「では陣内殿。 まいろうか。」
ディーバは顔を少し赤らめながら目の前の天幕を見やる。
「・・? ・・なに?」
チラリとディーバの表情と天幕を見比べながら思考を巡らす陣内。
ヒクッ
何かに思い当たったのか、陣内の顔が引きつる。
『"元"東雲高校生徒会長』陣内克彦やはり、彼も健康でお年頃だったようだ。
ズザッ
何かに怯んで一歩後ずさる陣内の腕をディーバの手が絡めとる。
「どうしたのじゃ陣内殿? 我に卵を産んで欲しいと言ったのはそなたじゃぞ。」
「い、いやしかし・・だな・・・」
焦りの入った陣内、冷や汗が滝が様に流れる。
「なにか不都合でもあるのか?・・・まさか‥我が相手では不足と申すのか・・。」
悲しい顔をするディーバ、結構しおらしく可愛いかも・・。
「いい〜や!そんなことは無いぞぉ。 ・・・ただ・・なんだぁ、その・・・・。」
陣内頭脳活動開始(笑)2秒後解答。
「そぉだ。 ディーバよ、バグロムと私とでは生物として違い過ぎる。」
「これでは子孫など生まれまい、そうではないか?」
一瞬動きが止まるディーバ、しかし又陣内を引きずり歩きだした。
「その心配ならいらぬぞ、陣内殿。 以前試したからのぉ。」
顔を赤らめながら陣内の顔を見てニコリいやニヤリといった感じで笑う。
「なに?」
「以前に人間共のオスを捕らえて試して見てのぉ、マスオ型はその時生まれたのじゃ。」
「我らバグロムはどの様なオスとも子孫を残せるらしい、陣内殿からは斯様なバグロムが生まれるかのぉ。楽しみじゃ。」
再び笑うディーバ、その笑いは妖艶さを増してきている。
ここでバグロムの格好説明、ハッきり言えば人間サイズのでっかい昆虫人。 最もその種族の女王たるディーバだけは人間と同じ格好をしている。
少々癖は有る物の誰が見ても"美人"と形容されるだろう容姿。 それも肉感的な、いやグラマーと書いたほうが解り易いか、
それと知らずに見れば生唾ゴックン物(なんだよその表現;;)なのだ。
はね髪みたいな触覚が頭から、薄いベールの様な羽が背中から生えている事を除けばだが・・。
陣内ピーンチ(笑)
確かに「卵を産んでくれ」の言いだしっぺは陣内だったが、この展開は予想だにしなかっただろう。 筆者だってそうだ(笑)
んで、陣内はと・・・。 ありゃ?引きつった笑い顔で固まってら。
で、ディーバは‥と、ニコニコ・・いやどっちかといえばニンマリ?といった感じの、
振るいつきたくなる様な艶のある笑いを湛え陣内を引いて天幕の中に入ろうとしている。
いいなぁ陣内(爆)
・
・
・
固まった陣内を連れたディーバが天幕の中に入ると、カツオとイクラが、(バグロムのタイプ別固体名。他も数種有り、陣内が勝手に付けた)
天幕の入り口前で番に立つ。
女王ディーバに対し絶対忠実の彼らには、中を覗くという考えは全く存在していないのだった。
もっとも、それ以外でも何か考えが存在するのか怪しい連中だが。
(ふみ)では皆さん。 さぞ気になっている筈の天幕内の中継に移りましょう。
−以下小声で−
え・・と、あ、居ました部屋(天幕内、以下都合こう呼びます)の中央に固定して在るディーバの移動玉座にディーバと陣内が座っています。
にしてもなんか匂いますね、甘酸っぱい香かなにかみたいですが・・。
・・陣内、まだ固まっている様です。 ディーバが‥立ち上がって。 おっ、服?に手を持っていきました。
ではここから、中継者を変更したいと思います、ご期待ください〜。 (ふみ壊れ→)(BUN覚醒(笑))
|
パチン カチャカチャ ガシャッ!
ディーバの正装らしき鎧状の上着と、それに繋がる下を覆う部分もろとも、自らの手で外される。
何時も肩から胸部にかけてと股間の隠されている部分が外に晒される、あとは全身を覆う薄い皮膜?が残っているだけ。
その薄い皮膜越しに見て取れるそのラインは見事に均整がとれ、男の官能を呼び覚ますに相応しいもの。
中々に形良く大きく張ったバスト、くびれたウエスト、充分に丸みを帯びたヒップ、どれをとっても不服など出そうも無い。
不透明なそれが、身体の隅々までその造詣を微塵も隠す事無く、細部まで透けているかの様に柔肌の表面を覆う。
その情景は、下手な裸体よりも遥かに淫媚な物。
ピピッ・・・パリッ
乾いた音を出しそれに裂け目が入る。
ディーバの豊かな胸の谷間から始まり、上は首の部分まで、下は股間の部分で二股に別れ足の先まで・・さながら蛹の脱皮の如く。
裂け目に諸手を滑り込ませゆっくりと・・焦らすようにそれを脱いでゆくディーバ。
その目は怪しく潤み、普段なら殆ど感じさせない呼吸もやや荒い、それはこの後の行為に期待するが故。
ゆっくりと露にされてゆく裸身は、人の目を透しても美しいもの。
艶を持った薄いチョコレートブラウンの肌、たわわなバストの頂点に在る薄桃色の乳首らしき突起。
シュルッ
そこに皮膜をすべて脱ぎ去り、その身体から一切の装飾品を取り去ったディーバがいた。
頭部以外には体毛らしき物は無い、背中から生える薄羽と跳ね髪の様な触覚以外に、人とのそれと違いは無い様に見える。
‥‥いや、産毛程の体毛も無いその身体は人には無い神秘性を帯びていた。
人間では無いディーバがなぜこの様な容姿を取るに至ったかは謎だが、
遥か昔に存在した先エルハザード文明が関係しているのかもしれない。
「・・・陣内殿。」
陣内の名を呼ぶディーバ、返事は無い。
構わず続けるディーバ。
「陣内殿、我は‥この時を望んでおったのかもしれぬ。」
「これから誕生する新たなバグロムが、陣内殿の"卑怯"の頭脳を持って生まれれば良いのだがのぉ・・。」
「‥‥」
「‥‥どうしたのじゃ陣内殿?‥‥む、これは‥‥」
正面に座る陣内の前にしゃがみ込む、必然的に陣内の目にはディーバの全てが写る事となる。
「‥気を失っておるではないか。 しかしさすがは陣内殿、気は失うても生殖管は機能させておるとは。」
そう呟く内にも陣内の股間の屹立をまさぐるディーバ。
一通り撫でさするとズボンを下着ごとずり降ろし、陣内のそれに直接触れる。
ビクッ
陣内の全身に痙攣とも言える震えが走る。 ディーバは気にも止めない。
その呼吸は荒く、潤んだ目でそれを見詰め呟く。
「はぁ‥‥交尾など幾年振りか、それもバグロムの救世主たる陣内殿ととは、我は幸せかもしれぬ。」
部屋の中に漂う甘い匂いが更に強くなって来ている、気を失っているにも関らず陣内の屹立は更に硬さを増してきていた。
この匂いは人に対して媚薬となるらしい。
「ふふっ、可愛いのぉ。 ‥いや、これは、なかなかに‥」
呟きながらそれを両手で撫で上げ、ゆるりとしごく。
上気した肌から薄っすらと汗が滲み始める。
部屋の中に充満した、あの匂いが更に強くなってゆく。
・・・どうやらこの匂いの発生源はディーバ自身の様だ。
匂いはディーバの身体全体から発しているが、特にそれが強いのは太股の付け根‥秘唇から。
そこは、まだ直接触れられてもいない筈が十分に潤い、強い香を放っていた。
自身の気が逸るのか、ディーバの手の動きは複雑さと早さを増してゆく、
しかしそれは意識の無い肉体からはありふれた結果を導き出すにすぎない。
ヒクヒク ビクッビクッ
「なっ!なんと! なんともったいない! ああ、折角の精が・・・」
顔から胸にかけて白い粘液を張り付かせ狼狽する。
僅かな消沈の後、胸の谷間に落ちた粘液を指で掬い口に運ぶ、
ピチャッ
チュッ プチュッ チュル
クチュ クチャッ チュッ
顔からも一滴も残さないかの様に指と舌で残滓を口に運び飲み下す。 それは酷くいやらしい光景。
「は‥ぁ、」
恍惚とした表情のまま、視線を下に落とす。
ディーバの望むそれは、今しがた出したばかりとは思えないほど強張りを保って、いや先程よりさらに力強く脈打っている。
「おおぉ、まだこの様な‥。 いや、いかん。 これではまた同じ事に‥いや、しかして‥」
浅はかなジレンマに陥る、これも実態はバグロム故か。
再び熱を帯びた顔つきでそこに触れ始める、今度は自らの唇も使って‥
ぴちゃ ちゅっ 「‥ハァ‥‥ッ‥」
ちゅ じゅっ ぷちゅ 「ムッ‥ン‥ンッ‥」
じゅるっ ビククッ 「‥ン‥‥‥ンムッ ンッ」
クッ コクッ コクッ
「はああ‥ま、またしても‥。 なんたる事か‥‥‥;」
多少自己嫌悪に陥る、が‥下を見れば、まぁだまだ
・・・・ゴクッ
「おお〜っ! じんないどのぉ〜(はあと)。」
両手を顔の横で合せ、ハートまぁくの目をシテ。
「いかん、このままでは‥名残惜しくは有るがそろそろ‥」
「はあ、いよいよ・・・。」
とかなんとか言っても寄り道したのはディーバ自身、何しろ陣内まぁだ失神中‥
時々奇怪な声が口から漏れてはいたが‥;;;
興奮した荒い息をつきながら、ディーバが隆起した陣内の上に跨る、人のそれと殆ど変らぬディーバの秘裂は
その分泌液で太股までもじっとりと濡らしていた。
「ふふふ、では参ろうぞ。 陣内殿‥」
ディーバがゆっくりと腰を堕としてゆく・・
プチュ 「‥ハア‥」
チュ ププ チュウウゥゥゥ 「ア‥ハアァァァ‥‥ァアアア〜〜」
「ハア‥ハア‥アアァ‥」
ディーバの目から涙が零れる、やがてゆっくりと‥徐々に腰が動き始める。
チュ プチュ 「‥ハッ」
クチュ プチュッ 「ハア‥アッ‥ハアッ」
二チュ タプッ 「アッアアッ‥ハッ」
胸の双丘が上下にはずむ。
柔肉がかき分けられ、肉茎が飲み込まれる。
夥しい粘液が垂れ当たりに甘い匂いを撒き散らす。
そこをを覆う物が無いディーバの秘部は一切を隠す事無く肉茎を咥え込み、貪るさまを見せ付ける。
ディーバの動きが早く大きく複雑になッてゆく、上下だけでなく腰を回すように、股間を擦りつけるように動いてゆく。
ジュッ プチュッ ヌチュ クチュッ
「アッ ハッ アウッ クッ ウアッ」
ジュルッ ブッチュ ズチュッ ヂュプッ
「ハッ オウッ アッ ハアア フッ ジ、ジン・ナ・イ・ドノォ」
「・・・フヒッ・・・」
ヂュッ ブヂュ チュパ チュッ
「ハッハッハッハアッアアッ」
「・・フヒッ・フヒヒッ・」
「ひひっ・ふひひひっ・ひっはっははっひーっひっひっふひゃ〜〜〜っひゃっひゃっひゃっっひひゃ〜っひゃっひゃひゃひゃひゃっ!!」
がくんガクン!ガクン!!がくん!!
「アッ ヒッ ヒアッ ウグッ」
突如目を覚まし暴れるように腰を突き上げ始めた陣内、全くの虚を突かれたディーバがロデオの乗り手宜しく陣内に振り回される様に
為す術無く突き上げられまくる。
アッウアッ アアッ フッ ウアッ ヒアアッ
ヒッ ウクッ アアウッ クアアッ フウッ
「ひゃ〜〜〜〜〜〜〜はっはっははははっふひゃっふひゃっふひゃ〜〜〜〜〜〜っひゃっひゃっきゃっひきゃきゃきゃ〜〜っ!!!」
ガックン!ガックン!!がっくん!!!
「ああっあっ じっじんないどのお〜〜〜〜っ」
ディーバの身体が大きく痙攣した時、操り人形の糸が切れたように陣内の動きも止まった。
全身で深くゆっくりと呼吸をしながら恍惚の表情でまどろむディーバ、ぐったりと陣内の上に持たれかかる。
陣内は陣内で、白目を剥いて開いたままの口からは泡、・・・・・再び失神したらしい。
「・・・う゛・・・な、なんだあ・・か身体が・・」 ぐきいっ!
「ぐおあぁっっ!!! いででででぇっ!! いっ一体何が起きたとゆうのだ!!」
「おお、気が付いたか陣内殿。」
「ディーバか、一体何が有ったのだっ、何やら全身が‥特に腰の辺りが痛むのだが。」 ぐきっ 「ぐあっ!」
「覚えておらぬのか・・?」「・・?なにがだ?」
双方共、怪訝な顔をするディーバと陣内。
「・・・まあ、大事無く結構なことじゃ・・・・・・・」
ごきっ 「う゛お゛ぉぉっ・・・だっ大事でない事があるかぁ!この有り様でぇ・・・」
「まあまあ、茶でも飲んで落ち着くがよい。」
そう言うディーバの肌が何時もより艶々しているように見えるのを陣内は気付いたが特になにも言えなかった。
二人?共ほぼ何時もどうりの状態で、天幕の中に居る。
陣内の身体の痛み(全身筋肉痛+腰痛)とディーバの肌艶、チラリとだけ見せる妖しい表情以外は・・・・・
「・・・はて、何か忘れているような・・・・・・・・くっそぉぉっっ 思いだせんっっ!」
「おのれぇ、この歯痒さ! 我が宿敵!! 水原誠に味合わせてくれるううっ!!!」
ぐきっ 「ぐえええっ!!」
不自由な身体で喚き散らす陣内。 完璧な八つ当たり。
そんな陣内を一頻り眺めた後、
「(ふむ・・・また、と言うのも良いかものぉ・・・)」
あさっての方向を向いて色っぽく舌なめずりをするディーバがいた。
後書き&自己紹介(笑)
おっす、エロ餓鬼‥いや、エロ書きのBUNだよ。 お初だね(゚゚)ノ あに?「ふみ」じゃ無いのかって? 一寸違うんだな
「ふみ」には、こんなの書けないよ、あっちは15禁がせいぜい、俺は限定解除専門。 だぁくもおっけーだぜ(笑)
何て、偉そうなことは言えない・・・ど〜かな?BUNの初作品、自分じゃ大分スケベによったつもりなんだけど・・
え・・まだまだ?・・・そうか、もっと巧夫を積まないと・・・エロが読みたい人は俺を呼んでくれ・・コールがあれば再び・・
じゃあね。