Plaything ■玩弄少年■

ソシエの場合[6]

作者/すとらとさん

 

「だから、代わりに後ろのバージンをロランにあげる・・・」

ソシエのその台詞を聞いて、いくら性的に無知なロランにも、その言葉の意味することは十二分に理解できた。

僕に・ソシエお嬢様が・後ろの処女を・くれる!!・・・。

 

アナルファック。

彼が二人の美少女を対象にして自慰をする際には、考え付きもしなかったほどの意外な交接の方法を、いま彼女はもちかけてきたのだ。ロランは、その異常なまぐわいを思い浮かべて、またもや肉棒をひくつかせて先走りの汁を零した。

言い終えた後、ソシエは小瓶を持ったまま、またベッドの上にあがると、顔を枕に伏せてお尻を大きく突き出して四つん這いの恰好になった。

そして彼女は、全裸で肉竿をいきり立てさせながら、あまりの興奮に惚けてしまってその姿を見守っているだけの少年に向かって声をかけるのだった。

「・・・ロランも早くきて・・・」

そう言われても、シングルサイズの簡易ベッドの上に残された彼が身体を置ける場所は、彼女の双臀の後ろしかなかった。

ロランは最初に受けた衝撃からやっと立ち直ると、今度は期待に胸を躍らせながらベッドの上の狭い空間にいそいそと体を滑り込ませて、ソシエの次の指示を待つのだった。

「これで準備はととのったわね・・・。ねぇ、どう?わたしのお尻は・・・。お姉様のよりもきれい?・・・」

 

少年の目の前、ほんの数十センチのところに、美少女のヒップがあった。

立ち姿や、先程のように脚を大きく広げているときにはさして強調されていなかったが、その姿勢で突き出されたソシエの双丘は、その幼い外見に見合わず、丸まるとしていて意外なほど豊かだ。

新雪を想わせるほどほの白い、透明感さえ感じさせる二つの肉丘は、吹き出物のたぐいも全くなく、すべらかだった。

姉のヒップと比べてみても、その豊かさはほとんど何の遜色も感じさせない。キエルの双臀は、熟れた桃のような柔らかな印象だったが、彼女の臀丘は、活動的なソシエの日常を体現するかのようにきゅっと引き締まっていて、もっと硬質な感があった。

「・・・ソ・・・ソシエお嬢様のお尻も・・・キエルお嬢様のお尻も・・・く、比べることなんてできないくらい・・・お、お美しいです・・・」

こく・・・と、喉を鳴らして生唾を呑み込んだ後、ロランは正直に自分の感想を述べた。

「もう・・・ロランたら・・・。こういうときは、嘘でも良いからわたしのお尻の方がきれいだって答えるものよ・・・」

美少女にそうとがめられて、彼は直ぐさま謝った。

「す、すみません・・・」

「・・・良いわ・・・。そういう正直なところがいかにもロランらしいものね・・・」

ソシエはそう言うと、次の段階へと進むために、ロランを誘惑するのだった。

「・・・見ているだけじゃあ、物足りないでしょう?とりあえず触れてみて・・・」

 

誘惑に抗えずに、少年はそっと、まるで大切な壊れ物を扱うかのように美少女の双丘に両手で触れた。

実際、見た目も素晴らしかったが、ソシエの肉丘の手触りは、どんな絹でもかなわないだろうと思わせるほどになめらかだ。

彼女の昂ぶりと緊張をしめすかのように、双臀はしっとりと汗ばんでいて、温かだった。ロランは、その素敵な感触の虜となって、つるんっとした臀丘を撫で回し続けた。

さわ・・・さわ、すべ・・・。

「あふぅん・・・。感じる・・・」

どちらかと言えば、屋内で書物と戯れることの方が好きだった姉と違い、広大な敷地内の野山を駆け回ることによって十分に鍛えられた妹の双丘は、柔らかな内にも、その若さと相まって撫で回す少年の手指を弾き返してくるような強靱な弾力が秘められていた。

くりんっと、ハート型に持ち上がったソシエの双臀のその様子は、まさに一つの芸術作品そのものだ。目の前で、そんな芸術作品が艶めかしくくねり、球形に盛りあがった双丘がぷるぷるっと肉を震わせていた。

その尻肉の肉触りに、ロランは夢中になって揉み撫でる動作を続けるのだった。

「ふ、うんっ・・・。じゃあ、そろそろお尻の穴を舐めてほぐして・・・」

 

彼女はそう言うと、両手を両の尻たぶに添えて、少年の目の前でぐいっと押し広げた。

ソシエが背筋を弓なりに反らせているために、臀丘は大きく割り広げられていた。その上、自らの両手で尻肉を押し開いたために、ロランの眼前には当然のごとくその臀裂の隙間に息づいている秘められた部分すべてが晒される結果となった。

尻肉の狭間に花咲く美少女の排泄器官は、キエルと比べると色素の沈着が全くない。周囲の肌色に守られて、ただ放射状の細い皺が、淡いピンク色の花心を中心にして密集しているに過ぎない。

その肉花は、彼女が大きく開ききった臀丘を更に両手で押し広げたために開ききって、今は僅かに内部粘膜の薄桃色を覗かせていた。

彼は口唇を、そのこの上なく愛らしい肉の小菊目掛けてゆっくりと近づけてゆくのだった。

 

ロランは、まずはからからに渇いた唇を舐めて潤してから、ソシエの秘肛にむしゃぶりつくように口づけした。

む、ちゅっ・・・。

少年の唇がそこに触れた瞬間、彼女の背筋を快美の電流が走った。

「ああぁ〜んっ!・・・」

ソシエは自らの躯の中で、最も不浄の場所であるアヌスに接吻されるという倒錯的この上ないシュチュエーションに、完全に溺れきっていた。

もっと、もっとロランに厭らしいことをして欲しい・・・。もっと、もっとこの猥褻極まりない姿をロランに見て欲しい・・・。

彼女はそう念じながら、更に菊花を割り広げる両手に力を込めるのだ。

ぺろ・・・ぺろんっ・・・。

ソシエのその想いを知ってか知らずか、ロランは舌先で美少女の臀裂の中心に刻まれた細皺の一本一本を伸ばすかのように、丁寧に舐め回すのだった。

彼女は、少年のその嬉しすぎる口撃の前に、被虐の官能をどんどんと昂ぶらせてゆくのだ。

 

一方、ロランの方は、ただがむしゃらにソシエの菊孔を舐め回しながらも、突き出された双丘の狭間の下の方から漂ってくる魅惑の牝臭に、くらくらと眩暈がしそうな思いだった。

彼女のアナルの直ぐ下には、先程までの淫靡な行為でぐしょぐしょに濡れそぼった肉裂が、さっくりと割れていた。その秘肉の表面に付着していた女の分泌液と唾液とごく少量の尿水は、恍惚の体温で渇きつつあり、フェロモンが横溢した汗の匂いと混じり合って立ち上り、彼の鼻孔を直撃していた。

ロランは、その乳製品が発酵したような、牡をそそのかす牝臭を胸一杯に吸い込んだ。このまま窒息しても、何も悔いはないとさえ思った。

だがしかし、ソシエの秘肛そのものからは、口づけするために顔を近づけた際にも、何の異臭も漂ってこなかった。キエルの肛門を口で愛撫したときには、微かにウンチの匂いがしたのに、この美少女は彼にこうした行為を行わせることを前もって意識して、きっとビデで肛肉を念入りに洗ってからからここに来たのだろう。

ロランは、ソシエほどの美少女が密かにトイレに籠もってビデで自らの肉肛を洗浄している姿を思い浮かべて、また肉茎の先端からカウパー腺液を漏らすのだった。

 

この”はなれ”に令嬢がやって来て、淫靡な遊びを始めてからというもの、彼は今まで一体どれほど先走りの汁を垂れ流したことだろう?

その漏出させた粘液の量は、射精一回分をもうとうに越えるほどの量であることは確実だった。

 

少年は、美少女の臀裂の狭間にほわ〜んと漂うこもり香と、コロンの薫りをを満喫しながら、更に舌先を突き出して菊肛を念入りに舐め回すのだ。

ぺちゃっ・・・ぷちょっ・・・ぺろっ、ぺろんっ・・・。

「・・・うっ、うんっ!・・・。そうよ・・・そう・・・もっと舐めて・・・」

括約筋のかたまりである肉花の表面を舐め続けると・・・頑なに口を閉ざしていたソシエのその部分は、徐々に筋肉がほぐれてきて、ロランの舌をかなり奥まで受け入れてくれそうな舌触りになった。

彼はその感触に喜び勇んで、今度は更に奥深くまで美少女の秘肛を舐め穿(ほじく)ろうとするのだった。

「・・・あぁっ!・・・はぁっ・・・。素敵・・・。・・・お尻の穴・・・お尻の穴が・・・どんどん開いてゆくわ・・・」

甘い嘆息とともに紡(つむ)ぎだされたソシエの台詞に、確かに自分の行為が彼女のアヌスをほぐす上で有効に作用していることを知って、ロランは誇らしい気持ちにさえなった。

彼はもっと深い部分まで舐めようと、舌先を錐(キリ)のように尖らせて、肉肛を穿った。

「あひっ!・・・。ロラン、ずいぶんと上手だけれど、もしかしてお姉様のお尻の穴も、こうして舐めたの?・・・」

ソシエにそう問われて、ロランはいったん口唇をアヌスから離すと、正直に答えた。

「・・・はい・・・」

「そうよね。わたしが覗いていたとき、ロランったらお姉様のお尻の穴にも指を入れていたものね」

その場面を思い出して、苦々しい気持ちになった彼女は、少年に向かって言った。

「じゃあ、お姉様にしたよりも、もっと厭らしく、もっと激しくわたしのお尻の穴を舐めて・・・」

 

ソシエにそう命じられれば、ロランはその通りにするまでだった。彼は、美少女の直腸までとどけと言わんばかりに、大胆に舌を突き立てるのだった。

れろっ、れろんっ・・・ずにょっ、ぬちょっ・・・。

ロランは、必死になってソシエの肛門内部まで舐め清めようとするかのように、舌先で突いた。

「あぁーっ!・・・入ってくるぅっ!・・・」

美少女のその歓喜の嬌声を契機にして、少年の楔(クサビ)のように尖らせた舌の先端が、ほんの僅かではあったが幼い外見の少女の菊肉に突き刺さっていた。

実際に挿入されている舌粘膜の範囲は、さして深いものではなかった。だが、ソシエにとって生まれて初めて排泄器官に異物、それも愛しいロランの舌を受け入れた接触感は、たまらなく心地よいものだった。

「あっ、あんっ!・・・すご・・・いっ!・・・」

少年は肉肛の浅いところに突き立てた舌先を、始めは右回り、続いて左回りに旋回させた。そうされると、美少女の肉皺はほつれて、彼の舌の旋回に合わせて引きつれて伸びるのだ。

「あぁ〜んっ!・・・。もっと・・・もっと深くまで舐めてぇ・・・」

肛門に舌先を押し込んで粘膜を擦り立てるのは、容易な作業ではなかったが、それだけに令嬢の体内の味は格別だった。括約筋がほぐれて、どこまでも柔らかくなった淡いピンクの粘膜は、押し込まれた異物を優しく包み込んでいた。美少女のアヌスは温かく、そして美味しかった。

「んんっ!・・・。そうよっ!・・・もっと激しくぅっ!・・・」

爽やかでいて艶めかしいソシエの味に、ロランは夢中になっていた。本来異物を挿入するためにはできていない肛肉に突き入れたベロで、彼女のエッセンスを味わっていると、彼はそれだけで恍惚とした気分になるのだった。

「あ〜んっ!・・・。ロラン、もっと奥まで入れてぇっ!・・・」

だがしかし、柔らかな舌で、それ以上菊門の中の粘膜を舐めようとするのには、やはり無理があった。

肉肛自体は念入りなアヌリングスの甲斐あって、かなりほぐれてきてはいたが、ここから更に奥を責めるのには、もっと硬いものでないと物理的に不可能だった。

 

それでもまだ、ソシエの口から止めても良いという許しはでていない。ロランは、それ以上のベロの侵入を諦めると、ただ自分にできる精一杯のところまで舌を突き立てたまま、アナルの筋肉をほぐすように舐め回すことに専念するのだった。

ぺろっ、ぺろんっ・・・ずにゅっ、ぬちゅっ・・・。

「・・・あっ、はぁっ!・・・。もっと・・・もっと奥まで・・・」

美少女の望みをかなえてあげたい気持ちはあっても、ことここに至っては、それ以上彼には何もできなかった。菊肛の浅瀬ですぽすぽと舌を抜き差ししながら、取り合えずそこに唾液をたっぷりとまぶしていた。

「うぅ〜んっ!・・・。どうしたの、ロラン・・・。もっと奥まで、どうして舐めてくれないの?・・・」

ソシエにそう問われて、ロランはまたいったん舌戯を止めると答えた。

「ぷはっ・・・。・・・僕ももっと奥まで舐めたいんですけれど、これ以上は舌が入らないんです・・・」

少年のその答えを聞いて、彼女はやっと冷静さを取り戻すと言った。

「そうね・・・。舌じゃあ、これ以上は無理かもね・・・。分かったわ。ロランのおかげでだいぶお尻の穴もほぐれてきたし、そろそろ次のステップに進みましょう・・・」

 

ソシエはそう言うと、犬這いの姿勢を維持したままで、顔だけ後ろを振り向かせて、ロランの目の前に先程から大切そうに頭の脇に置いてあった小瓶を手に取ってかざした。

「それ・・・。受け取って、ロラン・・・」

少年は、差し出されたそのガラス製の茶色い小瓶を受け取ると、怪訝そうな表情を浮かべて美少女の顔を見た。

「何ですか?・・・。これ・・・」

ロランがそう問い掛けると、ソシエは小悪魔のような妖しい笑みを浮かべて言った。

「オリーブオイルよ」

彼はその答えを聞いて、やっと彼女がこれから何をしようと考えているのか何となく分かった。この美少女は、オリーブオイルを潤滑液に使って、何かしら卑猥な行為を自分にさせようと意図していることが理解できたのだ。

「そうね・・・。まずは、ロランの指とわたしのお尻の穴に、そのオリーブオイルをたっぷりと塗りたくって・・・」

ソシエのその指示を聞いて、ロランは彼女がどうやら指を使ってのアナルマッサージを自分に行わせようと考えていることを理解した。

そうなると、次に問題になってくるのは、彼がどの指に潤滑油を塗りたくるかだった。オイルを塗ったその指が、すなわちソシエの肛門へのマッサージをする指になることになる。ロランは暫しの間思案した後、肉肛の奥深くまで突き立てることができて、内部まで十分オイルを塗りたくることが可能な中指にオリーブオイルを塗ることに決めた。

「・・・ねぇ・・・どうしたの?・・・。早くぅ・・・」

美少女のその急かす声を聞いて、少年はすぐさま答えた。

「ちょ、ちょっと待っていて下さい。いますぐ塗りますから・・・」

ロランはそう言うと、急いで小瓶の蓋を開けた。そして、琥珀色のオイルを自分の右手の中指に、零さないように慎重に垂らすのだった。

中指に感じられるオリーブオイルの感触は、ひんやりとしていた。ロランは、今度はソシエのアヌスにオリーブ油を垂らそうと、先程まで舐め回していた菊肉に視線を移すのだった。

 

美少女の菊孔は、少年の唾液をまぶされて、ふやけて湯気がたちそうな位にぐっしょりと濡れていた。十分ほぐれてきたために、今は僅かに口を開いて、体内の薄桃色がかった内部粘膜の肉色を覗かせている。

ソシエがわざとそうしているのかどうかは分からなかったが、ロランの眼前でその部分はひくひくと口を閉じたり開いたりして、ひくついていた。

その魅惑の肉孔に、少年の視線は釘付けになっていた。

「じゃ・・・じゃあ、垂らしますよ・・・」

彼はそう言うと、令嬢の臀裂の直上で小瓶を傾けた。

とろ・・・。

「・・・ひゃぁんっ!・・・。つ、冷たい・・・」

ロランはソシエのと渡りの部分に手を差し出して、それ以上オイルが垂れ落ちないようにすると、たっぷりとオリーブ油をアナルへと垂らすのだった。

とろっ、とろ・・・。

実際、唾液をまぶされて濡れている美少女の秘肛の様子でさえ、彼を魅了してやまなかったのに、オリーブオイルを垂らされてぬらぬらと濡れ光っている菊肉の有様は、淫靡この上ないものだった。

ロランは、十分オリーブオイルをその部分に垂らし終えると、肉棒をひくつかせながら小瓶の蓋を閉め、ソシエの次の指示を待った。

「う、んっ・・・。それじゃあ、今度はロランのオイルを塗った指で、わたしのお尻の穴を揉みほぐして・・・」

そう命じられて、彼はオリーブ油でぬらつく右手の中指を、そっと美少女のの菊孔にあてがった。そして、ロランはソシエの肛肉の表面をゆっくりと揉みほぐし始めるのだった。

 

ぬりゅっ・・・ぬりゅんっ・・・。

彼女にとって、始めのうちは冷たかったオイルも、少年がマッサージを続けているうちに徐々に体温で温められて気にならなくなってきた。

肉皺の一本一本を揉みほぐされる感触は、舌でそうされたときと比べてみても、何の遜色もないほど素晴らしいものだった。

「あぁ〜んっ!・・・感じる・・・。ね、ロラン・・・。そろそろ・・・指、入れてみて・・・」

ソシエのその声を聞いて、ロランは周辺部の細皺を撫で回すように動かしていた指先を、ひくひくと蠢いている薄桃色の中心部へと、そっとあてがった。そして、ゆっくりと秘肛の内部へと挿入していった。

つぷっ・・・。

「はぁっ!・・・」

菊孔の中に少年の指を受け入れて、彼女は甘い吐息を漏らした。異物を肛内に入れられることに対して、内心少なからず恐怖心を抱いていたのに、それがまるで嘘のようにすんなりとロランの指を受け入れられたことに、ソシエは少々驚いてもいた。

これなら、きっとかなり奥まで指を入れられても大丈夫だわ・・・。

そう確信した美少女は、少年に向かってまた新たな注文を出すのだった。

「うぅんっ!・・・。じゃあ、奥の方までたっぷりとオイルを塗り込んで・・・」

 

ソシエのその台詞を聞いて、ロランは喜び勇んで肛門の奥深くまで、ゆっくりと指を挿入していった。

ぬるっ・・・ぬりゅっ・・・。

念入りな口戯と、オリーブオイルの効果は絶大だった。彼女の秘肛は、何の苦もなく少年の中指を根本まで受け入れたのだった。

だが、ただ単に指を挿入しているだけでは、内部粘膜にオイルを塗り込むことはできない。ロランは最深部まで突き立てた指をいったん引き抜いてゆくと、ソシエの括約筋付近にたっぷりとまぶされたオリーブ油を再び指に絡み付かせてから、また挿入するという動作を繰り返した。

にゅぽっ・・・ぬりゅんっ・・・ずにょっ・・・にゅりゅっ・・・。

「あひっ!・・・ひっ、あっ!・・・良いわっ!・・・。・・・すて・・・きっ!・・・」

少年の中指が、肛門の粘膜を擦り立てながら抽送される度に、美少女の口唇から歓喜の嬌声がほとばしる。暫しの間、二人はともにその淫猥なアナルマッサージを愉しんでいるのだった。

 

しかし、ソシエは何時までもその行為を悦んでいる訳にはいかなかった。夕食までにはこの遊戯を終えて、母屋へと戻らなければならない。彼女はベッドの脇のサイドボードの上に置いてあった目覚まし時計に眼を遣って時間を確認してから、彼に向かって言った。

「・・・うっ、んっ!・・・。・・・じゃあ、お尻の穴も十分ほぐれてきたし、オリーブオイルも奥の方まで塗り込めたみたいだから、そろそろ始めましょうか・・・」

 

ソシエの口にした『始めましょうか』の意味を、いくら少々鈍いところがあるロランも、流石に察していた。次に待ちかまえている行為が、美少女のアヌスに、己のペニスを突き立てる事だということを。

「・・・は・・・はい・・・」

ソシエのその声を聞いて、ロランは期待に胸を高鳴らせながらそう答えると、ゆっくりと中指を引き抜いていった。

ぬぽっ・・・。

指が引き抜かれた令嬢の菊穴は、オリーブオイルでぬらぬらと濡れ光ながら内側から捲れ上がって、内部の鮮紅色の肉色を覗かせていた。

その様子を至近距離で目の当たりにした彼は、また生唾をごく・・・と飲み干してからからに渇いた喉を潤すと同時に、肉棒をひくつかせるのだった。

いくらソシエが、事前に肛門を洗浄していたといっても、その内奥深くまでは洗えなかったのだろう。完全に引き抜かれたロランの中指には、黄色い滓が付着していた。

少年が好奇心にかられて、その中指を鼻先まで持ってきてくんくんと鼻をならして匂いを嗅ぐと・・・何とも香ばしい美少女の生の薫りがした。

「あっ!!ダメっ!!ロランっ!!匂いなんて嗅がないでぇっ!!」

横目でロランの様子を窺っていたソシエは、慌てて上半身を起こすと、叫ぶようにそう言った。

「ご、ごめんなさいっ!」

彼はすぐさまそう謝って、令嬢のご機嫌を損ねないようにするのだった。

「もうっ!・・・。ロランのバカっ!・・・。二度と匂いを嗅いだりなんかしないでねっ!・・・」

「は、はい・・・」

ソシエにその美しい褐色の大きな瞳を羞恥の涙で潤ませたうえでそう言われると、ロランは素直に自分の非を認めるしかないのだった。

少年が意気消沈している様子を見て、彼女はまた四つん這いの姿勢に戻ると、励ますかのように次の指示を出した。

「もう・・・。・・・じゃあね、次はオリーブオイルをロランのオチンチンに、たっぷりと塗りたくって・・・」

 

彼が意気消沈していても、げんきんなことにその肉柱は、まったく硬度を失ってはいなかった。ロランはそのソシエの指示を聞いて、気を取り直すと小瓶の蓋を開け、自らの右の掌にオリーブオイルを垂らすのだった。

少年はたっぷりとオイルを掌に垂らしてから、ぬらつく手指で己の肉竿の幹の部分を自慰をするときのようにしごいた。そして、美少女のアナルを貫くためには当然必須条件になってくる先端部周辺の滑りを良くするために、亀頭部と包皮小帯の辺りを掌で包み込むと、撫でさするようにして潤滑油を塗りたくっていった。

極度の興奮から、海綿体に血流が集中してぱんぱんに膨れ上がった肉棒は、ミミズのように血管を浮き立たせて、臍に付かんばかりの角度で天を指してそそり立っている。もともとロランの肌は褐色だが、そのペニスは色素が沈着していて、亀頭部が鮮やかなピンク色なのを除けば、浅黒かった。その赤黒い肉塊は、表面にオリーブオイルをたっぷりとまぶされててらてらと黒光りしていて、グロテスクさと猥褻さが一段と増したように思えた。

顔だけ後ろを振り向いて、その様子を見ていたソシエは、その猛々しく天を仰いでいる肉欲器官を眼にして畏怖の念すら抱いた。

・・・ああ・・・。あんな凄いのが、本当にわたしのお尻の穴に入るのかしら?・・・。

しかし、美少女はその胸の内に湧いた恐怖心を断ち切って、彼に向かって言うのだった。

「・・・ロランの方も、準備がととのったみたいね・・・。それじゃあ、そろそろわたしのお尻の穴に、オチンチンを入れてちょうだい・・・」

 

「・・・は・・・はい・・・」

ソシエのその台詞を聞いて、ロランはそう答えると、ぬらぬらと濡れ光っている欲望器官の切っ先が、ちょうど美少女の菊孔の中心に当たるように手を添えたうえで腰の位置を調節した。

これなら大丈夫かな?・・・。

肉孔に挿入するのに最適な角度を見つけだすと、少年はゆっくりと腰を繰り出していった。

ぬ、ぷっ・・・。

念入りな前戯の甲斐あってか、ロランの肉柱は思っていたよりもずっとスムーズに、その亀頭部の半分ほどまでがソシエの肉穴にめり込んでいった。

「あぁっ!・・・くっ、はぁっ・・・」

苦しげな美少女の声を聞いて、彼は少々心配になって腰を突き出すのをそこで止めると問い掛けた。

「大丈夫ですか?ソシエお嬢様」

ソシエの肛門をの奥深くまで、いますぐ肉茎を突き立てたい気持ちはあっても、ロランは敢えてそれを自制していた。

本来、異物を受け入れるようにはできていない排泄器官に、肉棒を挿入しようとしているのだ。彼は、自らの欲望を満たすことによって、愛しい令嬢のアナルへ裂傷など負わせたくなかった。それほどまでに、この少年は優しかった。

「・・・う、んんっ!・・・。大丈夫よ・・・。奥まで入れてちょうだい・・・。ゆっくりとね・・・」

あくまでも健気なそのソシエの台詞を聞いて、ロランは命じられた通りに少しずつ少しずつ腰を繰り出してゆくのだった。

ずるっ、ずっ・・・。

「うあぁっ・・・。お尻の穴・・・いっぱいっ・・・」

王冠部がほとんど彼女の肛肉に埋まって、後は欲棒全体で最も太い部分であるカリ首の鰓の部分を残すのみになると、そこで彼はまた腰の動きを止めた。

「本当に大丈夫ですか?ソシエお嬢様・・・。なんなら、もう止めても僕は構いませんけれど・・・」

「・・・大丈夫っ・・・。・・・まだ・・・まだ・・・広がるわ・・・。奥まで・・・奥までちょうだい・・・」

ソシエのその要求を耳にして、ロランはいよいよ決心を固めると、更に腰を突き出した。

 

にゅるんっ・・・。

たっぷりとまぶされた潤滑液のぬめりにのって、遂に少年の亀頭部は美少女の菊肉内部へすべて収まった。

「ああぁぁーっ!!・・・。・・・入ってくるぅぅっ!!」

一番太い部分さえ入ってしまえば、後は簡単だった。ロランは肉茎の根本がソシエの体内にすべて隠れるほどの深さまで、徐々に腰を繰り出していった。

 

少年の肉竿に感じられる、美少女の体内の感触は、素晴らしいものだった。

入り口付近はひだひだが伸びきっていて、まるでゴムできつく締め付けられるような感触だったが、その抵抗を押し切って更に奥まで欲棒を挿入してゆくと、つるりとした直腸粘膜が温かく肉棒を包み込んでくれていた。

あのソシエお嬢様のお尻の処女を、この僕が奪ったんだ!!・・・。

ロランは、根本まで淫茎を挿入し終えると、すべての動きを止めてその肉の味を味わいながら、何とも言えない深い感慨に耽っているのだった。

 

「ああぁっ!・・・あぁっ!・・・お腹の中・・・オチンチンでいっぱいぃぃっ!!・・・」

肉柱があらかた肉穴に収まってしまうと、ソシエは感極まった喘ぎ声を上げた。まるで、喉元まで灼熱した太い丸太ん棒を突き立てられたような、強烈な異物感だった。

だがしかし、念入りな口戯とオリーブオイルを使ったアナルマッサージの効果は、すぐに顕れた。

直腸の奥深くまでみっしりと埋め尽くした肉塊が、徐々に菊穴にしっくりと馴染み始めてくるのに、それほど時間は掛からなかった。

菊孔内の肉壁がその異物の太さに慣れてくると、美少女の肛門と直腸から、峻烈な快美感が湧き起こってくるのだった。

「あひっ!・・・す・・・ごいっ!・・・。お願い・・・ロラン・・・。ゆっくり・・・ゆっくり出し入れして・・・」

愛しい令嬢にそう請われて、彼は王冠部のみが肛肉内へ収まっている程度のところまで、ゆっくりと腰を引いていった。

ずるっ・・・ずるっ・・・。

「うはぁっ!・・・」

ロランが欲棒を引き抜いてゆくと・・・ソシエの肉壁が、丁度カリ首の鰓の部分で擦られる。

その甘美な刺激に、美少女の官能はどこまでも舞い上がってゆくのだった。

 

一方、彼の方も、そのきつきつの肉穴の締め付けの前に、今すぐにでも漏らしそうな位に高まっていた。

ロランの眼から見ると、雪白を連想させる令嬢のヒップに、グロテスクな褐色の肉柱の幹の部分が突き刺さっている様子が丁度一望できた。そのあまりにも猥褻なコントラストを目の当たりにして、彼はまたもやびくびくと肉竿をひくつかせた。

少年は美少女の要請どおりに、カリ首の部分まで引き抜いた肉棒を、再度内奥まで押し込んでいった。

「う、うあぁっ!・・・」

直腸の奥深くまで突き立てては、また亀頭の鰓の張った部分が括約筋に引っかかる辺りまで引き抜く。ロランはソシエの指示どおりに、ゆったりとしたペースでその作業を繰り返すのだった。

菊穴からもたらされる、生まれて初めての強烈な快感が、美少女の青い官能を狂わせてゆく。と、同時に、耐えに耐えてきた少年の射精欲求もまた、限界近くまで高まっていた。

 

処女を捧げたくとも捧げられないソシエと、バージンを奪いたくとも奪えないロラン。その二人にとって、この肛門を使っての交接は、彼女にとっては後ろの処女を少年に捧げられることになるし、彼にとっても美少女の大切なバージンを確かに奪うことになる、いわば理想的なまぐわいと言えた。

「あぁぁっ!・・・ロランッ!・・・良いわっ!・・・。もっと早く出し入れしてぇっ!!」

ソシエのその懇願を聞いて、ロランは腰の律動のピッチを上げた。

ずにゅっ・・・ぬるっ・・・ずにゅうっ・・・。

少年が腰を引くと、美少女の菊孔が捲れ上がって淡いピンクの肛肉が顕になり、腰を突き出すとその肉色がまた白い尻肉の狭間にめり込んで隠れる。

その光景は、猥雑極まりないものだった。

 

「あっ!・・・ひっ!・・・すご・・・いっ!・・・もっと早くっ!!・・・もっと奥までちょうだいっ!!」

ソシエのその台詞を聞いて、ロランは両手で美少女の腰を掴むと、肉棒の抽送のペースを更に上げた。

にゅるっ・・・ぱんっ・・・ぬりゅっ・・・ぱんっ・・・ずにゅうっ、ぱんっ・・・。

自然と少年の腰の動きは、令嬢の双丘にぶつけてゆくようなハードなものになっていた。

その腰の律動に合わせて、ロランの腰とソシエの尻たぶがぶつかる鈍い音が響く。その淫靡なサウンドと、二人が共に流した恍惚の汗の匂いと、少女の股間から立ち上る牝臭とコロンの薫りが混じり合い、狭い室内に充満してゆくのだった。

 

菊穴からの快美感は鳥肌が立つほど素晴らしいものではあったが、いまやその淫蕩な素顔を明らかにしたソシエにとっては、まだ足りなかった。

彼女は、つい先程まで顔と一緒に枕に伏せていた両手を、今度は自らの股間と胸乳に這わせて愛撫し始めた。

左手では乳丘を押し揉みながら、右手ではアナルファックの快感から、多量の蜜汁を垂れ流している秘裂に隠れていた肉芽を探し当てて、くりくりと摘んだり弾いたりして責め弄る。

「あぁぁーっ!・・・す・・・てきっ!・・・。もっと・・・もっと激しくぅっ!!・・・」

美少女にそう請われて、少年はダイナミックに腰を双臀にぶつけていった。その動きは、もう彼にできうる最高のペースだった。

「ひっ!・・・す・・・ごいっ!・・・あぁっ!・・・あぁぁっ!!」

ロランは恍惚で上気して朱色に染まったソシエの白い尻肉に、がむしゃらに肉棒を突き立てては引き抜く。そして、差し迫った射精欲求を何とか押し止めようと試みながら、叫ぶように言った。

「うあぁっ!・・・ソシエお嬢様ぁっ!・・・僕、もう・・・限界ですっ!!・・・。今すぐ出そうですっ!!」

その声を聞くと、彼女は自らもまた尻を振って貪欲に快楽を貪ろうとしながら、少年に向かって命じるのだった。

「あはぁっ!・・・まだっ!・・・まだダメッ!!・・・。もう少し・・・もう少し頑張ってっ!!」

ソシエの命令の前に、ロランはただ肛門を必死で締めて、放出を少しでも遅らせる処置をとった。

実際彼のその努力も、美少女のオリーブオイルでぬらついて滑りが良くなっている上、きゅうきゅうと断続的に締め付けてくる菊穴の甘美すぎる刺激の前では、風前の灯火であることは明らかだった。

だがしかし、ソシエの口からは、まだ放出の許可は出ていない。ロランは男のメンツにかけて漏らすまいと、歯を食いしばって堪えた。

 

一方、美少女の方も、絶頂が間近に迫って来ていることが分かっていた。彼女は、射精が差し迫っている少年と同時に登り詰めようと、右手の中指を膣孔に挿入すると、残った人差し指と親指でクリットを摘み、左手では乳頭を押し潰すように摘んだ。そして、両手指を総動員して、媚粘膜と胸乳を責め立てるのだ。

その体勢は、ソシエにとってはまさに理想的なものだった。

肛門とその内部の肉壁からは、ロランの肉柱で突かれ、カリ首で削られる度に、素晴らしい愉悦が沸き起こっていた。その上、自らの両手では乳房と膣の入り口と敏感な肉芽を、自慰をする時とほぼ同じ姿勢をとって愛撫している。

被虐欲求の強い彼女にとってその姿勢で得られる快美感は、愛しい美少年の前でそんな猥褻な姿を晒していることが更なる刺激となって、普段のオナニーなどとは比べるべくもないほどの性レベルにまで高まっていた。

菊肉と媚肉と乳房から、峻烈な快感が沸き起こり、ソシエの官能をどろどろに融かしてゆく。と、同時に、ロランの腰骨の辺りにも、少しでも油断すればすぐに漏らしてしまいそうなほどの強烈な愉悦がわだかまっていた。

後は、いかにして二人同時に登り詰められるようにタイミングを合わせられるか、それだけだった。

 

「あぁぁっ!・・・ソシエお嬢様ぁっ!・・・お願いだから・・・お願いだから射精(だ)させて下さいっ!!・・・」

切羽詰まった少年のその声を聞いても、美少女はまだそれを許さなかった。

「あっ!・・・ひっ!・・・まだっ!・・・まだよっ!!・・・。もう少しっ!!・・・もう少しだからっ!!」

ソシエのまだ射精を許してくれない非情な台詞を聞き、ロランは口を開けて荒く吐息をつきながら、必死になって腰を振って肉棒を抽送させるのだった。

にゅっちゃっ・・・にっちょっ・・・ぱんっ、ばんっ・・・。

「「はぁ・・・はぁ、はぁ・・・」」

狭い室内に、肉丘に腰を打ち付ける鈍い音と、二人の荒い吐息が響きわたっていた。

胸乳からの快感と、ヴァギナ快感とクリトリス快感。その上、生まれて初めてのアナル快感。

それらが渾然一体となって、恐ろしいまでの悦楽の大津波となって、彼女に襲い掛かってきていた。

少年の目の前で、その完璧な愉悦の濁流に押し流される瞬間は、もう後少しにまで迫っていた。

「あぁっ!!・・・ああぁっ!!・・・。来るわっ!!・・・もう・・・すぐっ!!・・・イ、イクッ!!・・・。ひっ!!・・・あっ!!」

めくるめくようなエクスタシーが、もうすぐ手の届きそうなところにまで来ていた。後は、そのきらきら煌(きら)めく光の中に、身を投じるだけだった。

「あひっ!!・・・ああぁぁっ!!・・・もうっ!!・・・イクッ!!・・・。イッちゃうぅぅっ!!・・・。良いわっ!!ロランッ!!・・・。わたしのお尻の穴にっ!!・・・お尻の穴の中にっ!!・・・思いっ切り出してぇぇっ!!」

 

「うあぁぁっ!!・・・。・・・出ますっ!!・・・ううぅっ!・・・出るうぅぅっ!!・・・」

遂に放出の許しを貰ったロランは、狂ったように腰を振り立てた後、ソシエの菊孔の奥深くにまで欲棒を突き立てると、溜まりに溜まっていたありったけの劣情を解き放った!

どぷっ・・・どぴゅっ・・・ぴゅっ、ぴゅっ・・・どりゅっ・・・どくっ・・・どぴゅっ・・・ぴゅ、ぴゅっ・・・どくっ・・・。

上がりきった睾丸が放出の悦びに打ち震え、輸精管を奔流が走り抜けて、欲望器官の先端の鈴割れから大量の白濁液が何発も何発も打ち出された。

「あひっ!!・・・ひああぁっ!!・・・熱いいぃぃっ!!・・・」

今まで”男”を知らなかった、美少女の無垢な体内に、少年の灼熱したスペルマが何度も浴びせかけられる!

ソシエの直腸内で、ロランの肉棒がびくんっ、びくんっと痙攣しながら、溜め込んでいた獣欲をすべて吐き出そうと、何度も収縮して樹液を放出し続ける!

「あはぁっ!!・・・ああぁぁっ!!・・・わたしの尻の穴・・・お尻の穴の中でっ!!ロランのオチンチンが暴れてるぅぅっ!!・・・」

淫乱令嬢は、自らの肛肉内で少年の淫茎が暴れのたうっているのを感じながら、感極まって叫ぶように言った。

「うあっ!!・・・まだ・・・まだ出ますっ!!・・・おっ・・・ああぁぁっ!!・・・」

ロランの打ち出す精液の量は、とてもそれが今日二度目の射精だとは思えないほどだった。ソシエは、その大量の熱い白濁が直腸内部を一杯に満たしてゆくのを、おぼろになった意識の中で感じ取りながら、また喘いだ。

「ひっ!!あっ!!・・・お尻の穴の中っ!!・・・いっぱいぃぃっ!!・・・。・・・いっぱい溢れてるうぅぅっ!!・・・」

少年の快感液を内臓の奥深くに浴びせかけられるのを感じながら、令嬢はこの上ない恍惚の渦の中に呑み込まれてゆくのだった・・・。

 

「「・・・はぁ、はぁ・・・はぁ・・・」」

ともに絶頂を極めた二人は、暫しの間荒い吐息をつきながら、そのままの姿勢で最高の愉悦の余韻に浸っているのだった。

だが、いくらその交接が素晴らしいものだったとしても、女性と違って男性は一度射精してしまえば、冷静になるのにさして時間は掛からない。やがて、互いの荒かった息がおさまってきた頃合いを見計らって、ロランは肛肉から激烈な放出を終えたために萎えた肉柱をゆっくりと引き抜いてゆくのだった。

ずるっ・・・ぬぽっ・・・。

「・・・あっ、ふっ・・・」

まだ半ば意識が朦朧としていたソシエは、最上の悦楽の余韻から醒まされたように小さく嘆息した。

肉竿がすべて引き抜かれると、彼女の菊肉は内側から捲れ上がって、少年の眼前に鮮紅色の肉の色を覗かせていた。その有様は、痛々しくさえ感じられるほどだった。

彼は、令嬢のその菊孔の様子を気遣って言った。

「大丈夫ですか?・・・ソシエお嬢様・・・。痛くありませんか?」

その声を聞いて、幾らか意識がはっきりとしてきたソシエは、逆にロランに向かって問い掛けるのだった。

「・・・大丈夫・・・。まだお尻の穴に何か入っているみたいな気がするけれど・・・。それよりも、どうだった?・・・ロラン・・・。わたしのお尻のバージンは・・・」

美少女にそう問われ、彼は正直に自分の感想をのべた。

「・・・さ・・・最高でした・・・」

その答えを聞いて満足したソシエは、またゆっくりと瞳を瞑ると、ふうっ・・・と吐息をつくのだった。

 

実際、彼女の肛門の粘膜は、あれほど激しく異物で擦られたために、まだひりひりと疼いていた。だが、ソシエはそれ以上ロランを気遣わせたくないと思い、敢えて強がって見せたのだった。

硬直を抜いた少年が、ひくひくとひくつく菊穴を観察し続けていると・・・彼がしとどに注ぎ込んだ白濁液が、中からじゅくじゅくと滲み出してきた。

その白いとろみの強い粘液が、令嬢の会陰部の辺りまで垂れているのが少年の眼に映っていた。

「あっ・・・やだっ・・・漏れてきちゃった・・・」

ソシエのその台詞を聞くと、慌ててロランはサイドボードに手を伸ばし、引き出しの中から何枚か桜紙を鷲掴みに取り出して彼女の肉穴にあてがうのだった。

「ありがとう、ロラン・・・。わたしのお尻の穴・・・拭いてくれる?」

「は、はい・・・」

彼女にそう請われ、彼はそう答えると、すぐさま菊孔とその周辺を丁寧に拭い始めた。

拭っても拭っても、ソシエの肛門からは、己の注ぎ込んだ快感液が滲み出てくる。その様子は、いかにロランが令嬢の肛内に大量に樹液を注ぎ込んだかを、何よりも雄弁に物語っているかのようだった。

もとはと言えば、自らが射精したせいでこうなってしまったのだ。少年は、美少女に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになって、根気強くその作業を続けるのだった。

 

ロランの努力の甲斐あって、もうほとんどザーメンが漏れ出てこなくなった頃を見計らって、ソシエはゆっくりと身体を起こした。

「ん・・・もう良いわ・・・」

美少女はそう言った後、少年の眼前でベッドからおりると、椅子の上に置いてあった衣類を身に着けてゆくのだった。

服を着終えると、ソシエはいまだに全裸で惚けているロランに向かって声を掛けた。

「・・・とっても素敵だったわ、ロラン・・・。またそのうちにエッチなこと・・・しましょうね」

彼女はそう言うと、ベッドの上で放心している少年に向かって言った。

「名残惜しいけれど、そろそろわたし、母屋に帰らなくちゃ・・・。ドア・・・開けてくれる?ロラン」

ソシエのその台詞を聞いて、ロランはやっと正気に戻ると、取り合えずズボンだけ急いで身に付けてから、部屋の入り口のまで歩いていって鍵を外して扉を開いた。

「ど、どうぞ・・・ソシエお嬢様・・・」

「ありがとう、ロラン」

彼女はそう言うと、軽やかに少年の前まで歩み寄ってきた。そして、つま先立ちすると、彼の唇に自らの唇をそっと重ねた。

ちゅっ・・・。

そして、ソシエは頬を赤らめたまま、もう一度念を押すようにロランの眼を見据えながら約束をとりつけるのだった。

「また今度・・・また近いうちにね?・・・。必ずだからね?約束よ、ロラン・・・」

「・・・はい・・・」

少年に密戯を確約させると、美少女は身体を翻して、まるで俊敏な小動物のように屋敷の方へと走り去っていった。

「約束だからねーっ!!ロランっ!!」

小走りに走りながら顔だけ振り向かせてそう言ったソシエの姿は、ひどく愛らしいものだった。それを見ながら、ロランは改めて今日一日を思い出して、深い感慨に耽っていた。

到底自分には手の届かない存在だと思っていた麗しい令嬢たちと、思い出すだけで股間が熱くなってくるような厭らしい行為をしたこと。それらすべてが、彼にとっては、まるで夢の中の出来事のような気がしていた。

 

「・・・僕もそろそろちゃんと服を着なくちゃあ・・・」

そう一人ごちて、扉を閉める少年の姿を、夕日が赤く染め上げていた。

ロランはまだ知らなかった。そう、この日こそがハイム家の二人の娘たちが新しい『Plaything』を手に入れた記念日であり、その玩具が自分であるということを。

そして、これから先、彼には令嬢たちの性欲処理のための肉欲に爛れた日々が待ち受けているということを・・・。

 

Plaything■玩弄少年■

 

どうも、すとらとです。まずは、こんな駄作をご自分のサイトに掲載して下さったみゃあ様と、ここまでこの作品にお付き合い下さった皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

この作品は、某TVアニメを題材にしたFF(ファン・フィクション)なのですが、題材そのものがマイナーな上、時期的にも旬を過ぎてしまっているようなので、きっと分からない人の方が圧倒的に多いと思います(汗)。

それでも尚、何故この作品を書いたかというと、個人的な思い入れの深さと共に、三人称文体で何処まで自分が小説(の、ようなもの(苦笑))を書くことが出来るか試してみたいという、実験的な意味合いが強く込められています。

当初の予定では、キエル編、ソシエ編共に三ヶ月づつ、合わせて六ヶ月程で仕上げて、更新の滞っている『悪夢』第二部の執筆に取り掛かりたいと思っていたのですが、諸々の事情により完結まで十ヶ月程を要した作品になってしまいました。(その割には出来も大したこと無いし(泣))

兎に角、取り合えずこの一連の「Play〜シリーズ」には、現時点でのわたしのありったけの想いが込められています。その想いが少しでも数少ないわたしの作品の愛読者の方々に伝わったなら、これ以上の喜びは有りません。

長々と書いてきましたが、最後にもう一度だけ、みゃあ様と読者の方々に感謝の言葉を贈らせて頂きます。『本当に、ありがとうございました』

 

PS.『悪夢』の次回作をお待ち下さっている方々、本当に申し訳有りませんが、もう少し待っていて下さい。必ず完結まで書きますから(汗)。

それでは失礼します。

 

 

 


 ご意見・ご感想はこちらまで

(updete 2001/10/30)