【神のいない大地・番外編】

2−人物紹介−

作・三月さま


アルディス・トレムス・ゴールドバーン

 聖王として知られる、最大の領地を誇るゴールドバーンの王。世界の安定者として、

不動の地位を保っている。魔王を封じたものとしても、人々に敬愛されている。元シル

バリアに乱立していた国家の一つの第三皇子。諸国放浪中に世界の『鍵』となる。一般

的には、このことを『聖王戴冠』としているらしい。だが、実際に彼が『聖王』とされ

たのは、徐々に世に認められる形でである。20年前に死亡。

 

ルドラ・ルーエルミス・レディアス

 大武聖。聖王戴冠前からのアルディスの親友。一流の剣士であり、純粋な勝負ならア

ルディスとの勝負の比率は4:1で勝っていたらしい。ほとんどアルディスのお目付け

役であり、一番彼の被害を被っていた。要するに苦労の人。魔神との戦闘で19年前に

死亡。

 

バルス・コォムシス

 大神官。聖王戴冠にともなって、請われる形で大神官の地位につく。もともとは、聖

王宮が立った場所にあった神殿の侍祭だった。『聖王戴冠』に居合わせ、以後、聖王の

傍にある。聖王が崩御した現在、聖王代行を責務としている。

 

BACK←神の〜番外2→GO