「はあ・・・」

アタシは一つため息をついた。その原因は1つ幼なじみかつなぜか気になる

隣に住んでいる 碇シンジについてである。

「まったく今度の土曜日はアタシの誕生日だってのに・・・あいつときたら

忘れてんじゃないの!」

アタシはそういって足本の石を蹴った。

「しかも、ここ1ヶ月あいつは用事があるからと先に帰っちゃうし、休み時間は

ヒカリと3バカの鈴原・相田の二人と4人だけでおしゃべりしてて、アタシが

会話に入ろうとすると話をやめちゃうし・・・・」

いったい何を話してんのよ!・・・・・

 

 

 

 

 

4−DECEMBER for S・ASUKA・L

 

 

 

present by あくあ@ねおさま

 

「ねえ、アスカ」

珍しく、あいつが話し掛けてきた、けどいままでのことからそっけない返事

をした。

「・・・なによ」

「あのさ・・・今度の土曜日なんだけど・・・僕とトウジ・ケンスケ・洞木さん・綾波

・ミサト先生・加持さん・リツコ先生・マヤ先生・父さん・母さんでスキ−旅行に

行くつもりなんだけど、アスカもいっしょに行かない?」

「スキ−・・・・」

「うん、いちおう1泊2日で山形県の0王スキー場!」

「ヒカリや他のみんなもいっしょに」

アタシは他のみんなはどうでもよかった。ただ12/4にシンジといっしょに

すごせるのならいいかなあと

「わかったわ、アタシも行く!」

「よかった、アスカが来ないっていったらどうしようかと思ってた。じゃあ詳しいことは

あとで、じゃあみんなにメンバ−が揃ったことを伝えてくる。」

「・・・・・・・」

アタシはシンジが教室を出ていってから少しして気がついた。

「そういえばアタシ、スキ−ってかなりへたなのよね・・・」

まあいっかシンジに教わればいいのよね・・・

 

 

 

 

−−−−−−−−−−さて12/4 ここは山形県0王スキー場−−−−−−−−−−−

 

「うっわーー広いスキー場!!」

アタシは着くなりすぐさまその広さにおどろいた

「アスカ、まだ上にもゲレンデはあるしここから見えない所にも

ゲレンデはあるんだよ!」

「へえーーー」

「さあ、まずはペンションにいくぞ・・・」

あ、初めてゲンドウおじさまが口を開いた!

車のなかじゃあ一言もしゃべらなかったのよねえ

「そうねえ、それじゃあ行きましょう!!!」

ユイおばさまもけっこうはりきっているなあ

「ペンションってどこにあるんですか?」

「うむ、ちょっと登るぞ」

「さあ行こうよ、アスカ!」

ヒカリも鈴原といっしょだからかはりきっているなあ

「うん、行こうよヒカリ!シンジも早く行こうよ」

「わかった・・・・けどなんで僕がアスカの荷物持ちで

トウジが洞木さんの荷物持ちなんだよ!」

「別にいいじゃない!男なんだから」

「なんや、その言い分は!こっちの身にもなれ」

「うっさいわねえ、それじゃあこれでいいでしょ」

そういってアタシはシンジと鈴原から着替えが入ったバックを奪いとった

そしてそれをヒカリに渡した。

そんなこんなで何時の間にかゴンドラ乗り場まできていた。

 

 

−−−−−−−−ちょうど山の中腹に位置するペンション−−−−−−−

 

「結構いいペンションじゃない!」

「うん、こんなのよくとれたね父さん」

「なにいってるんだシンジ、これは家の物だ!」

「「ええーーーー」」

アタシとシンジは驚きのあまりユニゾンして叫んでしまった

「まあそんなことはどうでもいいさっさと着替えて滑りに行くぞ!」

 

・・(作者 全員の反応)

シンジ「アスカ早く行こうよ」

アスカ「ちょっとまちなさいよお」

ヒカリ「・・・鈴原、スキー教えてね」

トウジ「・・・おう、まかせときいや」

ケンスケ「惣流に洞木のスキーウエア姿・・・撮りまくってやるーーー」

レイ「・・・・・・・・・」

ミサト「さあゲレンデで飲むわよお」

加持「葛城、飲むじゃなく滑るだろ」

リツコ「この絶対転ばない万能スキー板を試さなきゃ」

マヤ「そうですね、先輩」

ゲンドウ「ふ・・・」

ユイ「あなたなに不気味な笑いをしているんですか」

 

 

 

以上

 

 

「きゃああああああああああ」 ドッシーン

「いたたたた・・・」

「大丈夫、アスカ。ほら捕まって」

「ありがとう、シンジ・・・・でもってもっとちゃんと教えなさいよ」

「そんなこといってもこれでせいっぱいだよ」

「鈴原とヒカリはあんなにもうまく滑っているじゃない」

そういって二人のほうを指差した。

「鈴原、しっかり支えてよ・・・・・」

「わかってるって、せやからいいんちょもっと安心して練習しいや」

 

「わかったよ、じゃあもう一度やろうよ、アスカ!」

「わかればよろしい」

 

 

 

−−− そんなことで夕方の5時頃、ゲレンデにナイタ−の光が灯りはじめる−−

 

「じゃあ一回終わりにしてペンションで夕食をとりましょう」

ユイおばさまがそういって呼びかけた。

「シンジ戻ろう!」

「そうだね!」

とアタシはシンジと並んで滑っていった。

ペンションに入って着替えをしてロビーに集合した私達はおばさまとシンジの

料理をみて驚いた

「すごい!豪華なデイナーみたい!!」

味も最高!そんな食事も食べおわりくつろいでいた

「ふう、おいしかった!」

「ねえアスカ、これからナイタースキーに行かない?」

「そうねえいいけど・・・ヒカリ達も誘うの?」

「ううん、二人だけで」

「え・・・・いいわよ」

「じゃあ着替えてペンションの前にいるから」

「わかったわ、じゃあまたあとでね」

へえあいつが二人きりでなんて言うとはおもわなかった。

「さってとじゃあヒカリ行ってくるね」

「まってアスカ私もいっしょにいくわ」

「なんでー、せっかくシンジが二人っきりでっていってくれたのに。邪魔する気?」

「ううん、私は鈴原となの」

「そうなんだ、がんばりなさいよ」

「アスカもね」

「いっけない、もうこんな時間行かなきゃ」

「まってよ、アスカー」

 

 

−−−−1時間くらいあと−−−−−−−−

「ねえアスカ、ちょっと休もうか」

「そうね」

アタシはそういって大きな木の下で板を外して腰掛けた。

「・・・・・」

「・・・・・」

「アスカ・・・・・・渡したい物があるんだけど」

「え・・・・・・」

「受け取ってもらえるかな?」

「シンジ・・・ありがとう」

「あけてみて」

「うん・・・・・あ!指輪・・・」

「いちおう12月の誕生石・トルコ・・・・・・」

「きれい」

「うん僕もきれいだと思うよ、アスカの瞳の色みたいで」

「・・・・・・シンジ」

「アスカ・・・・好きだ・・・」

「・・・・・・アタシも」

 

二人は抱き合いそして・・・・・・・・kiss

 

どこからともなく白い冬の妖精が二人を祝福するかのごとく舞い下りる。

 

 

 

二人の明るい未来に祝福を

 

 

 

 

END

 

作者の後書き

 

 

さて今回12/4エヴァのヒロインの一人惣流・アスカ・ラングレーの誕生日ということで二つ同じような流れの

SSを書きました。一つはsound genesisのHPへもう一つはみゃあさんのおうちに投稿しました。

暇がある方はどうぞ両方をごらんください。

 


 

みゃあの感想らしきもの。

 

コメントはしばらくお待ちください(^^ゞ。