エヴァ

■悪夢■

-14-

作・すとらとさま


 

調教最終日。朝食と洗顔と歯磨きという一連の朝の儀式を済ませると、僕とアスカはリビングで朝の情報番組を見ながらソファーに座っていた。

変声薬によって変わってしまった僕の声も、一晩経った事によって元に戻っていた。

アスカの表情をうかがうと、アスカはこれから我が身に降りかかるだろう調教への不安感で、その美しい相貌を強ばらせていた。

既にアスカは食後に日課になった媚薬と避妊薬を飲むという行為を終えていた。最後の日の調教開始まで、後はマヤさんが食事の後片づけの為に少し遅れて朝の儀式を終えてリビングへやってくるのを待つだけだった。

そして遂に、マヤさんが洗面所から出てきてリビングへと姿を現した。

「お待しせ。シンジ君、アスカちゃん。それじゃあ早速調教を始めましょうか」

マヤさんはにこっと楽しそうに微笑んでそう言うと、自分の部屋へと入っていった。そして、直ぐにその手にあの黒いバッグを持って出てきた。

僕は昨日から考えていた僕が調教の主導権を握るという、ご主人様としての当然の権利を行使すべく言った。

「マヤさん、今日の調教は全部僕の指示に従ってもらうよ。マヤさんは余計な口出しを一切しないでね。分かったね?」

マヤさんは僕がそう言うのを聞くと、それまでのさも楽しそうにニコニコと微笑んでいた表情を一変させて複雑な表情に変えて言った。

「あら、どうしてですか?ご主人様。何かマヤの調教の進め方に問題でも有りましたか?」

マヤさんにそう尋ねられて、僕は答えた。

「大有りだよ、マヤさん。昨日辺りからマヤさんはちょっと変じゃないか?僕を差し置いてアスカを虐める事ばかりしていて。アスカを僕の奴隷にするっていう本来の目的から外れた事ばかりしているじゃあないか」

僕がそう言うと、マヤさんは憎々しげにアスカの方を睨み付けていたが、僕の方を見やると恭しく頷いた。

「・・・分かりました、ご主人様。それじゃあご主人様、先ずはどういった調教から始めましょうか」

マヤさんがそれ以上抗う素振りを見せなかったので、僕は満足してふうっと溜息をついた。

「そうだな・・・。先ずはアスカに下着姿になって貰おうかな」

アスカは頼もしそうに僕を見ていたが、僕が少し思案した後そう言うと、ソファーに座って躯を硬くしたまま俯いてしまった。

「マヤさん、スパンキングロッドを取って」

僕が焦れてそう言うと、マヤさんは直ぐさまバッグのジッパーを開けてバッグの中から黒い鞭を取り出して僕に手渡した。

僕がその鞭を手に持つと、アスカはびくんっと躯を震わせて、総てを諦めた表情になって立ち上がると、着ている服をゆっくりと脱ぎ始めた。

僕はそのスパンキングロッドを持ってソファーに座ったまま、アスカのストリップシーンを眺めていた。

先ず、Tシャツを脱いで頭から抜き取った。Tシャツの下には水色と白のストライプ柄のブラジャーを着けていた。そして、ショートパンツに手を掛けて、ゆっくりとそれを下ろしていく。ショートパンツの下にはブラジャーとお揃いのストライプ柄のシンプルなデザインのパンティーを着けていた。ちょうどお臍の真下の位置に付いているリボンのワンポイントが何とも可愛らしい。

アスカはスタイルが抜群なので、どんなデザインの下着でも良く似合う。

「じゃあ、そこでぐるっと躯を一回りさせて見せて。両手は両脇に垂らしたままだよ」

僕は床に敷いてあるカーペットを指差すとそう言った。

アスカは命じられたとおり、僕が指差したスペースに立つと、ぎこちない動きでゆっくりと躯を回転させ始めた。

全裸より下着姿の方が羞恥心を煽るという事も有るのだろうか。アスカは顔から耳にかけてまでだけでなく、全身をうっすらとピンク色に染めて回っていた。

背中まである栗色のストレートのロングヘアーは、さらさらとしていて濡れ羽のような輝きを放っている。耳に被さる部分はトレードマークの赤い髪飾りで纏められ、前髪は眉に被さる程度の長さでばらっと自然に切り揃えられている。この美少女によく似合う髪型だった。僕はその細くて柔らかな手触りを思い起こした。

長い睫に縁取られた碧い大きな瞳は、時折人を射るような強い輝きを放つ事があるが、今は脅えと羞恥の為に潤んでいる。この瞳もずば抜けて魅力的だった。

そのすっと鼻筋の通った形の良い鼻梁は、文句のつけようが無い。美しく整っている。

そして、その愛らしい唇は、上唇よりも下唇の方が少しだけぷっくりと膨らんでいて、ノーメイクなのに薔薇色に艶めいている。その唇は、今は脅えと緊張の為にきゅっと引き締められていて、それがこの美少女の顔にそのプライドの高さと意志の強さを感じさせる。

その肢体の魅力については、もう言及するまでも無かった。成長期特有の、不安定ながらも整いを示している下着姿は、その微妙なバランスの上に成り立っている。脆く崩れそうな中に、最高の美を呈することが有り、アスカの下着姿は正にそれだった。僕は思わずごくりと唾を呑み込んだ。

アスカは不安げな表情を浮かべたままぐるっと躯を一回りさせると、回転をそこで止め、僕の表情を窺うように見た。

「もう良いよ、アスカ。とても素敵だよ。僕、もの凄く興奮しちゃったよ」

僕がそう言うと、アスカは勝ち気そうな瞳を伏せて、既に上気していた頬をぽっと更に音がする位赤らめて俯いた。

「それじゃあマヤさんも下着姿になって」

僕がそう言うと、マヤさんは僕の顔を見て、不服そうな表情を浮かべて言った。

「何でわたしまで下着姿にならなくちゃあいけないんですか?」

僕はマヤさんの顔を見据えながら命令口調で言った。

「マヤさん、マヤさんはどうも僕の事を無視した行動をばかりしているから、マヤさんにはアスカと一緒に調教を受けて貰うよ。さあ、早く下着姿になって」

僕がそう言うと、マヤさんは流石に真性マゾの奴隷としての慎みを躯に叩き込まれているだけに、それ以上反抗しようとはせずに畏まった表情になると、着ていた淡いブルーのノースリーブのワンピースをゆっくりと脱ぎ捨てた。

アスカの着けていたコットン素材の可愛らしい下着とは対照的な、おそらくシルク素材のふんだんにレースが施された扇情的な下着が露になる。

「それじゃあマヤさん、アスカの隣に立って」

僕がそう言うと、マヤさんは恥ずかしそうにゆっくりと歩いていってアスカの隣に立った。

二人の美少女と美女の下着姿を目の当たりにして、僕は興奮しきっていた。早くもパンツの中では分身が膨れ上がり、先端からはカウパー腺液を滴らせ、それはパンツに染みていった。

この淫靡な光景とはまるで関係ないように、テレビでは朝のワイドショー番組が始まった。僕は最早その五月蠅いだけになったテレビのリモコンを手に持つとスイッチを切った。

二人の美少女と美女が並んで立っている様子を見て、僕はまるで視線が手であり、舌であり、性器であるがごとく舐め回すように惜しげもなく曝された二つの美しい肢体を視姦していた。

肌の白さで言えば、クオーターのアスカの方が透けるように白くて勝っているが、マヤさんの肌もシミ一つ無くて、一般的な日本人女性としては十分に美しい部類に入る肌の白さだった。

ブラジャーのカップに隠された双丘は、明らかにアスカの方がたわわに実っていて、その無駄な贅肉など一切付いていない素晴らしいウェストラインの為に、余計にそれが強調されて見える。

パンティーに隠された腰回りは、マヤさんの方がその一見少年のようにも見える生硬さで小さく見えるが、実際は年齢相応の円やかな曲線を描いていてアスカよりも充実していた。しかし、アスカの腰回りが決して魅力的で無いという訳では無く、アスカはスレンダーなので、マヤさんに比べれば引き締まっているというだけで、ウエストから自然でたおやかなラインを描いていた。

その脚のラインは、マヤさんの脚の方が肉付きが良く、全体的にふっくらとしていて、アスカの無駄な贅肉など一切ついていないしなやかで、陳腐な言葉で言えばカモシカのような脚線美を誇るアスカの脚の方が勝っていた。

「それじゃあマヤさん、二人分の首輪と首輪の鍵を持ってきて。そうしたら二人とも首輪を付けて。アスカは赤い首輪、マヤさんは黒い首輪だよ」

僕がそう命令すると、マヤさんは黒いバッグの所まで歩いていって中から赤と黒の首輪を取り出してきて、また元の場所に戻った。

「マヤさん、アスカに首輪を付けて上げて。マヤさんは自分で付けられるでしょう?」

僕がそう言うと、マヤさんは頷いて、「はい。分かりました」と言って、アスカの首に首輪を取り付け南京錠の鍵を掛けた後、今度は同じように自分の首に首輪を取り付けて南京錠の鍵を掛けた。

「それじゃあ、首輪の鍵をちょうだい。僕が持っているから」

僕がそう言うと、マヤさんは二個の南京錠の鍵を歩いてきて僕に手渡した。僕はその鍵を受け取ると、半ズボンのポケットに仕舞い込んだ。

マヤさんは僕に首輪の鍵を手渡すと、またアスカの隣に立ち、直立したまま僕の方を潤んだ瞳で見つめた。

首輪を付けた事によって、二人はより一層奴隷らしくなった。アスカの容姿にはその赤い首輪が良く似合ったし、マヤさんの容姿には黒い首輪が良く似合った。

「二人ともその首輪、とっても良く似合っているよ。とても奴隷らしくなって素敵だよ」

僕がそう言うと、マヤさんは両の腿を摺り合わせるようにもじつかせながら言った。

「・・・ああ・・・お褒め頂いてありがとうございます。ご主人様・・・」

アスカは相変わらず俯いて瞳を伏せて沈黙したまま、全身を朱色に染めていた。

「それじゃあ、次は二人ともブラジャーを脱いで貰おうかな。僕から胸が良く見えるように隠しちゃあ駄目だよ」

僕がそう言うと、先ずマヤさんがブラジャーのホックを外して両腕から抜き取った。続いてアスカが躊躇いながらもゆっくりとブラジャーのホックを外して両腕から抜き取った。

二人の魅惑的な果実が露になる。

単純に大きさだけで言えばアスカの方が大きいが、マヤさんの双乳も小ぶりだが美しく形が整っている。形の美しさについて言えば、共に甲乙付け難い。アスカの胸乳は、淡いピンク色の小さめの乳輪の中心からつん、と生意気に小指の先程の乳首が上を向いていて、豊穣なのに横にも下にも崩れることなく絶妙の均衡を保っている。マヤさんの胸乳も小ぶりながらもアスカよりもやや濃い色合いの小さな乳輪から、これもアスカより少しだけ大きい蕾がお椀を伏せたような形の掌にスッポリと入る大きさの乳丘の上に、もう見られる事によって感じている為か、恥ずかしげにポツンと屹立している。どちらが美しいかと問われれば、好みの問題だとしか答える事しか出来ない。

僕はじっくりとその二人の魅惑の双丘を舐め回すように交互に見比べて眺めた。

アスカは胸を両手を使って隠すことすら許されていない為に、恥ずかしそうに立ったまま全身を朱に染めて俯いていた。

マヤさんは僅かに顎を引いているが、俯かずに僕の方を媚びるような潤んだ瞳で見つめながら、こちらも全身をうっすらとピンク色に染めて立っていた。

「・・・ああ・・・」

マヤさんが小さな声を上げて両腿を摺り合わせるように身じろぎした。

何時までも眺めていたい光景だったが、二人がマゾで有るが故に、視姦される事によって感じて濡らしてしまっている事を確認する必要が有る。そろそろ此処がその頃合いだと見計らって僕は言った。

「それじゃあ、次は二人ともパンティーを脱いで。脱いだら二人とも脱いだパンティーを僕に手渡して。脱いでから手でアソコを隠しちゃあ駄目だよ」

僕がそう言うと、先ずマヤさんがパンティーの両脇に手を掛けてゆっくりとそれを下ろしていった。続いて、マヤさんの動きを見て、つられるようにアスカがパンティーの両脇に手を掛けるとゆっくりと腰をくねらせそれを下ろしていった。

脱いでいる間は前屈みの姿勢の為、その秘められた部分はよく見えないが、脱ぎ終えて躯を起こすと二人の秘部が露になる。

ヴィーナスの丘はアスカの方が未だ肉体が幼い故か、全体的にふっくりとしていて、マヤさんよりもボリュームが有る。丘を飾る柔毛は、アスカの栗色の繊毛の方は薄くまばらに狭い範囲に萌えているだけで、ぴったりと閉じた秘裂を隠す働きを全く果たしていない。マヤさんの黒い繊毛は、縦長の楕円を描くように丘の上で淡く萌えていて、大陰唇の上端とクリトリスを覆う肉鞘の辺りまで生えていて、淫裂を隠す役割をこちらは何とか果たしている。

二人は足先から下履きを抜き取ると、恥ずかしそうに躊躇っていたが、マヤさんが歩いて来て僕の手に脱いだ下着を手渡した。アスカもマヤさんのその様子を見て、羞恥で全身を上気させたまま歩いて来て、僕の手にその先程まで着けていた下着を手渡した。

「じゃあ、二人とも元の場所に戻って、そうしたらまた元の姿勢で立って。両手は両脇に垂らしたままだよ」

僕が念を押すようにそう言うと、アスカとマヤさんはまた元の位置に戻って立った。

僕は手に持った二つの小さな布切れを感動しながら眺めた。こんな小さな布切れに、二人のあんな豊かな腰回りが収まっていたなんて信じられない気がした。二人のパンティーは、まだ脱ぎたての為にほかほかと温かい。

アスカのパンティーを膝の上に置くと、先ずはマヤさんのパンティーを手に持って広げてみた。両脇の部分に貝殻をあしらったレースの刺繍が施してある。ハイレグカットのかなりきつい、見られる事を意識しているようなデザインの下着だった。

僕はその下着を裏返すと、ちょうどマヤさんのアソコを覆っていた部分を見てみた。そこには、ちょうど船底型の大きなシミが出来ていて、僕はその部分を鼻に近づけると、思いっ切り息を吸い込んだ。昨夕シャワーを浴びてから恐らく一度も履き替えていないであろうそのパンティーからは、チーズの熟成したような濃密な牝の薫りがして、僕の嗅覚を直撃した。僕の中のオスの部分が強烈に刺激され、僕は鼻の頭が擦り付かんばかりに顔をその小さな布切れに近づけ、もう一度深く息を吸い込んだ。僕は猛烈に勃起していた。

「ああっ!ご主人様、匂いなんて嗅がないでっ!マヤ、恥ずかしい・・・」

マヤさんがそう言うのを聞いて、僕は意地悪く言った。

「良い匂いだよ、マヤさん。マヤさん、この下着に付いているシミは何かな?マヤさんは僕に裸を見られているだけで感じて濡らしちゃったんじゃないかい?ほらっ、見てご覧よ。何せマヤさんは真性のマゾの変態だからね」

僕はそう言ってマヤさんに見えるように下着の濡れている部分を示した。

「ご主人様の意地悪・・・」

マヤさんはそれを見ると、そう言って頬を紅潮させ俯いてしまった。

僕はマヤさんのその反応に満足して、マヤさんの下着をソファーに置いた。次は膝の上に乗せたままだったアスカの下着の番だった。

脱ぎたての為、まだほんわりとしていて温かいその下着を広げてみる。

レッグカットはマヤさんのに比べてはるかに大人しい。僕はその可愛らしいデザインの下着を裏返してみた。

「やあっ!ご主人様、恥ずかしいから見ないでっ!」

アスカはそう叫ぶように言うと、両手で顔を隠してしまった。

僕はアスカの反応を無視して、二重になっている股布の所をじっくりと見つめた。

アスカのアソコがちょうど当たっていた辺りには、マヤさん程大きくはないが、明らかにそれと分かる船底型のシミが広がっていた。僕はそれを確認すると、アスカに向かって言った。

「あれ?アスカのパンティーにもマヤさんと同じようなシミが出来ているよ。コレは何かな?」

僕がわざと意地悪くそう言うと、アスカは両手で顔を覆ったままイヤイヤをした。

「ちゃんと見るんだよ、アスカ。両手は両脇に垂らしたままにしろって言っただろう?今から匂いを嗅いでみるからね」

僕がそう言うと、アスカは顔を覆った掌を退かして仕方無さそうに両脇に垂らした。そして、俯きかげんでちらちらと上目遣いに僕の方を見ている。僕はアスカに匂いを嗅いでいる音が聞こえるように、裏返したパンティーの股布の部分に顔を近づけると、わざとクンクンと鼻を鳴らしながら匂いを嗅いでやった。

「ああっ!イヤよっ!イヤ、イヤあぁっ!」

アスカの方の下着からは、昨日の深夜、調教の後シャワーを浴びてから一晩しか経っていない為だろう。マヤさんの下着程濃密な牝の薫りはしなかったが、それでも確かに乳製品が発酵したような牝の匂いがした。僕はまたパンツの中で隆々とそそり立っている肉棒の先端から先走りの粘液を滴らせた。

「見られているだけでこれだけアソコを濡らすようになったんだから、アスカももう立派なマゾの牝奴隷になったね」

僕はそう言ってアスカを誉めてやった。

アスカはそれを聞くと、首から上を力無く左右に振った。

僕は下着を置いてソファーから立ち上がると、俯いて立っている二人の牝奴隷の前に立った。そして、いきなり興奮に汗ばんだ両手を伸ばしてアスカとマヤさんの乳房を鷲掴みにし、揉みしだいた。

「・・・あっ!」

「・・・やあっ!」

二人は共に声を上げた。

アスカの胸乳は揉みしだくとぷりぷりと指を弾き返してくるような弾力に富んでいて、まだ硬い芯が残っているような感触が有るが、マヤさんの乳房は揉むとアスカ程の弾力は無い。しかし、それは仕方の無い事だった。アスカの乳房の弾力はそれがその年齢の少女特有のものなのだろう。それでも、マヤさんの胸乳は芯は無くて柔らかなゴム鞠のような感触で、こちらはこちらなりに魅力的だった。

肌触りは二人には微妙な違いが有った。マヤさんの肌はモチモチとしていて指に吸い付いてくるようで、アスカの肌は肌理細やかで、滑らかな絹のような手触りでつるんとしていた。

ひとしきりその感触を味わうと、僕は言った。

「二人とも、アソコを触るから脚を肩幅まで広げて」

僕がそう命じると、マヤさんは直ぐさま脚を肩幅まで広げて潤んだ瞳で僕を見つめた。アスカはおずおずとだが命じられたとおり脚を広げると俯いたまま顔を上気させている。

僕は二人の乳房から手を放すと、お腹の上をなぞるように掌を下ろしていって柔毛の所で一旦手を止めると、二人の繊毛の感触を摘んだり、引っ張ったりして確かめた。

二人とも恥毛の縮れは少ない。アスカのそれがいかにも儚げで細くて柔らかな手触りなのに対して、マヤさんのそれは狭い範囲に密集して生えていて、手触りも張りが有ってポワポワとしていて触っていて楽しい。しかし、それでもマヤさんの恥毛は薄い方だろう。アスカのが薄すぎるのだ。

「・・・やんっ」

「・・・あっ」

陰毛を弄ばれる事によって感じたのだろうか。二人は揃って小さな喘ぎ声を上げた。

次はいよいよ秘園の番だ。僕はドキドキしながら両手を二人の羞恥の花園に滑り込ませた。

先ず、クリトリスを覆っている肉莢の部分に触れてみる。アスカのそれは大陰唇に両側からぴっちりと覆われていて、指を使ってくつろげないとそれに触れる事は出来ないが、マヤさんのは秘割れからちょこんと顔を覗かせていて直接触る事が出来る。僕はそれをくにゅくにゅと弄り回した。

「あっ・・・はあっ・・・」

「あっ、くっ・・・」

二人の美少女と美女の喘ぎ声が唱和した。僕は更に奥深くへと指を侵入させた。

大陰唇の中に指先を忍び込ませると、そこは既に二人ともグッショリと濡れそぼった湿地帯だ。

マヤさんのラビアはアスカよりも大きめの為、大陰唇から少しだけはみ出ている。ねっとりと蒸されたそこを僕は弄り回した。

「あんっ・・・あっ、はあんっ・・・」

マヤさんはあられもなくはしたない喘ぎ声を上げる。

アスカの花びらはふっくりとした大陰唇に隠されていて、くつろげないと触る事は出来ない。僕は片手で器用にそこを広げると、アスカの花唇をなぞるように刺激した。

「やっ・・・ああっ・・・駄目ぇっ・・・」

アスカの艶やかな唇から快感を訴える嬌声が上がった。既に、そこはもうマヤさんと同じ位濡れそぼっていて、僕の指先がふやけそうな程だ。

くちゅくちゅと卑猥な音をさせながら、僕は二人の秘裂を弄り回した。

一通り二人の花園を弄ると、僕は指を抜いてアスカとマヤさんの目の前にぬらぬらと濡れた指先を突き付けた。

「ほらっ、二人とも見てご覧。もうぐちょぐちょに濡らしているじゃあないか」

僕がそう言うと、アスカは僕の指を見た後、顔を真っ赤に染めて俯いて言った。

「ああ・・・いやっ」

僕は濡れてふやけた指を鼻の前に持ってくると、クンクンと鼻を鳴らして指に付いた蜜汁の匂いを嗅いだ。

「ああっ・・・イヤよっ!匂いなんて嗅がないでぇっ!」

アスカが叫ぶようにそう言うと、僕は意地悪くアスカの鼻の下に指に付いた蜜液を擦り付けてやった。

「何がイヤなもんか。自分で垂らしたんじゃあないか」

僕はそう言って、酷薄な笑みを浮かべる。

「う、ううぅ・・・」

アスカはあまりの恥辱に呻き声を上げた。

「じゃあ、二人とも自分で垂らしたもので僕の指を汚したんだから、自分で綺麗にして貰おうかな。そのお口でね」

僕はそう言うと、二人の恥蜜でぬるぬるに濡れた指先を二人の顔の前に突き付けた。

流石にマゾの性奴として調教されてきただけの事はある。マヤさんは僕がそう命じると躊躇無く口を開いて僕の指をくわえ込んだ。アスカの方はマヤさんのその様子を横目で見て、渋々とだが口を開け、僕の指をくわえた。

ちゅっ、ちゅっ・・・。

二人に同時に指をしゃぶらせて、僕は不思議な高揚感に包まれていた。指なんて性感帯でも何でもないのに、二人の美しい口唇に包まれた僕の指先から、ゾクゾクするような快感が伝わってくる。これが、支配することによる快感なのかと僕は改めて思う。

「二人とも、もう良いよ。マヤさん、ロープを取ってきて」

僕がそう命じると、マヤさんは指をしゃぶるのを止め、直ぐにあの黒いバッグの所へ行き、中から赤いロープを手に持って戻ってきた。

僕はそのロープとテーブルの上に置いてあったスパンキングロッドを手に持つと、二人に命令した。

「それじゃあ、二人ともお尻を僕の方に向けてそこで四つん這いになって」

マヤさんはそれを聞くといそいそとお尻をこちらに向けて四つん這いの格好になった。アスカも僕が手に持った黒い鞭に脅えたのか、直ぐさまお尻を僕の方に向けて四つん這いの格好になった。

二人の魅惑的な桃尻が並んでいる光景は、ひどく僕の獣欲をそそる。アスカよりも充実しているマヤさんの桃尻は、隠す事無くそのセピア色の菊花までをも曝けだしている。アスカのアヌスには黒いアナルプラグが挿入されている為、その蕾は見えないが、二人してその下に有るさっくりと割れた肉饅頭がこちらを向いている光景はひどく卑猥だ。マヤさんの秘割れからは肉莢の部分と花びらが少しだけ突出しているが、アスカの割れ目は童女のようにシンプルに割れているだけだ。

僕は今直ぐにでも熱くたぎった欲棒をどちらでも良いから突き込みたい欲望を堪え、努めて冷静に言った。

「二人とも、じゃあ朝の散歩に出掛けようか」

僕はそう言った後、二人の首輪から伸びている鎖を手に持った。

「二人は犬なんだから、僕の命令には『わん』て答えるんだよ。分かったね?」

僕がそう言うと、アスカが首から上を僕の方に向けて不服そうに言った。

「でも・・・」

僕はそれを聞いて、有無を言わさず手に持ったスパンキングロッドをアスカの桃尻に向けて振り下ろす。

ヒュッ、パシインッ!!

「あひいいぃっ!!」

「分かったね、アスカ」

僕がそう言うと、アスカは碧い瞳に涙を浮かべてぶるんぶるんと首を縦に振った。アスカの透けるように真っ白な臀丘の右側に、くっきりと鞭で打たれた赤い痕が残った。

「それじゃあ、出掛けようか」

僕はそう言うと、二人の首輪から繋がった鎖を引っ張って玄関へと向かった。

玄関でサンダルを履き、ドアの鍵を開ける。ドアを開け放つと、今日も眩しい位の晴天だ。僕は二人に向かって言った。

「良かったね、アスカ、それにマヤさん。今日も絶好の散歩日和だよ」

僕がそう言うと、アスカとマヤさんは揃って鳴き声を上げた。

「わん」

「わ・・・わん」

「良い答えだ。何せ犬は『お散歩』が大好きだからね」

僕はそう言うと玄関から出た。少し遅れてアスカとマヤさんも犬這いの格好のまま、僕に鎖を引っ張られて屋外へと出てくる。二人を連れ出すと、僕は庭へと入っていった。

「さあ、二人とも大好きな『お散歩』の時間だよ。二人とも先ずはあの塀の所まで歩いて行って貰おうか」

僕がそう言うと、二人は四つん這いの姿勢の為に、遅々とした速度で僕の前に出た。そのまま、ゆっくりとしたペースで僕の指差した塀に向かって這っていく。

二つの双臀と肉饅頭が揺れながら前を進んでいく光景はなかなかそそるものが有ったが、ペースが余りにも遅い。僕は焦れったく思って先ずはマヤさんの臀丘の左側に狙いを定めると、手に持った鞭を力一杯振り下ろした。

ヒュッ、パアアンッ!!

「ひいいぃぃっ!!」

マヤさんは悲鳴を上げると、振り向いて瞳に涙を滲ませて僕の顔を見た。アスカも立ち止まって脅えた表情で僕の顔を見た。

「二人とも、ペースが遅いよ。もっと早く歩くんだよ。お返事は?」

「わんっ!」

「わ、わんっ」

二人はそう言うと、精一杯の速度で四つん這いのまま歩き始めた。今度は先程よりも大分ペースが上がった。別荘の庭はさほど広くないので、大して時間はかからずに塀の所まで辿り着く。塀に辿り着くと僕は言った。

「さあ、今度はまた来た所を引き返すんだよ。返事は?」

「わんっ!」

「わ、わんっ」

二人は躯を方向転換させて、また元来た道を引き返していく。程なくして二人は芝生の切れ目まで辿り着いてしまう。

「もう一度またあの塀の所まで歩いて行くんだよ」

「わんっ!」

「わ、わんっ!」

僕がそう言うと、アスカとマヤさんは共にまた躯を犬這いのまま方向転換させた。その時二人の表情を見てみると、マヤさんは恍惚に潤んだ瞳をして口元を僅かに開けて喘いでいるようで、アスカは屈辱と羞恥にその美しい相貌を歪ませて、必死にこの理不尽な責めに耐えているという風な表情を浮かべていた。

二人はまた元来た道を四つん這いの姿勢で出来る精一杯のスピードで引き返していく。そして、僕が指し示した塀の所までやっと辿り着くと、また僕は今来た道を引き返させるのだ。

既に、まだ午前中の早い時間だというのに、太陽はギラギラと輝きながら庭に向かって日光を照射している。気温はもう30度近い筈だ。この条件の中で四つん這いの姿勢のまま全速力で這い進むのはかなり辛い運動だろう。それが証拠に、アスカとマヤさんの背中から尻たぶ、脚にかけてまでうっすらと汗が浮かび、方向転換する時に窺える顔も額の部分を中心に汗ばんでいる。

それでも、僕はこの『お散歩』を止めようとはしない。二人の魅惑的な双臀が揺れ動く光景はとても刺激的だったし、その下に有る肉割れが蠢きながら前を進んでいく光景はひどく淫靡で堪えられなかったから。それに僕は知っていた。真性のマゾにとって、野外に全裸で首輪だけ付けた格好で引きずり出され、理不尽な命令をこなす事が被虐の快楽に昇華するという事を。

僕は何度も狭い庭の中を行ったり来たりさせた。何度も、何度も。二匹の牝奴隷はもはや疲れ切ってハアハアと口で息をしている。アスカは時折手の甲で額の汗を拭っている。気温は容赦なくどんどんと上がっていく。アスカもマヤさんも総身がしっとりと汗にまみれ、太陽に照らされてつやつやと光っている。

二人が方向転換の為、立ち止まった時、僕は言ってやった。

「あはは・・・。良い格好だね、アスカ、それにマヤさん。まるで本当に牝犬を散歩させているような気分だよ」

僕がそう言うと、マヤさんは媚びるような表情を浮かべて嬉しそうに吠えた。

「わんっ!」

アスカの方を見ると、アスカはあまりの屈辱と羞恥に顔を歪ませて、その美しい碧い瞳にうっすらと涙さえ浮かべていて、きゅっと下唇を噛み締めていた。

「あれ?アスカ犬はご機嫌斜めなのかな?お返事が無いな。せっかく牝犬の大好きな『お散歩』をしているっていうのに」

僕がそう言っても、アスカはそれを無視してまた犬這いのまま歩きだそうとした。僕はその反抗的な態度に少しムッとして、アスカの双臀の痕の付いていない左側に狙いを定めると、右手に持ったスパンキングロッドを力一杯振り下ろした。

ヒュッ、ビシッ!!

「あぎいいぃぃっ!!」

アスカは痛々しい悲鳴を上げると、涙をこぼしながら僕の顔を見た。

「アスカ、ご主人様が『お返事は』って言ったら何て答えるんだった?」

「わ、わんっ!わんっ!わんっ!」

アスカが必死になってそう言うのを聞いて、僕は満足して言った。

「そうそう、やれば出来るじゃあないか。さあ、二匹ともお散歩を続けるよ」

僕が冷酷な笑みを浮かべてそう言うと、二匹の牝犬はまた全速力で四つん這いのまま這い始めるのだった。

二匹の牝犬を後ろからつぶさに観察してみると、二匹がただ理不尽なこの責め苦に耐えているだけでは無い事は明らかだった。マヤさんの秘裂からは、泉のように淫蜜が湧き出ていて、それはマヤさんの内股の辺りまでをも濡らしていた。アスカの淫裂からも、マヤさん程大量では無いが、明らかにそれと分かる透明な粘液がじゅくじゅくと湧き出ていて、それは溢れ出てアスカの鼠径部までを濡らしていて、照りつける太陽の光に照らされて、全身にうっすらと吹き出た汗とは全く違うぬめるような光方をしていた。

間違いなく、この二人は全裸で首輪だけ付けた格好で屋外へと連れ出されて、犬のように四つん這いの姿勢で這い回る事によって感じて秘園を濡らしているのだ。

僕は楽しみながら『お散歩』を続けた。僕は心からこの非道な行為を楽しんでいた。二匹の牝犬を散歩させるというこのシチュエーションは、完全に僕の嗜虐欲を満たしてくれた。

『お散歩』を初めだしてから30分程経った頃からだろうか。二人の這うスピードが目に見えて遅くなってきた。もう二人の疲れがピークに達してきたからだろう。二人の総身は汗にまみれ、方向転換する時に見えるその表情も、アスカもマヤさんも口を大きく開けて肩で息をしている。僕ももうこの遊びにも飽きてきた。そろそろ次の段階に進んでも良いだろうと思った。

「二人とも、あの大きな木の根本へ行くんだ」

僕は昨日アスカが放尿した大きな木の根本を指差してそう命じると、二人は揃って鳴いた。

「わんっ!」

「わ、わんっ!」

二人はその木の根本まで行って立ち止まると、アスカとマヤさんは揃ってこれから何をするのかという訝しげな表情で僕を見た。

「アスカ、その木に四つん這いのまま抱きついて」

「わ、わんっ?」

僕がそう言うと、アスカは訝しげな表情を浮かべたまま大きな木の根本へ抱きついた。

縄を扱うのは、僕よりもマヤさんの方がずっと上手い。そこで、僕はマヤさんに言った。

「マヤさん、もう犬の真似は良いからこのロープでアスカをその木に縛り付けて。解けないようにしっかりとね」

マヤさんは未だ僕の真意を測りかねるようだったが、命じられたとおりに立ち上がると僕の手から縄を受け取って、アスカの手をその木の根本へ縛り付け始めた。流石は縄を扱う事は手慣れているだけある。あっと言う間にマヤさんはアスカの手を木の幹の部分に縛り付けてしまった。

これでアスカは四つん這いのお尻を大きく突き出した格好のまま、完全に拘束されてしまった。

これで準備は完璧に整った。僕はマヤさんを呼んだ。

「マヤさん、ちょっとこっちへ来て」

マヤさんは全裸のまま僕の前に立つと怪訝そうな表情を浮かべた。僕はマヤさんの耳元に口を近づけると、アスカに聞こえないように小声で耳打ちした。

「マヤさん、ビニールシートと浣腸器、それに洗面器一杯の浣腸液、あと濡らしたタオルを用意して。なるべく早くね」

僕がそう言うと、マヤさんは嬉々とした表情を浮かべて言った。

「分かりました、ご主人様。直ぐに用意しますね」

それだけ言うと、マヤさんは小走りに別荘の玄関の中へ消えた。

僕はアスカの脇にしゃがみ込むと言った。

「どう?アスカ。もう犬の真似は良いよ。これから何をされるか分からなくて怖いだろう?」

僕がそう言うと、アスカは首から先を僕の方に振り向けて言った。

「い、一体何をする気なの?お願い、ご主人様。あんまり酷い事はしないで・・・」

そう言うアスカの瞳には、明らかに脅えの色が浮かんでいた。

僕はその問い掛けには答えずに、スパンキングロッドを左手に持ち替えると、空いた右手をアスカの秘裂に伸ばしてそこに触れた。

くちゅり。

「あんっ・・・」

アスカは小さな喘ぎ声を上げた。

ねっとりと蒸され、熟しきった果実のように融けてしまっているそこを、僕は探る。そして、膣口を見つけると、僕は指先を侵入させた。先ずは中指だけ第二関節の辺りまで差し込み、探るように少しだけ指先を曲げ、くるりと回転させる。果肉が僕の指にまとわりつき、締め上げる。

「あっ・・・はあっ・・・」

アスカは溜息を漏らすような喘ぎ声を上げる。

僕は指でアスカのそこを悪戯しながら、わざと意地悪く言う。

「どうしてアスカのここはこんなになっているんだい?犬のように扱われるのがそんなに気持ち良かったのかい?それとも全裸で野外に連れ出されたのがそんなに気持ち良かったのかい?」

「そ・・・そんなこと・・・ああっ・・・」

アスカは言葉を続ける事が出来ない。僕が一度指を抜き、人差し指も加えて二本の指でそこを攪拌したから。

くちゅ、ちゃぷ・・・。

「ねえ、答えてよ、アスカ。どうしてこんなに濡らしているんだい?」

「そ・・・それは・・・あ、くっ・・・」

答えられる筈など無かった。僕はもう知っていた。この美少女にとって羞恥が、そして被虐さえもが悦びになってしまっているということを。

「アスカは全裸で野外に連れ出された事が気持ち良くてこんなに濡らしているんだろう?それに犬のように扱われて引っ張り回された事が気持ち良くってこんなにぐしょぐしょにアソコを濡らしているんだろう?良いんだよ、アスカ。それがマゾの性奴としては当然の事なんだから」

僕がそう言うと、アスカは頬を真っ赤に染め、僕から瞳を逸らして俯いてしまった。それが、僕の指摘が図星だということを僕に知らせる。

その時、別荘の玄関が開き、マヤさんが全裸のまま僕が指示した物を手に持って姿を現した。そして、両手で持った洗面器の中身をこぼさぬよう慎重に歩いてくる。マヤさんは僕の脇まで来ると、僕の足下に洗面器を置いて、ふうっと一息ついた。

「ご主人様、指示された物を用意してきました」

僕の足下に、折り畳まれたビニールシートと濡れたタオルが載せられた洗面器が置かれた。僕は濡れたタオルを手に持つと、ビニールシートをアスカのお尻の後ろに広げた。

さわさわというビニールシートを広げる音を聞いて、アスカは自由に動かせる首から上だけを振り向かせて、脅えた瞳で僕の方を見た。

「な、何をする気なの?」

僕はアスカの問い掛けを無視してビニールシートを広げると、今度はマヤさんに向かって言った。

「マヤさん、何をボーッ突っ立っているの?マヤさんもアスカの隣で四つん這いになるんだよ」

僕がそう言うと、マヤさんは驚愕の表情を浮かべて言った。

「な、何でわたしまで四つん這いにならなくちゃあいけないんですか?」

その問い掛けに、僕は答えた。

「言っただろう?今日はマヤさんにもアスカと一緒に調教を受けて貰うって。聞こえなかったのかい?」

僕がそう言うと、マヤさんは不服そうな表情を浮かべていたが、ご主人様の命令には絶対服従という事を躯に叩きこまれているだけに、アスカの隣で四つん這いのお尻を突き出す格好になった。

二人の双臀が並んでいるのを目の当たりにして、僕はこれから僕が行う非道な行為を思い浮かべて、手が震える程興奮していた。洗面器の中には一杯に入った人肌程度の温かさの浣腸液と、500ccまで目盛りが刻まれた浣腸器が入っていた。僕は震える手で浣腸器のシリンダーを引き、浣腸器の中に薬液を満たしていった。

「ね、ねえ、一体何をする気なの?ご主人様、答えてっ!」

アスカは精一杯後ろに顔を振り向けて、震える声でそう言った。アスカの位置からは死角になっていて僕が何をしているのか見えないらしい。僕は答えてやった。

「浣腸だよ、アスカ」

短い台詞だったが、アスカにこれからその身に降りかかる事を伝えるには充分だった。アスカは狂ったように身を捩らせ叫んだ。

「いやあああぁぁっ!!」

アスカは必死になって括られた手を解こうともがく。しかし、それは無駄な努力だった。

「イヤッ!イヤぁっ!アタシ、何も悪い事をしていないのに、何でそんな酷い事するのっ!」

アスカの叫ぶ声に、僕は答えてやった。

「アスカ、今回の浣腸は別にお仕置きとしてする訳じゃあないよ。アスカはこの後僕に後ろの処女を捧げる事になっているだろう?アスカは此処に来て二日目に浣腸されてからそれ以来一度もウンチをしていないじゃあないか。これはアスカのお腹の中を綺麗にする為にやるんだよ。僕もお腹にウンチを貯め込んだままのアスカとアナルセックスなんてしたくはないからね」

僕はそう言うと、薬液で満たされた浣腸器の先端を、先ずはマヤさんの菊座にあてがいゆっくりと押し込んだ。

「あふっ・・・」

浣腸器の先端部を菊花に押し込まれただけで、マヤさんは喘ぎ声を上げた。やはり、真性のマゾとして調教されてきただけの事はある。

「アスカ、それにマヤさん、ただ浣腸するだけじゃあ面白くないから、ゲームをしよう。先に我慢できなくなって出しちゃった方が負けで、少しでも出すのを我慢することができた方が勝ちにしよう。勝った方にはご褒美を上げるよ」

僕がそう言うと、マヤさんが後ろを振り向いて不服そうに言った。

「でも・・・それじゃあ先に浣腸されるわたしの方が不利じゃあないですか」

マヤさんにそう言われて、僕は答えた。

「勝負はフェアにやりたいんだよ、マヤさん。マヤさんは浣腸には慣れているけれど、アスカはまだ二回目だろう?だからマヤさんに先に浣腸するんだよ。それに、浣腸液の量もアスカの三倍入れるよ」

僕がそう言うと、マヤさんはまだ納得してはいない様子だったが、渋々と後ろに振り向けていた顔を前に向かせると言った。

「・・・分かりました、ご主人様。早く、早くお浣腸して下さい・・・」

マヤさんの声は心なしか歓喜に震えているようで、早くもこれから行われる行為を心待ちにしている様子だった。僕はその期待に応えるべく、手に持った浣腸器のシリンダーをグイッと押して、中の薬液をマヤさんの体内に押し込んでいった。

「・・・あはあっ!・・・入ってくるうっ!マヤのお腹の中にどんどん入ってくるうっ!」

マヤさんは感極まった喘ぎ声を上げた。僕は浣腸器の中身を最後まで入れ尽くすと、マヤさんのアヌスから浣腸器の先端を抜き、また洗面器の中に入っているグリセリン溶液を吸い上げて、そしてまたマヤさんのアヌスに浣腸器の先端を突き込み、中の薬液をマヤさんの体内に押し込んだ。

僕は被虐の悦びにわななくマヤさんに、合計三回、計1500cc薬液を流し込んだ。アスカはその様子を見ながら唖然とした表情を浮かべていた。

「さあ、次はアスカの番だよ。覚悟は良いね?」

僕はそう言いながら、ピストンの中にグリセリン溶液を満たしていく。そして、浣腸器の中一杯薬液を満たすと、一旦浣腸器を置き、震えるアスカの臀裂の狭間のアナルプラグを手で掴むと、ゆっくりとそれを引き抜いていった。

「ああっ!・・・やあっ!」

尻の谷間の一番深い辺りに、淫靡なすぼまりがあった。アナルプラグを引き抜かれたばかりの為に、内部の鮮紅色の直腸が垣間見えた。しかし、それは直ぐに自然に閉じていって見えなくなった。

僕は興奮しきって、肉茎の先端からカウパー腺液を滴らせながら、浣腸器を手に持つとそのすぼまりに先端部を突き立てた。

つぷっ、という感触で、浣腸器の先端部がアスカのお尻の穴にめり込んだ。

「やあっ!・・・イヤああぁぁっ!」

アスカはそう叫ぶと、尻を振った。

「こらっ!アスカ、動くんじゃあないよ。浣腸器が割れてアスカのお尻の穴がずたずたになっちゃうよっ!」

僕がそう脅すと、アスカはびくんっと躯を震わせて抵抗を止めた。そこを狙って僕は浣腸器の中に入っている薬液をゆっくりと注入していった。

「ああっ・・・イヤ・・・イヤあぁぁっ」

最早観念したのだろう。アスカは完全に抵抗を止め、震えながら浣腸液を注入されるがままになった。

シリンダーの中に入っていた薬液を最後の一滴までアスカの体内に注ぎ込むと、僕は浣腸器をゆっくりと引き抜き、洗面器の中に置いた。そして洗面器を退かし、僕はふうっと満足げな溜息をもらした。後は浣腸液が効いてくるまでこのまま待つだけだった。

「今日も暑くなりそうだね。アスカ、それにマヤさん」

僕がそう言うと、アスカはそれには答えずに、腹痛を訴える声をあげた。

「ああ・・・痛い・・・お腹が痛い・・・」

早くも腹痛を訴え始めたアスカに対して、マヤさんは脂汗を全身に滲ませながらも健気に耐えている。

「どう?マヤさん。1・5リットルも浣腸された気分は。マヤさんのお腹、大きく膨れ上がっちゃっているよ」

僕はそう言った後、ビニールシートの位置をアスカとマヤさんが放出しても大丈夫な位置にしっかりと広げ直した。

「マヤさんは本当に真性マゾの変態だね。これだけ大量の浣腸液を入れられながらアソコをこんなに濡らしているんだから」

僕はそう言うと、マヤさんの淫裂を撫で上げた。既にそこはもううっすらと白く濁った蜜液でぐしょぐしょに濡れていた。僕はその後、マヤさんの妊婦のように膨れ上がったお腹を撫で回し、ぐいっと押してやる。

「ああっ!ご主人様、そんなことしないでぇっ!マヤ、もれちゃう・・・」

マヤさんはそう言って媚びるような声を上げ、腰を淫らにくねらせた。

「ふふっ、淫乱マゾの変態だね、マヤさんは。流石のマヤさんも野外で全裸でウンチするのは始めてだろう?」

僕がそう尋ねると、マヤさんはこくりこくりと頷いて言った。

「あ・・・ああっ・・・え、ええ。こんな素敵な経験は始めてです・・・」

僕はマヤさんの膨れ上がったお腹を撫で回しながら、ビニールシートの上に乗って、今度はアスカの膨れたお腹をさすり、ぐいっと押した。

「どう?アスカ。マヤさん程のマゾヒストでも経験したことの無い責めを経験出来るんだよ。嬉しいだろう?ねえ、アスカ」

僕がそう言うと、アスカはそのサラサラの髪を振り乱して、叫ぶように言った。

「やあっ!ご主人様、お腹に触らないでぇっ!」

アスカのその叫び声を聞いて、僕はわざと意地悪く言った。

「アスカがお腹が痛いって言うから、心配してさすってあげているんじゃあないか。僕の愛情が分からないのかい?」

僕がそう言うと、アスカは首から上を振り向かせて、その大きな碧い瞳に涙を溜めて、ぶるんぶるんと頷きながら言った。

「分かったわっ!ご主人様の愛情は分かったから、お願いだからお腹に触るのは止めてぇっ!」

アスカのその声に、お腹をさするのはもう止めにして、両手をアスカとマヤさんのお腹から引いた。

改めてアスカとマヤさんの裸身を見てみると、二人とも体内で暴れ狂う非情な薬液への必死の抵抗の為に、総身に脂汗を滲ませて臀丘を戦慄(わなな)き震わせている。双臀の谷間に咲いている菊の花も、内部から噴出しようという圧力に負けまいと、ひくっひくっと蠢いている。しかし、その健気な抵抗も長くは続かない事は明らかだった。何しろ、アスカは始めて浣腸されたときは200ccだったのが、今回はその二倍以上の500ccも浣腸されている。マヤさんも、いくら経験豊富だと言っても、アスカの三倍、1500ccも薬液を注入されていては長くは持つまい。

「痛い・・・ああっ・・・お腹が痛い・・・」

アスカはしきりに腹痛を訴えている。

僕はゆっくりと余裕を持って二人の後ろ、少し離れた位置にしゃがみ込み、特等席でこれから繰り広げられるだろう美少女と美女の排泄シーンを眺めることにした。

「あはは・・・。二人とも、良い格好だね。オマンコだけじゃあなく、お尻の穴の皺の一本一本まで丸見えだよ」

僕はそう言って、二人の羞恥心と屈辱感をより一層高めてやる。

「ううぅ・・・酷い・・・」

アスカは呻くようにそう言った。

アスカに浣腸液を注ぎ込んでから三分程経った頃だろうか。それまで腹痛を訴えていただけだったアスカに変化が顕れた。

「痛い・・・ああっ・・・痛いいぃぃっ!・・・ああっ!お願いっ!ご主人様っ!縄を解いてぇっ!」

僕はそれを無視して、左手に持ったスパンキングロッドを弄びながら黙って見ていると、アスカは気がふれたようにがっちりと木の幹に縛り付けられた両手を揺り動かしだした。無論、そんなことでは縛り付けられた両手はびくともしない。

「ああぁっ!ご主人様っ!お願いっ!おトイレに行きたいのっ!お願いだから縄を解いてぇっ!」

アスカは少し冷静になって考えれば、初めから木の幹に括りつけられた段階で僕がアスカを野外で排泄させるつもりだという事が分かる筈なのに、あまりにも切迫した便意の為に、最早冷静に物事を考えられなくなってしまって狂ったように懇願した。

「おやおや、アスカ、もうギブアップかい?マヤさんはまだ堪えられそうだよ。もっと僕を楽しませてよ」

僕がそう言うと、今度はマヤさんが言った。

「ご、ご主人様・・・。マヤも、マヤももう限界です・・・。今直ぐにでも出ちゃいそうです・・・」

ギュルルルル・・・。

二人のお腹からはしたない音が聞こえてきた。

僕はその二人の反応を楽しみながら眺めた。二人揃って臀丘をわなわなと震わせている。二人の肉の菊花は、その腸内で暴れ狂う薬液に抗う為に必死で括約筋を締めている為だろう。ひくんっひくんっと蠢いている。

「やあぁっ!もう出ちゃうぅっ!もう我慢できないっ!ああぁっ!出ちゃううぅっ!」

「ああぁっ!マヤももう我慢できないっ!もうすぐ出ちゃうっ!出ちゃいますっ!」

ぷぴゅっ。

その時、アスカの肛門から一すじの薄茶色の液体が流れ出した。次の瞬間、アスカの菊の蕾が内側から捲り返り、鮮紅色の直腸が露になる。

ほぼ同時に、マヤさんの肛門がぽっかりと口を開けた。

ブビッ、プシャーッ!

「いやああああぁぁっ!!」

「ああぁっ!出ちゃううぅぅっ!!」

二人のお尻の穴から、一気に茶濁した浣腸液が吹き出した。それは勢いよく吹き出して、足下のビニールシートにびちゃびちゃと降りかかる。

ブリッ、ブリブリッ・・・。

そして、アスカの茶濁液の放出がようやくおさまると、次にはアスカの肛門から黄褐色の軟便が次から次へとむりむりと吐き出され、ビニールシートの上に溜まっていく。

マヤさんは大量に浣腸液を注入されていた為に、その茶色く濁った浣腸液を尽きることなく吹き出している。

「いやあああぁぁっ!!見ないでぇっ!お願いだから見ないでえぇぇっ!!」

アスカはそう叫びながら排泄を続けていた。僕が憑かれたように見続けていると、黄褐色の軟便の放出はおさまり、続いて恐らくそれが三日間の間に貯め込んでいた宿便なのだろう。黄褐色よりも濃い色合いの硬そうな便をむりむりとぽっかり開いてしまった菊座から排泄しだした。

マヤさんの茶色く濁った浣腸液の放出もようやくおさまり、続いてころころとした硬そうな便を吐き出し始めた。

二つの菊の花は内側から捲り返り、フジツボのように突出して、内部の鮮紅色の肉色を露にしている。ぽっかりと開いてしまったそこから、次から次へと汚物を吐き出し続けているのだ。

「あはあぁっ!ウンチ出てるぅっ!ご主人様っ!マヤのウンチするとこ見てえぇっ!」

マヤさんはこの上なく高められた恥辱と汚辱に満ちた調教に、我を忘れたように悦び、叫ぶように言った。

プシュッ、プシャー・・・。

僕が見入っていると、小さな水音と共に、先ずアスカが、続いてマヤさんが今度は秘裂から小便まで漏らし始めた。

「やあああぁぁっ!!見ないでぇっ!お願いっ!見ないでえぇぇっ!!」

「ああっ!マヤ、オシッコまで漏らしてるぅっ!ご主人様っ!見てぇっ!」

二人の叫び声を聞き、僕はわざと意地悪く言った。

「おやおや、この牝奴隷たち、今度はオシッコまで漏らしだしたよ。本当にどうしようもなくはしたないなあ」

無論、そう言う事によって二人の羞恥と屈辱とを更に煽る効果を狙っての事だ。

「う、ううぅ・・・酷い・・・酷いよぉ・・・」

遂にアスカはこの状況に耐えかねて、双丘を狂おしく悶えさせ、お漏らししながら手放しで泣きじゃくりだした。

僕はこの目の前で繰り広げられている、美少女と美女の同時排泄という最高のショーを食い入るように眺めていた。それは僕の加虐心を完全に満たしてくれた。と同時に、アスカの高いプライド(自意識)と、意志の強さも粉々に打ち砕いてくれた筈だった。僕は調教の効果に完璧に満足していた。

やがて、先ずアスカの放尿が終わり、続いてマヤさんの放尿がおさまって、このショーは幕を閉じた。

僕は立ち上がると言った。

「うわっ、二人とも凄い匂いだね。こんなに綺麗な顔と躯をしているのに、出てくるモノは平等に臭いねえ」

勿論、これも二人の羞恥と屈辱と恥辱を更に煽り立てる為に、わざと言ったものだ。

「ううぅ・・・グスン・・・グスン・・・ヒック・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

アスカは震えて泣きじゃくりながら、ただ『ごめんなさい』を繰り返すだけだった。

「ああ・・・ご主人様、マヤのウンチ、臭いの・・・とっても臭いのぉ・・・」

マヤさんは調教の余韻に戦慄(わなな)きながらどっぷりと浸っている様子だった。

僕は先ずマヤさんの脇にしゃがみ込むと、マヤさんの肛門と秘裂を濡らしたタオルで拭き清め始めた。

異臭が漂う中で、アスカの啜り泣く声が何時までも響いていた・・・。

 

 

 

 


(update 99/10/17)