Fall

 

作・儚さま

 


 

 

儚です。またもや壊れてます。

・・って言うよりむしろだあく?

 

注意!!

 

*18禁。

*だあく。 @@@

*マヤなひと、読むの絶対に厳禁。

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特務機関ネルフ、本部技術局第一課所属。

伊吹マヤニ尉。

真面目で、やや潔癖症の女性。

ネルフと言う特殊な組織の中で、彼女はそれなりにうまくやっていた。

――しかし。

「・・・・伊吹マヤニ尉、伊吹マヤニ尉。赤木博士が第三研究室で

お呼びです。伊吹マヤニ尉・・・・・・」

その日。

伊吹マヤが赤木リツコに呼び出された日。

それが全ての始まりだった。

 

Fall

 

#1

 

その日、マヤは研究ブロックの一室で、パソコンに向かって入力作業に専念していた。

チルドレンの体調。

エヴァのデータ。

色々な物をパソコンに入力していく。

「ごめんなさい、マヤ。私は少し用事があるから」

赤木リツコはそう言って、2時間ほど前にこの部屋を出ていってしまった。

代わりに頼まれたデータ入力は誰でも出来るような作業だったし、ましてマヤならば全くのミスも無く、作業は順調に進んでいた。

作業をしながら、マヤはリツコの事を考える。

尊敬する先輩。

常に正しく、常に凛々しく、自分の人生の目標とすべき人物。

そんな女性の下で働ける事が、マヤには誇りだった。

そんな事を考えつつ、やがて作業が終了しようかというとき、自分を呼び出すアナウンスが流れた。

「・・・・伊吹マヤニ尉、伊吹マヤニ尉。赤木博士が第三研究室でお呼びです。伊吹マヤニ尉・・・・・・」

なんだろう?

リツコは用事があるからと出ていってしまっている。

用事が済んだのなら戻ってくればよさそうな物だが・・・・

まあ何か不都合でも起きたのだろう。

マヤはパソコンの電源を落とすと、立ち上がって第三研究室へと向かった。

 

「ここね・・・」

第三研究室前。

ここは昔零号機が暴走した際に使用不能となり、それっきり修復もされずに放って置きっぱなしになっている。

コンコン。

ノックをして待ったが全く返答が帰ってこない。

「伊吹ニ尉、入ります」

多少訝しく思いながらもマヤはドアを開けた。

軽い音がしてドアが開く。

中は薄暗く、荒れ果てた部屋には人の気配が全くしない。

「・・・・・先輩?」

中に入って呼びかけても、反応は何も返っては来ない。

にわかに不信感が湧くマヤの後ろで不意に音がし、ドアが閉まった。

暗闇に閉ざされる室内。募る不安。

その時ふと、マヤは室内に幽かな明かりが漏れている事に気付いた。

どうやら隣の部屋に電気が点いているらしい。

つまり誰かが居るという事だ。

誰か・・・つまりリツコだ。

マヤはほっとひと安心し、漏れる明かりを頼りに、慎重に隣の部屋へと歩を進める。

「先輩・・・」

隣の部屋への扉は暴走の折に歪んだのかきちんと閉まらず、半開きになって隣の部屋の明かりと音をマヤに伝えた。

「う・・・・・ふぁ・・はっ・・・・」

くぐもった、どこか苦しげな、喘ぐような声。

リツコの声だ。

ドアに手をかける。

目の前に広がる光景。

「ああっ・・・はあっ、はあっ・・・・ん、はあっ・・・」

生白いカタマリが二つ、絡まっている。

マヤはその場で動きを止め、固まった。

この光景・・・覚えがある・・・・

マヤがまだ中学生だった頃。

友達の家に仲の良い3〜4人で集まって、一晩中騒ぐ。

誰でも覚えがある、ありふれたレクリエーション。

ある夜、友人同士で集まって一晩明かそうと言う時。

友人の一人が一本のビデオを持ってきた。

そのビデオが流れた瞬間、テレビに流れた映像。

うごめく肉体。不自然に高い声。

フケツ―――!

そう言う知識の全く無かったマヤには、ショッキングな映像だった。

すぐにマヤは気持ちが悪くなって、洗面所で胃の中の物を全て吐き出した。

それから、もとから潔癖症気味だったマヤは、完全にその手の情報を受け付けなくなってしまった。

「はああぁぁぁっ・・・・!」

ひときわ大きいリツコの声に、マヤが我に返る。

どこか現実味の無い、光景。

マヤの目の前で、カタマリが二つに分裂した。

――碇ゲンドウと、リツコだった。

だがまだマヤには目の前で、荒い息を吐きながら煙草に火を付けている肉の固まりが、自分の敬愛する先輩には見えなかった。

理性では同じ物だと解っても、頭の中でイメージが重ならない。

「来たわね、マヤ」

目の前の肉塊が何かマヤに話し掛け、近寄って来る。

「・・・・・・・」

マヤは全身に力が入らず、目の前で何が起こっているのかさえも自分で知覚できない。

リツコの手がマヤの肩に触れる。

「―――いや!」

触られた瞬間にマヤがリツコを振り払った。

「困った子ね・・・」

そう言ってリツコがマヤへとにじり寄った。

「こ・・・来ないで・・・」

マヤの頭は本能的な危険を察知した。

「うふふ・・・」

不意にマヤの全身にショックが走り、体から力が抜けていく。

視界が暗転する直前、マヤは視界の隅に、リツコの手に握られた

黒い物体が映った。

 

意識が戻ると、いつのまにか制服を脱がされ、下着姿で後ろ手に縛られていた。

その状態でベッドに転がされても、まだマヤの意識はさっきのショックで朦朧としている。

どこかでゲンドウの無感情な声が聞こえた。

「赤木博士・・・これでは詰まらんな」

「いやね・・・こんな時くらい名前で呼べないのかしら」

この男には無駄だと解っていてもつい厭味の一つも言ってやりたくなる。

リツコはしかし、マヤに歩み寄ると、その薄くリップの塗られた唇に自分の赤い唇を押し付けた。

リツコの舌がマヤの口腔内を蹂躪し、マヤの精神が否応無しに現実へと引き摺り戻される。

しばらくの後やっとリツコが顔を放し、マヤの唇には毒々しい程の赤いルージュが残った。

「せ・・先輩・・・」

マヤは、自分の遅いファーストキスを奪ったリツコを、涙の滲んだ目で見上げた。

「ふふ・・・マヤ、貴方にまだ教えてない事があるのよ」

少し充血した瞳で、どこか冷ややかにマヤを見下ろすリツコ。

その姿には普段の優しく厳しい先輩の姿はない。

――目の前に立っているのは獣欲に身を任せた汚らわしい肉塊だ。

リツコの手が伸びる。

はっとしたマヤが身を捩るが、縛られてベッドの上に横にされ、まして痺れの残るこの状況では思うように抵抗できない。

伸ばされた手が、マヤの胸に這う。

決して大きくはないがだからといって小さくもない形の良いマヤの胸を、下着の上からリツコの手が揉みしだく。

優しくなでるような動きから、だんだんと指に力を加えていく。

「痛・・・・・」

それでもマヤは苦痛を訴える。

マヤは普段、自分で自分を慰める行為すら全くといっていいほど経験がない。

ましてこんな状況ではリツコの愛撫も苦痛にしかならなかった。

「しょうがないわね・・・」

やれやれと言った感じでリツコが壁に掛けてあった自分の白衣のポケットから注射器とアンプルを取り出す。

「いっ・・・・・いやぁっ・・・・!!」

それを見たマヤが暴れはじめる。

「安心しなさいマヤ。危険な物ではないわ。少し気持ち良くなるだけよ」

そんな言葉などマヤの耳に入る筈もなく、マヤはいまだ思うようにならない身体で必死の抵抗を続ける。

そんなマヤに業を煮やし、リツコが手を一閃させた。

ぱんっ、と言う乾いた音が室内に響き、頬を赤く腫らせたマヤが、再び呆然となる。

その間にリツコはてきぱきとマヤの腕にチューブを巻きつけ、静脈にアンプルの中身を注入していく。

マヤは呆然とし、おとなしくアンプルの薬液をその身に受け入れる。

薬液が全て注入されるとチューブが外され、リツコの手が再度マヤの胸へと侵攻する。

今度は胸にかぶさるライトグリーンのブラをずらし、直接素肌に触れた。

リツコの汗でしっとりと濡れた掌が、マヤの柔らかい乳房を這い回っていく。

「あ・・・ああ・・・・」

マヤの背筋に悪寒が走る。

リツコは前にもまして執拗に責めていく。

薬の効果が表れたのか、すぐにマヤの肉体がその刺激に反応する。

「ふふ・・・マヤ、ここをもうこんなに尖らせて・・・」

リツコの指先が、蹂躪する膨らみの頂に当てられ、指先で思うように弄ぶ。

「あっ・・・・ひぃっ!」

今まで経験した事のない感覚がマヤの肉体を走り抜ける。

「いやっ・・・」

その感覚にマヤの理性は拒絶反応を示したがリツコの手は止まらず、マヤの肉体もまたその感覚を受け入れはじめていた。

「良い声ね・・・」

そう言って、リツコの手はマヤの白い腹部を撫で、そのまま下方の閉ざされた秘所へと向けられていった。

既にマヤは抵抗をあきらめ、涙を溢れさせて全身の快感に耐えている。

上と揃いのライトグリーンのショーツの中にリツコの指が侵入し、マヤの淡い草むらをかき分けると目的の場所にたどり着く。

そこはもう火傷しそうなほど熱くなって、深い泥濘がグジュグジュと音を立てていた。

「あらあら、はしたない子ね」

「い・・いやぁぁ・・・・」

マヤが首を左右に振り、目から涙が流れる。

そこをリツコが上の肉芽に指を掛け、捻りあげた。

「っ・・!きゃううぅ!!」

脳天から爪先までを激しい電流が流れ、マヤの身体が崩れ落ちる。

「少しやりすぎだったかしら・・・・司令、もういいですよ」

それまでの一連の出来事を後ろで静観していたゲンドウがゆっくりと前に出る。

マヤの顔には生気が無く、目は既に何も見てはいない。

リツコがマヤを抱え、両足をマヤの肩まで持ち上げる。

マヤの両肩と両膝が触れ合い、マヤの体液でグズグズにぬかるむ秘裂が、ショーツ越しにゲンドウの目に入る。

「・・・ふん・・・」

ゲンドウはその既に役目を殆ど果たしていないショーツをずらすと、特に何の感慨も無く己の分身をマヤの中へと突き立てた。

「――――!!!」

マヤの身体を、二つに引き裂かれるような衝撃が襲った。

薬の効力を超えた、檄的な痛みがマヤの脳を揺さぶる。

「あ・・かはっ・・あ・・・・・・・!」

あまりの突然の激痛にマヤの呼吸が止まる。

息が吸えない。

「う・・む・・・」

あまりにマヤの中はきつかったが、リツコの前準備の効果もあり、ゲンドウが少し力みながら少しづつ、確実に割り入って来る。

「あ・・が・・・・は・・・」

もはや声も無くただ息をしようと喘ぐマヤ。

そんなマヤにはお構い無しで自分をこじ入れるゲンドウ。

そしてそんな二人を醒めた眼で見つめるリツコ。

やがてゲンドウはマヤに全てを収めると、一息おいてゆっくりと

駐送を開始した。

ゲンドウが腰を動かす度にマヤが浅く息をする。

やがてだんだんと慣れてきたゲンドウが遠慮無しに腰を使いだし、マヤの膣(なか)を縦横無尽に貪りだした。

マヤはもう全く反応を見せず、ただの人形の如くがくがくとゲンドウに揺られるままだ。

そして永遠のような数十分後、ゲンドウがマヤの膣から自身を抜くと、後にぽっかりと出来た空洞からゲンドウにより何回にも渡

って吐き出された多量の精液が、ごぽごぽと音を立てて溢れ出した。

「フフ・・ご苦労様、マヤ」

リツコがそう言って服を身につけ出す。

ゲンドウも服を着出し、身だしなみを軽く整えると、何も言わずにさっさと部屋を出ていってしまった。

「まったく・・・・」

そんなゲンドウに不快感をあらわにすると、リツコはマヤの身体を濡れタオルで拭き始めた。

完全に拭き終わると服を着せ、リツコはまだ茫然自失としているマヤに唇を寄せ、

「ありがとう、かわいいマヤ・・・」

と囁いて部屋を立ち去っていった。

「――じゃあ、またね」

去り際に放ったリツコの一言も、マヤには聞こえなかった。

それから時間が過ぎ、やっとマヤの頭が働き始める。

緩慢な動きで起き上がり、部屋を出る。

身体に残る痛みが、さっき自分の身に何が起こったのかをマヤに思い出させた。

 

―――そっか・・私・・・・・・

 

―――汚されたんだ。

 

瞬間、吐き気が襲った。

マヤはその場に倒れ込むと胃の中の全ての内容物を逆流させた。

全ての中身を吐き戻しても吐き気は収まらず、苦い胃液までも吐き出し、最後には口から泡が流れ出た。

そしてついに何も無くなっても、吐き気はまだ依然とマヤを苛んでいた。

しかし吐く物が無くなった故か、何とか自室までは帰れそうである。

マヤは気力を振り絞ると、必死に重い足を上げ、帰路についた。

廊下を歩く。かなりの時間が経っているらしく、もう誰の姿も見えない。

更衣室のロッカーを開け、着替える。

血と体液に濡れたショーツを脱ぎ、バッグにしまう。もう涙も出なかった。

それから私服に着替えて更衣室を出た。

音を立ててドアが閉まったと同時に、くらっと頭がふら付き、つい壁に倒れ掛かってしまう。

「うわっ・・!」

声がした。

「・・・シンジ・・・君・・・?」

「あ・・マヤ・・さん」

目の前の少年。

「まだ残ってたの?」

「あ、はい、初号機だけちょっとテスト結果に何かあったらしくて・・・」

エヴァに乗っている少年。

「そう言えば・・マヤさん実験の時にいませんでしたよね?リツコさんが体調を崩したって言ってました・・・」

「・・・」

少し気が弱く、人の良い少年。

「本当に顔色が悪いみたいだ・・・・大丈夫ですか?」

――そして、あの男の息子・・・・!

マヤの頭にある考えが浮かんだ。

 

復讐。

 

そうだ、自分には復讐の権利がある。

この少年に、私がされた事の復讐をしてやるのだ。

マヤは、ゆっくりと計画を練りはじめた。

 

 

to be continued

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だあくです。しかも下手な上に18禁?

マヤな人に刺されるかも。

みゃあ様、こんなんでごめんなさい。

これってこのHPに合ってないですよねー。

暖かい感想、冷たい批判、お待ちしております。

じゃ、みなさん。また逢いましょう。