high school life
                                               written by 瞬

 



「ねぇ、久坂ちょっといい?」
「はい?」
 帰りのSHRが終わった後のざわめきの中、久坂こと久坂日義(くさかひよし)は
クラスメイトである岡島歩香(おかじまあゆか)に呼び止められていた。
日義にとって歩香は、どちらかというと苦手の部類に入る女の子だが、そのきつい性格とは
かけ離れたまだ幼さの残る外見を眼の保養にしているのも事実である。
今も、日義の眼は歩香の短いスカートから伸びた足へと自然に動いていた。
「今日、ちょっと残ってくれない?」
「え?良いけど」
「じゃあ、また後でね」
「お、おいちょっと!」
 そんな日義に構わずに歩香はさっさと仲間の所に向かって行った。
(なんなんだ?一体・・・)
 話す機会は少ないが、2人の会話はいつもこんな感じだ。ルックスとしては割と良い感じの
日義だが、16歳の今まで女の子と付き合った事が無く、女の子との話が得意では無かった。
更に元来の人見知りをする性格から、どうしても後手に回ってしまうのだった。
対して歩香は言いたい事をガンガン口に出すタイプで、ちょっときつめの性格だと思われがちだ。
 突然の誘いに不信感を抱きながらも日義は仲間の所へ向かって行った。

 放課後。クラスメイト達は部活やバイト、勉強や遊びの為教室を出ていき、
だいぶ残っている人数は減っていた。歩香に言われたとおり、教室に残った日義は
話し相手も居なく暇を持て余していた。そこへ歩香がやって来た。
「ゴメ〜ン。待たせちゃって」
「あ、いいよいいよ」
 全く悪びれなく、歩香は日義に話しかけた。
「で、なんっすか?」
「あ、ちょっとお願いがあるの」
 そう言ってザッと室内を見渡すと歩香は日義に向き直り、早口で話した。
「人が多いから女子更衣室に来て」
「え?」
 さっさと歩いていく歩香を日義は慌てて追いかけた。女子更衣室とは2人のクラスの向かい側に
ある教室の事で、体育の時などに女子が更衣室として使っている教室の事だ。ちなみに男子には
更衣室は無く、教室で着替えるのだ。公立高校の宿命みたいなものである。
とにかく、放課後には全く使われない部屋である事は確かだ。
(いちいちそんな所でって事は人に聞かれちゃマズイ話なのか?)
 日義は戸惑いながらも更衣室の前に来た。歩香は既に入ってしまったらしく、
ドアは開いたままになっている。流石に入るのにはためらいがあったが、
頼られると弱い彼は意を決して足を踏み入れた。

「だから、なんなんだよ」
「・・・・・・」
 以外と広い更衣室の中で日義と向き合ったまま、歩香は急に黙り込んでしまった。
「日義は、あたしの事どう思う?」
「は?」
 しばらくして歩香がようやく口を開いた。
「いいから、言ってよ」
 更衣室の床を見ながら歩香が声を強める。日義はこういう押しに弱い男なのだ。
「え・・・か、可愛いと思うよ」
 戸惑いながらも日義は正直に言った。
「じゃあ、抱いて」
「は?」
 唐突なセリフに思わず同じリアクションをする日義。歩香は顔を上げ、日義の眼を見つめながら
言葉を続ける。
「可愛いと思う娘を抱いてみたいと思わないの?」
「い、いや、思い・・・ます」
 そのまま詰め寄ってくる歩香の剣幕に本音を漏らす日義。
「なら、いいじゃない・・・」
 歩香は日義のすぐ近くまで近づき、囁くように言った。
(やりたくてたまんないのか?女の子でもそんな事あるんだ)
 日義はそう都合良く解釈すると、歩香を抱きしめた。
「わかったよ・・・」
「・・・キス、して」
(この娘となら悪くないか)
 日義は眼を閉じた歩香の唇に自分の唇をそっと重ねた。一瞬、腕の中の歩香が
ビクッっと身体を震わせる。日義はそれを敏感に感じ取り、身体を放した。

 日義は歩香を仰向けに寝かせ、服を脱がし始めた。ブレザーのボタンを外し、
続いてカ−ディガンも同じようにして前を開ける。緩くしめられたネクタイをスルッと外すと、
残りはYシャツとブラジャーだけとなった。日義は手を休め、歩香の眼を見た。
その意味に気づいた歩香は軽く首を縦に振った。
 Yシャツのボタンをひとつ開ける度に、今まではYシャツやTシャツ越しにうっすらとしか
見る事の出来なかったブラジャーが徐々に姿を見せる。全部のボタンを外し、Yシャツの前を開くと、
純白のブラジャーが日義の眼に飛び込んできた。
「綺麗だよ・・・」
 日義は囁いて歩香の背中に手を回し、ホックを外した。まだ発育途中の小振りの胸が
露わになる。歩香は頬を赤らめ、日義と視線を合わせようとしない。日義はそんな歩香を
気にしながら、その胸に手を這わせる。
「あっ・・・」
 歩香が敏感に反応し、声を上げる。最初は触れるだけだった日義の手が歩香の胸を
揉みしだき始める。
「はぁ・・んっは・・・」
 それに伴い歩香の息も荒くなる。日義は自分のモノが固くなるのを感じていた。
固くなった乳首を口に含み、転がす。左手ではもう片方の胸の乳首を集中的に攻める。
 ちゅば・・・ちゅば・・・
「あん!あっは・・・んっ!」
 歩香の声も大きくなっていく。日義はそのまま左手だけを乳首から離し、歩香の
スカートの下へと伸ばした。ギリギリまで短く調整されたスカートはたやすく
日義の手の侵入を許した。そして、歩香の股間をまさぐる。
「あれ?これはなんだろ?」
 日義の手が、意外なモノを掴んだ。
「なんでこんな所に手があるのかな?」
 歩香の股間には既に彼女の手があった。日義に胸を攻められている間、自分の手で秘所を
いじっていたのだ。
「だって、久坂がおっぱいしかしてくれないから・・・」
 歩香が眼をそらしたまま恥ずかしげに言った。
「わかった」
 日義は短く応えると、歩香の足をM字に大きく開けた。短いスカートはあっという間に
まくり上がり、歩香のパンティが露わになる。その秘所は既に愛液で
パンティに大きなシミを作っていた。
「もう、こんなに濡れてんのか。エッチな奴だな」
「うるさいなぁ・・・」
 なんとかいつものように振る舞おうとする歩香だが、どうも弱々しい。
日義はその間に歩香のパンティを脱がした。
「・・・・・・」
 日義の目の前に歩香の秘所が飛び込んできた。うっすらと口を開けたそれは綺麗なピンク色で、
流れ出た愛液がキラキラと輝いていた。日義は引き寄せられるようにそこに口を付けた。
「いやっ!」
 歩香の身体が激しく跳ねる。日義は構わずに秘所に舌を這わせる。
「あ!ああっ!うっん!」
 ますます歩香の反応は激しくなる。指で入り口を開き、露出したクリトリスを刺激する。
「あ、あっは!んっ!んふぅ!」
 歩香の秘所からは愛液が溢れ、日義の口を濡らした。それでも日義は愛撫を続ける。
「あ、だ、ダメっ!」
 びくんっ!!
 激しい快感に歩香は軽くイッてしまった。日義は秘所から顔を上げ、その歩香の様子を眺めた。
ブレザー、カーディガン、Yシャツの前だけを開き、小振りの胸は日義の唾液と歩香の汗で
しっとりと濡れている。スカートを巻き上げられ、
ルーズソックスを履いたまま、大きく開かれた足。愛液を流したまま開き始めた秘所。
歩香は軽いウェーブをかけたセミロングの髪の毛を額と頬に張り付かせ、涙目で日義を見つめていた。
「ねぇ・・・久坂のも、見せて」
「ああ・・・」
 日義は手早くベルトを外し、ズボンとトランクスを一緒に降ろした。
既に固く張りつめたモノが姿を見せる。
「おっきいじゃん」
 歩香は起きあがるやいなや、日義のそれをくわえ込んだ。
「わっ!ちょっと!」
 日義は後に引こうとしたが、腰に回された歩香の腕がそれをさせなかった。
 ちゅばちゅば・・・ぺろぺろ・・・
 歩香は一旦奥までくわえ込んだのを吐き出し、先端の亀頭の部分を丹念に舐めた。
「はぁ・・・んはっ」
 歩香の巧みな舌使いに日義はイキそうになるのを必死でこらえた。しかし、
再び歩香が奥までくわえ込み、吸い上げた時に我慢の限界が来た。
「あっ!ゴメン!で、出るぞ!!」
 ドクン!びゅく、びゅくっ!
「うっ・・・ごふっ!うげぇ〜・・・」
 歩香は飲みきれず、日義のモノを吐き出した。その顔にも熱いほとばしりが飛び散った。
「ご、ごめん・・・」
「む〜・・・飲むのって難しいわ・・・」
 顔に付いた精液を拭いながら歩香が呟いた。
 その様子を見て再び日義のモノがいきり立った。
「今度は、こっちでイカせてあげる」
 歩香はまた仰向けになり、M字開脚のポーズで日義を誘った。
「・・・・・・」
 日義は無言で自分のモノを歩香の秘所に近づけた。
「来て・・・」
 日義のモノが歩香の秘所に押し当てられる。
「あっ・・・」
 ゆっくりと、日義は腰を沈めていった。歩香の膣はきつく日義を締め付けてきた。
「んっ、くうぅぅ・・・」
 美紗子は額にしわを寄せ、歯を食いしばっている。やがて、日義のモノの先が壁に当たった。
「全部、入ったぞ」
 日義の言葉に歩香はそのまま頷くだけだった。日義は少し腰を引き、また腰を沈める。
「あっは・・・んくぅ・・・ああん!」
 歩香は依然苦しそうに喘いでいる。その時日義は自分と歩香の結合部から
赤い物が流れ出ているのに気が付いた。
「お前、処女だったのか?」
 歩香の秘所から流れているのは破瓜の証である血であった。
「なのになんで、こんな事・・・」
「だって、優ちゃんも妙も穂多子も奈緒子も小梨恵もみんな体験済みで・・・
あたしだけ処女じゃ話に付いていけないのよ!」
「本当に・・・後悔しないのか?」
 歩香は涙を流しながら強く頷いた。そして日義は破瓜したての秘所に
容赦無く自分のモノを突き立てた。
「あっ!んっく!!あああん!!」
 日義の激しいピストンに歩香は痛みを上回る快感を感じていた。お互いの陰毛が
歩香の愛液で濡れる。日義は思い切り深く突き刺し、腰をグラインドさせる。
「ああっ!!もっと!!もっと突いてぇ!!」
 歩香の声は叫び声に近くなり、日義は浅めのストロークで速いピストンを繰り返す。
「いいっ!!もっともっとっ!!ああんっ!!」
 歩香の激しい喘ぎ声に応え、日義はストロークを限界まで深くして、
荒々しく歩香を突き上げた。
「あああっ!!もうダメっ!!またイッちゃう!!!」
 びくびくんっ!!
 歩香は秘所から大量の愛液を吹き出し、身体を激しく痙攣させて絶頂に達した。
「くぅっ!!出るっ」
 歩香が達した弾みに日義もまた、達していた。何とか放出の寸前に抜き、
歩香の胸にその白濁色の液体を振りかけた。

「はぁ・・・はぁ・・・」
 日義は、初体験の緊張と2回連続の放出に疲れ切り、その場にへたり込んだ。
「気持ちよかったよ。久坂」
「オレもだよ・・・」
 うつむいたまま応えた日義に歩香がすり寄る。
「もう一回しよ」
「え?」
 いつの間にかルーズソックスだけになった歩香が日義を押し倒した。
「ちょっ・・・待てって!」
「久坂のは、もうビンビンじゃん」
「・・・・・・」
 確かに2回も出したのに日義のそれは硬さを失ってはいなかった。
「いくよ・・・」
 歩香は騎乗位の体勢で日義のモノの上に腰を降ろしていった。
「あうっ・・・くぅぅ・・・」
 徐々に腰を沈め、やがて歩香は日義を全て飲み込んだ。
「っん・・・はぁ・・・入ったぁ」
「腰を動かして・・・」
 日義の言う通りに腰を動かし始める歩香。自分が動いた分だけ日義のモノが肉壁を刺激し、
その度に激しい快感が歩香の身体を震わせた。
「んあぁぁ・・あっ!ああん!」
 歩香は次第に激しく腰を振り始めた。床に手を突き、腰を激しく上下に動かす。
「あっ!あっ!あくっ!!あっはんっ!!」
 溢れ出る愛液が音を立てる。その音にふたりは更に興奮した。
「久坂!久坂も突いて!!」
 日義は激しく腰を上下させる歩香の動きに合わせて、下から突き上げた。
 じゅぶっ!!じゅぶっ!!
 更に日義は目の前で揺れる歩香の乳房を鷲掴みにして、乱暴に揉み上げる。
「あああっ!!凄い!!凄いの!!ああんっ!!」
 髪を振り乱し、ただひたすら腰を振り続ける歩香。瞳からは涙がこぼれ落ち、
口元からは涎が流れ落ちる。
「ひあっ!!もっと!!もっとぉ!!ひ、ひくぅん!!!」
 歩香はひじを折り、口づけを交わす。ふたりは強く抱き合い、そのまま腰をぶつけ合った。
「いやっ!!イッちゃ・・・イッちゃう!!」
 日義の腕を振りほどき、今度は逆に体を大きく反らし、より激しく腰を振る歩香。
「岡島っ!!出すぞ!!!」
「いいわっ!!このまま・・・あっ!!だしてぇぇえぇぇぇぇっ!!あたしもっ!!!イクっ!!」
 びゅくぅっ!!どくんっ!びゅくんっ!!どくっ!どくんっ!!!
 大きく体を反らした歩香の膣に日義の欲望の固まりが注ぎ込まれる。
同時に歩香からも激しく愛液が吹き出す。
「ああ・・スゴ・・熱いのが入ってくるぅ!!」
 それでもゆっくりと腰を振る歩香。歩香の中で混ざり合った精液と愛液が泡だって溢れ出て来る。
「歩香・・・」
「日義・・・」
 ふたりは繋がったまま、3度目のキスを交わした。

おしまい。 


ご挨拶。

はじめまして。瞬(しゅん)と申します。この度は私のつたない小説をここまで読んでいただき、

ほんっとにありがとうございました。

high school life はどうでしたか?なにぶん処女作(笑)なので、

お見苦しい点もあったことでしょう。しかし!理系の私にはこれで精一杯なんで、許して下さい(笑)

それと、ここまで読んでしまった迷惑ついでにどうか!感想を一言お願いします。

どんなことでも結構です。けなすなり、誉めるなり・・・この作品を読んで感じたことをそのまま、

未熟な作者にぶつけて下さい(笑)

万が一、まともな感想を頂ければまた書かせていただくかも知れません・・・(笑)

それでは・・・

                                                             2000,01,31 瞬