【神のいない大地〜番外編〜

13−人物紹介2&3−

作・三月さま


リース・トラディス

 聖王アルディスの開封した魔神。大地の属性を強く持つ系統の一族に属しているらしい。五百年前の聖王戴冠の際に多大な貢献をしたらしいが、詳細は不明。魔王封印後に聖王の元を離れ、以後、自らの住む魔神の村から、聖王宮を頻繁に訪れる形となる。聖王戴冠から404年後に『失踪』と表記される。以後消息不明となり、現在まで行方は知れていない。夫としてレイナード・レクテル。

 

ウェヴ・ガイアス

 大地の魔神を纏める長老。魔神の長と、些細ないさかいを起こしたことから封印されるものの、聖王により開封される。彼の三つの願いを叶え、『友人』となる。魔神内での聖王派の筆頭。その態度は、聖王崩御後にも変らず、続いているらしい。

 

レイナード・レクテル

 闇に属する魔神。リース・トラディスの夫。魔王の出現に深く関わっているらしいと噂されている魔神。魔神内では五指に入る実力であり、時期長老に付くと見られていた。聖王戴冠から403年後に死亡。

 

アディアナ・ファース(アディアナ・ティファレト・ディアス)

 聖王の第一王女。五才の時に聖王アルディスの養女となる。父母については不明。クインドラでの『光の暴走』に巻き込まれ死亡。遺体が持ち去られたことから、生存説もささやかれるが王宮側は否定する。遺体の行方については、様々な噂が流布したが、魔族に持ち去られたと言う説が有力。

 

エルフィナ・ガーテ

 聖王の第二王女。第一王女同様、父母については不明。聖王宮に入ってから十年後に、王族より抹消された。その半年後に死亡が確認され王族に復位される。遺体はシャノン公家陵墓西に増設された聖王家の陵墓に収められる。

 

ガレス・ザンド

 ガレス造反とされる、ゴールドバーンにおける反乱の首謀者たる魔族。以後、北緯の島を根城とする。聖王との関係が噂されたが、これは全面的に否定される。アクアナ共和国の滅亡に関係しているらしい。現在『魔公』として、北緯各国の脅威となっている。

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