エヴァ

■悪夢■

-17-

作・すとらとさま


 

立て続けに二度も激烈な射精を終えて、流石に僕も深い疲労感を感じていた。そこで僕は、この後の調教の為にもまだ早い時間だが、一旦休憩して昼食を摂ることにした。

僕は躯を起こすと立ち上がり、マヤさんの目の前に萎えた肉棒を曝すと言った。

「マヤさん、僕のチンポを綺麗にして。それが終わったら、少し早いけれど昼食の準備をして」

僕がそう命じると、マヤさんは両手をアスカの胸乳から退けると立ち上がった。そして、タオルを取りに洗面所へ全裸のまま歩いていった。

アスカはまだ沈黙したままぴくりとも動かない。どうやら完全に気絶してしまった様子だった。

アスカの顔は、汗にまみれて乱れた前髪が額にべったりと張り付いていて、閉じられた長い睫に縁取られた瞳の端からは涙の痕跡(あと)がまだ残っている。そして、僅かに開いた愛くるしい口唇の端からは涎が垂れている。そこまで乱れているというのに、アスカの寝顔は眠り姫のようにこの上なく愛らしい。僕はそのアスカの寝顔を見ながら、心からこの美少女の全てを征服したのだという満足感と、愛おしいと思う気持ちに満たされていた。

やがて、マヤさんが洗面所から濡らしたタオルを手に持ってリビングへと戻ってきた。マヤさんは僕の目の前に跪くと、濡らしたタオルで僕の肉茎を丁寧に拭い始めた。

アスカの垂らした愛蜜の量がもの凄かった為だろう。僕の股間は陰毛地帯までぐっしょりと濡れそぼっていた。

マヤさんは恥毛までタオルを這わせると、そこを丹念に、まるでアスカの体液と匂いが僕に染みついているのが許せないと言わんばかりに拭い清めていった。

肉のシャフトと玉袋、そして陰毛まで念入りに拭き清めると、マヤさんは立ち上がって濡れたタオルを持って、また洗面所の方へ歩き去っていった。そして、タオルを置いて戻ってくると、僕にいかにもお伺いを立てるという風に言った。

「ご主人様、まだ服を着てはいけませんか?」

マヤさんにそう尋ねられて、僕は答えた。

「駄目だよ、マヤさん。この後の調教の為にもマヤさんもアスカも服を着ちゃあ駄目なんだよ」

僕がそう言うと、マヤさんはさして不服そうな表情も見せずに、恭しく頷いた。

「分かりました。ご主人様。それじゃあわたし、早速お昼ご飯の準備をしますね」

マヤさんはそう言うとダイニングキッチンに向かった。そして、全裸の上にエプロンだけ着けて昼食の準備を始めた。

全裸の上にエプロンだけ着けた格好というのも、なかなか男心をそそるものがある。僕はその昼食の準備をするマヤさんの後ろ姿を眼で追っていた。

マヤさんが食事の用意の為に、冷蔵庫とキッチンを行き交う度に、その生硬に見えるが実は成熟しきっている桃尻がぷるんっ、ぷるんっと揺れる。

僕はあれほど激烈な射精を二度もした後なのに、また欲望が腰骨の辺りでむくむくと沸き上がってくるのを感じていた。

マヤさんが立ち去ると、リビングはしん、としていた。僕は下半身裸のままソファーに座ると、テレビのリモコンを手に取ってスイッチを入れた。テレビの画面の中では陳腐な昼時前の奥様向け情報番組を放送していた。

僕も良く知っている顔のタレントが、隣に女性アナウンサーを従えて、奥様お奨めの買い物スポットや、奥様お奨めの食事スポット等の紹介をしてやた。まるでテレビの画面の一角だけが、この異常な空間とは関係無いもののように動いていた。

僕は何をするともなく、ただボーッとテレビの画面を見るとも無しに眺めていた。要は、時間さえつぶせれば、それで良いのだ。

「・・・うん・・・ううぅ・・・」

その時、アスカがようやく失神から目覚めたのだろう。小さな声を上げて身を捩らせた。

僕はテレビを消して立ち上がると、アスカの腋にしゃがみ込み、アスカの顔を覗き込んだ。

「・・・うんっ・・・あれ?・・・シンジ・・・。・・・ここは・・・何処?・・・」

アスカは一時的な記憶の混乱で、自分がどういう状況に置かれているのかすらも忘れてしまっている様子だった。

「ようやくお目覚めかい?アスカ。アスカは僕にお尻の穴を犯されて、それがあんまり気持ちが良かったんで今まで失神しちゃっていたんだよ」

アスカは僕がそう言うのと僕の股間を見て、一気に頬を赤らめて顔を背けた。

僕はそっと手を伸ばすと、アスカの恍惚の汗にまみれ、額にへばりついた乱れた前髪を払ってやった。そして、指先をアスカの口角に這わせると、垂れた涎を拭ってその涎の付いた指先を自分の口元に持ってくると、舌で舐め取った。

僕のその仕草で、アスカはようやく自分の痴態に気が付いた様子で、慌てて手錠を掛けられた不自由な両手で自分の顔を拭った。

「・・・ごめんなさいっ!ご・・・ご主人様。アタシの顔・・・変じゃない?」

アスカがそう言うのを聞いて、僕はそっとアスカのほつれた前髪を整えてやりながら言った。

「大丈夫。アスカはとっても可愛いよ」

僕がそう言うと、アスカは顔中をポッと音がする位赤らめて言った。

「・・・ありがとう・・・ご・・・ご主人様・・・」

僕は手持ち無沙汰なので、マヤさんが食事の準備を終えるまでの間、アスカの躯を弄ぶことにした。

僕は立ち上がると、アスカの仰向けであぐらをかいている型に拘束されている為に、露になっている羞恥の源泉の前にしゃがみ込み、そこに顔を近づけてじっくりと観察した。

ふっくりとした恥丘の上には、儚げに淡い恥毛が萌えている。そして、その下にはさっくりと割れた秘割れが密やかに息づいている。更にその直ぐ下には殆ど色素沈着の無い小菊の花芯が、先程の激烈なアナルセックスの余韻の為に僅かに鮮やかなピンク色の直腸粘膜を覗かせながら、僕の大量に注ぎ込んだ白濁液を滴らせている。僕はその全てを視野に納めながら、アスカに聞こえるように解説してやった。

「アスカのお尻の穴、はしたないなあ。白い涎を垂らしているよ。アソコもぐちょぐちょに濡れていて、物欲しげにパックリと口を開いているよ。それにしても、凄いジュースの量だね。お尻の穴の下まで垂れているよ」

僕がそう言うと、アスカは羞恥に身悶えて抗議の声を上げた。

「いやあっ!そんなこと言わないでぇっ!」

僕はそのアスカの抗議の声を無視して、両手をアスカの花唇に添えると、そこを押し広げた。

淡いピンクの肉唇は、先程の悦楽の嵐の余韻からまだ覚めていない様子で、ぷっくりと充血している。僕はぐにぐにとした柔らかな手触りのそこをパクパクと開いたり閉じたりして弄びながら言った。

「ここが僕のチンポを呑み込んだり、バイブレーターをくわえ込んだりしてアスカを感じさせる部分なんだね。凄いよ。溢れ出たジュースでぐちょぐちょだよ」

僕がそう解説してやると、アスカは上気した裸身を悶えさせ言った。

「あんっ!やあっ!恥ずかしい・・・」

アスカのその声に、嗜虐欲を刺激された僕は、アスカの小ぶりな小陰唇を左手でグイッと押し広げて、露になった小さな膣孔を見つけだすと、右手の人差し指と中指をゆっくりとそこに挿入していった。

ちゅぷっ・・・。

たっぷりと湧き出た愛蜜に濡れ、ぬるぬるに融けた秘肉に、僕の二本の指は難なく呑み込まれていく。

アスカの蜜汁は、バイブレーターを挿入されていた時に掻き混ぜられていた為に、粘り気の強いホワイトクリームのように白濁していた。

「やっ!あっ・・・あふっ・・・」

アスカの股間からは、大量に溢れ出た蜜の仄(ほの)かな牝臭が漂ってくる。

アスカの喘ぐ声を聞きながら、僕は空いた左手でアスカの肉莢をきゅるん、と剥き、剥き出しになったクリトリスを親指でなぶった。

「あっ・・・ひっ!・・・」

愛らしく喘ぐアスカの媚肉を弄っていると、マヤさんがダイニングキッチンから声を掛けてきた。

「ご主人様、お食事の用意が出来ましたよ」

マヤさんのその声を聞いて、僕はアスカの秘粘膜から指を抜くと、白濁した粘液にまみれ、アスカの匂いが染みついてしまった指をしゃぶった。

微かにしょっぱい愛蜜をしゃぶると、胸にせつない甘酸っぱさが広がった。

「あぁっ・・・やあっ!」

アスカは僕のその姿を見て、羞恥に声を上げ、身悶えした。

僕は名残惜しくその場から立ち上がると、ダイニングキッチンへ向かった。そして椅子に座るとマヤさんに尋ねた。

「マヤさん、今日の昼食は何?」

マヤさんは僕がなかなかアスカから離れないのを苛ついた表情で見ていたが、僕がマヤさんの元へ行き、椅子に座るとホッとした様子で言った。

「もう最後の食事なんで、ありあわせの食材しか無かったものですから・・・。ごめんなさいね」

マヤさんはすまなそうにそう言うと、大きな皿に盛られたサンドイッチを差し出した。ハムとレタスのサンドイッチ、ツナとキュウリのサンドイッチ、ハムとチーズのサンドイッチ。それらが丁寧に三角形にカットされ、皿の上に並べられている。

作り主の細やかな心遣いが伝わってくる盛り方をされていて、それが食欲をそそる。

マヤさんはテーブルにアイスティーの入ったグラスを置くと、自分も椅子に座った。

「それじゃあいただきましょうか」

マヤさんがそう言うのを聞いて、僕は言った。

「ちょっと待って、マヤさん。アスカの分は無いの?」

僕がそう言うと、マヤさんはさも当然だと言わんばかりに言った。

「あんな子なんか放っておけば良いんですよ。早く食べましょう」

僕はマヤさんのその態度に怒りを覚えて言った。

「駄目だよ、マヤさん。調教でお腹も空いているだろうからアスカにも食べさせて上げないと。マヤさん、ストローをちょうだい」

僕がそう言うと、マヤさんは不服そうに立ち上がってキッチンの引き出しからストローを取り出した。僕はそれを受け取ると、新しいグラスに冷蔵庫から取り出した氷を入れてアイスティーを作り、そのグラスとサンドイッチの載った皿を持ってリビングのアスカの元に行ってしゃがみ込んだ。

「はい、アスカ。僕が食べさせて上げるよ。どれが食べたい?」

僕がそう言うと、アスカは僕の眼を見て、こくり、と頷いた後言った。

「気持ちは嬉しいけれど・・・。アタシ、自分の手で食べられるから・・・」

「そう。じゃあアイスティーを飲ませて上げるよ。寝たままじゃあ飲めないだろう?」

「ううん。それも自分でやるわ。それよりも早くこの縄と鎖を解いてくれない?」

アスカは縋るような瞳で僕を見て言った。

「それは駄目だよ。この後の調教の為にもアスカはそのままの格好でいてくれなきゃあ困るんだよ」

僕がそう言うと、アスカは『調教』という言葉にまた絶望感を感じたのか、暗い瞳になって僕から顔を背けると言った。

「・・・分かったわ・・・。じゃあ、アタシが食べる間、躯を起こしていてくれない?そうしたら食べやすいから」

僕はアスカのその願いを聞いて、アスカの頭の後ろに回り込むと肩を持ち、躯を起こしてやった。

「ありがとう・・・。ご主人様・・・」

アスカはそう言うと、手錠で括られた不自由な両手を使ってハムとチーズのサンドイッチを掴むと、口元に持っていって頬張った。モグモグと咀嚼するその様子すら愛らしい。僕は神がこの美少女を創りたもうた事を感謝した。

結局、激しい調教に空腹感を感じていたのだろう。アスカは皿に盛られたサンドイッチの三分の一程を食べ、僕が持っていったアイスティーの全部を飲み干した。

僕は食事を終えたアスカの躯をまた横たえて、皿と空になったグラスを手に持ってまたダイニングキッチンへ戻った。そして、テーブルの上に皿を置き、椅子に座るとマヤさんに言った。

「それじゃあ、僕たちも食べようか」

マヤさんは非難がましい目つきで僕を見ていたが、僕はそれを無視して食事を始めた。僕が食事を始めると、マヤさんは何か言いたそうだったが、それを諦めて椅子に座ると食事を始めた。

マヤさんはあまりお腹が空いていないようで、三分の一程サンドイッチを食べるとそこで食事を終えた。僕はかなり空腹感を感じていたので、残ったサンドイッチを全て食べ尽くした。

「ごちそうさま」

僕がそう言うと、マヤさんはグラスと皿を片付け始めた。僕は食器を洗う全裸の上にエプロンだけ着けたマヤさんの後ろ姿を見ながら、この次の調教の事を考えていた。

この次の調教。それは、アスカにとって過酷なものとなるだろう。もしかしたら、幼い頃から築き上げてきた僕とアスカの信頼関係すらぶち壊してしまうものになるかもしれない。しかし、アスカに『自分は単なる奴隷の一人だ』という確固たる自覚を持たせるには、避けて通れない調教だった。

マヤさんが食器を洗い終え、タオルで手を拭い終えると、僕は命令した。

「マヤさん、そのままの格好でアスカのすぐ隣で四つん這いになって、お尻を突きだして」

マヤさんは僕の真意を測りかねる様子だったが、命じられたとおりにリビングに行くとアスカの顔のすぐ隣で両脚を広げ、お尻を大きく突きだして犬這いになった。

「マヤさん、マヤさんは今まで良く僕のことをサポートしてくれたから、今からご褒美を上げるよ。マヤさん、自分の手でアソコを濡らして」

僕がマヤさんの後ろに立ってそう言うと、マヤさんは嬉々とした表情を浮かべて、右手で自らの股間を愛撫しだした。そして、床に敷かれたカーペットの上にべったりと頬を付けると、左手ではエプロンの上からあまり大きくない胸乳を揉みしだき始めた。

「ふっ、うんっ・・・はあ・・・あっ・・・」

先程の蜜液が内股まで垂れていて、糊のようにべっとりと張り付いているマヤさんの股間から、直ぐにくちゅくちゅという卑猥な水音が聞こえてき始めた。

「な、なに?・・・一体何をするつもりなの?」

アスカは不安げな表情を浮かべて、自らの手で股間と胸を愛撫しだしたマヤさんの方を見ている。

マヤさんの手が、僕の目の前でせわしなく蠢く。突き出された双臀の狭間に、セピア色に色素沈着した肉の小菊がこちらを向き、ひっそりと息づいていた。そして、その下の肉唇を僅かにはみ出させたマヤさんの”女”の部分を、マヤさんの指先は擦るように動く。

マヤさんはその部分をグイッと広げると、膣前庭に指を這わせて恥蜜をすくい取り、それをまだ包皮を被ったままのクリットに擦り付けると、ゆっくりとくじった。

くちょ、くちゅ・・・。

淫靡な音を立ててくじり続けていると、マヤさんのクリトリスはだんだんと大きくなり、肉莢から半露出した。

マヤさんはそれを優しく摘み上げると、弄った。

「あっ、はあっ・・・ふうんっ・・・」

マヤさんは喘ぎ声を上げながら、左手でエプロンに隠された双乳を揉みしだき、右手で突き出された股間に息づく秘唇をなぶり続けている。

もう十分に興奮してきた為だろうか?マヤさんの大陰唇から僅かにはみ出ている花びらは、ぽってりと充血して大きくなり、秘割れから膣孔よりも肉芽に近い方が突出していて、その様子は咲き誇る花のようだ。

マヤさんの秘粘膜の色は、アスカのよりも更に濃い色合いの艶やかなピンク色だ。そして、そこから指を使って攪拌したことによって、白濁したトロミの強い粘液がじゅくじゅくと湧き出ている。

全裸にエプロンだけ着けた格好のマヤさんの痴態に、僕の肉棒は直ぐにあさましく反応し、その鎌首をもたげてくる。

「んんっ・・・ご主人様、マヤ、もう大丈夫です・・・」

十分に休養を取った甲斐有って、臨戦態勢になった肉茎を僕は自らの手で何度かしごくと、僕はマヤさんの後ろに膝を付き、既に溢れ出た蜜液で十分にぬめりを与えられたマヤさんの膣孔に亀頭の先端をあてがった。

「いやあっ!ご主人様っ!一体何をする気なのっ!?」

アスカはそう叫ぶと、僕たちの方をじっと見つめている。

「何って、見れば分かるだろう?僕とマヤさんはこれからセックスするんだよ」

僕はそれだけ言うと、マヤさんの潤みきった媚肉に肉棒を突き立てた。

ぬぷっ・・・。

「ああぁっ!いいぃぃっ!」

挿入されただけで、マヤさんは感極まった声を上げて悶えた。

そして僕はゆっくりと腰を前後に動かし、抽送をはじめるのだった。

マヤさんの内部は、熱くたぎっていてもうトロトロに融けている。僕はマヤさんの深淵、子宮目掛けて大きく腰を突き出した。

ずにゅっ、パンッ!・・・。

マヤさんの肉体の方が、より女としての成熟具合が高い為か、それとも個人差によるものか分からないが、マヤさんの膣肉の方が奥が深い。それでも、僕の亀頭はマヤさんの子宮口までとどく。

マヤさんはリズミカルに内奥を突かれる度に嬌声を上げる。

「あっ!・・・あっ、ああっ!・・・いいっ!・・・凄くいいっ!・・・」

残念ながら、アスカの蜜肉の味を知ってしまった僕にとっては、マヤさんの締め付けでは少々物足りない。しかし、それでも温かい粘膜に包まれているのはそれだけで心地よい。僕は腰の律動のペースを徐々に上げてマヤさんの秘肉を貪るのだった。

「いやあっ!ご主人様っ!もう止めてぇっ!」

アスカの方を見やると、アスカは涙目になって叫んでいる。僕はそれを無視してマヤさんの胎内の奥深くを突き続ける。

全裸にエプロンだけ着けた格好のマヤさんの肢体はこの上なく淫靡だ。クウォーターのアスカ程では無いにしろ、マヤさんも肌の色は十分に白く、その肌は肌理細やかだ。そして、きゅっと引き締まったウエストのお陰で、その少女のようにすら見える生硬な感じのする臀丘を女らしくまろみを持ったものに見せている。反り返った背筋の所で結ばれたエプロンの紐の部分が、まるでマヤさんを拘束する為の拘束具のようにも見える。

僕は欲情してがっちりとマヤさんの腰骨の部分を掴まえると、激しく腰を突き立てていった。

ぐちょっ、パンッ、パンッ・・・。

僕の腰とマヤさんの双臀がぶつかる鈍い音が響く。

「ああっ!・・・あっ、はあぁっ!・・・はあんっ!・・・」

僕はマヤさんが生粋のアナル好きだった事を思い出して、右手の親指を既にぐちょぐちょに融けた結合部の下に這わせると、そこで溢れ出た蜜をたっぷりと指に絡ませて、マヤさんのセピアの肉の窄まりにあてがうとゆっくりと揉みほぐしてやった。

ぬちゅ、くちゅ・・・。

「あっ!・・・そこっ!・・・いいっ!・・・」

マヤさんの歓喜の声を聞いて、僕は僕の選んだ責めが間違ってはいない事を確信して、十分に滑りを与えられた菊門にずぶりと親指を根本まで差し込んでやった。

ずぶ、ずぶ・・・。

マヤさんのアヌスは呆気ない程簡単に僕の親指を受け入れた。僕は挿入した親指を、温かく、つるりとした直腸内部で激しく掻き混ぜるように動かした。

「ああぁぁああっ!!」

直腸内部を掻き混ぜられただけで、マヤさんはエクスタシーへと登り詰めたようだった。マヤさんの肉壁がきゅっと締まり、僕の肉棒を締め上げる。しかし、もう既に二度も射精した後の僕の肉根にとっては、その程度の刺激では発射まで導かれることはない。

僕は安心して激しい抽送を繰り返すのだった。

僕とマヤさんの繋がっている部分からは、濃密な牝臭が漂ってきてそれが僕の嗅覚を直撃する。その淫靡な匂いを胸一杯に吸い込みながら、僕は親指でマヤさんの菊肉を穿りかえし、肉茎を打ち込み続けている。

「いやっ、いやっ、いやぁっ!もうそんなことしないでぇっ!」

アスカは涙をこぼしながら僕に哀願する。僕はその様子を見て、胸がチクリと疼いた。しかし、ここで止める訳にはいかない。

この調教はアスカに絶望感を与えて、完全な僕の愛奴にすることが目的なのだから。

「ご主人様っ!マヤ、もう我慢できない・・・来るっ!・・・来ちゃうっ!・・・わたし、もうイクッ!・・・ああぁっ!・・・イクううぅぅっ!!」

マヤさんはそう叫ぶと、悦楽の泥沼にどっぷりと浸かっていくのだった。

マヤさんの秘肉の締め付けでそれを確認した僕は、しかし休む間を置かずにマヤさんの胎内を欲望器官で抉り続けているのだった・・・。

 

アタシは信じられない思いでその光景を見つめていた。

アタシを愛してくれていると信じていたご主人様。それが、アタシの目の前でマヤさんを抱いているのだ。

ずちゅっ、ぐちゅっ・・・。

二人の結合部分からは聴くに耐えない猥雑なサウンドが聞こえてくる。

「ああっ!いいっ!ご主人様っ、もっと突いてぇっ!」

マヤさんは狂ったように喘ぎ声を上げてアタシのご主人様を貪っている。

アタシの躯を気遣ってくれたご主人様。アタシの事を『ここでの調教が終わったら、一人の女の子としてアタシを愛してくれる』と言ってくれたご主人様。

あれは全部嘘だったの?

アタシは憑かれたように獣のような格好で繋がっている二人の姿を見続けていた。

「ほらで、マヤさん、アスカに見られているよ。見られていると余計に感じるんだろう?アスカに何処が感じているのか教えて上げるんだよ」

ご主人様にそう言われると、マヤさんは閉じていた瞳を開いてアタシの顔を見た。その表情は心なしかご主人様を独占しているという優越感に満ちているように思われた。そして、半開きの唇から聞くに耐えない卑猥な台詞を紡ぎ始めた。

「あっ、ああっ!・・・アスカちゃん・・・わたし、オマンコ・・・オマンコが気持ちいいのぉっ!・・・。お尻の穴も気持ちいいのぉっ!・・・。ご主人様っ!・・・もっとオマンコしてぇっ!」

マヤさんはそう言うと、口角から泡さえ吹きこぼしながら、突き立てられた肉棒をもっと貪ろうと腰を振り立てている。

「いやっ!いやっ!いやぁっ!もう聞きたくないっ!もう見たくないわっ!」

アタシはそう叫ぶと、顔を二人の反対側に背け、両手で耳を塞ごうとした。しかし、手錠で括られた両手では、耳を塞ぐ事は出来なかった。

「はあ、はあ・・・。ほらっ、アスカ。眼を背けちゃあ駄目じゃないか。ちゃんとよく見るんだよ」

ご主人様にそう言われたが、アタシは頑なに顔を背けて眼を瞑ったまま二人の方を見ようとはしなかった。

「あっ、はあんっ!・・・ご主人様っ!・・・素敵っ!・・・もっと突いてぇっ!」

マヤさんはあられもなくはしたない喘ぎ声を上げ続けている。

「はっ、はぁっ・・・。アスカ、こっちを見るんだっ!見ないと後でお仕置きだよっ!」

しかし、そう脅されても、アタシは二人の方を見ようとはしなかった。

「ふう、しょうが無いな。マヤさん、立ち上がって」

ご主人様の荒い呼吸の音が収まって、マヤさんの喘ぐ声が聞こえなくなって、二人が動く気配がした。アタシが何が起きたのかと不審に思って、うっすらと閉じていた瞳を開けて様子を窺うと、あろうことか、二人は繋がったままでアタシの顔の上を跨いだのだった。

マヤさんは僅かに膝を曲げて、アタシの脚の方を向いて腰を突きだしている。そこにご主人様が脚を広げて立ったままで肉茎を突き立てている。アタシの顔のちょうど真上に、二人の結合している部分がもろに見える格好だった。

「ひっ!・・・イ、イヤああぁぁっ!!」

アタシは悲鳴を上げると、直ぐに瞳を閉じた。

マヤさんの黒々と密生して生えた恥毛の、アタシから見れば上の方に、パックリと開いたサーモンピンクの秘唇があった。そこに、隆々と勃起して、青い静脈を浮き立たせた太い肉竿が分け入っている光景が目の前に展開されていたのだ。

それは、瞳を閉じれば直ぐに忘れられるほど、生やさしい光景ではなかった。

この時、アタシははっきりと悟った。ご主人様はアタシにこの光景を見せつけることによって、アタシが単なる牝奴隷の一人なのだと自覚させようとしていることを。アタシはたまらなく悲しかった。後から後から涙が溢れ出てきて、どうする事も出来なかった。

ご主人様が腰の律動を再開したのだろう。マヤさんの嬌声と、ご主人様の荒い息づかいがまた聞こえてき始めた。

「あんっ、ああっ!・・・凄いっ!・・・あはっ、あんんっ!・・・」

「はあ、はあ・・・。アスカ、ちゃんと良く見ておくんだ。少なくとも今はアスカはただの牝奴隷の一人だっていうことをね」

しかし、もうアタシの耳にはその声は虚ろに響くだけだった。アタシは顔を背けると、涙をこぼしながら二人の痴態をただ見ないように固く瞳を閉じているのだった。

ずちゅっ、ずちょっ、パンッ、パンッ・・・。

二人の結合部から卑猥な水音と、ご主人様の腰とマヤさんの臀丘がぶつかる鈍い音が響く。それすらも、アタシにとっては何処か遠い所から聞こえてくる音のように感じていた。

「いやっ!・・・いやっ!・・・イヤよぉっ!・・・イヤぁっ!・・・」

アタシはただ譫言(うわごと)のように『いや』と繰り返し言い続けることしか出来なかった。

「ああっ!・・・ひっ・・・あぁっ!・・・ご主人様っ・・・また・・・来るっ!・・・わたし、またイきそう・・・」

マヤさんはそう言って、また絶頂が近いことをご主人様に知らせる。

アタシの顔の直ぐ上から聞こえてくる淫猥な水音と、腰と尻肉のぶつかる鈍い音のピッチが上がった。

「はっ、はぁ・・・。マヤさん、アスカに聞こえるように解説して上げるんだよ。何処が気持ちいいのかね」

ご主人様のそう言う声が聞こえた。すると、直ぐにマヤさんはそれに答えるのだった。

「ああぁっ!・・・アスカちゃん・・・ひっ!・・・わ、わたしの中に、ご主人様の太っといオチンチンが入っていて・・・あふっ!・・・それが凄く気持ちいいのぉっ!・・・あぁっ!・・・お尻の穴にも、ご主人様の親指が入っていて・・・あっ!・・・中を掻き混ぜられていて、それが凄く気持ちいいのぉっ!」

アタシは固く瞳を閉じて顔を背けたまま叫んだ。

「いやっ!いやっ!もうイヤぁっ!もう聞きたくないっ!もう何も言わないでぇっ!」

やがて、マヤさんがいよいよ絶頂に近づいてきたのだろう。その甘い声が切羽詰まった響きを伴うものになってきた。

「ひっ!・・・あはんっ!・・・もうっ!・・・イクッ!・・・ああぁっ!・・・イッちゃうぅぅっ!・・・あはぁっ!」

その時、アタシの頬に、ぽたりぽたりと生温かい水滴が降りかかってくるのが分かった。アタシはそれが何なのか知ろうと、背けていた顔を戻して瞳を開いた。その生温かい水滴の正体は、マヤさんとご主人様の繋がっている部分から垂れてくるマヤさんの愛蜜だった。

アタシはあまりのショックに、もう瞳を閉じることすら忘れて、ただボーッと二人の繋がっている部分を見続けていた。粘度の高い、白濁したマヤさんの蜜液がつーっと糸を引きながらアタシの顔にぽたり、ぽたりと落ちてくる。ご主人様の太い肉棒がマヤさんの充血しきって捲り返った肉唇に早いピッチで出入りする度に、じゅくじゅくと泡だった体液が糸を引きながらアタシの顔の上に落ちてくる。アタシはそれを顔に受けながら、完全に意識をアタシの内部に閉じこめていった。

 

(シンジは何時もアタシの躯を気遣ってくれた・・・)

 

あれは奴隷の躯を壊してしまって楽しみが無くなる事を避ける為にわざとそうしたのよ・・・。

 

(シンジは調教の時もアタシの本当に嫌がる事はなるべく避けてくれた・・・)

 

あれはアタシに嫌われないように慎重に調教を進める為の方便だったのよ・・・。

 

(でもっ!シンジはアタシの事を『ここでの調教が終わったら一人の女の子として愛してくれる』って約束してくれた・・・)

 

甘い言葉でアタシを騙して言いなりになるように嘘をついただけなのよ・・・。

 

(でもっ!でも、シンジはアタシの事を好きだって言ってくれた・・・)

 

それもアタシを籠絡してここでの調教を上手く進めるためのその場しのぎの台詞だったのよ。ご主人様はあなたの事なんてただの牝奴隷の一人としてしか見ていないわ・・・。

 

(嘘っ!全部嘘よっ!アタシとシンジは物心ついた頃から信頼し合って、お互いに愛し合ってきたのよっ!)

 

それも全部あなたの錯覚よ。ご主人様はマヤさんと同程度にしかあなたを見ていないわ。目の前で繰り広げられている光景が何よりの証拠でしょう?

 

「いやあああぁぁっ!!」

アタシは悲鳴を上げると頭を振った。もう瞳を閉じることすら忘れていた。いや、瞳は開いてはいたが、その視界には何も映ってはいなかった。

アタシの中で何かが音を立てて壊れた。そんな気がした。

アタシは虚ろに瞳を開いたまま、何も見ていないし、何も聞いていなかった。それどころか、何かを考えることすら止めたいと願っていた。アタシはただこの場から消えたかった。それだけだった。

アタシはもう何も見たくないし、聞きたくない。考えたくないの・・・。

アタシはもうこの場から消えたいの・・・。

そしてアタシは深い絶望と悲しみの海にどっぷりと浸り込んでいくのだった・・・。

 

あれほど嫌がっていたアスカの反応が無くなり、僕は不審に思ってマヤさんの腰の腋からアスカの表情を窺った。

すると、アスカは虚ろに瞳を見開いたまま唇を僅かに開いて、まるで放心したかのようにブツブツと何かを呟いていた。

アスカのその様子を見て、僕は少し心配になったが、とりあえずはそれを無視してマヤさんをエクスタシーに導くことだけを考えて、また腰の律動を再開するのだった。

「あはぁっ!・・・はんっ!・・・んんっ・・・ご主人様、わたし、またイきそう・・・。・・・ああっ!・・・いいっ!」

ずちゅっ、ぬちゅっ、パンッ、パンッ・・・。

僕は肉棒の抽送のペースを僕に出来うる最大限にまで上げた。そうしながら、マヤさんの菊肉に突き立てている親指の関節を曲げると、その指をドリルのように回転させて直腸内部を穿りかえしてやった。

「あひっ!・・・ひっ!・・・あっ!・・・もう・・・来るっ!・・・。・・・ああぁっ!・・・わたし、もうイクッ!・・・ああっ!・・・イッちゃうぅぅっ!・・・ひいぃっ!・・・イクううぅぅっ!!」

その責めはアヌス好きのマヤさんにとってはこの上なく効果的だったのだろう。マヤさんはそのショートカットに切りそろえられた髪を振り乱して絶頂への階段を一気に上りつめていった。

マヤさんの果肉の締め付けでマヤさんがイッた事を確認した僕は、この後のアスカへの調教の為に、こみ上げてくる射精欲求を堪えて腰の動きを止めた。そして、肉茎をマヤさんの蜜肉から引き抜き、親指を菊花から引き抜くと、マヤさんの躯を解放した。

マヤさんは最早自分の両手と両脚では自分の体重を支えきれなくなって、放心しているアスカの上にのし掛かってしまった。

僕はそのマヤさんの躯をアスカの上から苦労して退かすと、アスカの隣に横たえた。そして、テーブルの上に置きっ放しになっていたアスカを拘束していた鎖と手錠の鍵を手に持つと、放心して何かをブツブツと呟いているアスカの拘束を解き始めるのだった・・・。

 

 


(update 99/12/19)