Plaything ■玩弄少年■

ソシエの場合[3]

作者/すとらとさん

 

ソシエはそう言うと、ゆっくりとした足取りでロランの横をすり抜けてベッドに腰掛けた。そして、靴を脱ぐとベッドの上に横たわった。

彼はいったいこれから彼女が何をしようとしているのか分からずに、訝しげにその様子を見守っていると、ソシエが言った。

「ロランもベッドの上に寝て」

彼女はそう言うと、身体をずらしてロランが横臥出来るだけの空間を作った。彼はその命令を聞くと、躊躇いながらもベッドに腰掛けて靴を脱いだ後で、おずおずとその隙間に体を倒してゆくのだった。

 

もともとこのベッドは一人用で、使用人が睡眠をとるだけのためだけに備え付けてある、機能重視のものだった。そのために、ロランがその狭い空間に身を横たえると、自然にソシエと肌を摺り合わせるような恰好になった。

至近距離でお互いに顔を向け合って全裸で横臥したままでいると、自然と二人の肌は羞恥と興奮から火照って赤みが増してゆく。しかし、彼女にとっても彼にとっても、決して今の状態が気に入らない訳では無かった。ただ、二人にとって生まれて初めての異性とのベッドインであるために、共に高鳴る胸の内が表面化するのを隠しきれなかっただけだった。

 

うわ・・・。ソシエお嬢様のお顔が目の前にある・・・。何だか良い匂いがするなぁ・・・。

キエルとの密戯の際には、これ程間近で顔を見合わせるような姿勢をとったことが無かった為に、ロランはそんな感慨に耽っていた。

眼前のソシエの躯からは、黄薔薇のような芳香が漂ってきた。その良い匂いに、温めたミルクのような体臭が混じり合い、その何とも言えない素敵な薫りが少年を幻惑した。

「・・・ね、ロラン・・・お願い・・・わたしの躯を抱き締めて・・・」

ここでイニシアチブをとったのは、またもや彼女の方だった。ソシエはじっとロランの眼を見据えながらそう言った後、これ以上見つめ合うことには耐えられないという風に、耳朶まで紅潮した自らの顔を少年の胸にうずめた。

ロランは彼女の要求に答えるべく両手を差し出すと、そっとソシエの肩を抱いた。

 

女の子の躯って、こんなに柔らかくて、すべすべしているんだ・・・。

触れ合っている部分全てから感じられる彼女の肌の感触が、少年の興奮を更に高めていた。

何とも柔らかくて、それでいてすべらかで、まるで上質な絹で包まれたマシュマロのような肌触りだった。もう少年の股間では、肉棒が精一杯自己主張するかのようにいきり立ってしまっていた。

「・・・ん・・・ねぇ、わたしのお腹に何か硬いモノが当たっているんだけれど・・・」

ソシエにそう指摘されて、ロランは大いに恥じ入った。密着した令嬢の、丁度お腹の辺りにそそり立った肉根が当たっていたからだった。

その亀頭部は、先程キエルに剥かれたお陰でついた剥け癖のために、今は完全に包皮から剥き出ていた。そして、その先端から滲み出す先走りの粘液が、美少女の下腹部を濡らしていた。

 

「やだっ・・・。なんかぬるぬるする・・・」

「す、すみません!・・・」

彼は直ぐさまそう言って謝ると、彼女の躯を引き離そうとした。しかし、ソシエはしっかりとロランの背中に腕をまわして縋り付いていて、決して離れようとはしないのだった。

「良いの・・・。裸の女の子とこうしているんですもの・・・。ロランが濡れるのも無理ないわ・・・」

そう言った彼女自身もまた、濡れていた。もう抱き締め合う前から女芯が疼いていて、膣奥から粘度の高い蜜液が湧き出てくるのを止(とど)めることが出来ない位だった。

乙女としての恥じらいから、少年に気付かれないように内股をもじもじと摺り合わせて何とか疼きを鎮めようと試みていたが、それももう限界だった。

ソシエはその引き締まった痩身からは想像も付かなかったが、以外に逞しいロランの胸にうずめていた顔を上げると言った。

「ねぇ・・・。またキスして・・・」

はにかみながらそう言って、少年の眼前に愛らしい顔を向ると瞳をぱちぱちとしばたかせた美少女の仕草は、ひどく男心をそそるコケティッシュなものだった。

ソシエは長い睫に縁取られた褐色の大きな瞳をゆっくりと瞑ると、またロランに向かって顎を上げると薔薇色の唇を差し出した。そうされると、もう彼には彼女の誘惑に抗うすべはなかった。

ロランもまたゆっくりと眼を閉じると、ソシエの魅惑の唇にそっと自らの唇を重ねるのだった。

 

ちゅっ、むんっ・・・。

共に横臥したままの状態なので、あまり首を傾げることが出来なかったために、彼女の鼻の頭に先と少年の鼻先が当たった。しかし、そんなことにはお構いなしに、二人はこの日二度目のキスに溺れてゆくのだった。

唇を触れ合うだけのキスは、そんなに長くは続かなかった。もっともっと情欲に流されたいソシエの方が、自ら強くロランの唇に吸い付いて、唇を割り広げたからだった。

かちっ・・・。

唇を開いて、美少女が貪るように吸い付くと・・・彼の前歯と自らの前歯が当たって小さな音を立てた。

ソシエはそこから更に積極的になって舌を突き出すと、今度はロランの方もおずおずと舌先を差し出して絡み付かせるのだった。

ぺちゃ・・・ぷちょ・・・。

「んふぅ・・・すは、んむ・・・」

互いに鼻で息をつきながら、まるで軟体動物のように柔軟になって自在に動かせる舌を絡め合っていると、若い二人の劣情は更に高まってゆく。彼女は特に性的知識が豊富な友人と交わしたキスの作法についての会話から得た知識を、この愛しい美少年を相手にして全て試そうと心に決めた。

ソシエは口腔の中に溜まった唾液を、舌伝いにロランの口内に流し込んでみた。すると、彼は幾分驚いたようだったが、彼女の唾液をこくんこくんと喉を鳴らしながら飲み下してくれたのだった。

フェロモンが横溢した唾液を飲み込んだロランの欲情は、更に高まっていた。もうソシエの下腹に当たっている肉根の先端からは、尽きることなくカウパー腺液が漏出していた。

ちゅっ、ぱぁ・・・。

「・・・ぷはぁ・・・。ねぇ、ロラン・・・ロランの唾も飲ませて・・・」

一旦唇を離した彼女は、そう言った後でまた少年の唇に吸い付いた。

ソシエにそう請われては、ロランに抗うことなど出来る筈もなかった。彼は待ち焦がれている美少女の口腔の中に、舌伝いに自らの唾液を流し込んでゆくのだった。

こくん・・・。

ソシエは一息でその生温かい唾液を嚥下した。欲情ホルモンがたっぷりと含まれたロランの唾液を味わったために、令嬢の秘肉からはまた新たな恥蜜が湧き出てきた。彼女はその熱い粘液が秘裂を濡らしてゆくのを感じなれら、やっと彼の唇から自らの唇を離すのだった。

ちゅ、ぱっ・・・。

「・・・むはぁ・・・」

ソシエは、もう一時も我慢出来なかった。今直ぐにでもこの劣情をロランが鎮めてくれなかったら、気が狂いそうになっていた。

彼女はその大きな瞳で少年の顔を覗き込むように見ると言った。

「ねぇ、ロラン・・・。オ・・・オッパイ・・・オッパイ触って・・・」

 

ソシエの上気しきった顔は、ロランの眼には例えようもなく愛らしく映っていた。令嬢にそう請われると、彼はそれまで背中に回していた右手を躊躇いがちに美少女の左の乳房にそっと這わすのだった。

むにっ・・・。

外見はなだらかな隆起でしかないように見えた胸乳は、触れてみると以外に脂肉がのっていて柔らかかった。

ロランはその掌にすっぽりと収まる慎ましい乳房を、下から包むようにして揉み上げてみた。すると、ソシエの口から堪えきれない喘ぎ声が漏れた。

「あふぅんっ・・・」

そのままやわやわと揉み続けていると・・・美少女の胸肉の表皮はじんわりと恍惚の汗で湿り気を帯びてきて、まるで掌に吸い付いてくるような素晴らしい感触だった。

少年はその手触りに夢中になって、親指と小指の付け根をアンダーバストにあてがい、荒々しく乳搾りをするように揉みしだいた。すると、外見通りに未だに発育途上であることを感じさせるように、脂肪の内側に若々しい弾力が隠されていることが実感出来た。

「痛っ!・・・。ロラン、あんまり力を入れないで・・・」

「す、すみません!・・・」

ロランが直ぐさまそう謝って手を離そうとすると、その手首をソシエが掴んで言った。

「や、止めちゃダメ・・・」

何とも愛おしくなる彼女のその仕草に、少年は改めて詫びながら言った。

「本当にすみませんでした・・・。じゃ、じゃあ、優しくしますね・・・」

「うん・・・。ね、ロラン・・・。左側だけじゃあなくて、右側も触って・・・」

ソシエはそう言うと、ロランが触りやすいように窮屈な隙間の中で上体を仰向けるような姿勢をとった。美少女のその積極的な姿を見て、彼は今度は先程のような失敗を犯すまいと心に誓って慎重に愛撫を再開するのだった。

 

もみゅっ、むにゅっ・・・みゅんっ・・・。

ロランは適度に力加減を調節しながら、さっきまで愛撫していた左胸を揉んでみる。すると、ソシエは瞳を閉じながら官能の吐息を漏らした。

「んっ、はぁ・・・」

美少女のその反応に自信を得て、少年は細心の注意をはらいながらも少々力を込めて揉みしだいてみた。

「・・・あっ!・・・んんっ・・・オ、オッパイ・・・」

ソシエはそう言いかけて、すぐに黙った。間違いなく『感じる』と言いかけたのだが、ロランの前でそれをあからさまに口にするには、まだ理性が邪魔をしていた。

「・・・お願い・・・。優しく・・・優しくして・・・」

胸への愛撫は適度に加減を調節しているから、実際は痛くない筈だが、高まりきって性感が豊かになっている少女には、それでも刺激が強すぎたのだった。

む、にゅんっ・・・もみゅっ、むにっ・・・。

それでも構わず左胸への愛撫を続けていると・・・美少女はついに堪えきれなくなって、甘い嬌声を上げた。

「あひっ!・・・オッパイが・・・オッパイ感じるぅっ!・・・」

その声を聞いて、少年は痺れるような感動を覚えた。ソシエのまだ未熟な青い果実は、少々荒く揉みしだいてもぴーんとロランの指を弾き返す強靱さが張り詰めていて、思春期の少女の瑞々しい活力で充実している。

彼は今度は左手も動員して、両手を使って美少女の両の胸乳を愛撫し始めた。

どの程度の力で揉めば良いのかは、もう先程までの経験で分かっている。ロランが両の掌を使って揉み回すと、ソシエの性感は更にヒートアップしてゆくのだった。

「あぁっ!・・・んっ・・・すごいわ・・・ロラン・・・。今度は乳首を弄って・・・」

彼女にそう懇願されて、少年は請われるがままに愛撫の矛先を変えるのだった。

 

淡いピンクの乳頭は、白いクリームケーキの頂を飾る小粒で甘い桜桃みたいで、既にぽちっと屹立している。姉よりも小さい乳輪は、つぶつぶが全くなくて色合いも薄く、心から慈しみたくなる可愛さだ。

少年が刺激に敏感すぎる突起を人差し指と親指で摘んで優しく弄ると、美少女の全身は静かに痙攣し始めた。

「あぁ〜ん・・・ああっ!・・・あっ!・・・」

可憐なさえずりが断続的に聞こえるたびに、ソシエの下肢の揺らぎが左右に大きくなってゆく。興奮の兆しが本物だということが、ロランにもはっきりと感じられた。

一方彼女の方はというと、鋭敏な乳首を彼に弄られる快感のために媚肉から湧き出てくる愛蜜で、内腿の辺りまでもが濡れてゆくのをどうすることも出来なくなっていた。

大腿を摺り合わせていても、もっと強い刺激を欲している躯の疼きを鎮めることは不可能だった。

情欲にほだされたソシエは、更に次の段階に移行するために、ロランに言った。

「・・・ねぇ、ロラン・・・。わたし、もう我慢できない・・・。わたしの・・・オ・・・オマンコを・・・オマンコ弄って・・・」

 

美少女の口唇から、その少女然とした美貌にそぐわない女性器を指す禁忌の単語が発せられた。その台詞を聞いて欲情しきった少年は、いきり立っている肉茎をびっくんびっくんと脈動させた。

ソシエのお許しさえでれば、勿論のことロランはその願いを叶えるまでだった。彼は左手で胸乳への愛撫を続けながら、右手を令嬢の股間へとのばすのだった。

手に感じられる感触から、ソシエのすべらかな臍の下辺りに当たっている掌を更に下ろしてゆくと・・・ロランの手指にほんの一握りほどの柔らかな手触りの性毛が当たった。

そこから更に少年が手を下げてゆくと、遂にぐっしょりと濡れそぼった彼女の核心部へと右手が辿り着いた。

ロランがその部分を弄ろうと指先を割れ目にあてがうと、ソシエは触りやすいように脚を幾分広げて、指の侵入を受け入れるのだった。

くちゅり・・・。

少年はまずは大陰唇を押し揉むように掌で愛撫してみた。すると、美少女の口から押し殺した吐息が漏れた。

「ふぅんっ・・・」

その反応に気を良くしたロランは、中指でソシエのスリットを撫でるように動かしてみた。

「ああっ・・・あはぁ・・・」

少年の拙い愛撫ではあったが、彼女は確実に高まりつつあった。ソシエは、更に激しい愛撫をロランにして貰いたくなって懇願した。

「あぁんっ!・・・ロラン、オマンコを弄りながら、オッパイを舐め舐めしてぇ・・・」

 

その声を聞いて、彼は狭いベッドの上で苦労して身体を移動させて頭を彼女の胸元にもってくると、この上なく美味しそうな乳頭に直ぐさまむしゃぶりつくのだった。

その体勢でのロランの愛撫は、左の乳首を口で吸いながら、右胸は左手で揉みしだくというものだった。その上、この美少女が最も感じる淫裂を彼が一番自在に動かせる空いた右手を使って嬲っているという、二人にとっては正に理想的な体勢であった。

 

ちゅっ、ちゅぱっ・・・ちゅっ、ちゅうっ・・・。

まるで赤ん坊になったような気持ちで、ロランが夢中になって乳頭を吸っていると・・・ソシエのその薔薇の口唇から歓喜の淫声がほとばしった。

「あっ!・・・あぁっ!・・・ひっ!・・・」

更に調子に乗って、少年はしっとりと濡れそぼった美少女のクレヴァスの内部へと指先を侵入させると、柔肉を擦り立てた。

「はぁっ!・・・素敵よ、ロラン・・・。胸もアソコも・・・すご・・・いっ!・・・」

羞恥と情欲がないまぜになって、乳房からお腹の辺りまでの白く柔らかな肌が、まるでお風呂上がりのように艶やかな紅色に染まっている。エッチな令嬢はオルガスムスを迎える準備のために、美少年の両手と口唇の悪戯を貪欲に味わいながら、官能を高ぶらせているのだ。

その様子を見たロランは欲情しきって、可憐な乳頭を唇で挟み舌先で転がしたり、ぴんっと弾いたり優しく噛んだりした。すると、ソシエの口から明らかに悦びの嬌声が上がる。

「ひっ!・・・あぅっ!・・・ふぅんっ・・・感じるぅっ!」

ひとしきり左の乳首への口を使った愛撫を続けた後、彼は今度は揉みくたにしている右の乳丘への口淫に移った。

揉みしだく手は休めずに、彼女の乳輪の周辺に焦らすように何度も口付けする。もう十二分に高揚したソシエの右の蕾は、精一杯自己主張するかのように勃起して、ロランの口での愛撫を待ち焦がれているのだった。

「あぁんっ・・・ロランの意地悪ぅっ・・・」

美少女のその非難の声を聞いても、少年は核心部を責めようとはせずに舌を突き出して、慎ましい乳房全体を唾液まみれにしてゆくのだった。

姉のキエルの肌に比べてみても、普段衣服に隠れているその部分の肌は色白で、肌理こまやかだ。どちらの肌の方が魅力的かと問われても、きっとこの世に答えられる者はいないであろう。それ位にミドルティーンの肌は魅惑的だった。

ロランはあらかた乳首を除いた右の乳丘を舐めしゃぶり終えると、いよいよソシエが待ちわびていた乳頭へといきなりむしゃぶりついた。

 

「あひいぃっ!」

美少女の唇から、歓喜の声が上がった。少年は今度は左手で左の胸を揉みしだきながら、唾液でべとべとになった右の乳房の頂にある乳首を口で責めだした。勿論のこと、右手では割れ目への愛撫も忘れずに続けている。

その両手と口とを総動員したロランの愛撫の前に、ソシエはただ我を忘れて可愛くよがり泣くのだった。

「あぁ〜ん・・・あっ!・・・あぁっ!・・・素敵・・・」

彼は左の乳首にしたように、右の乳首に対しても軽く歯を立ててあま噛みしたり、舌先で弾いたりちゅうちゅうと吸ったりして責め嬲った。そして、右手では媚肉を執拗に弄り回し続けていた。彼女はその愛撫の前に、ただ翻弄されているのみだ。

「ああっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・はぁっ・・・」

ソシエにとっては、生まれて初めて他人の舌と手で自分の性感帯を責められているのだ。そのために感じている羞恥心はとても大きなものではあったが、それが愛しいロランのものであることを同時に嬉しくも感じていた。

 

美少女の痴態を眼にして、彼の欲棒の先端からは止めどなく先走りの汁が滲み出していた。ロランのその肉根は、今は丁度ソシエの腿の辺りに当たっていた。

あの可憐なソシエお嬢様がこんなになるなんて・・・。

少年は自分の愛撫がここまで彼女を乱れさせたことに、深い満足感を感じていた。最早カウパー腺液が美少女の躯を汚していることを恥じ入る気持ちさえどこかへいってしまっていた。

 

ソシエは、自分のフトモモに当たっているロランのペニスの状態から、彼もまた興奮しているのを感じ取っていた。

彼女は自分だけが興奮している訳ではないことを確認したく思って、手を伸ばすと少年の肉欲器官を握ってみた。

「あうっ!・・・」

ロランは突然ソシエに肉竿を握られて、情けない喘ぎ声を上げると、びくんっとのけ反った。

うわ・・・すごい・・・。カッチカチになってる・・・。それにすごく熱い・・・。

握り締めた肉棒は、驚くほどの硬度でそそり立っていた。少年の高ぶりを物語るように、海綿体に血潮が集中しきっていて熱く、ひくんっひくんっと脈打っているのだった。

彼女は視線をおとして陽根の先端の鈴口から粘液が漏れ出て、その先走り液が自らのフトモモを濡らしているのを眼にすると、満足して肉根を解放した。

わたしだけが感じているんじゃあないんだ・・・。

その事実を確認して安心すると、ソシエはロランに対して勇気を振り絞って更に次の愛撫を要求するのだった。

「・・・ねぇ、ロラン・・・。今度はロランの舌でわたしのオマンコを舐め舐めして・・・」

 

彼女はそう言うと、狭いベッドの上で苦労しながら頭がヘッドボードに当たる辺りまで全身を引き上げた。そして、両膝を立てて僅かに脚を広げて、彼の次の愛撫を待ち焦がれるているのだった。

『オマンコを舐め舐めして・・・』

ロランはソシエのその大胆な台詞を聞いて、驚きを隠しきれなかった。

美少女の妖精を想わせるほどの美しいその容姿に、あまりにもそぐわない淫靡な発言を耳にして、彼は一瞬惚けたほどだった。

「ねぇ、早くぅ・・・」

ソシエはなかなかロランが愛撫してくれないのに焦れて、そう言うとすがるような瞳で少年の眼を見つめた。彼女のその仕草にそそのかされて、ロランは直ぐさま身体を起こすと、狭いベッドの上で苦心しながらソシエの足下の方に移動するのだった。

 

美少女は少年が自分の股間を望める位置にまで移動する姿を見て、これから始まる厭らしい行為を期待して、膣奥から恥蜜を溢れさせた。

「はぁ・・・」

ソシエはロランの顔が自らの花園を目の前にすることが出来る体勢をとったことを確認すると、羞恥と興奮に全裸の肌を上気させながら、おずおずと脚を広げてM字開脚した。

男性の目の前で自らの秘部を晒すようにM字開脚することは、この上流階級の家で淑女としてのたしなみを身に付けるように教育されてきた彼女にとっては、本来なら耐え難いほど恥ずかしいことの筈だった。しかし、今は愛しい少年にその姿を見せることに対して、恥ずかしいと思う気持ちはどこかへ消え去ってしまっていた。ただ一刻も早く、自らの陰部に口淫をしてもらうことを期待に胸を高鳴らせながら待ち焦がれているのだった。

 

ロランの眼前に、ソシエの女性性器がもろに晒けだされていた。それは、今日彼が眼にした二つ目の女性器だった。

他に比較対象がないので、敢えて姉のキエルの陰部と比べて見ると、美少女の恥丘は姉のものよりもふっくりとしている。肉土手が高くて、

その上にキエルの豊かな繊毛に比べると何とも儚げな恥毛が、縦長の楕円を描くように生えている。

性毛そのものの密度も、地肌が見えるほどまばらで、その様はいかにも発育途上であること体現しているかのようだ。

高い位置で終わっている恥毛の直ぐ下には、何も隠すことなく慎ましいスリットが亀裂を穿っていた。

その肉割れからは、僅かに桃肉がはみ出ていた姉に比べると、何も秘められたパーツがはみ出していない。ただ単に肉がさっくりと割れているだけだった。

そのいかにも幼く見える女性器は、ソシエの少女然とした美貌にぴったりとマッチしており、ロランは嬉しくなった。

「・・・ねぇ、ロラン・・・。早く舐め舐めしてぇ・・・」

美少女にそう請われて、少年はそれまでただ惚けたように見つめていた淫裂に対して、ゆっくりと顔を近づけてゆくのだった。

顔を近づけて、舌を突き出してその秘裂を舐めようとすると・・・尽きることなく湧き出した愛液にまみれている陰唇と鼠頸部から、汗と脂と女の分泌液が混じり合った乳製品が発酵したような匂いがほわ〜んと漂ってきた。

「・・・あぁ・・・。すごく厭らしくて・・・素敵な匂いがします・・・」

ロランのその声を聞いて、ソシエは自分の性器が匂っていることにようやく気が付いた。

 

実を言うと、彼女は少年と姉の密戯を覗き見しながらしたオナニーの残り香を消そうして、この”はなれ”に来る前にトイレのビデで入念に股間を清めていたのだった。

性器を清め、下着を変えた後、普段は滅多につけたことのないオーデコロンを首筋と両手首につけてからここを訪れたのだ。だが、何度も愛液を零し汗をかいたために、ソシエの秘裂からは今では濃密な牝臭が立ち上ってしまっていた。

そう、先程ロランが初めて彼女を抱いたときに感じた素敵な芳香の正体は、ソシエが乙女心からつけたコロンの薫りだったのだ。

 

しっかりとビデで清めたために匂いはしないだろうと安心していたのだが、少年にそう指摘されると彼女の肌は一気に茹で蛸のように真っ赤になった。

「やだっ・・・。ロラン、臭くない?・・・」

ソシエはべそをかいた子供のような顔をして、ロランにそう尋ねた。

彼女の問い掛けを聞くと、彼は正直に言った。

「ぜんぜん臭くなんてありません。何て言うか・・・すごくエッチで、良い匂いです・・・」

ソシエの股間から立ち上る、まるでチーズが熟成したような異様に生臭い牝の薫りは、眩暈をおこしそうなほどロランの嗅覚を刺激していた。

美少女のその体臭は、少年にとっては先程嗅いだキエルの淫裂の匂いと比べてみても何の遜色もない、強烈に劣情をもよおさせる薫りだった。

「ごめんね、ロラン・・・。さっきトイレでちゃんと洗ってきたんだけれど・・・」

ソシエはまだ自分の体臭に負い目を感じているらしかった。花も恥じらう乙女としては、それも無理からぬことだといえるのかもしれない。

ロランは、ここでふと疑問に思った。彼女の話からすると、秘裂はつい先程清めたばかりだという。それなのに、今ソシエの性器がここまで匂うのはなぜなのか?

「・・・ソシエお嬢様、一つ質問したいんですけれど、どうして洗ったばかりなのに、こんなに匂うんですか?・・・」

彼の質問を聞くと、美少女は自らの股間を目の前にしてけげんそうな顔でこちらを見ている美少年の眼から視線をそらした。

「・・・」

「・・・ご、ごめんなさい・・・。ソシエお嬢様が答えたくないんなら、別に無理をして答えなくても・・・」

ロランがそう言って俯いたのをちらりと見ると、ソシエは全裸の身体中を紅潮させながら答えた。

「・・・生理が・・・生理が近いの・・・」

少年は彼女の台詞を聞いて、生まれて初めて女性器が生理が近くなると匂いが強まることを知った。

「そ・・・そうだったんですか・・・。じゃ、じゃあ、今から舐めますね・・・」

 

ソシエはその言葉を聞くと、羞恥と期待で胸を高鳴らせた。いよいよ物心ついた頃から誰にも見せたことすらない秘部を、愛しいロランの舌で愛撫して貰えるのかと思うと、女芯はずっくんずっくんと疼いてまた新たな花蜜を溢れさせた。

「・・・ああ・・・。全部見られているのね・・・。・・・エッチなわたしのアソコ・・・」

熱い吐息をついた後で、彼女はそう言うと、頬から耳朶までを赤らめて股間にある少年の顔を見つめた。ソシエのその様子は、ロランの眼から見ても決して自分の恥部を見られていることを嘆いている訳ではなく、むしろそれを悦んでいるように思われた。そして、その洞察は正しかった。

この美少女は、恥ずかしい部分を彼の目の前に晒すことによって、無意識のうちに自らの被虐願望を満たしていたのだった。

「あぁ・・・早くぅ・・・。早く舐め舐めしてぇ・・・」

その声に、ロランは急かされるようにしてソシエの秘裂に口を被せた。

「あぁんっ!・・・」

彼女の口から、性器に口を付けられただけで歓喜の声が漏れた。その反応に勇気付けられた少年は、もっとこの令嬢を感じさせようと、舌を突き出して本格的な口淫に移行してゆくのだった。

白濁した恥蜜で濡れそぼった大陰唇の表面を、割れ目に沿って舌で舐め上げると・・・微かなしょっぱさと共に、胸が切なくなるような甘酸っぱい味が舌全体に広がった。

その酸味がかったヨーグルトのような味は、つい先程味わったキエルのものと比べると、微妙に違うような気がした。本当にラブジュース自体が人によって味が違うのか、それとも二人の美少女の対照的な美しさに、味覚が幻惑されているのか区別はつかなかったが・・・。

ロランはM字開脚しているにも関わらず、ぴったりと口を閉じたままの秘裂を集中的に舐め回した。すると、ソシエの口から慎ましい喘ぎが漏れてくるのだった。

 

ぺちゃっ・・・ぷちょっ・・・。

「ああぁっ・・・はぁぁっ・・・」

美少女の見るからに幼い肉割れからは、その内側に身を潜めている大切な宝石たちは何一つはみ出てはいなかった。しかし、それが故に大きな問題があった。それは、いくら彼が一生懸命に舌を使ってもそのベロは大陰唇の表面を行き来するだけで、重要な性感帯に舌が届かないということだった。

「あふ・・・。うぅんっ・・・はぁ・・・」

現時点ではロランのその愛撫でも満足しているように見えるソシエだったが、そのうち不満を訴えるようになるのは目に見えていた。そのために、少年は更に激しい愛撫を加えようと思って、美少女にお伺いをたてた。

「あの・・・ソシエお嬢様。僕の手でお嬢様のアソコを広げても構いませんか?」

「・・・うん・・・。お願い・・・」

ロランのその声を聞いて、勿論のことソシエは直ぐさま同意した。

少年の手で淫裂を押し広げて見られることは、確かに耐え難いほど恥ずかしくもあった。しかし、彼女の内で現段階では羞恥心よりも好奇心の方が勝っていた。

大陰唇の表面を舐め擽られるだけでこれ程心地よいのに、その内側を舌で責められたら、どれ程心地良いのか想像するだけで心が高ぶっていた。

 

 


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(updete 2001/10/30)