Plaything ■玩弄少年■

ソシエの場合[4]

作者/すとらとさん

 

「じゃ、じゃあ、広げますね・・・」

ロランはそう言うと、両手の指を、まるで壊れ物を扱うかのようにそっとソシエの大陰唇に添えた。そして、僅かに力を込めると、一気にぐいっと押し広げた。

くにゅっ・・・。

ぱっくりと割り広げられて、少年の目の前に晒け出された美少女の媚粘膜の色は、眼に滲み入るような鮮やかなピンク色だ。

姉の性器に比べてみると、全体的にその色合いは桃色の度合いが強い。まるで、ぷりぷりとした赤みがかったゼリー菓子のようだった。

ロランの手で広げられることに協力するように、目一杯広げられた白い太腿の合間に咲く花弁は、聖処女らしく可憐なたたずまいでいる。

びらびらという表現にはまだほど遠い慎ましさで、グロテスクにはみ出していない。色素の沈着も全くなく、周囲の白い肌色に守られて、いじらしく健気に咲いている。

僅かに視線を下げると、薄いピンク色の柔肉が密集しているポイントが眼に入ってくる。間違いなく、そこがソシエの処女孔だ。

その秘芯からは、多量の白濁した花蜜が滲み出している様子が一望出来た。

更に今度は視線を上に移すと、可憐なインナーラビアの終着点が眼を引いた。

花弁の終わりは、まるで縦長のフードのような形をしている。そして、その肉莢から半露出している小粒のパールピンクの肉粒が、彼女のクリトリスに違いなかった。

既に自慰の悦びを知っており、それ以来人一倍性的好奇心が強いために毎日のようにオナニーをしているソシエの秘部は、その荒淫の痕跡が全くない。

少なくとも、マスターベーションによって女性器が変形するという説は、彼女にはあてはまらない。今まで隠されていた大切な宝物たちは、少年の眼を釘付けにするほど美しく、欲情を誘うのだった。

 

「・・・す、すごいです・・・。ソシエお嬢様・・・。お、お嬢様のアソコが、全部まる見え・・・」

そう言った後で、ごくり・・・と生唾を呑み込む仕草をしたロランの顔を見ていたソシエは、その声を聞くと両手で紅潮した顔を隠していやいやをするのだった。

「・・・イヤぁっ・・・。ロランのバカバカぁっ・・・」

その美少女の何とも可愛らしい仕草を見て、少年は詫びた。

「す、すいませんでした・・・。じゃあ、今から舐めますね・・・」

ロランはそう言うと、指で広げたために更に強く匂い立つソシエの秘肉に、何の躊躇いもなく接吻するのだった。

むっ、ちゅっ・・・。

「ああぁぁっ!!」

大陰唇を広げられ、その内側に今までは隠れていた小陰唇に口付けされることは、彼女にとっては思いもよらない程の快感をもたらした。

ソシエは今までよりも一際高い喘ぎ声を上げると、そのしなやかな肢体をびくんっとのけ反らせた。

少年はその反応を見て、自分が選択した愛撫の仕方が間違ってはいなかったことを知り、大いに満足するのだった。

 

姉のキエルと比べても、彼女の秘肉との接触感は摩訶不思議なものだった。キスのときのソシエの唇と比べれば、ぷよぷよとした厚みのある柔らかさはないのだが、もっと熱くて湿っぽく、そして奇妙に吸いついてくるような感じだ。

ロランが選んだ次の愛撫は、当面の間は鼠径部までをも濡らしている美少女の愛液を舌で舐め取ることだった。

口唇をいっぱいに広げて、ソシエの媚肉全体に被せると、卑猥な音を立てて啜った。

じゅるっ・・・じゅるっ、ずずっ・・・。

「あはぁぁっ!」

彼女は自分がしとどに垂らした愛蜜を少年に啜られ、更にその音を聞かされることのあまりの猥褻さに高ぶって、堪えきれずに歓喜の声を上げた。

ロランはその反応に気を良くして、今度は敢えてソシエを焦らす作戦をとることにした。

 

彼はそれまで口を付けていた蜜肉から一旦唇を離すと、舌先を尖らせて美少女の内腿を濡らしている淫蜜を舐め取り始めた。

「・・・あっ・・・」

ソシエはそれまで秘部に感じていた快美な接触感が唐突に無くなって、左のフトモモの付け根をロランの舌が這いずりだしたことに、幾分虚を突かれたような気分で小さい吐息を漏らした。

彼女の垂らした蜜汁は多量であり、鼠径部全体を濡らす程の量であった。そのため、少年が舐め取らなければならない部位は、必然的にかなり広い範囲にわたっていた。

ぺちゃっ・・・ぺろっ、ぺろんっ・・・。

ロランの熱い舌が自分の脚の付け根を這い回る感触は、それなりに心地よいものではあったが、ソシエはもっとダイレクトに秘芯を責めて欲しかった。しかし、それをあからさまに口にするのには、まだ理性が邪魔をしていた。

 

秘肉に一番遠い場所から舐めていって、徐々に花芯に近い位置まで花蜜を舐め取ってゆく。内股に付着した粘液を舐め取る作業は、彼女の白磁を想わせるすべらかな肌を心から慈しんでいるような気がして、彼は楽しみながらそれを続けた。

一方、ソシエの方はたまらなかった。ロランの舌が、濡れそぼった陰部付近まで近寄ってきては、また期待を裏切って離れてゆく。その繰り返しに身悶えする想いだった。

ちゅっ・・・。

「あぁっ・・・」

少年はあらかた左腿の体液を舐め取った後、わざと口淫を待ち焦がれる美少女のふっくりとした大陰唇に、そっと口付けした。そして今度は指で広げている核心部を素通りして、右の鼠径部の愛蜜を舐め取る作業に移行するのだった。

ソシエは一番外側のラビアにキスされた瞬間、いよいよロランの舌が自らの女芯を責めてくれるものだと確信して身構えた。しかし、彼の舌は決して彼女の期待に答えて媚肉に触れてはくれずにそこを素通りした後、淫肉に最も遠い右腿の恥蜜を舐め取りだしたのだ。

ここに及んで、ソシエはロランがわざとそうやって自分を焦らしていることに、ようやく気が付いた。少年のその行為は、姉と同じく幼い頃から望んだものは何でも直ぐに手に入れることが出来る環境で生まれ育ったこの美少女にとって、耐え難いものだった。

 

焦らされれば焦らされるほど、ソシエの膣奥からはじゅくじゅくと新たな淫蜜が滲み出してくる。つい先程ロランに啜ってもらったにも関わらず、その粘液の量は肛門の辺りまでを濡らす程だった。

遂に我慢しきれなくなった彼女は両手で両脚を抱え込み、自らの陰部と菊孔までをも晒けだす恰好をとると、少年に向かってその少女然とした容姿に全くそぐわない、はしたない猥褻な懇願をした。

「うぅんっ!・・・ロランのバカバカぁっ!意地悪ぅっ!・・・。お願いだから、オマンコをぺろぺろしてぇっ!!」

ソシエのその淫猥な台詞を聞き、卑猥な姿を見て、ロランは興奮のあまり勃起しきりの淫茎の先端からまた新たな先走り汁を漏らした。

彼は素直に自分の非を認めて、直ぐさま彼女に向かって謝るのだった。

「ご、ごめんなさい、ソシエお嬢様・・・。お嬢様があんまりにも可愛いかったので、つい意地悪をしてみたくなっちゃったんです」

そして言った。

「・・・じゃあ、今直ぐ舐めますね・・・」

 

ぺ、ちゃっ・・・。

「ああぁぁっ!!」

ロランの舌が、愛撫を待ち焦がれていた秘肉を穿(ほじく)るように下から上へと舐め上げられた。その瞬間、ソシエの口唇から歓喜の嬌声が上がった。

ぺちゃっ・・・ぺろっ、ろんっ・・・。

少年は濡れそぼった彼女のスリットの内側の膣口から尿道孔、クリットに至るまでを、何度も執拗に舐め上げるのだった。

「あひっ!・・・ひっ!・・・いいぃっ!・・・」

待ちに待っていただけに、そのざらついた粘膜の接触感は、ソシエの官能を一気に狂わせてゆく。ロランは今度は小ぶりな小陰唇ごと膣前庭をぺろんぺろんと舐め回して、溢れ出た淫汁を攪拌するのだ。

彼女が高まるとともに、内奥からまた新たな恥蜜が噴出してくる。その量は彼を驚かせるのに十分な程だった。

むっ、ちゅっ・・・。

「むはぁ・・・。すごいです・・・。ソシエお嬢様のアソコ・・・びしょびしょに濡れています・・・」

一旦蜜肉から口唇を離してそう言ったロランの声を聞くと、ソシエはそのまるで赤ん坊がオシメを取り替えて貰うときのような姿勢を維持しながら、また両手で上気した顔を隠して首を左右に振るのだった。

「・・・あぁ・・・。わたし・・・舐められて濡らしているの・・・。ロランに舐められると・・・ううん、厭らしい恰好を見られているだけで、恥ずかしいけれどオマンコからどんどんエッチなお汁(ツユ)が溢れてきちゃうの・・・」

そう言った後、はぁ・・・っと嘆息した美少女の告白を聞いて、彼は身震いするほど欲情しきってしまった。ロランは、こうなったら何処までもソシエに厭らしいことして感じさせて上げようと心に決めた。

 

「・・・ねぇ、ロラン・・・。わたしのエッチなところ、全部見えてる?・・・」

顔を覆った手指の隙間から、ちらっとそう言って視線を送ってきた、まだ”女”と呼ぶにはあまりにも幼い外見の令嬢。だがしかし、その声には男に媚びるような響きが込められていることが、このうぶな少年にも感じ取れた。

そう、確かにソシエには自らの痴態をもっとロランに見せ付けたいと思う気持ちが、心の奥底でどろどろと渦巻いていたのだ。

 

この美少年に出会ってから、姉妹ともマスターベーションの対象は同じだった。姉のキエルは、どちらかといえばサディスティックな妄想に耽って自慰をするタイプだった。しかし、彼女がオナニーをする際に想像するシュチュエーションは、それとは違っていた。

ソシエの妄想では、厭らしい恰好をして、その姿をロランに見られることに快感を見いだすようなものが主だった。そう、彼女の場合どちらかといえば被虐願望の方が強く、それが屈折して顕れるタイプだったのだ。

 

ごくっ・・・。

美少女の問い掛けを聞いて、彼は生唾を呑み込むと答えた。

「・・・み、見えています・・・。ソシエお嬢様のエッチなところ・・・ぜ、全部丸見え・・・」

「・・・ロランに見られて感じているの・・・。わたし、いけない、厭らしい女の子なの・・・。お願い、ロラン・・・。わたしの厭らしいところ、もっと舌で責めて・・・」

ソシエにそう請われるまでもなく、ロランの方もそのつもりだった。彼は指で広げたままの彼女の秘唇にがむしゃらに吸い付くと、白濁した蜜液を舌先ですくい取る作業に没頭するのだった。

ぺちゃっ・・・ぷちょっ、ぴちゃっ・・・。

ロランはまるで子犬がミルクを舐めるような音をさせて、こんこんと湧き出てくる恥蜜を舐め取った。すると、被虐のオナニストであるソシエの官能は、その音を聞いてどんどんとヒートアップしてゆくのだ。

「いいぃっ!・・・ひっ!・・・あぁぁっ!・・・」

この美少女は、ただ単に淫靡なサウンドを聴いているから高まっているのではなかった。少年の舌が這いずり回っている陰部から沸き上がってくる快感と猥褻音とが相まって、相乗効果を発揮していた。

ロランの舌に感じられるソシエの白濁した淫蜜の味は、初めて舐めたときと比べるとヨーグルトのような酸味はもう全くしない。姉に比べると粘度が高く感じられるラブジュースの味は、僅かにしょっぱいだけだ。

彼は舌先を尖らせて、夢中になって彼女の体液を舐め取り続けた。しかし、ソシエの媚肉からは尽きることなく愛蜜が滲み出てきて、ロランがそれを全て舐め取ることは到底不可能に思えるほどの量だった。

それでも彼が秘肉を舐め続けると、高ぶりきった美少女は哀願した。

「ああぁぁっ!・・・ひぃっ!・・・。ロランッ!わたしのオマンコ、今どうなっているのか聞かせてぇっ!!」

ソシエのその懇願を聞いて、ロランは一瞬惚けたが、直ぐに気を取り直して実直に答えるのだった。

「ぷはっ・・・。ソシエお嬢様のアソコ、エッチな汁が後から後から湧き出してきます・・・。もうぐしょぐしょでとても舐めきれません・・・」

彼のその答えを聞くと、彼女は一息嘆息した後で、その言葉の一つ一つを噛み締めるように繰り返した。

「はぁ・・・。わたしのオマンコ・・・エッチなお汁(ツユ)でとろとろしているのね・・・。ロランが舐めきれないくらいに、もうぐしょぐしょに濡れているのね・・・」

そして言った。

「・・・お願い、ロラン・・・。お姉様にしたみたいに、わたしのオマンコを責めて・・・」

 

ソシエのその要求を聞いて、ロランは大いに奮い立った。キエルとの情事を経験する以前だったら、これ以上どうして良いのか分からずに困惑したであろうが、幸いなことに彼は彼女の実の姉の躯で実地の研修を終えている。したがって、実にスムーズに次の愛撫に移行することが出来た。

ロランは小首を傾げるように口唇の角度を調節すると、キエルにしたようにソシエの小ぶりな左のインナーラビアを器用に唇で挟んだ。

既に興奮している証か、彼の唇に感じられる彼女の小陰唇の感触はぷりぷりと張りがある。彼は暫くの間、令嬢のラビアをついばんだまま引っ張ったり、口に含んだまま舐め回したりして愛撫した。

「あひっ!・・・ひぃんっ!・・・」

ロランのその行為が、よほど心地良かったのだろう。ソシエはつい先程まで上気した顔を覆っていた両手を自らの胸乳に這わせると、ゆっくりと押し揉み始めた。

彼は十分に左の花弁を愛した後、今度は彼女の右の肉唇にさっきと同じように吸い付いて愛撫を再開した。

ソシエの慎ましやかな肉の小片は、まさに花びらと呼ぶのに相応しい風情だ。ロランはその陰唇を、丁寧に丁寧に愛するのだった。

「あはぁっ!・・・あんっ!・・・いいっ!・・・はぁんっ!・・・」

彼女は、その体勢で享受できる快感に我を忘れて喘いだ。少年の愛撫自体は先程覚えたばかりのもので、取り立てて巧みだという訳ではなかった。しかし、生まれて初めて自らの最も恥ずかしい部分を他人の口と舌で愛撫されているという事実とその心地良さに加えて、更に自ら押し揉んでいる両胸からの快感とが相まって、絶大な効果を発揮していた。

ソシエは自らの乳頭を、両手の人差し指と親指でくりくりと摘んだり、押しつぶしたり弾いたりして愛撫する。そして、その姿をロランに見て欲しいと、淫らな頼み事を口にするのだった。

「あぁぁっ!・・・。ロラン、わたし、オッパイを弄っているの・・・。毎晩ロランにこうして貰うことを考えながら、一人でオナニーしていたの・・・。お願い、ロラン・・・厭らしいわたしのオッパイを弄る姿を見てぇっ!!・・・」

その声を聞いて、少年は思わず漏らしそうになる位に欲情してしまった。そして、右のラビアを口に含んだまま美少女の痴態に眼を遣るのだった。

そこで目の当たりにしたソシエが貪欲に快感を貪る姿を見て、実際にロランが漏らしてしまわなかったのは僥倖とさえいえるものだった。

普段は衣類の内側に隠されていた美少女の白いなめらかな肌は、今は極度の興奮のために、まるで湯上がりのように紅潮している。そして、令嬢は己の股間にある彼の顔を、その愛くるしい美貌に恍惚の表情を浮かべて見入っていたのだった。

 

ここに至って、男女の機微に疎いロランも、ソシエが自らの恥ずかしい姿をみられることに快感を見いだすタイプであることにようやく気が付いた。

それならば、これからは請われるがままに、彼としては彼女の欲求を満たして上げれば良いと決心を固めた。

ロランはそう考えた後、上目遣いにソシエが胸乳を愛撫する姿を見つめながら、改めて小陰唇をついばんだり引っ張った後で舌先で弾いたりして責め嬲り続けた。

「あひっ!・・・ひっ!・・・。いいぃっ!・・・」

彼女は自分でも分かる位に、ラビアが強ばって立ち上がっているのを感じながら喘いだ。そして、少年がつい先程まで、実の姉としていた密戯を恨めしく思い起こした。

お姉様ったら、こんなに気持ちの良いことを独り占めしていたなんて・・・。

しかし、ソシエの回想はそこでストップした。何故なら、ロランが十分に充血して膨らんだ肉唇から一旦口を離した後、今度は左右の肉唇を摺り合わせるように唇で挟み、擦り立てたからだ。

「ひぃんっ!・・・」

また新たな快感に、美少女は我を忘れて喘いだ。彼は被虐の快感に浸る令嬢のその姿を見ながらも、何とか冷静になって、キエルにレクチャーされた愛撫を自分なりに駆使しようと試みるのだった。

 

ずるっ・・・じゅるる、ずるっ・・・。

「ああぁっ!・・・。良いわっ!・・・ロラン・・・。すて・・・きっ!・・・」

ロランは溢れ出る恥蜜を啜りながら、両のびらびらを唇でついばんで擦り立てる。すると、ソシエの口から歓喜の声が上がるのだ。

ラビアを口で愛撫されることは、普段オナニーする際には考えつきもしなかったほどの快感をもたらしてくれた。しかし、欲望に貪欲なこの美少女は、少年の口技に翻弄されながらも、更に強い刺激を欲していた。

「あぁ〜んっ!・・・ふうんっ!・・・。ねぇ、ロラン・・・。お姉様にしていたみたいに、膣の中に指を入れて、クリトリスを舐めてぇっ!・・・」

ソシエのその懇願を聞いて、ロランは直ぐさま思いを巡らした。

僕がキエルお嬢様にしていた、あの体勢か・・・。

そして、ただちにその要求に答えるべく手指と顔を動かすのだ。

肉びらを広げるために添えていた両手を一旦退かし、今度は左手の人差し指と親指だけで陰唇をくつろげた。その後、右手の人差し指を濡れそぼった柔肉が密集している膣孔に、ゆっくりと挿入してゆくのだった。

 

清楚な外見の令嬢の蜜肉は、その見た目からは想像が付かない位に、指先を僅かに侵入させただけでじんわりと果汁が滲み出してくるほど淫らでジューシーだった。少年は、その熱くたぎった果肉の内部に、ゆっくりと慎重に指を挿入させていった。

「あひいぃっ!!」

ソシエは、自らの胎内に異物を受け入れる感触に、今までよりも一オクターブ高い喘ぎ声を上げた。それ程までに、膣の入り口をロランの指で擦り立てられることは、心地よかった。

彼は、もう姉の躯で処女膜の意外な程の柔軟さを知っている。だから、ヒーメンを傷つけないように細心の注意を払いながらも、美少女の無垢な胎内へゆっくりと人差し指を押し込んでゆくのだった。

ソシエの恥肉は、もう既に多量の分泌液で十二分に潤っている。したがって、ロランが指を挿入する作業は、その恥蜜の潤滑油としての働きも相まって、さして難しいものではなかった。

「ああぁっ!・・・。入っているのね・・・。ロランの指が・・・わたしの中に入っているのね・・・」

少年の指が根本まで膣内に収まると、先程自分の指を挿入した経験があるだけの彼女は、心地よい異物感を味わいながら感に耐えない様子でそう言った。

「ええ・・・。入っています・・・。僕の指が、ソシエお嬢様のアソコに根本まで入っています・・・」

ロランがそう告げると、ソシエは熱い吐息を漏らした。

「はぁっ・・・。素敵・・・」

エッチな令嬢の媚肉は、女として生まれた本能から挿入された少年の指を喰い締め、更に奥深くへと呑み込もうとするかのように蠕動する。

ロランの指に感じられるソシエの膣内の感触は、温かくてとろとろに融けていて、肉ひだがまとわりついてくるようだ。その締め付けも、姉と比べてみても何の遜色もない。内部には無数のひだひだとざらつきがあり、その手触りもまたキエルに負けない程の素晴らしさだった。

少年が暫しの間、その素晴らしい膣肉の感触を味わっていると、彼女は更に淫らな懇願を口にした。

「・・・お願い、ロラン・・・。お姉様にしていたみたいに、指をすぽすぽ出し入れしながら、クリトリスを舐め舐めしてぇっ・・・」

 

その言葉を聞いて、ロランは請われるがままにゆっくりと蜜壺に突き立てた指を抽送させながら、クリットに口を近づけてゆくのだった。

パールピンクの肉粒は、彼女の高ぶりをしめすかのように、びんびんにしこり立って肉鞘から半露出している。陰核そのものの大きさは、彼の眼から見て、姉に比べると幾分小粒に思えた。だがその色合いは、キエルとほとんど変わらずに、心から慈しみたくなる可愛らしさだ。

ロランは、まずはソシエの肉芽を包皮ごと舐め上げた。

ぺろんっ・・・。

「あぁっ!・・・いいぃぃっ!!」

少年に包皮ごと舐められたクリトリスから、痺れるような愉悦が湧き起こり、彼女の背筋を貫いた。

もともとソシエにとって、クリットは自慰の際にも高まってくると必ず弄る、いわば性感帯の内でも最も代表的な部分だ。そこを生まれて初めて他人の舌、それも愛しいロランの舌で舐められた快感は、信じられないほどのものだった。

ぬっちゃっ、ねっちゃっ・・・。

その上更に膣肉に挿入された少年の指が、この日生涯で二度目の異物を受け入れただけの、まだ未拡張の膣孔内の過敏な粘膜を擦り立てる。

その甘美な二重奏の前に、彼女の官能はどこまでも高く舞い上がってゆくようなのだった。

「ああぁっ!!・・・。すご・・・いっ!・・・。わたし・・・おかしくなっちゃうぅぅっ!!」

ぺちゃっ、ぴちゃっ・・・ぺろっ、ろんっ・・・。

ロランは包皮ごとソシエの肉芽を舐め回しながら、肉孔に突き立てた指を出し入れするペースを、徐々に上げていった。

少年の指と舌で女性の二大性感であるクリトリス快感とヴァギナ快感の両方を刺激され、更に自らの両手で立派な性感帯である両胸を愛撫している今の状態は、彼女にとってまさに理想的な体勢だった。

その姿勢は、今まで一人でしていたオナニーなど、比べるべくもない程の強烈な刺激をもたらしてくれた。

 

ソシエが今感じている快感は、もうとうに一人エッチで得られるオルガスムスのレベルを通り越していた。

それでもなぜ彼女が絶頂に達しなかったかというと、せっかくの絶好の機会なのに、あまりにも早くイッてしまうのは勿体ないと、ソシエ自身が精一杯自制心を発揮して耐えていたからだった。

一方、ロランの方も、まだ愛撫に幾分手加減を加えていた。その理由は、いかにも幼い外見の美少女の愛らしい陰部を、自らの指と舌で責めるのに、彼の方が少々気後れしていたためだった。

「ひっ!・・・あっ!・・・もっと強くっ!!・・・。・・・あぁっ!・・・わたしのオマンコ・・・オマンコを滅茶苦茶にいじめてぇっ!!」

性的レベルがピーク寸前にまで高まってきたソシエは、がむしゃらに両の乳丘を愛撫しながら、ロランに向かって叫ぶようにそう言って絶頂への階段を上り詰めたいと哀願した。

 

令嬢がそれを望むならば、彼の方はその願いを叶えるまでだった。ロランは、ソシエの肉孔に突き立てた人差し指を抽送するピッチを更に早めて、肉芽に対する口淫に新たな動きを加えた。

今までの愛撫は、被さった包皮ごとクリットを舐めくたにするだけだったが、今度はその肉莢から肉粒を剥き出しにするように舌先を使って、集中的に剥き出た肉芽を愛撫するのだった。

ぺろっ、ぺろんっ・・・ぺちゃっ、ぺろんっ・・・。

「ああぁ〜っ!・・・いいぃぃっ!・・・。来るっ!!・・・。・・・何かすごいのが・・・来るぅっ!!」

美少女の声のトーンから、性的な経験が絶対的に不足しているこの少年でも、絶頂が間近いことが感じ取れた。

ロランは、更に淫壺に挿入している指を出し入れするスピードを上げて、ソシエを完璧な悦楽の高みへと押し上げてやろうと精一杯努力するのだった。

 

ぬっちゃっ、ねっちょっ・・・ぐっちょっ、ぷっちゃっ・・・。

ぬるぬるに濡れそぼった秘孔を出入りする指のペースが早まるにつれ、聞くに耐えない猥雑なサウンドが彼女の耳を打つ。その音を聞いて、ソシエは自らの淫らな陰部の様子を思い浮かべて、どこまでも被虐の官能を高ぶらせてゆくのだ。

「あぁぁっ!・・・。わたしっ!・・・いま、すごいエッチなことしてるぅぅっ!!」

エッチな令嬢は、自らのはしたな過ぎる姿に感極まって、叫ぶようにそう言うとぶるぶると躯を震わせた。

一方、責めている少年の方もその声を聞いて、身震いするほど興奮して、肉棒の先端から新たな先走りの粘液を零した。

 

ソシエがいま感じている快感は、男性ならば確実に射精してしまうほどのレベルのものだった。まるで荒れ狂う嵐の海で翻弄される小舟のように、圧倒的な快美感の中を漂いながらも、この美少女はまだ堪え続けていた。それは、彼の愛撫をいっときでも長く味わっていたいという、その一心からだった。

「あひっ!・・・。も・・・う・・・ダメっ!!・・・。イクッ!!・・・イッちゃいそう・・・。ひっ!・・・」

ロランは、肉壺に突き立てた人差し指の抽送のピッチを、もうこれ以上上げられない位のスピードにまで上げた。そして、指をソシエの胎内で鉤型に曲げて、内奥に溜まっている花蜜を掻き出すような動きを加えた。

にゅっぷ、ぬっちゃっ・・・ずちょっ・・・。

彼は、蜜汁を掻き出すような動きに加えて、更に折り曲げた指先を肉壁の内部でローリングさせた。

「ひぃっ!!・・・あひぁぁっ!!・・・。・・・もう・・・イクッ!!・・・。すご・・・いっ!・・・イッちゃうぅぅっ!!」

ぺちゃっ、ぴちょっ・・・ちゅうっ、ちゅっ・・・。

その上更に、皮を剥かれてびんびんに凝り立っているクリトリスを丸あるくなぞるように舐め上げたり、舌先でちょんちょんとつついたり、吸い付いて口唇に含むと軽く歯を立てて甘噛みたりして責め嬲った。

ここに至っては、ソシエももう限界だった。ロランの全霊を込めた愛撫の前に、意識は徐々に遠のいていって、目の前できらきら輝いているエクスタシーに向かって、どんどんと追い詰められてゆくのを感じていた。

 

彼女の絶頂の瞬間が、もう目前に迫っていることを、この性的にうぶな少年も流石に察していた。ロランに残された最後の役割は、ソシエを完璧なオルガスムスに、確実に導いてやることだけだった。

「あっ!ひっ!・・・ひあぁっ!!・・・もうっ!・・・イクッ!!・・・。・・・お願い、ロランッ!!・・・。エッチなわたしが・・・エッチなわたしが、イクところを見てえぇぇっ!!」

その声を聞いて、彼は自分が思い付く限りすべてのテクニックを駆使して、被虐欲求の虜となった美少女の淫肉を愛撫した。

まず、剥き身の陰核に吸い付くと、口の内部で思いっ切り舌先で弾いたり押し潰したりした。と、同時に、蜜壺の内部に挿入した指を自らの肉棒に見立てたつもりで、膣奥の肉ひだを無我夢中で掻き混ぜた。

ロランの全身全霊を込めた愛撫の前に、さしものソシエの忍耐も、もう限界だった。彼女は、両の乳頭を思いっ切り押し潰すように摘むと、望んでいたとおり、少年の目の前で絶頂への階段を登りつめていった。

「ああぁぁっ!!・・・。・・・イクッ!!・・・イクッ、イクイクイクうぅぅっ!!」

圧倒的な快美に包まれて、ソシエは幸福感でいっぱいだった。意識は完全に遠のいてしまい、ピンク色にきらめくエクスタシーのまっただ中を中を、ただ躯だけがふわふわと漂っているような気がした。

被虐の悦びさえも十二分に満たした美少女は、いつまでもいつまでも完璧な悦楽の余韻に浸っているのだった・・・。

 

 

 


 ご意見・ご感想はこちらまで

(updete 2001/10/30)