夢の終わりに
(2nd DAY「再生・プロローグ」)
作・あくあ@ねおさま
「おいしい?アスカ」
「うん!とってもおいしい」
「よかった・・・」
「最初はどうなるかと思ったけど、ミサトさんのマンション、電気・ガス・水道
すべて自給自足だから、ここで暮らしていけばいいね!シンジ。」
「うん、もし他の人が自分の形を想像すればもう一度、人として再生することがで
きる。そして再生した人がこの明かりを見つけてここに集まれば、1人で生きて
いかなくてすむ。そうすればまた以前のようなにぎやかで楽しい生活ができるよ」
「そうね・・・ヒカリや鈴原・相田達もここに来ることできるかな・・・」
「もちろん!みんなを信じてあげなきゃいけないよ、アスカ」
「うん、早く会いたいな・・・」
−−−−−−−−−−−Touji Side−−−−−−−−−−−−−−−
「あれ・・・わいはどうしたんや?」
「確か・・ネルフの病院でいいんちょうの付き添ってもらっていたはずやが」
「それに・・・なんか自分の体がすけているような・・・」
「そうや、いいんちょう!いいんちょう!!はどないしたんや!!」
「おーい いいんちょう!!」
「返事はなしか」
「もう一度・・・いいんちょうにあいたいな・・・」
「ついでに・・・わいの気持ちも言いたいな・・・」
「いいんちょうーーーーあいたいでーーーーーー!!!」
「あれ、なんか光の玉がこっちにくるで」
「・・・・・・はら・・・」
「なんや、空耳か?」
「・・・・すず・・・はら・・・」
「いや、空耳やあらへん!確かにいいんちょうの声や!」
「いいんちょう、どこにおんや!わいはここにおるで」
「鈴原!本当に鈴原なの?」
「なにいっとんのや、わいが鈴原トウジでなくてだれなんや?」
「ううんごめんなさい」
「いいんちょうはなにもあやまることはあらへん」
「・・・ありがとう」
「なあいいんちょういったいここはどこなんや?」
「私にもわからない・・でもなんかすごく悲しい所・・・」
「そうか・・・でもわいはそうはおもわん!」
「・・・・・・」
「いいんちょがおるさかいな」
「鈴原・・・わたしも鈴原がいるから・・・悲しくない」
「あいがと、いいんちょ、でもなんか変やなこの世界」
「そうね・・・そう言えばアスカや碇君は?」
「わからん、でもなんかこの世界にはいないような・・・」
「そう・・・もう一度逢いたいね」
「そうやな・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「いいんちょ、今二人きりやから話すけど・・・」
「え・・・・・・」
「わい・・いいんちょのこと好きや」
「鈴原・・・・・」
「あ、いいんちょ気にせえへんでええよ。ただわいはなんかいいんちょに逢ったら、
いわなああかんとおもっていっただけやから」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「ありがとう」
「べつに礼いうことあらへん」
「ううん、私も鈴原の事・・・すき・・」
「そうか・・・」
「鈴原が先に言ってくれなかったら言えなかった」
「まあそれはおいといてなんかしっくりこんの、この世界!」
「うん、なんか体、光っているもんね」
「まあここがいやというわけでもあらへんしもうすこしここにおるか」
「うん・・鈴原と二人っきりていうのもいいけど・・・私はアスカや碇君に逢いた
いな。そして私達のことアスカに言いたいな」
「・・・いいんちょ・・・変わったか?」
「え・・なんで」
「だって、いいんちょそういう事、ほかのやつに言うのいやなかったのか」
「・・・私だって女の子なのよ、自慢したいにきまっているじゃない・・・」
「・・・すまん、いいんちょ」
「ううん・・そんなこと。それよりどうする、鈴原これからの事?」
「せやなあ、まず・・せんせたちを探して、それからもといた場所にかえるちゅう
なは」
「そうね・・私も前の方がいいもの。前の世界に戻りたい」
「!いいんちょ、わいらの体、光がつよくなってきたで」
「なに!なに!!」
「いいんちょ、わいの手離すな!」
「うん」
とりあえず2nd Day 再生・プロローグ ENDです
今回トウジの視点ということで書いてみました。
私のトウジにたいする印象は”思ったことを全て言葉にして言う”です。
シンジとまるっきり正反対でアスカと結構似ていると思います。
そのためトウジの思考はすべて言葉に表しました。
ご不満等はどんどんメールしてください。
次回の3rd Day 再生・親友 で活かしていきたいとおもいます
caa51220@pop06.odn.ne.jp
みゃあ
と偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの
みゃあ「ふうっ。趣向が変わって、こういうのもいいですねぇ」
アスカ様「なに言ってんのよ!あたしが出てないじゃないのっ!」
みゃあ「だって、前回の後書きに書いてあったじゃないですか。次はトウジの視点だって」
アスカ様「鈴原の視点だって、あたしが出たっていいでしょう?」
みゃあ「はぁ…。出たら出たで文句を言うくせに、出ないと出せって言うし……そんなことじゃシンジくんに嫌われますよ?」
アスカ様「なっ、なによ…ここでシンジは関係ないでしょう!?」
みゃあ「……なにドモってるんですか、アスカさま(にやり)」
アスカ様「べ、別にドモったりしてないわよ……」
みゃあ「ふ〜ん……そうですか(にやり)」
アスカ様「ちょっと!にやにや笑うの止めなさいよっ!」
みゃあ「いえいえ、別に笑ったりしてませんよ〜(にやり)」
アスカ様「……こ、こいつ」
みゃあ「ふっふっふ……」
いいですよ、あくあ@ねおさま。セリフだけにしたっていうのも斬新です!
トウジの関西弁、大変じゃなかったですか?(笑)
続きも期待してま〜す!