偽・GUESS WHAT!?

〜番外編1〜

作 Koujiさま

 


18禁の内容ですが、男×男のレイプ物なので、そういうのに

嫌悪感を抱く方は読まない方が得策です。

 

これで注意はしましたからね。

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

偽GUESS WHAT!?

作・KOUJI

------------------------------------------------------------------------

〜番外編〜1「ケイ中学生編」

 

 

 

「人を虐げることは、どんな事をしても無くならない

 

どんな社会でも無くそうとしたが無くなったことはない。

 

無くそうとする心と、虐げようとする心を人は持っているのだ」

 

 

 

 

「ハハハ!!うわぁ〜!!そこまでやるかぁ〜」

 

 いやぁに、楽しげな笑い声が響いている。放課後の学校で。

 

 その笑いの元ではとある人物が数人から暴力受けていた。

 

「う・・うう・・・」 

 

 埃の薄く溜まった使われていない教室。数人の男子生徒に殴られ、蹴られ続けて倒れたケイは全裸で蹲っていた。 何故全裸かというと、ケイが着ていた制服は、無理矢理はぎ取られバケツの中に溜まった汚水の中にぶち込まれている。

 

 何かの動物のように身を丸めたケイの体には様々な跡がある。 明らかにタバコを押しつけられた跡、全身、特に背中に多く存在する浅黒い内出血。 全てがケイにくわえられた暴力の傷跡だ。

 

 痛みにうなっているケイにも、すでにどこを殴られたかわからなくなっていた。 いや、痛みのない箇所の方が少ないだろう。全身に痛みと熱がある。

 

もっとも、しごく幸せそうな表情でケイをなぶっているのは、 普通の男子生徒数人と2・3人の女子生徒達だった。

 

 全員校内では真面目で知られるような生徒達の集団であった。そんな人間ほど、集団になれば抑制を知らずに責め続ける。 どの顔も校内では全く見せない陶酔しきった顔をしていた。・・・何かを虐げ、踏みにじる暴力と言う名の美酒に酔いしれている。

 

 そんな暴徒の中には、ケイの隣の席で、ただ一人、机を避けていない者がいた。(他の生徒は皆、ケイを虐めるために机を1メートル以上よかしている)

 

西宮泉。

 

 学年一の才媛である。

 器量よしで頭もよいが淫乱では済まないほどHな美少女。 だが、少々(いや、だいぶ)男を選ぶ基準が厳しい。が、やっぱり持てている。 試し食いもせずにふった男の数はすでに数え切れぬほど。(この時すでに弟を肉奴隷化していたので校内で気を引くような男はいなかった) しつこい男に人生のどん底の目にあわせたことも数知れず。ともかくある意味タフなお嬢さん。

 

 その泉だけが、ケイを避けていな「かった」

 

 無視されていることでさえ、殴られないだけケイにとってはありがたかった。

 

 だが楽しいことがあるからと友人の女子生徒につれてこられた泉は、 最初こそ殴られ続けるケイを痛ましそう見ていたが、 いまではケイの手足を掴み上げては、なにやら、 楽しげに鼻歌まで歌っている。

 

「フン、フンフン、フン、フン♪」 

 

 ニッコリと笑って、本当に、男子連中が見惚れてしまいそうな泉。(実際、見惚れている連中もいる) 

 

 が、行っている作業は、至極恐ろしいものだった。 

 

 いったい何処に持っていたのか、手には乗馬鞭。さらにワイヤー。そして、それをケイの全身に張り巡らせているのである。 

 もう、普段であれば、引きまくるであろうに、今は別だ。みんな酔っているから。泉の作業を楽しげに見ている。

 

「もう、そろそろいいかな♪」 

 

ワイヤーをケイの手錠に結びつけ、

 

「はぁい、皆、好きにして良いよ」

 

と、指示する。

 

「じゃ、オレが一番だ」 

 

 キャラキャラと笑って、そこを退く泉。男子生徒はズボンのベルトを外した。 

 

ヌチャ。

 

 縛られたまま四つん這いにされたケイのアヌスに、何かしらのドロッとしたものが塗られる。その感触にケイがビクッと震える。

 

「ほら、いけ!」 

 

 泉がハッパをかけた瞬間、膝立ちになってケイの腰を抱えた男子生徒の腰が、汚れた欲望が打ち込まれる。

 

『ミリ、ミリ』

 

「あああああ!!いやだ!!!やめぁぁぁ!!」

 

 と、男子生徒の腰が進む度に肉の裂ける音が、そして引き裂かれる痛みにケイの悲鳴がこだました。

 

「いやぁん、うるさぁい」 

 

 原因は自分だというのに、そうのたまう泉。 

 

 泉に気に入られるために、男がケイを黙らせようと猿ぐつわを噛ませる。 全員がニヤニヤと笑っている中、ガクガクと震えるケイの太股を一筋の血が伝った。

 

「むむむぅ!!うう−−−!!」 

 

 陵辱者の激しい動きにケイの悲鳴が吐き出される。が、それも猿ぐつわで意味をなさないうめき声に変わってしまう。

 

『ハハハハ!ハハハハハハハハハハ!ハハハハハハハハ!!』

 

 笑い声が耳の中でこだまし、痛みで暗くなる視界の中でケイは、自分の中に熱いものが放たれるのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

「起きたか、木冬?」 

 

 同級生の男子生徒達によって何度も繰り返された陵辱に、ケイが意識を失ってから2時間後。 陵辱の跡をとどめたままのケイは見回りに来た宿直の教師に起こされた。しかしなぜかその教師はやけに楽しそうである。

 

「うむぅ・・・・む?」

 

「先生も愉しませてくれよ」

 

「うう!!むうう!!!・・・がぁ!!」 

 

 ワイヤーに縛られたまま逃げようとするケイ。だが、宿直の教師は素早くケイの腹を殴った。

 

「ヘヘ・・・抵抗するんじゃねぇよ!?もっとなぐられてぇか?」

 

 異常な興奮が教師の本性を引き出していた。普段授業で見る顔とは全く違う、別人ではないかと思うほど歪んだ顔でケイにのしかかった。

 

「はははは!!!たっぷり可愛がってやるよ」

 

「うう・・・・ぁぁぁ」 

 

 ようやく血が止まったところに再び侵入され、傷がさらに拡がる。 以前にケイを犯した男子生徒達の精液に混ざって、真紅の血が太股を伝う。 狂ったように教師はその汚液を潤滑油に、ケイに向かって激しく責め立てる。

 

「おい!!」 

 

 四つん這い(両手は手錠でとらわれていたので、上半身を支えるのは肩と左頬であった) になっていたケイの髪の毛を掴んで引き上げる。頭髪が思いっ切り引っ張られ、ケイが無理矢理引き起こされる。 

 

 教師は繋がったまま後方に倒れ、同時にケイを寝た自分の腰の上に跨がせる。ケイは後ろ向きに教師の腰に座る形で、自分の体重でさらに教師のものが打ち込まれるのが解った。 

 

「かっ!かっ!」

 

 吐き出すような声、いや、苦痛の息しか喉を振るわさない。 教師が下から突き上げる度に激痛が走り、どれほど続いた後か、痛みが麻痺したときに教師はケイの中にはなった。そしてまたつがったまま動き出す。何度も、何度も。

 

 施設にいたときも観察員によって犯された。そして施設から解放された学校でも教師に犯されている。 そんな感慨を抱いても、もう心が震えることはない。もう、涙もつきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日には学校に来たケイ。優しくされることもない、何かを求められることもない。あるのは授業という退屈な時間と休み時間の度に加えられる暴力だけ。

 

 どうしてここに来るんだろう・・・・辛い事しかないのに、痛いことしかないのに・・・・ そんな事を考えても足は自然に学校へと向かい、教室に入る。

 

 ケイが教室には行った途端、一斉に話し声が止んだ。全員の白い眼がケイに突き刺さる。 他には、最初からケイを見ようとさえしない者のみだ。

 

 ケイは俯いたまま自分の席まで歩くと静かに席に着く。椅子には接着剤で留められた画鋲(先は全てケイの手によって折られている)、机の中はゴミだらけ、表面にはまさに悪口の見本市というほどマジックで書かれている。特に一番大きく、

 

「ホモエイズ野郎!今度は犬に犯されろ!」

 

と書かれていた。

 

 おそらく書いたのは昨日ケイを犯した男子生徒達の中の一人だろう。その落書きによってケイに何があったか、想像することは容易い。昼休みまでには全校に拡がることだろう。

 

 それでもケイは黙って席に着いた。声を上げて糾弾することもない。全てを今までと変わらずに過ごしていくのだ。

 

 椅子に腰掛けたとき、昨日の陵辱で裂けた痛みが走る。

 

 

 

 その痛みが顔に出たのかもしれない、クラスメートの何人かがクスクスと笑い、それにつられてクラス中が笑い出した。

 

 クラス中から軽蔑の視線を浴び、屈辱的な笑いを浴びせられる。 そして自分がなんでココにいるのか、ここに来るのか。 

 

 わかっているのだ、本当は・・・・

 

 

 

 

 殴られ、罵られ、犯されても、ここには自分のいる意味がある。

 

 

 

 

 笑われ、見下され、踏みにじられることが、自分がここにいても良い理由なのだ。

 

 

 

 

 どんなに辛くても・・・どんなに心が痛んでも・・・それでも・・・

 

 

 

 

------------------------------------------------------------------------

本小説と作者の人柄は全く無縁です。

偽・GUESS外〜1→GO