突発企画

「私が9999踏んじゃった記念」

一応これもサービス商品のつもりです



へっぽこ外伝その弐

注!外伝と銘打ってありますが設定はパラレルなので本編には(多分)影響ありません

 

 

「シンジ・・あんたが悪いのよ・・・・」

そう言うとアスカはシンジに襲いかかった

性的な体力差が無くなった今シンジはあっさりと

アスカに押さえ込まれてしまった

ベッドの上でシンジは仰向けの状態でアスカに組み伏せられている

薄着のお互いの肌が密着し熱い汗をわき上がらせる

暗闇の部屋の中熱い息を吐く二人の存在だけが感じ取られた

夜空の雲が動き月がようやく顔を覗かせると

窓から入る月明かりがシンジの目にやっとアスカを写させるのだった

アスカの表情は思い詰めていた

目尻に涙の跡が見える

きっと泣いて、悩んで・・・その上の行動なのだろう

アスカの目には真剣な色が見られる

そして僅かに微笑むとシンジの唇を奪った・・・・

 

 

 

***            ***            *** 
 

 

 



アスカは悩んでいた

シンジが女になったことを

シンジが女になった、それは衝撃的な事実と受け止めたつもりだ

しかし心の奥底では信じれないと言う感情が未だ残っていた

・・・シンジが私を気遣ってくれる・・・

それはシンジがスケベだから、男から見たセックスの対象としての

自分が居るからそうするんだと言い聞かせていた

本当はそんな建前なんてどうでも良かった

理屈なんかほっといて「
好き!」と言えれば・・・

でも素直になれない自分のせいで

シンジを事あるごとに汚く罵倒した

それがいけなかった

鈍感な彼女の同居人はそうなのかと思いこんでしまった

しかしシンジの気遣いは変わらなかった

そう、たとえ女になったとしても・・・

彼女には信じられないことだったが

彼はあの環境において家族を求めていた

それが彼の優しさの原因と悟ったとき彼女は悲しくなった

最悪の事態にはならないものの

それ以上の関係にもなれないということを知ったから

 



近くに・・いや、一緒にいたい

 


声を聞きたい・・・

 


触れていたい・・・

 


そして・・・一つになりたい・・・・



 

彼が女になってからというもの

彼女のシンジに対する思いは日毎に増すばかりだった

直る見込みはあるのか?

それについてアスカは悲しいことに現状から推測できてしまった

リツコはシンジに時折研究の進み具合を知らせていたが

どれもこれも当たり障りのないもので

専門用語で塗り固められた

サボタージュの言い訳のような内容だった


サードチルドレンの性の正常化は優先せざるべき項目なのだ

現に高いシンクロ率とハーモニクスを示している以上

貴重なマギの使用時間を割いて行うべきものではない

何時来るかも分からない平和が訪れるまで

彼の性が元に戻ることはないのだ





初めて母親以外で彼女の心に入り込んだ存在

それが碇シンジ・・・

彼女はシンジを必要とした

彼が女になってもそれは変わらなかった

彼女の心は男として・・・いや、人間として

碇シンジとして必要としていた

愛情に飢えた幼年期を過ごした彼女は

心を許せる相手を見つけた今

恐ろしいほどの渇望感でシンジを求めていた

家族の真似事をした同姓の同居人

それは彼女の餓えをとても満たせるものでは無かった

狂おしいほどにシンジが欲しかった

シンジしか見えていなかった

その衝動は彼女の理性を崩しにかかった

悩みは焦燥に変わり

焦燥は脅迫感と言う友人を連れてきた

そして彼女はその衝動に身を任せるのだった

 

 

 

***            ***            ***

 

 

 



今シンジの部屋で二人の美少女が唇を重ねている

その行為は非常に美しくそして
異常なものだった

アスカは唇を一度離すと

もう一度シンジの目を見据え愛おしむように頬に手を触れる

シンジは訳が分からずただなし崩しにこの行為を受けているのだった

そして再びアスカがシンジに唇を寄せる

今度は激しく舌を絡め合い互いの唾液を交換する

シンジの身体から力が抜けると

腕を押さえていたアスカの手が離され

今度はシンジの身体をまさぐるように動く

そしてアスカは胸の所で手を止め

シンジのその可愛らしい膨らみを包み込む

その行為でシンジは自分が女であったことを思い出した・・・

シンジはアスカの顔を離すとこういった

「アスカ・・・今僕は女なんだ・・・だから・・

「関係ないわ!あたしが欲しいのはシンジ・・・碇シンジよ

 男でも女でも、あたしが欲しいのは碇シンジなの・・・・」

シンジの声を遮るようにアスカが言い放った

そしてアスカは行為を続ける

「あっ、アスカ・・・あっ、ああんっ」

シンジが敏感な中心をアスカにいじられ声を上げる

「ふふっ、可愛いわシンジ・・・・ほら・・もう勃ってる・・・」

アスカはシンジの首筋に舌を這わせ両手をTシャツの中に入れてゆく

そのままTシャツを脱がせるとすかさずシンジのブラジャーをはぎ取る

月明かりの下シンジの双丘が蒼く照らされる

アスカは人並みだが形のいいシンジの胸に幸せそうに頬ずりする

うっとりとした表情のアスカはシンジの胸にある敏感な突起を口に含む

「ああっ!」

アスカはシンジの反応を楽しむかのように突起を弄ぶ

「ああんっ・・あっああっ・・あん!・・」

・・・くちゅ・・くちゅ・・・

音が出るようにシンジの突起を舐める

「はあ・・はあ・・はあ・・ああっ・・ああんっ・・」

シンジの可愛らしい喘ぎにアスカは満足げな表情をする

「シンジあたしも・・・」

そう言うとアスカはタンクトップを脱ぎ捨て

シンジの口元にその豊かな膨らみを持ってくる

シンジはうつろな目でアスカの乳首を吸い出した

舐めていたかと思うと軽く噛み舌で転がす

アスカがシンジにしていたのを真似るように続ける

アスカは悦びの声を上げていた

二人はひとしきり互いの乳房を弄ぶとしばらく抱き合っていた

アスカは幸せそうにシンジの頭を抱いている

シンジはアスカの胸の中・・その膨らみの中で陶酔した表情をしていた

女性の持つ包容力の心地よさにシンジは溺れていた

アスカとの行為は異常な物と感じてはいたが

元々男性の意識を持つシンジはこれをすんなりと受け入れてしまった

新たに開発された性感・・シンジにとって女性のそれは未知の恐怖と

そして何とも言えぬ期待感があった

身体を桃色に輝かせた二人はさらなる悦楽を求めて

互いの身体を貪り合う

くぐもった声が部屋に満ちてゆく

残った衣服を剥ぎ

互いを拘束するように手足を絡める

ぬくもりを確かめるような・・・そんな行為が続いた・・・

再びアスカがシンジを組み伏せる格好になると

「シンジ・・・あたしが女の子の事、教えて上げる・・・・」

そう言ったアスカはシンジの身体を滑り降り

シンジの股間にキスをした

「ああっ!」

シンジが初めての感覚に驚くような喘ぎを漏らす

アスカは続ける

シンジの足を開かせ自分がやりやすい様に体制を変える

本格的にそこを責め始めた

シンジはそこから生み出される快感に抵抗できなかった

胸から与えられる快感とはまた違った強烈な感覚がシンジを襲う

アスカはシンジの割れ目の上にある最も敏感な部分を確認すると

舌で掘り起こすように舌で刺激する

「ひやっ!」

シンジは強烈な刺激に驚きを隠せない

女性の身体の際限ない敏感な感覚に翻弄され

何も考えることが出来ない

ただ身体がさらなる快楽を求めているのは確かだ

シンジの意志とは関係なく・・・

 

 

 

 

***            ***            ***

 

 

 

 

 

シンジは自分がどうなっているか分からなかったが

身体はひたすらアスカがもたらす快楽を欲している

彼は無意識にアスカに押しつけるように腰を浮かせていた

アスカはシンジのその行為に満足した

シンジに求められている・・・・

たとえそれが快楽とはいえ

シンジに求められているその事実だけで

彼女の心はどうしようもなく落ち着くのだ

こいつだけが・・・シンジだけ居れば何も要らない・・・・

そうしてアスカはシンジに答えるように執拗にシンジのそこを責め続ける

「ああっ・あっ・ああっ・ああっん・・・いいよ・・アスカ・・・」

アスカはシンジの割れ目に指を突き立て腹をえぐるように動かす


シンジのそこは初めてにもかかわらずアスカの指を易々と受け入れていた


アスカの指の動き一つ一つに反応するシンジ


アスカはシンジを征服しているような感覚に煽動され


より激しく指を動かす


自分の内部にうごめくアスカの指が別の生物のように感じられた


奇妙な感覚だったが


快楽をもたらすそれに合わせシンジは腰を振った

アスカの指とシンジの腰がシンクロし


より強い快感を生み出す


・・くちゅ・・くちゅ・・といやらしい音を立てて絡み合う


シンジはただ快感を得るために腰を振り続ける


しばらくして


「ああああっ・ああああっ・ああっ!」


シンジのそこがアスカの指を締め上げる

そして身体を軽く振るわすとぐったりとベッドに沈んだ

刺激が強よすぎたのか達したようだ

肩で息をするシンジ

そんなシンジを見ていたアスカだが構わず愛撫を再開する

シンジの身体はイッたばかりで身体の隅まで敏感だった

アスカの手がシンジの身体に触れると

苦痛とも言える甘美感が襲う

シンジが感じていることを確認すると

アスカは身体を入れ替えシンジの顔を跨ぐような位置に来る

いわゆる69と言うものだ

アスカはシンジの目の前に自ら股間を持ってくるとシンジに言った

「シンジあたしも感じさせて・・・・」

シンジは躊躇わずアスカのそこに舌を這わせた

「ああっ!シンジ・・・」

アスカが悦びの声を上げた・・・・

 

 

 

***            ***            ***

 

 

 

 

 

二人が行為を始めてからどれほど経っただろう

突然アスカが行為を中断して話し始める



「シンジあんたを喜ばせることが出来るのはあたしだけよ・・・・・


 あんたはあたしのモノなんだから・・あたしのモノなのよ・・・・・・」



シンジはアスカが突然止めてしまったので

切なそうに腰をアスカに押しつける

アスカはそんなシンジに構わず続ける

「ねえシンジこの身体は誰のモノ?」

アスカはそう言うとじらすようにシンジの割れ目の周りに指を這わせる

「ねえ答えてよ・・・・」

シンジは焦らされることがもどかしくひたすらアスカを求める

アスカはシンジのそこを再び舌で愛撫する

が、それは長くは続かない

「答えないなら止めるわよ」

そう言ってアスカは顔を離す

「あっ・・・アスカ・・もっとぉ・・・」

シンジはアスカにねだる

「ほら答えなさい」

「シンジあなたは誰のモノなの?」

アスカの表情はちょっと不機嫌だ

切なそうな顔をしてシンジはアスカに言う

「・・・アスカのだよ・・・僕はアスカのものだよ・・・」

アスカの顔がパッと晴れる

「良くできました!」

「ご褒美よ・・ほら」

そう言ってアスカはシンジと深く・・深く口づけを交わす

シンジとアスカの舌が絡み音が出るほどに相手を求める

長く続いたそれがようやく終わると

シンジはトロンとした表情でその行為を反芻していた

「ふふん!可愛いんだからシンジは」

嬉しそうにアスカが呟く

「さ、続けましょう」

そう言うと二人はまた互いを貪るように求める




女性同士の行為はいつ果てるともなく続く

無限階段のようにシンジをとらえて離さない

そうして夜は更けていった・・・・アスカの心を満たして・・・・

(終わり)


今回は言い訳だけです

 すみません!(最初にあやまっとこう)調子に乗ってこんなモノ書いてしまいました。

アスカ様中心で書いては見たんですけど、あまりにシンジが書けないホントに書けない

どうやってもシンジが書けない。と言うことでシンジを無視するかのように行為・・もとい・・

話が続いていく・・・・。一方的、独りよがり、作者の人格反映してるかも・・・・・・。


katsuobushi@lam.agr.tottori-u.ac.jp


 みゃあ偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの

 

アスカ様「っっっっっ!!!!」

みゃあ「うわ〜……すごいなぁ。こんなになっちゃうんですか、シンジくんが女だと…いやあ…勉強になるなあ(←何のだ(笑))」

アスカ様「……っっっ!!!」

みゃあ「いやいやいやいや、鰹節さま、これデータ処理の合間を縫って書いたってホントですか?す、スゴイですね!(爆)シンジくんを書けないのは無理ないと思いますよ。だって…シチュエーション的にはヤ◯イに通じるものがありますからねぇ(爆笑)」

アスカ様「………っっ!!」

みゃあ「いやあ、それにしてもアスカ様開き直っちゃったみたいですね。どうです?これを機会に危ない道に走るっていうのは(笑)」

アスカ様「ふっ………」

みゃあ「は?」

アスカ様「ふっ…ふっふっふっふ」

みゃあ「あれ?またおかしくなっちゃったかな?(^^ゞ」

アスカ様「そうよっっ!あたしはシンジだったら何でもいいのよっ!女同士だって構いはしないわっっ!」

みゃあ「ありゃりゃ。こっちも開き直っちゃった……でもアスカ様、今度はアスカ様が男になっちゃったらどうします?実は、ある方の依頼でアスカ様(男)×シンジくん(男)で一本書くかもしれないんですけど?」

アスカ様「いやあああああああっっっ!ホモはいやああああああっっ!」

みゃあ「いや、ホモじゃなくてヤヲイですってば。(笑)まあ、いつも通りアスカ様が暴走したところで、今回はここまで。鰹節さま9999踏みおめでとうございます&投稿ありがとうございます!」

アスカ様「いやあああああああっっっ!ホモはいやああああああっっ!」

みゃあ「だから、ホモじゃないってば…(^^ゞ」