〜罪〜

 

作・くまっぷーさま

 


 

教会の前で罪にまみれた子羊が震えています

 

 

子羊の犯した罪とは

 

 

 

 

 

人の心に入り込み

 

 

言葉という鋭利な刃物で

 

 

人の気持ちを切り裂き

 

 

人の優しさを踏みにじり

 

 

人の信じる心を奪い去った罪・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会の中に入った子羊は

 

 

一番奥で微笑んでいる聖母に言いました

 

 

 

 

お願いです

 

 

私に懺悔と謝罪の余地を

 

 

私にこの罪を償う許可を

 

 

私にもう一度あなたの微笑みを

 

 

聖母は微笑んだままでした

 

 

そして、子羊は気づきます

 

 

その微笑みは自分に向けられたものではないことに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会を後にした子羊は

 

 

一度だけ後ろを振り返りました

 

 

扉は堅く閉ざされたままでした

 

 

 

 

 

そうです

 

 

罪にまみれた子羊には

 

 

懺悔も謝罪の余地も無いのです

 

 

子羊の前には荒涼な大地が広がっていました

 

 

いつ終わることもない追放をいう大地に

 

 

子羊の影は消えていきました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがきなの!?

 

 

くまっぷーです。

 

ちょっと暗めのができたので(所用時間20分くらい(^_^;))。

 

でも、ここの雰囲気にはそぐわないかもしれません

 

僕の場合、自分のコンディションに内容が影響されるらしく

 

今回は、こんな感じです。

 

いかがでしたでしょうか。やっぱり、らしくないかな(^_^;)

 

でも、詠んでくださった方々

 

ありがとうございました。_(._.)_ (ペコリ)

 

であであ、くまっぷーでした♪