愛・おぼれていますか
第1話「出会い」
作・きちくんさま
「みゃあの穴」もとい「みゃあのお家」用改訂版
WARNING!
1.飯島真理さん及びマクロス関係者の方々ゴメンナサイ。
二人の巨人が何か話している。が、地球の言葉ではない。
【何?あの艦は女共の物では無いだと?】
【はい。これまでの戦いで捕獲した敵艦の残骸にこのようなマイクローンサイズの物が 多数発見され
その後表示されたのは、真ん中に深い溝のある丸い踏み台のような形をした物や、
【こ・・・・これは・・・・?】
【分かりません。 憶測ですが、座る物ではないのかと思われます。】
【座りにくそうだな。】
【はい。ですから、こちら側を向いて座るのではないかと。】
【うむ。用途不明の溝か・・・。で、もう一つは何だ?】
【これも憶測ですが、マイクローンの近接戦闘用の武器ではないかと思われます。】
【なぜそう思うのだ? このような形ではダメージは期待できないだろう。】
【表面に体液のような物が付着しておりました。おそらくこのスイッチで振動を起こし、
う〜ん。近いけど惜しくない。
【ふむ。確かにマイクローンサイズの物だ。ほかには?】
【はい。その捕獲作戦中、その艦の近くで奇妙な音声信号を受け、多数の兵士が戦闘不能
【何?戦闘不能だと?どのような音声なのだ?】
【生き残った兵士によると、「あ」「い」「いく」などの連続した音声だそうです。
【そうか・・・・あの艦に一体何があるというのだ・・・・】
*** *** *** *** *** ***
地球へ進み続けること5ヶ月。要塞マクロスは到着まであと1ヶ月のところまで来ていた。
そして今日は、宇宙一のトップアイドルのコンサートの日である。
「Hello! 惣流・アスカ・ラングレーです!」
ウオオオォォォォォォォォ・・・・
アスカ様はある意味、裸よりもえっちなステージ衣装を身にまとっている。
アァァァスカァァァ
アイドルオタクの声がする。「アリガト」(アンタなんかが気安く呼ぶんじゃないわよ)
「それでは、アタシのファーストアルバムからメドレーでお送りします!」
「私の彼は右曲がり」/「私の彼はパイロット」
ヴィーッヴィーッヴィーッヴィーッヴィーッ
ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン
歌っている途中だが、敵襲警報とともにコンサート中のドームが閉じていく。
(らっきー! お客からもらうもん貰ったし、お仕事やんなくていいし。
客が聞いたら怒るよ、アスカ様。
*** *** *** *** *** ***
“デルタワンよりフネル、カンテラ、アフロ小隊各機へ。30秒後に敵さんは 射程圏内にはい るから
「フネルリーダーより各機へ。聞いての通りだ。迎撃フォーメーション2015に移る。 いいな!」
「「「「了解!」」」」
「発射!」 ばしゅばしゅばしゅ
説明しよう!今発射された誘導ミサイル。これは最新式の方向修正装置により、 格段に
ドカン!ドカン!ドカドカドカドカ!!!
「やったでぇ〜!」
「トウジ、喜ぶのはまだ早いぞ!相対速度を合わせて残敵を迎撃する!各機、逆加速に 移れ!」
「「「「了解!」」」」
ピピピピピピ
「しまった!1機逃した! 行ったよ! カヲル君!」
「君のことは何でも分かってるよシンジ君。任せて!」
「3機撃墜!」 シンジが逃がした敵のほかに新手を落とす。
「やるぅ!よーし、俺だって!ミリタリーマニアをなめんなよ!」
束の間の休息。
ピーッピーッピーッ
「何ぃ?こっちの敵はおとりか?」
*** *** *** *** *** ***
マクロス付近では壮絶な死闘が繰り広げられており、側面にあけられた穴から数体の
“ちょっとちょっと、あなたの任務は敵戦艦の迎撃でしょ? 早く持ち場に戻ってよ〜”
「助けて貰っておいてそういう言い方は無いじゃないか。」
“命令なんだから逆らわないでよぉ〜”
「敵機が侵入してるんだろ? かまってられないよ。追撃して中にはいる!」
“命令違反は営倉行きって・・・・あ〜ん、待ってよ〜!話はまだ終わってないのにぃ”
*** *** *** *** *** ***
「ったく。いつまでドンパチやるつもりかしら。これじゃせっかく中止になっても意味無い じゃない。」
別にコンサートを中止させるためにドンパチしてる訳じゃないんですけど。
「確かに今日のはいつもより長いですねぇ。」アスカ様の機嫌を直そうと同意してみる一見普通の人っぽいマネージャーMIYAである。←ああっ本当にすいませんっっ
ここはホテルのロビー。 アスカ様を始め、色々な人が避難している。
避難してるから避妊はしてない(爆)
「はうっ、はうっ、はうっ、はうっ・・・・・はううううぅぅぅん!!」
「はうるるるるる・・・・・」
ばきべきばき!
アスカ様の正義の鉄拳が炸裂するのと同時に天井を突き抜け、先ほど侵入した敵が落ちてきた。
「はっ! と・・・・とにかく逃げましょうよ。アスカ様。」
「そうね。」(盾の代わりくらいにはなるか)
何かあったら囮にしようと思い、マネージャーさんの手を取って逃げるトップアイドル。
【これは・・・男女?】
【いや、女が男を引きずっている?】
【ヤァァック・デカルチャァァァー】(訳:そ・・・そんな恐ろしいことが・・・)
初めて見るアスカ様に恐怖を隠しきれない敵兵達が次に見る物は
【うわああああ!ヤック・デカルチャー?!】
*** *** *** *** *** ***
おさる達のおかげでその場を逃げ出せたアスカ様とその下僕は、ひたすら走っていた。が、
「いたたたた・・・。もう、アンタのせいよッ!」
「うえぇぇぇ。痛いよ〜」 見事にシンクロする二人。
ズシン
「何よ。アンタ、アタシとやる気?」
【僕は君が何を言っているのか分からないよ。】
「それはアタシのセリフよッ」
ドン!ドン!ドン!
その衝撃からか、突然重力制御システムが壊れ、今や壁となった地面に直接付いている物
「ひっ・・・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「死ぬのは嫌・・・死ぬのは嫌・・・死ぬのは嫌・・・死ぬのは嫌・・・死ぬのは嫌・・・死ぬのは嫌・・・
最後に叫んでみても何がどうなるという訳ではなく、結局は気絶してしまいます。
「! 人だ! 助けなきゃ!」(女の子みたいだし)
余談だが、もしこれがカヲルくんだったら
とにかくアフターバーナー全開にして、落ちていく人のカタチをしたモノを追いかける。
「も・・・・もう少し・・・・っ」
「ふう・・・・。うわああぁぁぁぁぁぁ?!」
*** *** *** *** *** ***
「エネルギー充填開始。・・・・カンチョ〜、発射スタンバイできたよ〜」
「(くっ・・・まぁいい。)よし、ファイエルン!」
マクロスの発射したエネルギー砲は、敵戦艦を一撃で葬り去った。
*** *** *** *** *** ***
壊れたヴァルキリーから降りてきたパイロットは先ほどの戦利品・・・じゃなくて人質・・・で
もなくて「え?あ・・・まさか!」
「ほほほ本物だ・・・」
「う・・・・ううん・・・」
(やばいっ)
「・・・・もう食べれないってばぁ・・・・ぐふふふっ・・・・・アイス追加ね。」
「あぁ、びっくりしたぁ」
「ほえ?何がぁ?」
「
ほわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」「うっさいわねぇ。で、アンタ誰? あ、もしかして助けてくれたとか?」
「はっ・・・はいっ!ぼぼぼ僕は地球統合軍ヴァルキリー・フネル小隊所属 碇シンジ
・・・えっと、「ふ〜ん。少尉さん。ま、一応礼は言っとくわ。」(あら、結構好みのタイプ(はあと))
「いっ・いえ、いいんです。その、大ファンでしたから。」
「私の歌、聞いてくれてるんだ。嬉し〜!」
「・・・・・・・・・・」
「・・・ねぇ、サインしてあげよっか?」
「・・・いえ、折角ですけど、今は・・・いいです。」
「あら、そう。」
「・・・・とにかく、ここから出なくちゃ。ちょっと見てきます。」
「ねぇねぇ、少尉さん。ここってどこなの?」
「たぶん、エンジンブロックに落っこちちゃったんですよ。」
「ふ〜ん。出られそうなの?」
「ここが開かないとたぶんずっと・・・。」
「壊せないの?」
「無理ですよ。この壁、ハイパーカーボン製ですから。」
「へぇ、ちょっと貸して?」
「どうするんですか?」
「こうすんのよッ!でえぃやぁぁぁ!!!」
ごん!!!
この音と同時にマクロスに初めて地震が起きたという事実を彼女だけが知らない。
「アスカさん!拳痛めちゃいますよ!」
「だぁ〜いじょ〜ぶ。いつもマネージャー相手に鍛えてるから。」
「ダメか・・・」
「だっ・・・誰かぁー!誰かいませんかぁー!」
「ちょっと〜!このアタシが呼んでんのよ?誰か出てきなさいよ!いるのは分かってんだ
「・・・誰もいないよ、アスカさん。」
「・・・ちょっと、確かめてみたかっただけ。」
「・・・そう・・・」
「あ〜ぁ。でもこれでやっと一息つけるわ。過密スケジュールはもうたくさんよ。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「な・・・何?これ」
「マクロスが発進するんです。」
ふわっ・・・・・
「重力制御が効かないんだ・・・」
「ちょっ・ちょっと、アスカさん、そんなにしがみついたら・・・」
もみっ
「どこ触ってんのよッ」
ぱぁん!
「事故なのに・・・(T_T)」
「いや〜!どうすればいいの?」
「そこで大きく体をひねって足を振り上げて止めて!」
「こう?」
「あはっ!おもしろ〜い」
(ちっとも面白くないよっ!)
シンジ、心の叫びだった。
*** *** *** *** *** ***
「うわぁ〜。魚や野菜が泳いでるぅ。」
やっと追いついてきたシンジがそれに答える。
「じゃ、とりあえずここから出るまで二人っきりってわけね?」
「うん・・・・・そっ・そうだね・・・・・」
「うんっもうっ!テレちゃって、カワイイっ」
つづく・・・と思う
作者と黒アスカ様(笑)の
あとがきという名の言い訳のような謝罪のつもり
アスカ:何?これ。
みゃあと
偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの。
みゃあ「どうも、きちくんさま。このたびは投稿ありがとうございます。その上、みゃあまで登場させて下さって……(爆笑)」
アスカ様「……あんた。バカにされてるのが分かんないの?」
みゃあ「いえいえ。きちくんさまの「愛」がひしひしと伝わってきますよ(笑)」
アスカ様「あんたって……ホモ?」
みゃあ「ぶっ!な、なんてこと言うんですか、アスカ様っ!!」
アスカ様「…その慌てぶりがアヤシイ」
みゃあ「あ、あのですね…」
アスカ様「某所にこっそりヤヲイ小説モドキを投稿してたりするし……」
みゃあ「あ、あの……」
アスカ様「この変態っ!!」
みゃあ「あう(T_T)。違います。みゃあは断じて女性の方が好きですっ!!(力いっぱい)」
アスカ様「でもスケベ」
みゃあ「うっ」
アスカ様「フ○ラ好き」
みゃあ「ううっ」
アスカ様「このロリコン!」
みゃあ「うがああああああっっっっ!!」
アスカ様「……これ、使えるわね。きちくん、もっと書いてきなさい。みゃあをいじめるのに使えるわ(笑)」
みゃあ「うがああああああっっっっ!!」
愛・おぼれて〜1