜか学校に隣接する車道が8両で量産型エヴァと戦ったときに出来た大穴も消えている。
「何で8両編成なんだろう…」
レイカが言うには、いまの学校の校舎は強化合金で出来ているらしくN2爆弾をくらってようやく壊れるらしい。
「頼もしい世の中だね…」
シンジはあきれていた。何でそんなしぶとくなきゃいけないんだ?
学校に着き下駄箱に来ると何やら騒がしい
「いつものことだから…」
ユイカは顔を赤くしてそう言った。
それは…れいかに交際を求める男子生徒だった
ユイカはオドオドしながら通っていく。
アスカはむかついたらしく眉間にしわが寄っていき…
「あんたら!通行の邪魔だよ!どけ!!」
と大声を出してしまった。
男子生徒は呆然としている…
ユイカに急がされ走ってその場を通り抜ける。
職員室まで来ると見なれた人ばかりっということに気がついた。
いまだに職員はネルフの人が多いらしい。その中で初めに声をかけられたのが霧島マヤだった。
年は40近いだろうが見る限り30代前半だ。
「久しぶりシンジ君校長先生が待っているわよ」
校長室に行くと見たことのあるろうなおじいさんがいる。
「やあシンジ君、ひさしぶりだね。」
校長とは冬月副指令だった。
これには驚きシンジも後ずさりする
「14年ぶりにあってそれは無いでしょうシンジ君。もう聞いたと思うが…君のお父さんゲンドウは行方不明だ…」
急に行方不明と言われてもシンジは呆然とするだけだった。
「葛城君から聞いていないのかね?」
そう言うとミサトがきた。
「後でも言いと思いまして言わないでおきました。シンジ君のお父さんのことを急に言われるとイヤでしょうし…」
確かにそのとおりだ。シンジにとってゲンドウはもともといないような存在だったから、急にそんなことを言われてもピンと来ないらしい。
「あの後探したんだが一向にみつからんでな…多分ネルフの跡地にいまでも埋もれているんじゃないか…と言う話なんだ。まあ,辛気臭い話はよして…君のクラスは2年A組みだから…葛城君君があそこの副担任だったな…つれってってやってくれ…」
教室に向かう途中ミサトさんが笑いをこらえているようだった。
前もミサトさんのクラスだったけど…今回も何て…
教室に着くと僕達をおいて先に教室に入っていった。
「さあみんな!先生が遅刻だから私がやるけど…転校生が二人来てます!仲良くしてやってね。」
そう言い終わると教室内にくるように言われた。
「碇シンジです皆さんよろしく…」
「総流・アスカ・ラングレーです…よろしく…」
みんなの反応は…無い…
一人ニヤニヤしているのは…
ユイカだった。
「アスカ…子供と同じクラスなんて・・」
アスカも意外そうにボーット眺めている。
何の反応も無いまま一時間目の授業が始まった
1時間目は社会、2年は歴史だ。
担当は担任の…
「レイ???」
「何であいつが担任で社会の教師なの??」
呆然と進められている授業
新しい教科書をぱらぱらめくっているとサードインパクトのことが乗っていた。
「えっ!!!」
シンジは思わず叫んでしまった。アスカがこっちを睨んでる。
教科書にはネルフの機密内容がずらっと載っている。
当然アスカとシンジも顔写真つきのプロフィールと…一緒に
これにはアスカも大声を出してしまった。
プロフィールの最後には「LCLにとけて現在再起不能」っと書いてあった。
しかし、レイだけは顔写真も載っていない。
「現在生活中プライバシー保護のため掲載できません」
と載っている。
ふと画面を見るとメールが来ている。
「あなたがエヴァのパイロットなんですか?YESかNOで答えてください。」
前にも見た記憶がある。騒ぎになるといけないので保留しておいた。
そして、授業中だが無理やりレイを引きずり出し追求した。
「何であんなに細かく載っているんだよ!LCLにとけてた人は人権が無いのかよ!!なんで教えてくれなかったんだ!今日の自己紹介のときの沈黙はみんな知っていたんだな?どうなんだよレイ!!!!」
一通り言い終わると、
「LCLにとけてる人はいつ帰ってくるかわからない。だから乗せられてるのよ…それに今の法律でね、軍隊などの機密事項はあかるさまにすると言う法律が出来ているの。
ネルフはイまでも活動しているわ,それはね今でも1年に1,2回使徒が来るの。
そのときは私が出てどうにかなってるけど…最近少しづつ使徒の出現回数が増えているの。
だから貴方達のサルベージが早急に進められたのよ…」
シンジにはなぜ使徒がまだきているのか…
「ゼーレが消えたからと言って使徒が消えるわけ無いわ。」
そこまで言うと教室の方を見たすると、生徒が聞き耳を立てている。
「すべてばれてしまったようね…碇君が大声を出すから…」
これで自己紹介のやり直しである。
シンジとアスカは今の年齢、エヴァに乗ってたこと、自分の子供がユイカだという事をすべていった。
レイカはまだニヤニヤしている。
「ユイカ…ニヤニヤしないでよ…好きでこんなことになったんじゃないんだから…」
クラスのみんなは驚いた目でこちらを見ている。
考えてみれば、校舎がこんなに頑丈なのは対使徒ようにしてあるからだと言うのがわかる。
でもなんで8両の車道?
人口はまだ少なく車も少ないはずである。
「碇君…実は…学校の地下40階からネルフ本社の施設なのよ…だからエヴァが通っても平気なように8両になっているの…」
綾波の言葉を聞いて呆然とした…確かに上が学校だと国連も下手に攻撃できない。
サードインパクトのようなことが起きたとき有利である。
それに、使徒が来ても学校の真下にエヴァがあるので移動時間の縮小になる。
机に座ると。メールで「エヴァのパイロットだったんだ!」っと言うのが来ていたしょうがないので全員に「僕がそうだ!」と打ち込んでやった。全くこれからどうなるんだか…
5時間目
授業参観
今日始めて授業参観があったことに気づいた。
当然だけど。
ふと後ろを見ると見たことのある顔が…
「トウジ?」
その声で向こうも気づいたらしい。
「シンジか?おまえ死んだんじゃなかったんか?」
「昨日エヴァからサルベージされたんだ…足のことはゴメン…いくら誤ってもダメだよね…」
「足か?今の医療技術はすごいで〜義足も痛覚があるし暖かいや寒いも解るんや!走ることも出来る。」
「授業参観に来てるの?子供がいるの?」
「ああ!わいとヒカリの子や!」
そう言うとゆび指したその先に、言われてみるとトウジに似ている子が一人。ケンジと言うらしい。
ケンジは、怖いお父さんが同い年の転入生と楽しく喋ってんのを見てやっぱりすごいと感じたらしい。
アスカはヒカリと話している。
なんにしろクラスの皆から大人と普通に喋っている二人を見て愕然としていた。
それは、他の保護者から見ると奇妙な姿だった。
五時間目の国語の時間ミサトに言われ,保護者の前で自己紹介させられた。
やはり事ながら保護者もびっくりしている。とくに、14で子供を産んだと言うことにびっくりしてるようだった。
しかし,それはヒカリも一緒。
シンジやトウジなど4人で大笑いしてしまった。
周りはポカーンとしている。
その後シンジの携帯に授業中だというのに電話がかかって来た。
赤くなりながら電話に出ると日本近海に使徒が現れたと言うのだ。
「なんで非難命令を出さないんですか?」
と問うと校舎が頑丈なため下手に非難するより安全と考えられているらしい。
緊急でシンジ達は収集された。
後ろ姿を生徒達が見送る。
エヴァは学校の地下49階にあった。
急いでプラグスーツを着てエントリープラグに乗る。
エヴァが発進させられた場所は…校庭だった。
しかも、教室のデスクで戦っている様子を見られるのだそうだ。エントリープラグの中とエヴァの視線でカメラが着いているらしい。
シンジのシンクロ率は102%
エヴァに取りこまれてたためかシンクロ率が高い。アスカも同じ事だ。
綾波は97%
いつもの事ながらシンクロ率を抜いたためアスカが勝ち誇っている。
8両の車道を通っていくと現れたのは第28使徒。姿は…クラゲだ…
今現在標準装備されてるのは…陽電子砲、グングニルのヤリ…
「なんちゅうそうびなんだ???」
シンジは信じられないようだ。
陽電子砲は小型化され電力も少なく押さえている。
グングニルのヤリは…変わってない。
とりあえず、陽電子砲で撃ってみた。
「バイィィィィィィン!」
と言う音と共にATフィールドで跳ね返された。
すると,使徒の攻撃で初号機は学校の方に飛ばされ校舎に激突した。
しかし,校舎は壊れていない。
「なんなんだよこいつ〜!!!気持ち悪いったらありゃしない!!」
アスカはグングニルのヤリを投げながらそう叫んだ。
グングニルのヤリは核を貫通して地面に刺さった。
「使徒減滅」
その言葉と共に帰還命令が出され学校に帰っていく。
30分後
教室に戻るとシンジはクラスの皆に歓迎された。
そこでシンジは始めてカメラに写ってたことを知らされる。
顔がまっかっかのシンジはただ、うつむいていた。
クラスの女子はシンジを尊敬のまなざしで見て、男子はそのシンジににらめつけられた。
帰る直前、シンジ達は校長室に呼ばれた。
「冬月副指令、いや冬月司令なんで使徒が?」
「サードインパクトの後も数は減ったが使徒が現れるんだ。」
話によると、原因は解らないらしい。
今日はその場で解散となった。
家に帰ると、シンジはユイカと共に夕食を作り始めた。
「夕食作るの手伝ってくれたことなんて無いに等しいから」
シンジは笑ってアスカの方を見る。
アスカは頬をぷーと膨らませそっぽを向いてしまった。
「いつもあの調子だからね」
苦笑するシンジを見てユイカは悟った。
「私って姿はお母さんに似て性格はお父さんに似たんだね」
笑いながら言うユイカを見てアスカは余計起こってしまったようだ。
「あんなところが可愛いから」
またシンジは笑いながら言う。
これに関しては機嫌が良くなったのかシンジの背中に抱きついてきた。
その夜は、レイカと綾波がいるにも関わらず。二人で燃えたのは言うまでも無い。
朝
二人は裸になったまま目を覚ました。
急いでシャワーを浴び朝食を作っているとユイカが起きてきた。
まだ、頭がはっきりしていなのか「昨日はすごかったね…」なんて言いながら洗面所に向かっていった。
「アスカより大人だねあんな事言ってくなんて」
シンジは笑っている。
「アスカだったら顔を赤くしてじっとこっちを見てるくらいだもん。綾波に近いね」
「シンジィ、ユイカを私みたいに襲っちゃダメよ!」
14歳の男女の会話とは思えない…
「ユイカ!貴方もしかして…覗いた?」
「うん…ちっとね…」
「14歳の子が見るもんじゃないわよ!」
「アスカぁ僕らは14で子供生んでんだよ!」
一同笑ってる。
レイはと言うと…遠くから頬を膨らませ赤くなっている。
「か,可愛い!」
シンジはそう叫びそうになったがアスカが怖い顔をしてこちらを見ている。
食事を終え学校へ向かう、向かう途中シンジ達をいろいろな視線が指す。
「なんか…僕達見られてない?」
「当然でしょエヴァに乗ってるんだから!」
「お父さん…お母さんって…いつもあんなだったの?」
「アンタ・・それってどういういみ??」
「それは当然…性格が…」
そこまで言うとビンタされてしまった。
(私…お母さんに性格似なくて良かった…)
学校に着くと凄い事になっていった。
シンジ,アスカ,ユイカが下駄箱を開けると…ドサドサ…
「あたしは…シンジの…嫁なのよ…」
実は、戸籍上は問題無いので昨日のうちに婚姻届を出してしまったのだった。
「いつのまに…じゃあ私は娘って事になっているのね?」
いつもならアスカは破り捨てているものの、今回は全員に返事を出すことにした。
シンジのと合わせて100通はある。
「シンジ、ユイカ、帰ったら手伝いなさいよ!」
「は〜い」
「面倒なことになったな~」
この二人のことをあまり知らない生徒は返事をもらい心躍らせながら読んでびっくらこくだろう。(注、びっくりする)
今のこの時期の授業なら14年前とダブっているのでシンジには簡単だ。
当然大学を出ているアスカも国語以外なら楽なようだ。
ユイカは、あすかの子供なだけあって頭はなかなか良いらしい。
一時間目 理科 担当 赤木リツコ
「じゃあこれから授業を始めます。あ、シンジ君!ちょっと学力テストするからね!」
「なんでまた…」
「なんかいった??」
「はい、解りました」
「一分野から行くわよ、酸素と鉄が化合したものは?」
「酸化鉄です」
「塩酸はなにがとけて出来たもの?」
「塩化水素です」
「分子で一番小さいものは?」
「水素分子です」
などと言うテストが30分ばかしつずけられた。
「良く出来ました。14年前の理科の先生は?」
「先生ですよ〜」
と苦笑するリツコも笑っている。
自分の生徒だというのを忘れていたようだ。
2時間,3時間とテンポ良く進み昼休み。
いつものように屋上に来て弁当を食べる。
通常屋上には鍵が掛かっているのだが、シンジとアスカは生徒で唯一そのカードキーを渡されている。一緒に食べるのは、アスカ、ユイカ、ケンジ、シンジ、あと、性格がやけにケンスケに似ているアキラ。
シンジとアスカはマイペースで食べつづけている。
(マイペースとは、「シンジ!アーン」「お、おいしいよアスカ…(僕が作っているのに自分でおいしいって言うはめになるなんて…)」)
ケンジとアキラはただ呆然としている。
そこにレイが来た。
「碇君…ご飯食べよ!」
「これで,いつものメンバーね!」
「確かにそうだな〜トウジの子供もいるし、ケンスケにとことん似ているアキラもいるし…」
「碇君…知らなかったの?ケンスケは結婚して子供を産んだの、その子供がアキラ。姓が違うのは離婚しちゃったため、アキラはお父さんの趣味が気に入ったらしく同じようなことやってるの。ミリタリーマニアで写真マニア。写真って言っても普通の写真よりパンチラの方が多いいかもね。ホームページにもR指定の内容出してるし…」
「じゃ,じゃあ…友達だけにただでパスワード渡して18禁の自分のページ閲覧できるようにしているんじゃ…」
「当たりです!僕とパパって本当にやることにているな~何考えてるんだろ…」
「あんたって〜バカぁ」
「すみません…でも,それ知ってるって事は…シンジもパパからパスワードもらってたの?」
「う!……それは…その……聞いてただけだよ!」
「うそつき碇君…あなたがそこで私とアスカの写真持ってきておかずにしてたの知っている…」
「シンジ…欲求不満がたっまっているから私に身ごもらせるような事するのよ!」
「本当にユイカがシンジの子供だったの?」
シンジに食い入るように迫ってくるケンジとアキラ。
「うぅぅぅぅんそれは…事実です。」
「じゃあアスカさんが14で本当に生んでんの???」
「何今更そんなこと言ってんのよ〜戸籍上では問題ないから昨日のうちに籍いれちゃったんだから!」
本当に驚き腰を抜かしている。
「しかし、ヒカリも14で生んでいるんだし…別におかしいことじゃないでしょ!」
「おかしいて…今のうちらにゃそんな勇気ない!」
「でも…ミサトさん・・あ、葛城先生が保護者と言うことでアスカと僕はず〜っとどうせいしてたし…別にこう言う事態になっても別に驚けない…そのときに綾波の家のも出入りして言ったし…」
さらに驚いている。この年で同棲なんて…
今現在子の学校で一番人気がある先生は綾波であるので。二人は驚いている。
生徒で女子の中で人気があるのはアスカとユイカである。
男子はシンジ。
なんにしろ、一家全員人気者になっている。
授業が終わり、今日は帰りにトウジの家に行くことになった。
「ようきたな~シンジ!」
「アスカ!いらっしゃい」
ケンジがただいまを言う前に向こうから待っていた。
その日はケンジの驚くことでいっぱいだった。
父の妹がシンジの乗る初号機のせいで大怪我をして寝たきり状態になったのにシンジを許したこと。
父本人が少しの間エヴァのパイロットだったこと。
「あいつが寝たきりになったとき俺はおもいっきしシンジを殴ってしまった、でもな、次の戦いのときシェルターからでて戦いをケンスケに頼まれて見にいったんだけど戦いぶりが凄くてな…いちいち下を見ていられんのや、見ていたら使徒に殺される。使徒をほっとけばサードインパクトがもっと早くに起こったかもしれん」
昔話に花が咲いてビールを飲みながらどんちゃん騒ぎをしていた。
「シンジとアスカは実年齢28だから酒飲んでもいいんや!学校でこのこと黙ってろよ!」
女に弱いトウジも息子には厳しくしているらしい。
その日は夕食を食べていくことにした。
「碇君も料理うまかったわよね私より
料理クラブで何度か作ってもらったからね~」
さすがに元料理クラブ部長ヒカリは料理がうまい。
そのヒカリが唯一負けを許したのはシンジだった。
そのせいで、料理クラブで臨時に女子相手に講師をする羽目になった事は馬鹿にされるので黙っていてもらってたが、今になってそのことを掘り返されたので、今更笑われた。
ショックなのはケンジで、料理上手の母親が唯一見とめたのが、今姿形が14歳のシンジだと聞いて今日5回目のショックを見せた。
ケンジにとって見た目は気が弱くなんの取り柄がなさそうなシンジが、エヴァのパイロットで、すでに子供がいて、結婚していて、料理上手とくれば驚く以外無いだろう。
その日は9時過ぎに家に着いた。
多分続く
すみません!私はアニメを5回未満しか見ていないので無いようが良くわかりません
間違っているところを見つけたらメールで教えてください。
人物は…気にしないで下さい。
読んだら是非、感想を送ってあげてください。