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「実はね、昨日マヤから電話があって相談されたの。とっても可愛い牝奴隷が手に入ったのに、ご主人様がその奴隷のことを恋人だと勘違いしているせいで、調教がなかなか上手くはかどらないって」
リツコのその台詞を聞いて、シンジは驚愕のあまり言葉を失った。
「そのマヤの話を聞いてね、わたしはすぐに結論を出したわ。せっかくの調教旅行が台無しになったのは、シンジ君にご主人様としての自覚が足りないためだってね」
彼女がそう断じるのを、少年はまだ始めに受けた衝撃から立ち直れずに、無言のまま聞いていた。
「でね、今日はこれからシンジ君にご主人様としてのしっかりとした自覚をもって貰うために協力しようと思って、ここを訪ねたって訳」
シンジは、始めに受けたショックからようやく立ち直ると、マヤに向かって言った。
「・・・そんな・・・。酷いですよ!マヤさん!あのことを他の人に話すなんて!!」
檄昂しながら彼がそう言うのを聞くと、マヤは全く悪びれた様子もなく答えた。
「あら?シンジ君、何か勘違いしているんじゃあないの?わたしはあの旅行のことを誰にも話さないなんて一言も約束していないわよ?」
彼女がそう言うのを聞いて、シンジは言葉に詰まると俯いた。
「そんな・・・」
沈黙したまま俯いている少年に向かって、今度はリツコが声を掛けた。
「大丈夫。マヤの話だと、あなたには女性を支配することができる、天与の才能があるわ」
そして、更に続けた。
「それに、あのアスカって子・・・。わたしの見立てだと、磨けばまだまだ光る、最高の牝奴隷になる可能性を感じるわ。何よりも、とっても可愛らしいしね」
彼女はそう言うと、妖しい笑みを浮かべてからまだ俯いたままのシンジの前で、ちろっと舌舐めずりした。
「・・・何で・・・何で僕たちなんですか?・・・」
少年はそう呟くと、俯いていた顔を僅かに上げてそう言った。
「・・・やっと、やっと普通の恋人同士らしい関係になれたのに・・・。それに僕は約束したんだ・・・。アスカのことは、僕が守るって・・・」
シンジがそう言うのを聞くと、リツコは微笑みを浮かべた。その笑みは、悪魔の微笑だった。
「そんな約束なんて、反故(ほご)にしちゃえば良いのよ。そうすれば、シンジ君にはとっても素敵な毎日が訪れることをこのわたしが保証するわ」
彼女はそう言うと、微笑むのを止めてから少年に向かって訊た。
「ところでシンジ君、ひとつ質問ね。あなた位の年頃の男の子が二週間もマヤを抱かずに、良く我慢できたわねぇ。もしかして、あのアスカって子とセックスしていたのかしら?」
リツコの問い掛けに、シンジはまた俯くと答えた。
「・・・ア、アスカとは、あの旅行以来、そんなことしていません・・・」
彼のその答えを聞くと、彼女は言った。
「あら、せっかくあんな可愛い牝奴隷が手に入ったのに、その躯を楽しまないなんて勿体ない」
リツコのその台詞を聞いて、シンジは顔を上げると憤慨しながら言った。
「ア、アスカは奴隷何かじゃあありません!」
少年がそう反論するのを聞くと、彼女は言った。
「いいえ。マヤの話から判断すると、もうあの子はすでにマゾとして覚醒しているわ。何よりもマヤの調教はわたし直伝の完璧に近いものだし、マヤの話とわたしの経験から推察すると、ああいうタイプの子には素質があるからね」
リツコはそう断言すると、また話を元に戻した。
「っと、話が逸れたわね。じゃあ、二週間も禁欲なんてシンジ君にはできるはずないから、もしかしてオナニーで我慢していたの?」
彼女の問い掛け聞いて、シンジは無言のまま顔中を赤らめた。
「どうやら図星だったみたいね。でも、一度『女』の肉体(からだ)の味を知ってしまった後では、いくらオナニーしてもむなしいだけだったでしょう?」
確かにそうだった。あの旅行以来、自慰をするときには、常にアスカとマヤの膣や肛門や口淫の感触を思い浮かべてしていた。しかし、果てた後で感じる思いは、セックスの後の充足感に比べたら遥かに味気ないものだった。
リツコは、今度は少年の眼前でテーブルに両肘を付いて両手を組み、組んだ手の甲に顎をのせてからシンジの顔を覗き込むように身を乗り出してきて言った。
「ねぇ・・・。あんなに可愛い牝奴隷がいるんじゃあ、わたしとマヤなんて眼中に入らないかもしれないけれど、少しはわたしたちの魅力にも気が付いて欲しいものね」
彼女は、そう言った後で彼の方に挑むような視線を送ってきた。シンジはそのリツコの視線から眼を逸らすと、また俯こうとした。
「駄目よ、シンジ君。眼を逸らさないで、ちゃんと見て」
彼女に強い口調でそう言われて、少年は俯き加減で二人の方を見遣るのだった。
改めて目の前の二人を見てみると、リツコもマヤも平均的な女性と比較したら、遥かに美しかった。
リツコの顔の輪郭は、端整な瓜実形。肌の色も、クォーターのアスカ程ではではないが、透けるように白い。肩までの長さの金色に染め上げられた髪は、彼女の大人の女性らしい外見に良く似合っていて、その魅力にエキゾチックさを与えていた。鼻梁は、綺麗にすっと鼻筋がとおっている。瞳は切れ長で、見る者にシャープな印象を与えるが、目元にあるほくろがその瞳のきつさを幾分緩和しているようだった。唇はやや薄目で、酷薄な印象を与える。だが、白い肌と鮮やかな紅い口紅のコントラストが艶めかしい。
一方、マヤの外見も、今更ながらに美しかった。
マヤの顔の輪郭は、リツコよりもややふっくらとした卵形。その肌も、リツコと比べても何の遜色も無いほど白くてすべらかだ。さらさらの黒髪はショートカットに切り揃えられていて、見る者にボーイッシュな印象を与える。高くも低くもない鼻梁は、ややまるっこくて愛らしい。くりくりっとした大きな瞳は黒目がちで、綺麗に澄んでいる。一見あどけなく見えさえする外見だが、唇に引かれたリツコのものよりも淡い色合いのルージュが、彼女も確かに大人の女性であることを主張しているかのように艶めいて見えた。
それら、大人の女性の美貌を前にして、シンジは暫しの間言葉を失って見入っていた。
「どう?シンジ君。大人の女も、まんざら捨てたものでもないでしょう?」
リツコにそう声を掛けられて、少年ははっと我に返ると、二人から眼を逸らして俯いた。
「ふふ・・・。シンジ君て、本当に可愛いわ・・・」
彼女はそう言うと、目の前でまた俯いてしまったシンジに向かって促した。
「取り合えず、シンジ君も喉、渇いているでしょう?そのアイスティー・・・飲んだら?」
自らもグラスに口を付けた上で、つとめて自然にリツコにそう勧められて、少年は改めて自らの喉が過度の緊張を強いられたために酷く渇いていることに思い至った。
シンジは眼前のグラスを手にすると、一息でグラスの半分程まで、良く冷えたアイスティーを煽った。
ごくっ、ごくっ・・・。
少年が琥珀色の液体を勢い良く飲んでゆく光景を、彼女たちは妖しい目つきで見守っていたが、シンジがグラスをテーブルの上へと戻すのを確認すると、リツコは言った。
「ふふふ・・・。飲んだわね・・・。じゃあ、そろそろ始めましょうか。マヤ!」
「はい。先輩」
リツコの声を契機にして、二人はほぼ同時に立ち上がった。そして、何事かと驚いて顔を上げたシンジの前で、まずマヤが服を脱ぎだした。
マヤの着ている服は、レモンイエローのTシャツにキュロットスカートという、如何にも家でくつろぐのが目的のための簡素なものだった。
彼女は、まずはTシャツの裾を掴むと、捲り上げていって頭から抜き取った。そして、次にキュロットスカートのボタンを外すと、それを床に落としてから両脚を抜き取った。
少年の眼前に、下着だけを身に着けたマヤの半裸体が露になった。彼女の下着は、上も下もピンク色のお揃いのものだ。デザインは、ブラジャーのカップの上半分とショーツの腰布の辺りに貝殻を模した刺繍が施されているだけの、シンプルなものだった。
シンジは、言葉を失ってマヤが服を脱いでゆく様子を見守っていたが、彼女が下着姿になると慌てて言った。
「ちょっ、ちょっと、マヤさん!いったい何のつもりですか!?」
彼がそう言うのを聞くと、マヤは含み笑いを浮かべながら言った。
「シンジ君は準備が整うまで、黙って見ていて・・・」
彼女はそう言った後で、今度はリツコの方を潤んだ瞳で見遣った。
「マヤの方は、もう良いみたいね・・・。じゃあ、今度はわたしの番ね」
リツコの服装は、マヤのものに比べると決して華美ではないが、大人の女性の外出着らしいものだった。
上半身は、ブルーのタンクトップの上に半袖のYシャツを羽織り、腰の前で裾を結んでいる。下半身は、濃紺のかなり際どい丈のミニスカートの下に、黒のストッキングを着けていた。
リツコはシンジの顔を見据えると、ゆっくりとそれを脱ぎ始めた。
まず、Yシャツの裾をほどくと、それを脱ぎ捨てる。そして、タンクトップの裾を掴むと、一息でそれを頭から抜き取った。
彼の目の前に、ふんだんにレースが施された黒いブラジャーが露になった。その下着は、上半分程までが薄く透ける布地でできているために、大きめの乳輪が垣間見えていた。
「うふふ・・・。どう?シンジ君。わたしって、以外と着痩せするタイプでしょう?」
リツコはそう言うと、胸を脇で挟み込むように両腕を交差させ、ことさら乳房を強調するようにした。
「・・・も、もう止めて下さい・・・」
シンジが掠れた声でそう言ったのを彼女は完全に無視すると、今度は下半身に着けている着衣を脱ぎだした。
ミニスカートの脇のホックを外して、するする・・・っと布擦れの音をさせながら、それを足下に落とした。
少年の眼前に、黒のガーターで吊られた黒いストッキングと、マヤと同じくブラジャーとお揃いの黒いパンティーが晒け出された。その下着も、ブラジャーと同じで股布の部分以外がすべて透けて見える布地でできているために、レース越しにリツコの陰毛が丸見えになっていた。
ごく・・・。
二人の美女の半裸体を眼にして、シンジは興奮から渇ききった喉を潤そうとするかのごとく、生唾を呑み込んだ。
――おかしい・・・。身体が・・・身体が言うことをきかない・・・。
彼は、気持ちの上では二人の美女の肢体を見るまいと思っているのに、身体の方はその意志に反してどうしても視線を逸らすことができなくなっている自分を訝しんだ。その上、ズボンの中では肉棒が痛いほどいきり立ち、躯中が火照ってしまってどうしようもない。
リツコは、少年がもう視線を逸らすことができずに自分たちの下着姿に見入っているのを確認すると、内心満足しながら思った。
ふふ・・・。もう薬が効いてきたみたいね・・・。
そして、シンジとマヤに向かって言うのだった。
「じゃあ、そろそろ次の段階に移りましょうか」
リツコはそう言うと、屈み込んで小脇に置いてあった大きなブランド品のバッグから、何やら黒光りしている革製品と、これも光沢のある赤い革製品を取り出した。
「はい。これがマヤのね」
マヤは、手渡された革製の服のようなものと首輪を手にすると言った。
「これ・・・。着けるの久しぶりです・・・。わたし、何だか興奮してきちゃった・・・」
彼女はそう言うと、慣れた手つきで首輪を着けた。そして、ブラジャーを外した後、革製の服を胴に巻き付けて胸元に付いているジッパーを上げて装着した。
マヤがそれを身に着け終えると、その革製品の異様さが明らかとなった。
服である筈なのに、両胸と股間を隠す部分が全く無い。それでいて、乳房の部分をくびり出すようにカップの部分が大きく開いている。敢えて表現するなら、それは革でできたコルセットのように見えた。
そんな衣装を身に着けたが為に、シンジの眼前には、マヤの小ぶりだがお椀を二つ伏せたような形の良い双乳が当然のごとく強調されて晒される結果となった。その乳丘の頂では、早くもこれから始まる淫靡な行為を期待している為か、濃いピンク色の乳頭が小指の先大にぽっちりと屹立しているのだった。
「わたしのは・・・これね」
リツコはそう言うと、バッグの中から、つい今し方マヤが身に着けた革製品に酷似している服を取り出した。
彼女は、赤い服(と、呼んでも良いものだろうか?)を手馴れた様子で直ぐさま身に着けた。
リツコの着た服も、マヤのものと同じように、胸と股間を隠す機能が全く無い。ただ単に、ウエストを引き締め、乳房と腰の周囲の肉付きの豊かさを強調するだけのものだった。
彼女らのその異様な服装を目の当たりにして、シンジの興奮は更に高まっていた。何よりも、二人の肌の白さとそのけばけばしい光沢のある衣装とのコントラストが、彼女たちの半裸体をより魅力的なものに見せていた。
「ふふ・・・。実物を見たのは初めてでしょう?シンジ君。これがボンテージ服っていうのよ」
リツコはそう説明し終えると、マヤに向かって言った。
「じゃあ、そろそろ下着を脱ぎましょうか・・・。マヤ」
「はい。先輩」
リツコの声を聞くと、すぐさまマヤはショーツの腰布に手を遣って、それを下ろしていった。
「早くお脱ぎ」
彼女が大腿の辺りまで一気に下着を下ろしてゆくと・・・必然的に少年の視線に、マヤの陰部が晒される結果となった。
こんもりと盛り上がったマヤの恥丘には、スリットの半ば辺りが隠れる位の位置にまで、縦長の楕円を描くように恥毛が生え揃っていた。
もう何度も見たことのある彼女の性器だが、決して見飽きるということはない。シンジの股間では、彼の意志に反して肉竿が勃起しきってしまっていて、もうどうにも収まりがつかない状態になっていた。
マヤが下着を脱ぎ捨てるのを魅入られたように見守っていた少年は、何とか理性を保ち続けながら言った。
「・・・お、お願いです・・・。もう止めて下さい・・・」
シンジがそう呟くのを聞くと、今度はリツコが言った。
「あら?失礼しちゃうわね。わたしの裸は見たくないの?」
彼女はそう彼に問い掛けると、悪戯っぽい笑みを浮かべながら言った。
「ふふ・・・。まあ、良いわ・・・。しっかりと見ていてね・・・」
リツコはそう言うと、まず最初にブラジャーのホックに手を遣り、それを外した。次の瞬間、重たげに見えるほどのボリューム感がある乳房が、下着の中からぷるんっ、とまろび出た。
胸乳を露出させると、彼女は両腕からブラジャーを抜き取って、床に落とした。
「どう?シンジ君。わたしのオッパイは・・・。マヤの話だと、アスカちゃんもあの年齢にしては大きいそうだけれど、わたしの方がもっと大きいでしょう?」
確かにリツコの双乳の豊かさは、アスカでも到底敵わないだろうと思わせるほどのものだった。しかし、その大きさと年齢故か、その乳房は僅かだが垂れ始める兆しのようなものを感じさせた。
乳輪も、アスカやマヤに比べるとかなり大きめで、裾野が広い。乳首と乳輪の色合いも、性的経験の豊富さを物語るかのように色素が沈着していて、茶褐色だった。
「うふふ・・・。じゃあ、次はいよいよパンティーを脱いで上げるわね・・・」
彼女はそう言うと、ガーターとストッキングはそのままで、デコラティブなデザインの黒い下着の腰布に手を遣って、ゆっくりとそれを下ろし始めた。
リツコは、まるで観客の視線を意識しているストリッパーのように、腰をくねらせながら下着を下ろしていった。
彼女が腿の辺りまで下着を下ろすと、シンジの眼前にアスカのものよりも、ずっと豊饒(ほうじょう)な陰毛が露になった。
その恥毛は、丁度逆三角形をしている。ふっくりとした恥丘のかなり高い位置から始まって、秘裂に至るまで、ふさふさと生い茂っていた。
リツコは、パンティーを足先から抜き取って床に落とすと、その肉体を隠すことなく誇らしげに直立して言った。
「・・・どう?・・・。シンジ君・・・」
そう、彼女は敢えて自らの肉体を少年に見せつけていたのだった。
美女二人並んでの立ち姿は、シンジよりも僅かに背が高いマヤよりも、リツコの方が少しだけ長身だった。
胸の大きさは、マヤの乳房に比べたら、リツコの方が二回り以上は大きい。
腰回りも、少年のような生硬さを感じさせるマヤよりも、リツコの腰の方が熟れきっていることを実感させるようにむっちりと充実している。
二人ともボンテージ服によって強制的に躯を引き締められているために、出るところは出て、締まっているところはきゅっと引き締まっている。その肢体は、敢えて表現するなら、まるで蜜蜂のようにくびれた女らしいプロポーションになっていた。
「さあ、これで準備は整ったわ・・・。シンジ君も服を脱いで・・・」
リツコにそう促されても、シンジはそれを拒んだ。
「・・・い・・・厭です・・・」
あら?・・・。もう薬は利いているはずなのに、以外と手強いじゃあない・・・。
少年のその反応を見て、ここでのごり押しが良策ではないと判断した彼女は、まずは外堀から埋めてゆくことにした。
「せっかく美女が二人も裸になったのに・・・。まあ、良いわ。どこまで我慢できるかしら」
リツコはそう言うと、丁度テーブルを挟んで差し向かいに座っているシンジに見えるように、片脚をテーブルの上に乗せた。
そうやって脚を広げることによって、彼女の局部は当然のごとく彼の視線に晒される結果となった。
最早シンジは、顔を伏せることさえ忘れてリツコの秘裂を見つめていた。
先程までのように、脚を閉じて立っているだけでは見えなかった美女の秘割れの様子は、少年の眼を釘付けにするほど魅惑的なものだった。
黒々とした繊毛と、雪白を連想させる肌の黒白のコントラストは、眩暈をおこしそうなほどに扇情的だ。豊かな陰毛は、ぷりっとした大陰唇全体を肛門の近くまで覆っている。その淫唇は、くすんだ色をしていて、スリットからは肉びらがビラビラとはみ出ていた。
その光景のあまりの卑猥さに、シンジはいきり立った肉柱の先端から先走りの汁を零した。
「どう?シンジ君。これが大人の女のアソコよ・・・」
彼女は少年の視線が自らの股間に注がれていることを確認した後、今度はマヤに向かって命じた。
「マヤはそこでシンジ君の方にお尻を向けて、四つん這いになりなさい」
「はい・・・」
彼女はそう答えると、すぐにシンジの方に背を向けてから、犬這なって尻を突き出した。
彼の目の前に、今度はマヤのぷりぷりと張り詰めた双丘が露になった。
その肉丘は、彼女が思いっ切り尻を突き出しているために、その狭間にある器官すべてが丸見えになっていた。
臀丘の中心では、セピア色の菊肛がシンジの方を向いて、ひくひくと蠢いていた。そして、そのすぐ下にあるさっくりと割れた肉饅頭から、リツコのものほど大ぶりではないが、濃いピンク色の小陰唇がしっかりとはみ出しているのが見えた。
それら、二人の美女の秘められた部分を眼にして、少年は肉竿をびくびくとひくつかせるのだった。
「さあ、シンジ君。もう我慢できないでしょう?早く服を脱いで」
彼女はそう言って、シンジを誘惑するのだ。
「・・・だ、駄目です・・・。お願いです、リツコさん、マヤさん・・・。もう止めて下さい・・・」
彼は興奮のあまり、ごく・・・っと喉を鳴らして生唾を呑み込んだ。しかし、まだ誘惑にのってこようとはしなかった。
「ふふ・・・。なかなか手強いわね。それじゃあ、今度はオマンコの中を見せて上げる・・・」
リツコは、『オマンコ』という禁忌の台詞をさらりと言ってのけると、自らの両手を使って、大陰唇からはみ出しているラビアをぐいっと割広げた。
くにゅ・・・。
濃いピンク色の小陰唇を押し広げると、半ばまで包皮をかぶった大ぶりなクリトリスと、媚粘膜の内側のサーモンピンクの尿道孔と膣口までもがシンジの前に晒け出された。
その部分は、彼女の興奮を顕すかのように、もう既に滲み出した露でしっとりと濡れそぼっているのだった。
「マヤもシンジ君にオマンコを広げて見せて上げなさい」
リツコの声を聞くと、マヤはすぐさまそれに答えるべく、両手を双臀に這わした。そして、自分の両手で両の尻たぶを、ぐっと押し広げた。
両手を尻に這わせたために、必然的に彼女は床に敷かれたカーペットの上に顔を擦り付けるような体勢になる。それ故に、マヤの肛肉はまるで天井を向いているような角度になった。その上、彼女の秘裂は捩れ広がって、シンジの目の前に艶やかなピンクの膣前庭と肉鞘を被ったリツコのものよりもやや小ぶりな肉芽まで、そう、秘められた器官全てが露になった。
マヤの媚肉も、リツコと同じように、もう既に滲み出た淫液でぬらぬらと濡れ光っているのだった。
「さあ、もうそろそろシンジ君も服を脱いだらどう?」
リツコは妖艶な笑みを浮かべると、少年にそう促した。
「・・・い・・・厭です・・・」
二人の美女に裏肉の奥まで見せつけられて、興奮の極みにあるシンジは、それでもなお服を脱ごうとはしなかった。
「ふ〜ん、そう・・・。でも、無駄な抵抗よ、シンジ君。今から、もう欲しくて欲しくてたまらなくして上げる」
彼女はそう言うと、今度は一旦テーブルの上から脚を退けた。そして今度は、屈んで小脇に置いてあったバッグの中から、二本の男性器を模した玩具を取り出した。
「うふふ・・・。マヤ、今からコレをあなたのオマンコとお尻の穴に突っ込んで上げるからね」
リツコのその台詞を聞くと、マヤは潤んだ瞳でリツコの方を見て言った。
「・・・あぁ・・・。嬉しい・・・」
リツコは、マヤの脇に屈むと、片手で肉唇に触れてから言った。
「あら?まだ触れられてもいないのに、もうぐしょ濡れじゃあないの。シンジ君に見られているだけで濡らしていたのね」
「はい・・・」
そのマヤの答えを聞いて、彼女は言った。
「あなたみたいな淫乱な牝猫には、潤滑液は必要ないわね。今すぐ挿入(い)れて上げる」
リツコはそう言うと、まずはシンジのモノよりも随分と細いが、一般的な男性器形の玩具としては極太の類の方である赤いバイブレーターを彼女の膣孔に突っ込んだ。
ぬっ、ぷっ・・・。
「ああぁっ!・・・いいぃっ!!」
バイブを挿入されただけで、マヤは歓喜の声を上げた。
「次はこっちよ」
リツコはそう宣告すると、今度はこれも先程のバイブと同じ位に太くて黒い玩具を彼女の菊肉に突き立ててから、ゆっくりと押し込んでいった。
ず、ずるっ・・・。
「・・・おっ、あっ!・・・。メリメリいってるうぅぅっ!!・・・」
何も潤滑油の類を塗られていない肛肉に太いバイブをねじ込まれて、いくら肛門拡張済みのマヤとはいえ、その口からは苦しげな呻き声が上がった。
リツコは、根本まで玩具を入れ終えると、同時に二本のバイブレーターのスイッチを入れた。
ぶ〜ん・・・。
「ああぁっ!・・・ひっ!・・・いいぃぃっ!!」
耳障りなモーターの音をさせながら、マヤの真っ白い双丘の狭間で赤と黒の醜悪な玩具がくねり震え始めた。それと同時に、彼女の口唇から、堪えきれない甘い嬌声が上がった。
ごく・・・。
その光景をただ見守っていたシンジは、あまりの興奮からからからに渇いた喉を潤そうとするかのごとく、また唾液を呑み飲み込むのだった。
バイブレーターのスイッチを入れ終えると、リツコはすっと立ち上がった。そして、足下で悶えているマヤを無視して、シンジに向かって言った。
「シンジ君が服を脱いでさえくれれば、わたしたちがいくらでも気持ちの良いこと・・・して上げるわよ」
彼女にじっと見据えられながらそう言われて、彼はもう一時(ひととき)も我慢できそうもなかった。パンツの中では、肉竿が痛いほどいきり立っていて、先端の鈴割れからカウパー腺液が滲み出していた。
「・・・だ・・・駄目です・・・」
もう理性はもう殆ど残っていなかったが、シンジはアスカを裏切ることを恐れる想い、ただそれだけで湧き起こってくる情欲と戦っていた。
「・・・そう。なら良いわ。じゃあ、シンジ君はそこで黙って見ていてね。マヤ」
「あぁっ!・・・。は・・・はい、先輩・・・」
「わたしのオマンコを舐めなさい」
リツコはそう言うと、またテーブルの上に片脚を乗せて、目一杯脚を広げた。彼女の命令を聞いたマヤは、四つん這いのまま躯を移動させ、リツコの前まで来ると初めてそこで上体を起こした。
そして、彼女の股間に顔を寄せると、ピンク色の舌を伸ばして淫裂を舐め始めた。
ぺちゃっ・・・ぺろっ、ぺちょっ・・・。
マヤは、まるで子犬がミルクを舐めるような音をさせながら、リツコの秘肉を舐めていた。彼女がわざとシンジに見えるように大胆に脚を広げているために、少年の眼には濃い繊毛に隠れていた肉鞘を被ったクリットを、マヤが舐め上げている様子がもろに見えていた。
「ぅんっ!・・・。流石はマヤね・・・。わたしの感じる部分を良く分かっているわ・・・」
彼女はそう言って、マヤの口戯を誉めた。そして今度は、シンジの股間に視線を送るのだった。
「うふふ・・・。さっきからシンジ君の『チンポ』・・・。勃起しっぱなしね」
リツコにそうあからさまに指摘されて、少年は慌てて股間の膨らみを両手で隠そうとした。
「あっ、はぁっ!・・・。良いのよ、シンジ君・・・。んんっ!・・・あなた位の歳の男の子が女の裸を見て、勃起しない方がおかしいのよ」
彼女は諭すようにそう言うと、更にマヤに新たな注文をだすのだった。
「んっ、はぁっ!・・・。もっと奥まで・・・うぅんっ!・・・膣の入り口の辺りまで舐めなさい・・・」
リツコにそう命じられて、彼女はすぐに膣孔の辺りにまで舌を這わして舐めだした。
「・・・あぁっ!・・・。上手よ・・・。す・・・てきっ!・・・」
あらかた媚粘膜を舐め尽くさせると、彼女はまた新たな指示をだした。
「とっても上手だったわ・・・。次は、わたしのお尻の穴をお舐め」
リツコはそう言うと、シンジの眼前で後ろを向き、両脚を広げてから前屈した後、両手で尻たぶを割り広げた。
少年の前で皺の一本一本までもが露になった彼女の排泄器官は、マヤと同じく色素沈着している。だが、そこも性的経験の豊富さ故か、マヤのものよりも更に濃い色合いの鳶色だった。その魅惑的な肛肉は、まるで何かを誘っているかのように、ひくひくと蠢いていた。
「ああ・・・。先輩のお尻の穴を舐めさせてもらえるなんて・・・。マヤは幸せです・・・」
彼女はそう言うと、むしゃぶりつくようにリツコの臀丘の狭間に顔をうずめて、アヌリングスを開始した。
ぴちゃっ、ぷちょっ・・・ぺろっ・・・。
「ああぁっ!・・・いいぃぃっ!!・・・」
菊門を舐められて、彼女の口から歓喜の声がほとばしった。と、同時に、快楽を享受しながらリツコの思考の中に、つい先程初めて見たばかりの栗色の髪と碧眼の美少女の姿が思い浮かんだ。
・・・あの子を無様に跪かせて、わたしのアヌスを舐め清めさせたら、どんなに素敵かしら・・・。
ふっ・・・と、邪悪な笑みを浮かべ、彼女は思った。
・・・ふふ・・・。いずれは実現させてみせるわ・・・。必ずね・・・。
「あぁっ!・・・。奥まで・・・奥まで舌を突っ込んで舐めなさい・・・」
美女二人に濃厚なレズシーンを見せつけられて、もうシンジに僅かに残っていた理性も限界に達しようとしていた。少年の股間では、いきり立った肉根の先端から漏出した先走りの汁が、下着をじっとりと濡らしていた。
「あっ、あぁっ!!・・・。・・・お尻の穴っ!・・・いいぃっ!!・・・」
あられもなくよがり声を上げていたリツコは、恍惚に上気した顔を振り向かせると、シンジに向かって言った。
「んっ!・・・。どう?シンジ君・・・。もうそろそろ限界じゃあないの?」
憑かれたように二人の痴態に見入っていた少年は、そう問い掛けられると慌てて二人から視線を逸らした。
「・・・んんっ!・・・。もう良いわ、マヤ。それじゃあ、そろそろ実力行使に移りましょうか」
「ぷはっ・・・。はい、先輩」
彼女の声を皮切りにして、リツコは臀丘に添えていた両手を退けた後、すっと身体を起こして脚を閉じた。マヤも、名残惜しそうに彼女の尻から顔を離すと、また四つん這いの姿勢に戻るのだった。
リツコはゆっくりとシンジの右脇まで歩いてくると、隣に座った。一方、マヤの方も犬這いのまま少年の左脇まで這ってくると、彼のすぐ隣まで来てから欲情に潤んだ瞳でシンジの顔を見上げた。
これで、彼はすぐ両脇を美女二人に挟まれる恰好になった。二人が身体を寄せてくると、それが香水やボディーソープの類の香りか、それとも『大人の女』自身の体臭なのかは分からないが、何とも香(かぐわ)しい甘い薫りが漂ってきて、シンジの脳髄を痺れさせるのだった。
「・・・こ、今度はいったい何をするつもりですか?・・・」
シンジのその問い掛けを聞くと、リツコが少年のフトモモの付け根に手を這わせてから、耳元で囁くように言った。
「何って・・・そんなの決まっているじゃあない。今からシンジ君に、とっても気持ちの良いことをして上げる・・・」
その後、彼女は彼が両手で隠している股間の膨らみに眼を遣ってから、ぺろっと上唇を舐めた。
・・・マヤの言っていたとおりだわ・・・。ズボンの上から見ても、こんなに大きいなんて・・・。
リツコはそう思った後、シンジの手の上から、もうはち切れんばかりに膨れ上がっているペニスに触れようとした。
「シンジ君、手を退けて・・・」
耳元に熱い吐息を吹きかけながら、彼女はそう言って少年の右手首を掴んだ。
一方、リツコの仕草を見ていたマヤも、シンジの左の手首を掴んで、股間から引き離そうとするのだった。
二人掛かりでそうされて、彼に残っていたアスカを裏切りたくないという感情も、もう限界だった。
遂に情欲に負けたシンジは、がっくりと項垂れて、両手に込めていた力を抜いた。
「・・・そう。それで良いのよ・・・。後はわたしたちに任せなさい」
リツコがそう言うのを、少年は深い罪悪感が身体中をどす黒く染め上げてゆくように感じながら、沈黙して聞いているのだった・・・。
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(updete 2004/03/04)