シンジの虚像(鬼畜編)
作 DENTER.Tさま
御都合主義のあらすじ
アスカとのキス以来、アスカに想いを寄せていたシンジはとうとうアスカを体育館に呼び出し告白することに・・
「ア、アスカ、ぼ、僕と付き合ってくれないか?」
アスカはシンジのこの突然の告白に驚いた。
「あ、あんた何考えてんのよ。突然こんなとこに呼び出して愛の告白するなんて、もうちょっとムードってもんを考えなさいよ!」
「ごめん。でも、僕とアスカはキスだってしたし・・」
シンジは緊張しているのか、言っていることに脈絡がない。
「キスぅ?あんたバカぁ?あれはねえ、加持さんとの予行練習だったのよ!誰が好き好んでシンジなんかとキスするもんですか!わたしは加持さん意外に興味ないの!」
アスカは勢いよくまくしたてる。シンジは俯いてしまった。心なしか身体が小刻みに震えているように見える。
アスカはそんなシンジにお構いなしに畳み掛ける。
「大体なんであたしがシンジみたいな優柔不断男と付き合わなけりゃいけないのよ!気持ち悪い!」
ぶちっ!その言葉を聞いた瞬間、シンジの頭の中で何かが切れた。
沸き上がってくるどす黒い感情をシンジは抑え込むことができない。
「ちょっと!シンジ!」
アスカの腕を掴むと、アスカの抗議にも無言のまま、引きずるように薄暗い体育館用具室に連れ込む。
「何すんのよ!バカシンジ!」
アスカが言い放った瞬間、
バシッ!
シンジの平手打ちがアスカの横っ面に炸裂した。
アスカは吹っ飛ばされ、用具室のマットの上に倒れ込んだ。今の平手打ちで口の中を切ったのか唇の端から真っ赤な血が伝いはじめる。
それでも視線はシンジの方を向いているが、その目には憎悪と侮蔑、恐怖が複雑に入り交じっていた。
そしてその視線を受け止めるシンジの目にいつものような優しさは一片も無い。あるのは狂気と欲望に満ちた血走った目だけだ。
その目を見て後悔の念がアスカを襲った。いくら相手がシンジとはいえ、あんな事言わなければよかった。しかし、引っ叩かれた事に対する怒りが邪魔をしたのか、次に口をついて出てきたのは謝罪の言葉ではなかった。
「あんた、あたしにこんな事してタダで済むと・・ぐっ!」
アスカの再びの抗議を聞き終わらない内にシンジの左足がアスカの鳩尾にめりこんでいた。アスカの身体がくの字に折れ曲がる。
「げほっ!げほっ!」
激しく咳き込み、のたうち回る。息ができない。目からは意志に反して涙がにじんだ。
今、目の前にいる男は自分の知っているシンジではない。酸素が行き渡らず半ば朦朧とした頭の中で、そう考えた。
「アスカ、大丈夫?
僕もほんとはこんな事したくないんだ。でも解ってくれるよね?君は僕のものになるんだ」
シンジの口調はあくまでもやさしいが、その内容はアスカをぞっとさせた。
「じょ、冗談じゃないわよ!誰があんたなんかに!」
嘔吐感を抑え、拳を握り締めるとシンジに殴りかかる。しかし、その拳はあっさりとシンジに掴まれ、必死の抵抗もむなしく後ろ手に縛り上げられてしまった。いつものシンジからは想像もつかない力で…。アスカはその事実に愕然とした。
「アスカは僕のものになるんだ。僕のものに…」
繰り返し呟くシンジの表情には悲しみと狂気が混在しているように見えた。
途端、鼻をつままれたかと思うと、ひざまずいたような格好になったアスカの口内に異物が侵入してきた。
いつのまにかズボンを脱ぎ捨てたシンジがいきり立った男根をアスカの口にねじ込んだのだ。
「うぐっ、ふぐっ、…ぐふっ」
アスカは必死に顔を背けて逃れようとするが、シンジはアスカの髪の毛を掴み無理矢理正面を向かせると乱暴に腰を前後させる。
ちゅぷっ、ちゅぷっ、ぷちゅっ、ちゅぷっ、ぷちゅっ…湿った音が用具室中に響く。
「くっ……、とってもいいよアスカ」
シンジの突然の暴挙に混乱しているアスカを尻目に、シンジはアスカの柔らかく生暖かい腔内の感触を味わっていた。
アスカは後ろ手に縛られながらも何とか逃れようとするのだが、そのためにかえって舌が暴れ、その動きがシンジの分身に何とも言いようのない甘美な快感を与えるのだ。舌が肉棒のカリの部分や先端部に触れる度に、全身を総毛立たすような刺激的な快感が襲ってくる。
ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、
「うぐっ、うぐっ、むぐっ、ぐっ、うぐっ、うぐっ、むぐっ、」
シンジはアスカの舌を求めるように激しく男根を突き入れる。その度にアスカの鼻から呻き声が洩れ、ピンク色の唇からは唾液が溢れ出した。
乱暴に掴まれた髪の毛は乱れ、制服の後ろで縛られた両手は息苦しさからか、真っ白になるまで握り締められている。両目はぎゅっと閉じられ涙が頬を伝い落ちる。
いっぱいに広げられたアスカの唇に自分の肉棒を突き入れている、アスカの口を犯しているんだ、それも無理矢理に!
その事実と腔内のぬめった感触、舌からの刺激がないまぜになって絶頂寸前の高みにまで押し上げるのをシンジは感じた。アスカの頭を掴む手に力が入る。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ・・」
シンジの息が徐々に荒くなっていく、同時にシンジの肉棒も更に激しく拘束されたアスカの腔内を往復する。アスカの唇から洩れる湿った音が大きくなる。
ぢゅくっ、じゅくっ、ぢゅぷっ、ぐちゅっ、ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!
無意識のうちに腰の動きが速くなり、シンジは今にも達してしまいそうになる。
「うぐっ、うーっ!」
喉の奥深くまでいきり立った肉棒で蹂躪され、息苦しさのあまり暴れた舌が唾液にまみれた肉棒の先端をぬるっと擦り上げる。
その鋭すぎる快感がシンジの全身を電気のように走り、下半身に溜まっていたマグマが急速に膨張する。
「くっ、だめだ、イクっ、イクっ!アスカ!!」
絶頂を迎えたシンジはアスカの頭を押さえつけ、腰をひときわ強く押し出すとアスカの柔らかい唇に包まれたまま大量の樹液をアスカの腔内に向けて放った。
びゅくんっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅっ!
「んぐっ!んっ!?・・げほっげほっ!」
喉に熱い液体を注ぎ込まれ、アスカは思わず飲み込んでしまったがそれがシンジの精液だと解るのにそれほど時間はかからなかった。頭を押さえつけられながらも口中にあふれた精液を懸命に吐き出す。
「・・アスカ、なんで飲んでくれないの?」
シンジは怪訝そうな顔で聞く。
アスカは口を犯されたショックも何のその、むせ返りながらも怒りに任せて反論した。
「な、なんでこのわたしがシンジのやつなんか飲まなきゃいけないのよ!」
「そう・・。やっぱりアスカにはまだまだ調教が必要だね」
シンジは言うが早いか身体の自由の効かないアスカの上に覆い被さっていった。
「調教って何!?うそっ、ちょっ、ちょっと待って!シンジ!いやーっ!」
用具室にアスカの悲鳴が響いた。
おしまい
あとがき・・のようなもの
はじめましてDENTER.Tと申します。
この「シンジの虚像(鬼畜編)」は初投稿&処女作です。タイトルに特に意味はありません。
稚拙な文章ですいません。これが現段階での私の限界です。
反省点をいくつか
・描写が甘い
さらには文章が硬い・ネタがかぶってる て、いうかそっくり
・登場人物に人格が見られない
最初の二つの反省点については、素直に謝るしかないです。ごめんなさい。
でも書いてみたかったんです。<いいわけ
三番目の反省点については最初からそれを目指して書いていた面もあり(特にシンジ)、
もし次に他の作品を書く機会があれば、もう少しそこの点を踏み込んでみたいなあと思ってます。(でも、キレたシンジの心理描写なんて誰も読みたくないですよね)
最後に、この作品を読んだ感想などいただけるとありがたいです。
みゃあ
と偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの。
みゃあ「え〜〜〜、突然ですが。アスカ様急病のため、出席できません(笑)。というわけで、代わりにシンジくんに来ていただきました」
シンジ「……どうも」
みゃあ「いやあ…作中では完全にイっちゃってますが、あれ、演技ですか?」
シンジ「ううう……あれは僕じゃないですよぅ」
みゃあ「それにしては、気持ちよさそうにしてますが(^^ゞ」
シンジ「だから僕じゃないんですってばぁ……(しくしく)」
みゃあ「ありゃりゃ。シンジくんもダウンですか。仕方ないですねぇ(笑)」
みゃあ「極秘情報によりますと、次はシンジくんがミサトさんにヤられちゃうみたいですが…大丈夫かな、シンジくん?」