外伝「第一話」

作・専務さま

 


 

 

その日は9時過ぎに家に着いた。

 

 

 

その日はユイカ抜き、シンジ,アスカ,レイ,ミサトで飲み明かすことになった。

「シンジぃぃぃぃぃ付き合い悪いわよぉぉぉぉぉぉぉぉどんどん飲みなさぁぁぁぁぁい」

「シンちゃぁぁぁぁぁぁん!エビチュ10本追加ぁぁぁ」

ただいまの成績。

シンジ5本、アスカ10本、ミサト22本、レイ、18本。

「まったく…どうせいつものように僕が片付けるんだから…そんな飲めるわけ無いだろ」

「碇君もっと飲もう…いかりくぅぅぅぅぅぅん!」

だきっ!

 

レイはシンジに抱き着いて覆い被さるような形になってしまった。

 

「いかりくぅぅぅん…くぅぅぅぅんもっと飲もうよぉぉぉぉぉぉ」

 

「レイ!アンタなにしてんの!あたしのシンジよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

ピンポーン!

 

「ちょっと…人が来たんだからあまりうるさくしないで下さい!」

ガチャ…

「どなたですか?」

そこには見たことの無い、髪の毛伸びすぎ髭ボーボー、おまけにメガネがまぶしくも無いのに光っているご老体がきた。

 

「あの…なんのご用でしょうか…」

 

「シンジ…おまえって言うヤツはぁぁぁぁぁぁぁ何て変わってないんだぁぁぁぁぁぁぁ」

 

そのご老体はそこまで言うと泣き崩れてしまった。

 

「シンちゃぁぁぁぁん!誰なのぉぉぉぉぉぉ!」

「早くこっちに来て飲みなさいよバカシンジ!」

 

「あのぉ…すいませんが…何かご用ですか…」

まだ泣き崩れている。

 

「シンちゃん!いったい誰なの?……まあ良いわその人もつれて飲みましょぉぉぉぉぉ!」

 

「シンジ…今まですまん…私が…私がばかっだったぁぁぁぁぁ」

そこで,泥酔しているレイが来る。そして、そのご老体にとあることを言いながら抱き着いていまった。

「んん………碇司令………………お久しぶりですうぅぅぅぅぅぅぅぅ一緒に飲みましょぉぉぉぉ」

「碇司令って…父さん?死んだんじゃなかったの?それ以前に父さんなんてぇぇぇぇぇぇ嫌いだぁぁぁぁぁぁ」

 

そこまで言うと今度はシンジが泣き崩れてしまった。酔いが回ってきたのか?それとも本当に泣いているのか?

ゲンドウをこめて、5人でのみ始めた。

「シンジぃぃぃすまなかったぁぁぁぁオレは今まで中国の奥深くで修行していたんだぁぁぁ。修行と言ってもぉ自給自足にトラとの格闘だぁぁぁぁぁ一度も勝ったこと無いが…今までほっといてすまなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」(←くどいですね)

 

「父さぁぁぁぁぁぁぁん!僕も今まで子供をほっといたから父さんを責められないんだぁぁぁぁ責めたいのにっぃぃぃぃぃ」

 

「司令ぃぃぃぃお風呂沸けてますよぉぉぉぉ髭そってきたらどうですかぁぁぁぁぁぁ」

「問題無いぃぃメガネと髭はシンボルマークだぁぁぁぁ」

「じゃあ髪切ったらどうですかぁ」

「計画どうりだぁぁぁぁでは風呂入って頭洗ってくるぅぅぅぅぅ」

 

酔っ払っているのに風呂なんて入ったら死んじゃうんじゃ無いんでしょうか?

 

風呂から出て,ミサトが酔っ払って震えている手でゲンドウの髪を切り、失敗し無かったのでそのまま寝てしまいましたとさ。

やはりいつもの様に後片付けはシンジ君。

とにかくざっと片付けてそのままソファーの上にぶっ倒れて寝てしまいました。

 

 

 

シンジが目覚めると8時24分

完全に遅刻である。

ユイカはもう起きておりすぐ出られるようだ。

「ユイカなんで起してくれなかったんだ,これじゃあまた遅刻だよ!」

「起したよぉまたって子とは14年前も遅刻してたって事?」

「うん…まあそうだけど…」

「それに、担任も副担任も今まだ寝ているんだから!」

「そうだったね…早く起さなきゃ。」

ミサトを起しに行った後,レイを起しに行った。

「レイぃ早く起きないと1時間目にまにあわな……父さん!なんでレイと一緒に寝ているんだ!レイ!はやくおきて。それになんで父さんがいるんだ!」

 

シンジには昨日の夜の記憶が無かった。

 

ミサトの車に乗ると学校へ向かった。

運転手はレイ。二日酔いのままミサトに運転させたら直線でもドリフトしそうで怖い。

実際レイの運転は静かだがスピードは出ている。安全横転とはこの事だろう。

学校に着くと9時5分前。

 

とにかくシンジは校長室に向かった。

「冬月司令!父さんが生きてました。それで昨日…帰ってきて一緒に飲みまっくって…今熟睡しています。」

 

「なんと…なにを考えているんだかあの男は、帰ってきて急に泣きつき挙句の果てに泥酔して今現在熟睡していていると?」

 

「はい,そのとおりです」

 

「じゃあ君は一緒に酒を飲んでいたんだね?中学生の癖に」

 

「一応戸籍上では28ですし,問題はありません」

 

「そうだったな…では教室に戻りなさい。」

 

教室に戻ると昨日トウジの家で話していたことが広まっていた。

そのせいで1時間目はメールの返信で忙しかった。

 

2時間目 体育 担当 青葉シゲル

 

今日の体育は夏なので水泳(時期は一応7月です)

 

実はシンジはあまり泳げない。その姿は女子にとってかっこいいというシンジの感じを可愛いと言うものにした。

 

シンジはいまだにクロールの息継ぎ無し版しか泳げない。そのため泳げても15mなのだ。

水泳のクラスは3つありA,B,Cと分けられている。シンジは泳げないのでC。

Cには女子ばかりなのである。男子はみんな泳げるのである。そのせいでシンジは一部の男子にうらまれることになる。

 

ザバッザバッザバッザバッ!

(早く着かないかな…息が出来ない…)

「キャーシンジ君可愛い!」

 

この言葉を聞いて黙ってられないのが、アスカとユイカである。

「あんたら!シンジはあたしの夫よ!いい気になるんじゃないわよ!いい加減にしないと沈めるよ!」

アスカは実は泳げるのである。しかし,シンジがCの初級だしB,Aに行くと男子がじろじろ見てくるのでCにいるのである。ユイカも同じ事。

 

水泳で一番イヤなのは水着を脱ぐ事である。

着るときは、家から着て来れば言いのだが、脱ぐときに更衣室は修羅場と化すのだ。

いじめっ子が、着の弱いやつのタオルを取って着替えさせ無くしたり下を暴こうとする。

これはシンジも例外では無かった。

 

「やあシンジ君君の発育状態はどうだね?うりゃ!」

 

「ちょっよ止めてよ!もう水着とタオル返して!」

 

話からわかるようにシンジの下は今なにもつけていない。

 

「おおすぎぇ〜な〜」

「これがアスカさんにおったてたものか…」

 

確かにシンジのは中学2年の平均よりもはるかに大きかった。

 

その日はシンジの下暴露で終わった。

他の男子生徒はシンジのを見てショックを受けたようだ。

シンジは皆にとって驚きの対象でしかない。

トウジの家で昨日はなしてた料理上手ももうすでにクラスに回っている。

メールで「今度シンジ君のお弁当食べたいわ」と言うメッセージも来ていたがアスカが

「シンジの料理はあたしとユイカとレイとミサトのものよ!」って書いて送ったようだ。

いつもなら一人じめするアスカはシンジの料理だけは独り占めすると周りがうるさいので一人じめ出来ないようだ。

 

 

昼休み

 

屋上にていつものメンバーが来る。

シンジ,アスカ,ユイカ、ケンジ、アキラ。

そして後からレイが来る。しかし今日はミサトも来た。

 

「シンちゃんゴメンねぇ昨日無理やりのませっちゃってせいで今日遅刻して」

 

「良いんですよ14年前もたまにそう言う事ありましたから」

 

「なんや!シンジ家でも飲んで家帰ってからも飲んだんや!」

 

「よくねめるね〜君はもしかしてビールマニアかな?」

 

「お酒好きなのはミサトさんだよ、飲むときは30本ぐらい飲むからね」

 

「あらシンちゃん私はそんなに飲みませんよせいぜい25本かしら?」

 

それでも飲み過ぎなミサト。

 

「はいシンジアーンして!」

「はい碇君、アーンして」

 

この言葉はほぼ同時にアスカとレイから発せられた。

 

「レイ!アンタなに言ってんのよ!シンジは私のものよ!」

 

「碇君いやがってる…私が食べさせる…邪魔しないで!」

 

「あのさぁ二人ともいい加減やめてくれない?」

 

「レイ!アンタいい加減引きなさいよ!シンジとあたしにゃあ子供がいるんだよ!」

 

「人間いつでも離婚できる…碇君離婚して私と結婚して…」

 

「あんたいい加減にしなさいよ!」

 

「二人とも!いい加減にやめろ!喧嘩してると僕は出てくぞ!」

 

「ご、ごめん!」

「ごめんなさい碇君…ごめんなさい」

 

「わかってくれれば良いんだ…大声出してゴメン…」

 

「そうよぉおふたりさ、んしんちゃんをおこらせたらこわいわよぉ」

 

「ミサトさんどうしたんですか?」

 

シンジがミサとの方を見ると何処から持ってきたのかエビチュをもう5本開けてた。

5時間目はシンジ達のクラスの授業である。さすがに泥酔されると困るのでそれ以上飲まないように拘束した。

 

「あらぁシンちゃんそんなSM好きだたんだぁ。いやぁんお仕置きして!」

 

手がつけられないので同じ教師のレイに任せることにした。

 

「なんか俺らって凄い人たちのお仲間に入っているんじゃ…」

ケンジとアキラはいい加減飽きれている。

それでもシンジには憧れたようだ。

この女軍団を静められるのはシンジだけだからだ。

 

5時間目

 

授業は先生が来ているにもかかわらず自習だった。

「シンちゃん…むにゃむにゃ………アスカぁしっかりしないとシンちゃんに捨てられるわよぉ」

 

クラスの皆が聞こえるぐらいの寝言だった。

シンジは赤面するしかなかった。

「ミサトさん,起きてくださいよ授業やりましょうよぉ…あ!マヤさんが来た!」

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇえええぇ!!!!!!!!ヤダ何処!お願い逃げさせて!」

 

「起きましたかミサトさん早く授業やりましょうよ!」

 

「シンちゃんなんで私がマヤを怖がってんのしってんの?」

 

「前からマヤさんミサトさんの事それっぽい目で見ていたじゃないですか…」

 

「そうなのよねぇシンちゃんのことショタコンの目で見てたし、私のことはレズの目で見てたし…」

 

「なんか言いましたか?ミサトさん?」

 

「あああああああああああああ!!!!!、マヤ!どっから沸いてきたの!?」

 

「私はシンジ君とミサトさんが噂をすれば何処からだって来ます!私の事害虫みたいに言わないでください!」

 

「マヤさんって凄いですよね…授業ほっぽらかしで来るなんて…」

 

「そうだったわねではさようなら」

 

この一連のことを見て生徒たちはシンジのことを見なおしたと言う…と言うより泥酔したミサトを起せたことに対して凄いと思ったのだ。

 

授業が終わり、アスカは今の服が見たいと言い出したのでデパートに向かった。

 

「14年たったけど…全く変わっていないじゃないの!来ただけ無駄だわ!帰りましょう!」

 

帰ってからもアスカはご機嫌斜めだった。シンジは飽きれてものが言えない。

 

「レイお母さん、お母さんがむすぅっとしてるけどどうしたの?」

 

「ただ不適されてるだけだから大丈夫よ。碇君がなだめてくれるだろうし。」

 

「そんなもんなの?」

 

 

「アスカぁ機嫌直そうよぉ服なんて別に良いじゃんかぁ」

 

「うるさいわね!(私だってもう怒っていないんだけど…シンジがやさしすぎて…)」

 

「いかりくん少しほっといたら?」

 

「そうは行かないよ奥さんなんだし…」

 

「シンジぃイ今なんて言った?」

 

「奥さんっていったけど…」 

 

するとアスカはシンジに飛びかかって首筋にキスの嵐を起こした。

 

(今この期を逃すと仲直りできないから…)

 

 

その日の夕食でユイカは手伝わなかった。

今クラスで話題になっているシンジの手料理を食べたかったのだ。

 

 

「いっただっきまーす」×5

 

「お父さんの料理おいしい…」

 

「ユイカ今更きずいたの?一昨日だって食べたじゃない。」

 

「あれはお父さんが私の料理食べたいって言うから私が大体作ったの!」

 

「シンジはね14年前にずうぅぅっとご飯作ってくれたから自然にうまくなって行ったのよ」

 

「その点ミサトさんはレトルトばっかしで自分で作ってないからね、食べただけで2週間は入院だよ。」

 

「シンちゃんそれはひどいんじゃない?」

 

「ミサトの料理は下手したら青酸カリよりも強いかもね!」

 

「ユイカ食べてみたら?」

 

「丁重にお断りします」

 

「言い方がむかつくわね…」

 

 

そんなことを言いながら食べているとゲンドウが帰って来た。

 

「父さん今まで何処行ってたの?」

 

「いや…冬月に会いにな…」

 

「朝,父さんが帰ってきたって言っといたけど…」

 

「そうらしいな…ありがとう」

 

そのとき,始めてゲンドウがシンジに礼を言った。

シンジはそれだけで泣き出してしまった。

「父さんが始めて僕に礼を…僕はここにいて良いんだ…」

 

「問題無い」

 

「なにが問題無いんですか司令!」

 

「う!…シンジがここにいてもいんだ…」

ユイがもう一人いるみたいだ…

「そうだ、葛城君司令と呼ぶのはやめてくれ…今の司令は冬月だろう」

 

「はい解りました…副指令!」

 

「なんだ…もう知っていたのか私が副指令になったの…つまらんな」

 

「父さんが…父さんが…」

 

「シンジしっかりしなさい!」

 

 

「それでな…冬月に話をつけてきた。初号機からユイをサルベージする。」

 

「母さんを?」

 

「それで初号機は使えるんですか副指令」

 

「前にダミーシステムっていうのがあったろ、あれを改良してユイの情報を入れる。そうすれば大丈夫だ」

 

「誤作動は?」

 

「問題無い、パイロットが望めばシンクロ率を操作できる。羽もはやせる」

 

なんとめちゃくちゃなものを…そんなものがあるんだったらすぐやれというんだ。

 

 

「まあ今日はねろ!」

 

「父さん食事は?」

 

「まだ食べていないが…もらっていいか?」

 

「おじいちゃんいいよ!」

 

「おじいちゃんか…シンジ!この子の名前は?」

 

「ユイカです」

 

「ユイ君に近いな…ユイとアスカを会わせたのだな?」

 

「なんとなく浮かんだんで…すよ」

 

「シンちゃん家では敬語よしなさいよ」

 

「でも…やっぱり…」

 

「シンジ、私は反省している。だからけいごはよしてくれんか?」

 

「副指令も見下すような会話やめてください」

 

「恥ずかしくてな…」

 

シンジには聞こえていた。

 

「おじいちゃんこれからもよろしく!(ニコッ)」

 

「(可愛いかも)」

 

「碇君きょうつけてね(ユイカを襲うかもしれないから)」

 

「レイ、平気だよもう」

 

「なにがだ?シンジ?」

 

「なんでも無いよ父さん」

 

 

結局きょうも皆酔いつぶれて終了

 

 

 

 

 

 

「みんな〜朝だから起きてよ~」

 

「お父さん大変だね」

 

「アスカを起すのが一番大変なんだよ…起しにいくと布団の中に引きずり込まれるか蹴っ飛ばされるか…」

「なんかいった?」

 

「ああああああああああああああアスカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおはようぅぅぅぅぅ」

 

「シンジッたら一緒に寝てくれないんだもの…」

 

「戸籍上では28でも精神は14のままだよッまたく…前みたいにストレスたまっていないから大丈夫なんだよ」

 

「じゃあ私はストレス発散の対象だったの?」

 

「じゃあユイカはストレス発散の産物だったんだ…」

 

「じょうだんだよじょうだん!!!!!」

 

「碇君は冗談を言うような人じゃない…」

 

「レイまで…どうせ俺はそんな男だよ……(イジイジ)」

 

「ごめんなさい碇君(これで碇君が私のものになるかも…)

 

「いいわよシンジ、今幸せだから(ニコリ)」

 

「ありがとうアスカ…」

 

「(イカリクンイカリクン なんでそうなるの碇君)」

 

「シンジ…おはよう…」

ゲンドウは椅子に座り新聞を見る。

 

「シンジ」

 

「なにアスカ?…チュッ」

 

「朝っぱらから暑いものだなシンジ…」

 

「ああ父さん!新聞に穴あけて覗くようなことしないでよ!いまどきそんな事する人いないよ!」

 

「すまん、だが良いものだな…わししもユイ君が復活したら…ムフフフフフフフ」

 

「父さん怖いよ…」

 

 

この人たちをコンビにしたらコントで大ヒットするであろう。

 

「シンジ、きょうから母さんの、ユイ君のサルベージを行うぞ今日は授業をサボりなさい」

(レイ↓)

「ゲンドウ叔父さま…担任としてサボれと言う言葉は許せません」

 

「そうか、じゃあレイ!今日はシンジ,ユイカ、アスカともに二日酔いで体調が悪いので休ませる」

 

「なんで中学生が二日酔いなんですか?」

 

「……では…………風邪を引いたので休ます」

 

「3人共ですか?」

 

「わかったよ…どうせ机の上でサルベージを見られるはずだ…正直にそういっといてくれ」

 

「でも父さん…校長が冬月司令なんだからいちいちそう言わなくても解るはずじゃあ…」

 

「レイは遊んでんのよね!」

 

「良くわかったわね…アスカ」

 

「私は遊ばれただけなのか????まあ良い」

 

「ゲンドウ叔父さま…私も見に行きたいんですけど…」

 

「レイ君が行くとちょっと…」

 

「なにか都合が悪いんですか?御父さん」

 

「いや…なんでも無いアスカ君」

 

「と言うとレイ!担任と副担任がいなくなったらどうするんだ?教師も大体ネルフの職員だし…」

 

「自習にすれば良いわ…」

 

結局そうなって学校の地下49階に向かう。

 

 

「久しぶりだなリツコ君」

 

「お久しぶりです。今から始めますので」

 

 

 

始まってから48時間

周りがあわただしくなってきた。当然その様子はクラスにも行っている。

 

さらに4時間。病院に運ばれてから検査を受ける。

 

「んんん…………ん?ここは…どこ?」

 

「久しぶりだねユイ」

 

「あなた…全く!あなたのせいで取りこまれたんじゃなかった?」

 

「始めから厳しいな〜母さん…」

 

「シンジ…お世話になってます」

 

「僕がお世話になったんじゃないか…エヴァの中で…」

 

「ひとつ行って良いかしら…ユイさんってレイに似てない?」

 

「本当だ…レイ母さんに似てる…」

と、アスカとユイカ。

 

ユイが取りこまれたのは28のとき。

レイは今28歳。

 

「アスカは知らなかったんだっけ…レイが母さんのクローンなの」

 

「うそ…」

 

「だからクローンの副作用でアルピノになって…」

 

「アスカ君は知らなかったようだな…確かに私はユイに会いたくてクローンを作ってそばに置いた。しかし、レイは私から離れてシンジのところに行ってしまった。シンジから聞いていたと思ったんだが…」

 

「じゃあユイさんはその事は知らないの?」

 

「知ってますよ…私はエヴァの中ですべて見てきました。シンジがアスカさんの子供が出来たとエヴァの中で言ってくれたんですが…嬉しかったですよ」

 

「母さん…それがこのユイカです」

 

「あら…アスカさんによく似て…可愛いじゃないの」

 

「おばあちゃん?」

 

「可愛くない!私はまだ28よ!」

 

ハハハハハハハハハと皆で笑ってその日のうちにユイは退院できた。

 

 

 

「シンジ、料理うまいじゃない!」

 

「僕は家で家事ばっかやってるって言ったじゃん!」

 

家族水入らずで楽しそうなシンジ君。

 

 

 

 

 

 

 

多分続く

 

 

 

 

すみません。どうしょうも無いもの書いてしまって…でもこんな話があったら良いと

思いません?

憧れちゃうんですよ…

 

 


読んだら是非、感想を送ってあげてください。

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