エヴァ

■悪夢■

-4-

作・すとらとさま


 

 

マヤさんはアスカの服を脱がせ始めた。アスカを起こさないように慎重に。それでも夏場だけに薄着のアスカはあっと言う間に下着だけの姿になってしまった。

ブラジャーもパンティーも白のシンプルなデザインの物で、僕の視線は釘付けになった。

「おおきな胸・・・わたしよりおおきいんじゃないかしら・・・」

マヤさんはため息をつく。

「シンジ君も早く下着の下が見たいでしょ?」

マヤさんは悪戯っぽくそう言った。

僕はそれには答えられずにただ顔を赤くした。

マヤさんはアスカの背中の下に手を伸ばしブラジャーのホックを外した。

マヤさんがブラジャーを取り去ってしまうとアスカの豊かな胸があらわになる。

アスカの胸は美しい半球を見せていて、真っ白な膨らみの頂には、薄いピンクの乳輪が小さな円を描いている。その真ん中では小指の先ほどのこれも薄いピンク色の蕾がひっそりと息づいている。

「あとはこれだけね」

そう言うとマヤさんはアスカのパンティーに両手をかけた。そしてそれをゆっりと引きずりおろし、足先から抜き取った。ついにアスカのすべてがあらわになった。

胸とは対照的にまだそこは、髪の毛と同じ色の細い恥毛が、狭い範囲にうすく生えているだけで、ぴったりと閉じた秘部までもがあらわになる。

僕は思わずごくりと唾を飲み込んだ。

「さあ、ここからはシンジ君も手伝って。あの椅子の所までこの子を運ぶのよ」

ここまできたらもうどうしようもない。僕は諦めてアスカの足を抱えた。マヤさんと二人がかりで肘掛けのついた椅子の所までアスカを運ぶ。

アスカを椅子に座らせるとマヤさんは自分のバッグからロープを取り出してアスカを椅子にくくりつけ始めた。手は後ろ手に背もたれの部分に縛り付け、足はちょうどM字型になるように肘掛けの部分にくくりつけた。そうすることによってアスカは腰を突き出した格好になる。

その処女地の美しさに僕は息をのんだ。

強く押し広げられた両足のつけ根には、恥丘の上を可愛らしい女性器が縦に深い亀裂を穿っていて、それはわずかに口を開き、薄いピンク色の肉壁の一部が顔を覗かせている。

「どう?好きな子の裸が見れて嬉しいでしょう、シンジ君」と、マヤさんは言った。

「シンジ君もそれ、もう我慢出来ないんじゃないの?」

マヤさんは僕の股間を見ながら言った。

確かに、僕のズボンの前は、もうはち切れんばかりに膨らんでいた。

「この子に飲ませた薬は速効性はあるけれど持続力は三十分位なの。だから目が覚めるまでに一回出しちゃいましょう。でないとこの子が起きたときすぐに終わっちゃつまらないわ」

そう言うとマヤさんは僕の足下に跪き、ベルトを外すと一気にパンツごとズボンを引きずりおろした。

びんっといった感じで勢いよく僕の肉棒がそそり立つ。

マヤさんは右手でその肉棒をゆっくりとしごきながら、左手での部分を優しくさする。そうしながら出てきた先走りを舌先で丁寧に舐めあげる。

根本からカリ首まで何度も舐め上げたかと思えば、亀頭の部分で舌を回すようにする。この一ヶ月ほどで会得した新たな技術をスムーズに操って僕のペニスを唾液で濡らしていく。

「ふん・・・ん・・・んん・・・」

一通り舐めつくしてから、今度はゆっくりと口に含んでいく。大きく開いた唇で、肉茎をくわえこむ。亀頭の部分を口にくわえ、首を前後に振り立てて、抽送をくりかえす。

「ああ・・・マヤさん、ぼくもう・・・」

マヤさんは左手の掌で袋の部分を優しく撫でて、もう一方の手で口に含みきれない根本の部分をしごきながら、口の中では舌を蠢かす。

「だめだっ、もう出るっ!!」

僕はマヤさんの頭を両手でつかむと一気に欲望を爆発させた。

「んぐっ・・・んっ・・・んっ・・・」

マヤさんはこくりこくりと喉を鳴らしながら僕の精液を飲み込んでいった。

 

「もうそろそろ目が覚める頃ね」

マヤさんはしゃぶり続けていた僕のペニスから口を離し、腕時計を見るとそう言った。

このままアスカが目を覚ますとこんな姿を見られることになるが、もうどうにもなれといった諦めの気持ちが働いて僕は動く気が起こらなかった。

その時「うん・・・うう・・・」と、アスカが呻き声をあげた。

「あれ・・・あたしなんで・・・」と、アスカが小さな声をあげる。

「キャア!!どうしてあたし裸なのっ!!」

アスカは叫び声をあげた後体をよじらせる。

「うんっ!んん!動けない!いったいどうなってるのっ!!」

そして、顔を上げると言った。

「いやあ!!二人ともなにやってるの!!」

マヤさんはしゃぶり続けていた僕の肉棒から口を離すとアスカの後ろへと回り込んで言った。

「そんなに騒がないで、すぐにあなたも気持ちよくさせてあげるから」

そう言うとマヤさんは後ろからアスカの胸を揉みしだき始めた。

「やだ!!やめてよ!!」と、アスカは叫ぶ。

あくまでも優しく、両手を使って両の胸を掌でスッポリ包んでは揉みほぐし、親指と人指し指を使って、膨らみの頂上で身を縮めている小さな蕾を挟み、くりくりとこね回すようにして弄る。だんだん硬くなってくると、ここぞとばかり指先で弾いた。すると、アスカの乳首はしっかりと硬く充血してくる。

「ほら、乳首が硬くなってきたわよ、シンジ君」と、マヤさんはアスカの耳元で言った。

「いやあ・・・やだっ!見ないでっ!!シンジ!!」

アスカは顔を真っ赤にして言った。

「いまさら騒いでも無駄よ。その格好じゃアソコもシンジ君に丸見えよ」

そう言うとマヤさんは左手で胸への愛撫を続けながら今度は右手でアスカの股間を愛撫しだした。

マヤさんは微妙なタッチで秘裂の上の方にある敏感な肉芽を撫で上げた。

「あぁっ・・・見ないでよ、お願い・・・」

アスカの淫裂をマヤさんの指がまさぐる。折り畳まれた肉壁に、僅かながらしみ出てきた愛液をからませて、少しずつ奥へと指先を進める。もっとも感じる敏感なクリットを肉鞘の上から優しくさする。

「ああ・・・いやあ・・・」

女の感じる部分を知り尽くしたマヤさんの愛撫の前に、アスカは為すすべもなく翻弄されていく。

「ほらっ見て、シンジ君アソコが濡れてきたわよ」

僕が顔を近づけて見ると、確かにそこはぱっくりと口を開いてしまい、淡いピンク色をした肉壁を覗かせていた。そして、そこを弄くるマヤさんの指の間には愛液が糸を引いていて、淡いピンク色をした肉裂の始まりの部分には、これも淡いピンク色をした肉鞘の下から痛いほどしこりきった真珠のような小さなクリトリスが顔を覗かせていた。

「やあっ!!見ないで!!」

アスカは身を捩らせてもがく。

「見ないで、じゃなくて、もっと見て、でしょう。好きな男の子の前でこんなに濡らして、いやらしい子」

マヤさんは愛撫を続けながら言葉でもアスカを責める。

「うう・・・やだ・・・もうやめて・・・」

羞恥のあまりアスカの全身はうっすらとピンク色に染まっていた。

マヤさんはクリットの肉鞘をしごいて剥いて、剥き出しになった肉芽を優しく弾いた。すると、アスカの腰はアスカの意志とは関係なく、もっと強い刺激を求めるかのように淫らに動く。

「んん・・・ああ・・・」

その姿を見て僕はもうどうしようもないほどに興奮していた。

「この子がさっき飲んだアイスティーには避妊薬も入っていたの。媚薬もね。だからシンジ君、この子を好きにしてもいいのよ」と、マヤさんが僕をけしかける。

「アスカ、僕は本当にアスカの事が好きなんだ。だからいいだろ?」

僕は下半身むき出しのままアスカに近ずく。

「ダメっ!!そんなの入れないで!!」

アスカは身をくねらせて逃れようとするが、がっちりと拘束された体はもちろん動かすことは出来ずに、ただ突き出した下半身をくねらせるだけで、その姿はむしろいっそうエロティックに見える。

僕はたまらなくなってアスカに襲いかかる。

「アスカっ好きなんだ!だから許して!」

小さな口を開いた膣孔の入り口に、ぴったりと肉棒の先端を突きつける。愛液でぬるぬるに濡れた肉孔を押し広げるようにして、僕の肉棒がじわじわとアスカの胎内へと入っていく。

「力を抜いて、楽にして・・・」

マヤさんは乳首を愛撫し、クリットを肉の鞘からむき出して愛撫しながら耳元でそう囁く。

僕はゆっくりと肉棒を繰り出していった。狭隘な蜜肉を掻き分けるようにして、僕の欲棒がどんどんと奥に押し入ってゆく。やがて、欲棒の先端が柔らかな抵抗に突き当たる。その抵抗を構わずに押し切り、さらに奥目指して僕は腰を繰り出していった。

「いあうっ!!」

アスカがびくんと体をのけぞらす。

僕は、躊躇することなく、そのままアスカの一番深くの行き止まりまでも、アスカの肉体を貫き通していった。やがて、亀頭の先端が、アスカの子宮にあたった。僕はしばらくの間、アスカの膣肉の締め付けを味わいながらじっとしていた。

アスカの膣肉の締め付けは絶品だった。マヤさんのそれと比べて、中のひだひだがざわざわと蠢きながら、きゅうきゅうと締めつけてきて、僕は二度目でなかったら今にも漏らしてしまっていたことだろう。

「くう・・・動かすよ、アスカ」

僕はゆっくりと抽送を開始する

「痛い、痛いよぅ・・・」

しかし、初めてではあったが、それでも媚薬を使い、時間をかけて愛撫されてきたアスカの膣肉は、僕の肉竿をしっかりとくわえ込み、さらに奥まで引き込もうという動きすら見せる。

「ああ・・・痛いのに、いやなのに・・・なんで・・・」

僕のペニスが、ゆっくりとしたペースでアスカの胎内から出たり入ったりを繰り返している。出し入れする度に、結合部でアスカの垂らした体液が泡立つじゅぶじゅぶという淫らな音が部屋中に響きわたる。

「あんっ・・・あっ・・・あうっ・・・」

ピストン運動のペースに合わせるようにして、徐々にアスカのあげる声が、甘ったるい嬌声に変わっていく。

「ああっ・・・そ、そんな・・・んっ・・・いやっ・・・ああぁっ」

アスカのそんなあえぎ声にせかされるようにして僕は抽送のピッチをあげる。

「ああっ・・・あんっ・・・あっ・・・あうっ・・・」

ここぞとばかりに僕は激しくピストン運動を繰り返す。

マヤさんも胸を揉みしだきながら、痛いほどにしこりきったクリットをむき出しにして激しくこね回す。

「ああっ・・・あんっ・・・あんっ・・・あっ・・・」

僕の腹の下で、アスカの裸体が激しくうねり、びくんびくんと痙攣した。

「ああっ、も、もう・・・イクッ!・・・イちゃう!・・・イクぅぅっ!!」

アスカは、最後には大きな悲鳴を上げながらエクスタシーの高みへと登りつめた。

僕が思わず漏らしそうになるくらいの激しい締めつけが僕を襲う。

「駄目でしょ、アスカちゃん。シンジ君を置き去りにして勝手にイっちゃたら。これからは、シンジ君がイクまでは我慢しなくちゃ駄目よ」

マヤさんはそう言いながらも愛撫の手を休めていない。左手で胸を揉みほぐし、右手でクリトリスを激しく弄る。

僕も腰の律動を休めてはいない。置き去りにされて逃した発射の瞬間を求めて、いっそう激しく腰を振り動かす。

そうやって、二人がかりで激しく蜜肉をかき混ぜられると、媚薬で性感が何倍にも倍増しているアスカはひとたまりもなかった。

「ああっ・・・また来るっ・・・ひいっ・・・やあっ・・・駄目っ・・・またイちゃう!・・・・ああっ・・・駄目っ・・・もう、これ以上・・・我慢・・・我慢できない・・・ああっ・・・イクッ!・・・イちゃうぅぅっ!!」

そうして、ふたたびアスカは、エクスタシーの瞬間を迎えた。

「・・・ひあっ・・・駄目っ・・・もう・・・これ以上・・・しないで・・・お願い・・・お願いします・・・ああっ・・・またイクッ!・・・イちゃうぅぅっ!!」

あんなに気の強かったアスカが、もう止めるよう哀願しながら、三度目のオルガスムスの波にどっぷりと沈みこんでいく。

アスカの膣肉がそれに合わせて、これまででもっともきつく収縮し、きゅうきゅうと僕の肉棒を喰い締めた。

こらえきれずに、僕も猛りきったマグマを噴火させる。

「くうぅぅ・・・アスカっ、出るよっ!!」

びゅっびゅっと大量の白濁がアスカの子宮に向かって吐き出される。狭い膣内で、僕の肉棒が何度も収縮しながら吹き出している。

「ひあっ!!ああっ!!熱うぅぅぅっ!!」

僕の目の前で、弓のように反り返っていたアスカの躯から、がっくりと力が抜けた。激しい息づかいで、アスカの豊かな胸が大きく上下していた・・・。

 

マヤさんはビデオカメラを取り出すと、正面からアスカの姿を撮り始めた。

「いやぁ・・・撮らないでぇ・・・」

アスカは哀願した。

しかし、マヤさんはアスカの痴態を余すことなくビデオに録画していく。

愛液に濡れ、処女血と先ほど注ぎ込まれた僕の精液とを垂らしているもっとも恥ずかしい部分さえもアップでビデオに納めていく。

「初めてなのにあんなに何回もイっちゃうなんて本当にいやらしい子」

ひととうりビデオに録画し終えると、マヤさんは言った。

「今日から四泊五日の間、あなたはここでわたしとシンジ君から調教を受けるの。途中で逃げ出したり、帰ってから誰かにここでされたことを話したりしたら、このビデオをあなたの名前、住所、電話番号、通ってる学校、学年、クラス、その他、全部つけてインターネットで公開するわ。分かったわね?」

たった今、処女を散らされたばかりだというのに、余りにも酷な条件を突きつけられて、アスカは答えることも出来ずにただ呆然としていた。

「分かったかって聞いてるのよ?」と、マヤさんは言った。

「は、はい・・・いやぁ・・・」

アスカはそう答えると、ついに手放しで泣きじゃくり始めた。

「あら、ごめんなさいね。べつに泣かなくてもいいのよ。初めのうちはイヤかもしれないけれど、そのうちに凄く気持ちよくなるわ」

そう言うと、マヤさんはアスカの細くて綺麗な髪を優しく撫でた。

「わたしがそうだったんだから絶対よ・・・」

そう言うとマヤさんはアスカの戒めを解き始めた。

「今日の調教はこれで終わりよ。バスルームはその右手のドアよ」

戒めが解かれると、アスカは走ってバスルームへと消えた。

バスルームからは、水音とアスカの泣きじゃくる声とが聞こえてきた。

その声を聞きながら僕は、自分がとんでもないことをしてしまったんだという事実を再確認した。そして、罪悪感と自己嫌悪に体中が染まっていくのを感じていた。

 

 

(つづく) 

 


(update 99/04/01)