■悪夢■
-5-
作・すとらとさま
二日目の朝、マヤさんはアスカをベッドにくくりつけていたロープを外すと言った。
「もう目が覚めてたのね、おはよう。朝食の準備が出来てるわよ」
アスカはテーブルにはついたが、昨日の夕食同様食べようとはしなかった。
「ねえ、いつまでそうやって我慢し続けるつもり?それじゃあ体がもたないわよ」
マヤさんがそう言うと、アスカは、「食べたくないの」とだけ答えた。
「ふう、仕方がないわね。でも、朝食が終わったらすぐに調教よ」と、マヤさんは言った。
『調教』という言葉を聞いて、アスカはびくんっ、と体を震わせる。
「それから、朝食は食べなくても良いけれど、この薬は毎朝必ず飲みなさいね。妊娠なんかしたらあなたが辛い思いをするんだから」
マヤさんはそう言うと、アスカの前に錠剤と水の入ったコップとを置いた。
アスカは俯いて体を硬くして座っている。
「わたしは朝食の後片づけをしてるから、その間にそれ、飲んでおいてね」
そう言うとマヤさんは食器を片づけ始めた。
相変わらず、アスカは俯いて座ったままだ。
「シンジ、助けて・・・」
アスカが言った。
僕はそれには答えられずに、ただ首を横に振った。
しばらくしてキッチンからマヤさんが戻ってきた。
「あら、まだ飲んでないの?言ったでしょう、あなたが辛い思いをするって。しょうがないわね、わたしが飲ませてあげる」
そう言うと、マヤさんは錠剤をアスカの口元に持っていった。アスカはしぶしぶと口を開ける。マヤさんは錠剤を口に入れるとコップの水をアスカに飲ませた。
「これでよし、と、明日からはちゃんと自分で飲むのよ。いいわね?」
マヤさんはそう言うと、「さあ二人とも、リビングに行きましょう」と、言った。
しかし、アスカはなかなか動こうとはしなかった。
「あのビデオの事、忘れていないわよね?」
マヤさんがそう言うと、やっとアスカは立ち上がった。
三人はリビングへと移動する。
「さあ、調教開始よ。アスカちゃんはこれから調教の時にはシンジ君のことをご主人様って呼ぶのよ。いいわね?」
そう言うと、マヤさんはリビングのソファーに腰掛けた。
僕もマヤさんに、「シンジ君も座りなさいよ」と、促されソファーに腰掛ける。
「それじゃあアスカちゃん、まず服を脱いでもらいましょうか?」
二人が見ている目の前で裸になれと命令されて、アスカはただ俯いて下唇をぎゅっと噛みしめたまま立っていた。
「どうしたの?そんなにあのビデオを公開してほしいの?」
そう言われて、アスカは意を決した様子でまずタンクトップを脱いだ。そして、おずおずとショートパンツも脱ぎ去る。
遂にアスカは下着だけの姿になった。
その下着は昨日同様、木綿の布地の白いシンプルなデザインの物だ。
下着だけの姿になるとアスカは肩を抱えたまま動こうとしなかった。
「どうしたの?あと二枚だけでしょう?」
「ああ・・・もう許して・・・」
「しょうがないわね、わたしが手伝ってあげる」
マヤさんはそう言うと立ち上がってアスカの後ろに回り込んだ。
後ろからブラジャーのホックを外す。
そして、パンティーに両手をかけると一気に引きずりおろした。
「やあっ!!」
アスカは胸と股間を手で隠し、しゃがみ込んでしまった。
マヤさんはしゃがみ込んだアスカを押し倒すと、下着を二枚とも剥ぎ取ってしまった。
「さあ、アスカちゃん、ご主人様にお願いするのよ。どうかご主人様のオチンチンにご奉仕させて下さい、淫らな牝奴隷のアスカにご奉仕させて下さいってね」
「そんなこと・・・言える訳ないじゃない!」
アスカは体を起こすと胸と股間を両手で隠しながら、そう言ってマヤさんを睨みつけた。
「あらあら、まだ自分の立場がよく分かっていないみたいねぇ。いいわ、今日は予定を変更してお仕置きの時間にしましょう」
そう言うと、マヤさんはアスカを縛り付け始めた。アスカは縛り付けられている間、ビデオテープによって脅かされているためか、全く抵抗しようとはしなかった。昨日使った椅子の腰掛けの部分に腹這いにして両手を椅子の背もたれの部分に縛り付ける。そうやって縛られることによって、アスカは強制的に四つん這いになって尻を突き出す格好になってしまった。
アスカの秘部も、セピア色の菊座の皺の一本一本までもがあらわになる。
「良い格好ね、アスカちゃん。お尻の穴まで丸見えよ」
「いやあっ!やだっ!見ないで!!」
アスカは身を捩らせてもがく。
「さあ、最後のチャンスよ。言いなさい。どうかご主人様のオチンチンにご奉仕させて下さい、淫らな牝奴隷のアスカにご奉仕させて下さいって」
「どんなに恥ずかしい事をさせられたって、そんなこと・・・絶対に言わないわ!!」
アスカは首から先だけマヤさんの方に向けると、気丈にもそう言い放った。
「そう・・・じゃあ仕方がないわね」
マヤさんはそう言って立ち去ると、自分の部屋に入っていった。出てくると今度はバスルームに向かった。そしてなにやら荷物をかかえてリビングへと戻ってきた。
戻ってくるとマヤさんはアスカの足下にビニールを敷いた。そしてアスカの目の前に洗面器をおくと、注射器のようなものに洗面器の中の液体を入れ始めた。
「な、何をする気なの?」
「これがなんだか分かる?」
アスカは首を横に振った。注射器にしては大きすぎるサイズだし、先端は丸くなっていて針が付いている訳でもない。
「浣腸よ」
短い言葉だが、アスカにこれから起こる事を伝えるには十分な言葉だった。アスカはこれから何をされるのか分かり、不自由な体を使って全身でイヤイヤをした。
「イヤぁっ!!絶対にイヤぁっ!!」
「さっき言ったでしょう?これが最後のチャンスだって。普通なら生理食塩水だけれど、今回はグリセリンを混ぜたから五分ももたないでしょうね」
そう言うとマヤさんはアスカの後ろに回り込んだ。
「イヤぁ!!そんな事しないでぇっ!!」
「いまさら遅いわ。さあ、二百ccたっぷりと入れてあげるから。それから浣腸の最中はお尻を振ったりしないでね。浣腸器の先が割れてお尻の穴がザクザクに切れてしまうから」
そんな恐ろしいことを言って、マヤさんはアスカにさらなる恐怖を与える。
「いくわよ」
そう言ってマヤさんは、浣腸器の先をアスカの菊門に突き刺した。
「あう・・・いやぁああっ!!助けてぇっ!!」
最大限の汚辱感に貫かれ、アスカはこれまでで一番大きな声で悲鳴をあげた。
「コラッ!暴れないの!本当にお尻が血まみれになるわよ」
マヤさんの脅しにアスカの抵抗が弱まった。その瞬間を見極め、マヤさんはぐぐっと浣腸器を押して、薬液をアスカの中に送り込む。
「ああ・・・いやぁ・・・」
観念したのだろうか、アスカの声が弱まって、完全に抵抗を止めた。
「どう、ほら、どんどんお腹が膨らんでいくわよ」
マヤさんはゆっくりと浣腸液を送り込む。
「・・・ああ・・・もう・・・やめて・・・ああ、痛い・・・」
薬液を半分くらい注入したところで、アスカが腹痛を訴えはじめた。
「ダメねえ、まだ半分よ。これくらい我慢できなくてどうするの?」
マヤさんはそう言いながらも、何の躊躇いもなく浣腸液を注入しつづける。
「もうダメぇ・・・もうヤメてぇ・・・」
「あともう少しよ、ガマンしなさい」
マヤさんは冷酷にそう言って、最後の一滴まですべて薬液をアスカの体内に送り込んだ。
そして、ゆっくりと浣腸器を引き抜く。
「あうっ・・・」
アスカは小さな悲鳴をあげた。
「ああ・・・痛い、おなかが痛い・・・」
すでに腹痛を訴え始めているアスカを見て、マヤさんは言った。
「じゃあこうしましょう。今から十分間のあいだ我慢できたらトイレに行かせてあげる」
マヤさんはアスカの目の前に時計を置き、ビデオカメラをアスカの背後にセットして、録画ボタンを押すとそう言った。
時計を置いてから三分ほどたった頃、腹痛を訴えつづけていただけだったアスカに変化が現れた。
「痛い・・・痛ぁいぃ・・・もうダメェッ!!トイレに行かせてぇっ!!」
頭だけこちらに向けて訴えるその顔は苦痛と汚辱に歪み、涙をポロポロとあふれさせている。
「あら、もうギブアップ?まだ三分しかたっていないわよ?」
「ああっ!!お願いっ、トイレに行かせてっ!!」
必死で括約筋を締めているのだろう。肛門がひくひくと蠢いている。
「どうしたの?もう少しガマンしてみなさい。ガマンすればするほど出すときは気持ちよくなるんだから」
そんなマヤさんの言葉も、もうアスカの耳には届いていないのだろう。
「もうダメェッ!!助けてぇ・・・ああ、トイレに、トイレにいかせてぇっ!!」
「はしたない子、自分からトイレにいきたいなんて言うなんて」
時計の針はもうあと五分のところにきている。
その時、ぷぴゅっという小さな音がしてアスカの肛門から一筋の茶色い液体が流れ出した。
僕の視線はアスカの肛肉に釘付けになる。
次の瞬間、アスカの肛門が内側からめくり返り鮮紅色の内部粘膜があらわになる。
プシャーという音と共に茶色い液体が噴き出した。
「いやぁぁぁぁあああっ!!」
びちゃびちゃという音と共にアスカの足下のビニールを汚す。
やがて、山吹色の軟便がブリブリという汚らしい音と共にぼとぼととアスカの肛門から垂れ落ちる。
「ああくさい、どんなに可愛い顔しててもうんちは平等にくさいわねえ」
「あああっ!!見ないでぇっ!!お願いだから見ないでぇっ!!」
ぽっかりと内側からめくり返ってしまった菊門から、こんどはこげ茶色の太くて固まった便がむりむりと吐きだされては、ぼとりぼとりとビニールの上に落ちて溜まってゆく。
見続けていると肛門からの排泄を続けながら、こんどは秘裂からプシュッ、プッシャアと小さな水音を立てて小便を漏らしだした。
「いやあっ!!見ないでぇっ!!見ないでぇっ!!」
「あらあら、今度はおしっこまで漏らしちゃって。どうしようもなくはしたない子ねえ」
やがて、見ているうちに長く続いた排泄の勢いもやがて衰え、そして止まった。すると、マヤさんはビデオカメラを止めて立ち上がった。
「あーあ、こんなにびしょびしょにしちゃって。片づけるこっちの身にもなってよね」
マヤさんは文句を言いながらビニールを片づけ始めた。
その間、アスカは啜り泣きながら、「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」と、繰り返し言い続けるだけだった。
マヤさんは戻ってると、濡れたタオルでアスカの肛門と秘裂を清め始めた。
「さあ、もう言えるでしょう?どうかご主人様のオチンチンにご奉仕させて下さい、淫らな牝奴隷のアスカにご奉仕させて下さいって」
ひととうり清め終わるとマヤさんは言った。
「さあ、言いなさい」
「は、はい・・・どうか・・ご、ご主人様の・・・オ、オチンチンに・・・ご奉仕させて・・・下さい・・・み、淫らな・・・牝奴隷の・・・アスカに・・・ご奉仕させて・・・下さい・・・ああ・・・イヤぁ」
言い終えると、アスカは手放しで泣きじゃくり始めた。
「はい、良くできました。最初から素直にそう言っていればこんなに辛い目に合わなくて済んだのに」
マヤさんはそう言うとアスカの戒めを解き始めた。
そして、がっくりと力の抜けたアスカを引きずるようにして僕の座っているソファーの前まで連れてきた。
「さあ、今度は言葉どうりにご主人様のオチンチンにご奉仕するのよ」
(つづく)