エヴァ

■シンジ、その心は?■

第1話

作・専務さま


 

アスカ「シンジ!起きなさい!早くしないと学校に遅刻するわよ!」

 

いつもの罵声でシンジは起きる・・・しかし、頭は寝ている。

 

アスカ「早く起きあがりさしいよ!」

 

バッ!

 

アスカ「きゃあ!変態!」

シンジ「しょうがないじゃないか・・・昨夜風呂から出たらすぐ寝ちゃったんだからぁ」

 

シンジは昨日ブリーフ一丁でお休みになっていました。

そして朝の生理現象。

 

アスカ「スケベ!変態!痴漢!」

 

アスカは部屋の外に走っていきました。

 

 

ユイ「あなた、いつも元気でいいですね…あの子達」

ゲンドウ「そうだな、私達も元気と言えば元気だが・・・」

ユイ「そんな事言ってないで早く朝食食べちゃってください!冬月先生にお小言もらうのは私なんですからね!」

ゲンドウ「ああ、スポーツ欄を見たらな…」

 

青筋が一つ二つ…

 

ユイ「あ・な・た」

ゲンドウ「少し位いじゃないか」

ユイ「問答無用!」

ゲンドウ「わ、わかった・・・怒らないでくれ」

 

ダンダンダン

 

ユイ「シンジおはよう。階段は静かに下りてきなさい」

シンジ「わかってるよぉ…」

ゲンドウ「シンジ、今日親戚の一人が家に来る。早く家に帰ってきなさい」

シンジ「え?だれ?」

ゲンドウ「内緒だ、それより後少しで中間テストじゃないのか?今度赤点取ったら京都の寺に修行に出すからな」

 

ゲンドウ言う事が違う…

 

ユイ「あなた!そうしたらアスカちゃんが来ないじゃないの!」

ゲンドウ「そうか、じゃあ小遣い無しだな」

シンジ「あ!遅刻する!」

アスカ「それじゃあおばさま行ってまいります」

ユイ「行ってらっしゃいアスカちゃん」

 

バタン!

 

ゲンドウ「……私には無しか…」

ユイ「あなた!遅刻するわよ!」

ゲンドウ「ユイ…車出してくれ…」

ユイ「他力本願は許しません!」

 

 

 

通学路

 

アスカ「速く走りなさいよ!」

シンジ「はぁ、はぁ・・・僕は運動が苦手なんだよぉ」

アスカ「ウソおっしゃい!アンタ小学校の時に合気道やってたじゃないの!」

シンジ「でも三段でやめちゃったから…」

アスカ「十分よ!」

 

ブオォォォォォォォ

 

アスカ「きゃあ!」

「平気?アスカ」

アスカ「ええ、危ない車ねぇ」

シンジ「……見た事あるきがする…」

アスカ「もう!遅刻じゃない!」

 

 

学校

 

トウジ「センセ!おはよう」

シンジ「おはようトウジ」

トウジ「今日も惣流とご出勤かい。羨ましいやっちゃのぉ」

ヒカリ「鈴原!」

トウジ「いいんちょ…すまんがな…ってなにが?」

 

なにかと言うとヒカリに謝ってしまうトウジは尻に敷かれるタイプかもしれない。

 

トウジ「そうそう、転校生が来るらしいで」

「へ?だれ?」

トウジ「わかるかい!」

シンジ「そうだよね、ケンスケはわかる?」

ケンスケ「ん〜女の子って言うのはわかったけど…」

 

ガラッ!

 

ミサト「喜べ男子どもぉ!お待ちかねの転校生だぁ!」

シンジ「ミサト先生相変わらずテンション高いね」

トウジ「そうやな、でも美人やからいいやないか」

ヒカリ「鈴原!」

トウジ「なんや?ワイは悪い事いったんか?」

アスカ「ヒカリ・・・鈍感は大変よね」

ヒカリ「そうね…ってなに言ってるの!」

アスカ「だから・・・ね!」

 

スタスタ

 

ミサト「じゃあ自己紹介して」

 

シンジは校庭をいつものようにボ〜っと眺めている

 

???「はい、今日引っ越して来ました綾波レイです」

ミサト「綾波さんはアルピノって言う病気で色素が無いために髪の色などが薄いです。みんな仲良くしてあげてね」

 

ボ〜〜〜〜〜・・・・・・

 

シンジ「あやなみ・・・レイ?」

アスカ「聞いた事ある名前?」

シンジ「・・・・・・レイ!従兄妹のレイ!」

アスカ「知ってるの?」

シンジ「アスカだって小さいころ家にたまに遊びに来ていた子がいたの覚えているでしょう?」

アスカ「そういえば・・・いたわね」

ミサト「シンジ君どうしたの?」

シンジ「レイ!久しぶり!5年振りかな?」

レイ「シンちゃんだ!斜め後ろは・・・・・・だれだっけ?名前が出てこない・・・」

シンジ「いつから来たの?」

レイ「さっきよ、あ!道でひきそうになったの二人か!」

アスカ「あんたね!危ないじゃない!」

シンジ「お願いだから騒がないで」

 

この後口喧嘩が10分にわたり続いた。

 

ミサト「綾波さんの席はシンジ君の隣でいいわね。従兄妹なんだし」

レイ「ハイ!シンちゃんよろしく!」

シンジ「シンちゃんって言うのやめてよぉ」

レイ「呼びやすいからいいじゃない」

シンジ「家はどこ?」

レイ「実はお母さんが海外に出張になるからって・・・家はシンちゃんと同じ!」

アスカ「何ですって!」

レイ「なに?悪いの?兄弟同然に育ってきたからいいじゃないの」

アスカ「あんた年頃の男女が一つ屋根の下ですって?」

レイ「シンちゃんは私を襲ったりはしないわ」

アスカ「わからないじゃないの」

レイ「まだいつもみたいに起こしに行ってるんでしょう?襲われた?」

アスカ「いいえ、まだ一度も」

レイ「じゃあいいわね」

トウジ「センセ、難儀やなぁ」

シンジ「人事のように言わないでよ・・・」

トウジ「人事やもん」

ケンスケ「写真・・・写真・・・売れるぞ・・・」

シンジ「レイ、体はよくなった?」

レイ「まだちょっと弱いの・・・あまり運動できないから・・・」

アスカ「そう言えば体動かすのが苦手だったかしら?」

 

レイは、体が普通の人より弱く長距離を走ったりできないのだ。

 

ケンスケ「綾波さん、写真とっていいかな?」

レイ「え?何に使うの?」

シンジ「・・・・・・売るなよ・・・レイならいちまい200円だろ」

ケンスケ「シンジ!友達を裏切るつもりか?」

シンジ「それ以前の問題だろ・・・」

 

その通り・・・

 

ミサト「綾波さんへの個人的な質問は休み時間にね!」

 

 

クラスメイト「綾波さんと碇君って付き合ってるの?」

  〃   「どこに住んでいるの?」

  〃   「彼氏いる?」

レイ「シンちゃんとは従兄妹なの。家はシンちゃんの家に居候、彼氏はいないわ」

レイ「シンちゃん後で学校案内して」

シンジ「いいよ、父さんが今日来る従兄妹ってレイだったんだ」

レイ「そうよ、また前みたいに遊びましょう」

アスカ「レイ!シンジにくっつきすぎよ」

レイ「シンちゃんとアスカって付き合ってるの?」

アスカ「な、なに言ってるのよ!そんなわけないじゃない!」

レイ「よかったぁ!じゃあシンちゃんもらっちゃおう」

アスカ「レイ!アンタ・・・・・・」

レイ「シンちゃんのこと好きなんでしょう?」

アスカ「誰がこんな鈍感シンジの事なんて好きになるのよ!あったまきちゃう!」

シンジ「鈍感って・・・そうかなぁ?」

レイ「わからないわ」

 

 

 

 

放課後

 

シンジ「じゃあ・・・理科室からかな?」

レイ「なにかあるの?」

シンジ「理科室には通称マッドサイエンティストのナオコって言う赤木ナオコ先生がいるんだ。いつも怪しい研究や

ってるよ」

レイ「それって・・・周りに迷惑じゃない?」

 

ガラッ!

 

ナオコ「シンジ君じゃない!今人体実験したかったの。お金は払うからお願い」

シンジ「し、失礼しました!レイ行こう!」

 

 

シンジ「次は体育館だね」

レイ「怖い先生でもいるの?」

シンジ「いいや、加持先生って言ういつまでたってもミサト先生とくっつかない先生がいるんだ」

レイ「え?付き合ってはいるの?」

シンジ「まだ付き合ってはいないけど加持先生はそのつもりだよ」

加持「シンジ君、いい子を連れてデートかい?」

シンジ「今日従兄妹のレイがうちのクラスに転校してきたんです。それで校内を案内している所です」

加持「久しぶりにお手合わせ願えるかな?」

シンジ「駄目ですよ!加持先生に勝てるわけないじゃないですか!」

加持「あと2年やっていたら勝てないのになぁ」

レイ「何を?」

シンジ「合気道だよ。父さんに無理やりやらされていたんだ」

レイ「へ〜・・・前は弱かったものね」

シンジ「ひどいじゃないかぁ!」

 

 

シンジ「最後は保健室、理科の先生の娘の赤木リツコ先生がここの先生」

リツコ「シンジ君、怪我でもした?」

シンジ「違いますよ、従兄妹の子を案内しているんです」

リツコ「母さんがシンジ君を探していたわよ。実験体が逃げたって」

シンジ「人体実験は止めて欲しいですよぉ」

リツコ「捕まえたら私にも実験やらせてくれるって言うから・・・シンジ君」

シンジ「じゃ、じゃあ僕は父さんにはやく帰って来いって言われているので・・・さようなら!」

 

 

校門

 

アスカ「シンジ!遅いわよ!」

シンジ「なんだ、まってたんだ」

アスカ「何よその言いかたは!」

シンジ「帰っててもよかったのに」

アスカ「私の勝手てしょ!」

レイ「シンちゃんと帰りたいって素直に言えばいいのに・・・」

アスカ「レイ!」

 

ガンッ!

 

レイ「痛いよぉぉぉ!アスカァァァ!」

シンジ「アスカ!いちいち殴る事ないだろう!」

アスカ「もう・・・シンジなんて知らない!」

 

アスカちゃん走って行ってしまいました。

 

シンジ「アスカはわがままだからなぁ・・・」

レイ「もう…タンコブ出来ちゃったじゃない」

シンジ「レイもアスカをあまり刺激しないほうがいいよ」

レイ「そうね、明日からは私がシンちゃん起こしてあげる」

シンジ「ん〜・・・今までアスカにばっかりやってもらったからなぁ・・いいんじゃない?」

 

 

 

 

自宅

 

ユイ「お帰りシンジ」

シンジ「ただいま」

ユイ「あら?学校であったらしいわね」

シンジ「同じクラスだよ」

ゲンドウ「よかったなシンジ、部屋はお前の隣の空き部屋だ」

レイ「ありがとうございますおじさま」

ユイ「他人行儀はやめましょう。これからはあなたの家でもあるんだから」

ゲンドウ「夕食は何かな?」

ユイ「肉嫌いだったから・・・野菜オンリーよ」

ゲンドウ「たまには健康的でいいじゃないか」

シンジ「じゃあ・・・僕はテスト勉強してるから」

ユイ「その前にレイちゃんの荷物が届いているから片付けるの手伝ってあげなさい」

シンジ「わかったよ、レイ行こう」

レイ「ええ、シンちゃんありがとう」

 

 

部屋

 

シンジ「・・・・・・多いいね・・・」

レイ「そうかしら?」

シンジ「これは?」

 

箱には〇に秘とかかれていた。

 

レイ「あ、それは私の下着」

シンジ「え!あごめん」

レイ「シンちゃん背が高いから上の方にしまう物をやって」

シンジ「いいよ、でも・・・この人形達はどうするの?20個くらいあるじゃん」

レイ「あ、ベッドの周りに置くからいいの」

シンジ「レイも少女趣味だなぁ」

レイ「じゃあシンちゃんの部屋見せてよ!」

シンジ「片付け終わったらね」

レイ「何日かかるのよぉ!」

シンジ「何時間じゃない?」

レイ「早くしよう!」

 

シンジはこれからどうなるのでしょうか?

 

ユイ「シンジ!お風呂に入っちゃいなさい!」

シンジ「レイ先に入る?」

レイ「シンちゃん先に入っていいよ」

シンジ「じゃあお先に」

 

 

 

 

ユイ「シンジ!レイちゃんご飯よ!」

 

「「「「いただきます」」」」

シンジ「本当に・・・野菜だらけだね」

ユイ「いいじゃないたまには」

ゲンドウ「シンジ、学校はどうだ?」

シンジ「平気だよ、問題ない」

ユイ「シンジもお父さんに似てきたわね」

シンジ「え?いやだよ!どこが?」

ユイ「口癖、問題ないって」

ゲンドウ「そうか、私に近づいたか。シンジ、将来が楽しみだ」

シンジ「いやだよ、僕が父さんみたいになるなんて・・・」

ゲンドウ「今日との寺で修行して来い!」

シンジ「すみませんでしたぁ!」

レイ「この家族は前から楽しくていいな」

ユイ「兄弟がいないものね」

レイ「いいえ、シンちゃんが兄弟です!」

ユイ「そうね、シンジ頑張ってね」

シンジ「何がだよ!」

 

 

 

 

ユイ「レイちゃん!お風呂どうぞ!」

レイ「ハイ!わかりました!」

 

レイ「ふぅ〜・・・・・・今日は疲れたなぁ・・・あ!着替え忘れちゃったよ・・・家の癖で・・・」

 

ガラッ!

 

レイ「タオル巻いておけばいいけど・・・誰にも会いませんように・・・」

 

レイは廊下を走りぬけ階段を駆け登る・・・が、踏み外してしまった。

 

レイ「きゃあ!」

 

そこに謀ったかのようにシンジが通りかかった。

 

シンジ「どうしたの?レイ・・・って・・・うわ!」

レイ「痛たた・・・シンちゃんごめん」

シンジ「・・・・・あの・・どいてくれるかな?母さんに見つかったら誤解されちゃうよ」

レイ「そ、私は服を取りに行こうとしただけなの」

シンジ「もっていき忘れたの?」

レイ「ええ、本当にごめんね」

シンジ「いいよ」

 

シンジ「・・・・・・柔らかかった・・・軽いし・・・いい匂いがするし・・・」

ユイ「どうしたのシンジ、赤い顔しちゃって。レイちゃんの裸でも見た?」

シンジ「え?そ、そんなわけないじゃないか!」

ユイ「見たのね?顔に出やすいからわかるわ」

シンジ「見ていないって!」

ユイ「シンジも男の子ね」

シンジ「違うってば!」

 

 

 

シンジの部屋。

 

シンジ「・・・・・・実際は見ちゃったんだよなぁ・・・」

 

コンコン

 

レイ「シンちゃん、入っていい?」

シンジ「いいよ」

レイ「おじゃましま〜す・・・・・・シンプルだね・・・この部屋」

シンジ「みんなこうだよ、女の子の部屋はほとんど入った事ないから」

レイ「へ〜・・・・・ほとんどって事はアスカの部屋にはいったことがあるのね?」

シンジ「そうだよ、あれはあれで落ち着かなかったなぁ」

レイ「フフフ・・・前みたいに一緒に寝ようか?」

シンジ「駄目だよ!」

レイ「なんで?いいじゃない」

シンジ「だって・・・僕だって男だよ!」

レイ「あれ?シンちゃん私を襲う気?」

シンジ「そ、そんなわけないじゃないか!」

レイ「そうかしら?シンちゃんも14歳だもんね」

シンジ「だから・・・」

 

シンジ、レイに遊ばれる。

 

ユイ「二人とももう寝なさい」

 

シンジ「だってさ、早く自分の部屋に戻って!」

レイ「つまんないのぉ・・・私夜泣いちゃうよ・・・」

シンジ「レ、レイ!いい加減にしないと怒るよ!」

レイ「シンちゃんが怒ったぁぁ!ウワァァァァァァン!」

シンジ「ごめんね、もう・・・・・・」

レイ「ふふふ、じゃあまた明日」

シンジ「だましたな・・・レイ!ちょっと待て!」

レイ「じゃあね〜」

 

 

レイったら僕をおちょくってるな!

でも可愛くなったなぁ・・・前も結構よかったけど・・・

 

アスカはレイと上手くいくんだろうか?

二人で喧嘩されると困るんだよなぁ。

 

 

「シンジ!遅刻するわよ!起きなさい!」

シンジ「ア、スカ・・・朝から・・・うるさいよ・・・」

レイ「私よシンちゃん!」

シンジ「え?レイ?アスカは?」

レイ「来ていないわよ。早く朝ご飯食べましょう」

シンジ「ん・・・後5分」

 

バッ!

 

レイ「きゃあぁぁ!膨らんでる!」

シンジ「だからいったろ・・・僕も男だって・・・朝なんだからしょうがないじゃないかぁ」

レイ「わかったから早く下に行きましょう」

シンジ「まってよぉ」

レイ「いや」

 

トントン

 

ユイ「今日はアスカちゃん来ないわねぇ」

ゲンドウ「さぁ、シンジと喧嘩したかな?」

ユイ「レイちゃんとアスカちゃんがシンジを密かに取り合いしているんですよ、

大学時代のあなたみたいに」

ゲンドウ「あの時なぜ私はユイとキョウコ君に狙われていたのかな?」

ユイ「だってあなた可愛いんですもの」

ゲンドウ「・・・・・・問題・・・無い・・・」

ユイ「自分の中では大有りなんでしょう?」

ゲンドウ「問題・・・・・・無いことにしておいてくれ・・・」

 

シンちゃん登場、レイは顔が赤い。

 

ユイ「あら?顔が赤いわよレイちゃん。風邪でもひいた?」

レイ「シンちゃん知らない!」

ゲンドウ「シンジの朝の行事が見つかったな」

シンジ「それくらいで怒るなよぉ」

レイ「あ!遅刻するわよ!」

シンジ「パン頂戴・・・」

ゲンドウ「シンジ・・・頭が寝てるぞ」

シンジ「ちょっとね・・・」

 

実は昨日の夜目撃してしまったことが脳裏に焼き付いて寝ようにも寝れなかったのだ。

 

 

学校

 

シンジ&レイ「おはよう!」

トウジ「なんや、今日は惣流いないんか」

ヒカリ「アスカなんでいないの?」

アスカ「いるわよ!」

シンジ「どうしたの?今日来なかったけど」

アスカ「うっさい!」

 

寝ようとするとアスカの脳裏にシンジとレイがいちゃついている場面が思い浮かばれて寝られず、今日早く起きられ

なかったのだ。

 

ミサト「おっはぁ〜!」

トウジ「慎吾〇マかい!」

ミサト「いいじゃない」

シンジ「どうしたんですか?今日はいつもより元気いいですね」

アスカ「どうせ加持先生と付き合い始めて浮かれているんでしょ」

トウジ「もとから同じようなもんだったやろ!」

ミサト「わるい?私って綺麗だからぁ」

アスカ「ホザケ三十路!三十路すぎたらすぐ四十路よ!」

ミサト「あらぁアスカちゃん!今日はシンジ君と登校していなかったけど綾波さんにシンジ君とられた?」

アスカ「盗られたなんて・・・もともと付き合ってなんかいません」

 

アスカムキになる。

こうなるとミサトの格好の餌食である。

 

ミサト「シンジ君、アスカをかまってあげなきゃアスカちゃんは大泣きするわよ」

シンジ「何で僕なんですか!アスカに気がある人は沢山いるじゃないですか!タダの幼馴染に口出しされたくは無い

でしょう」

アスカ「シンジなんて知らない!」

 

ガラッ!

ピシャ!

タッタッタッタッタッタ・・・・・・

 

ミサト「シンジ君、許すから追いかけてなさい」

シンジ「何で僕なんですか」

ミサト「誰がどう見てもわかるじゃない。アスカはシンジ君のことが好きなの」

シンジ「・・・僕もそれは知ってますよ・・・でも・・・僕はアスカを今恋愛対象には感じられないんです。小さい

ころからいつも一緒だったから・・・」

ミサト「いいから追いかけなさい!命令よ!」

シンジ「わかりました・・・」

 

 

アスカは僕のことが好きだと言うのは中一のころに気がついていた。

 

鈍感シンジと言われるたびに僕はアスカに申し訳無い気でいっぱいになる。

アスカとは親同士の付き合いで赤ちゃんのころから一緒だから兄弟のようにしか思えないのだ。

 

今の僕は好きな人なんて考えた事も無い。

アスカは兄弟という感じがありながらうるさい幼馴染、すぐ殴る知り合いとしか思えないのだ。

 

実はシンジは学校中にファンがいる。

中世的な顔立ちと、暴力を絶対に振るわなくあまり起こらないので女子には理想の男の子なのだ。

しかし、合気道三段なので、いざと言う時は守ってくれると言う考えがあるのだ。

 

シンジ「アスカ、ここにいたんだ・・・」

 

アスカは屋上のすみで泣いていた。

 

アスカ「シンジのバカァ・・・」

シンジ「鈍感って言ってるけど僕はアスカの気持ちはわかっているんだ。

ただ、いつも一緒だったから兄弟という感じしかなくて恋愛対象にはほど遠いんだ」

アスカ「ほんと鈍感よぉ」

シンジ「今の僕の言葉がデリカシー0と言うのはわかっているよ。でも事実だ・・・

優しく接してくれてたら恋愛感情がわいたかもしれないけどアスカは僕と会うたびに怒るか殴るんだもの。感情の表

現が僕とかみ合わないんだ」

 

シンジ言いすぎ・・・

 

アスカ「じゃあレイとはかみ合うのぉ?」

シンジ「かみ合うけど・・・母さんに似ているから・・・」

アスカ「・・・・・・じゃあ私が優しくなったら一つ言う事聞いてくれる?」

シンジ「いいよ、アスカもそのほうがこれからもいいだろうし」

アスカ「どう言う意味?」

シンジ「好きな人に対して怒るより優しく接したほうがどう考えてもいいじゃないか」

アスカ「・・・・・・そうね・・」

シンジ「明日から1ヶ月間変われたら何でも言う事聞いてあげるよ」

アスカ「約束ね」

シンジ「うん、僕は約束を守るよ」

アスカ「知っているわ・・・覚悟しなさいね!」

シンジ「まぁ頑張ってよ」

 

 

シンジある意味ヒドイ。

 

ミサト「お帰りシンジ君。仲直りできた?」

シンジ「平気です。ね、アスカ」

アスカ「ええ、大丈夫」

 

アスカの頬には涙の跡が・・・

 

ヒカリ「アスカ・・・本当に大丈夫?」

アスカ「平気よ、シンジと賭けをやるの。1ヶ月私が優しくなったら言う事を一つ聞いてくれるって」

シンジ「アスカ、それだけど失敗したら僕の言う事を一つ聞いてね。破ったら・・・・・・」

レイ「シンちゃんを諦めるって言うのはどう?」

アスカ「やってやろうじゃないの!覚悟しなさいよシンジ!」

ヒカリ「アスカ・・・今あなた碇君のことが好きだって宣言した事になるのよ」

アスカ「あ・・・・・・・・・・・・・・・」

ヒカリ「まったく・・・みんな知っているけどね」

アスカ「アンタだって鈴原のことが好きなんでしょ!」

 

ガヤガヤ

 

ヒカリ「アスカ!・・・・・・ヒドイ・・・内緒だって約束したのに・・・サイテイ!」

 

ガラッ!

ピシャ!

 

タッタッタッタッタッタ

 

ミサト「トウジ君!今度は君の番だ!行ってらっしゃい!」

トウジ「ほんまかいな・・・」

ミサト「ほんま!はやく行きなさい!」

トウジ「はいよぉ!」

 

 

トウジも大変だな・・・

トウジ達は素直に付き合えるだろうな・・・

だってトウジもイインチョのことが好きだからね。

 

 

 

 

続く

 


(update 2000/10/22)