警告
このお話は、誰が何と言おうと18禁です。
書いた本人が言うから間違いなく18禁です。
また、この先どうしょうもなくダークなお話になる予定です。
18歳未満のお子様、18禁ものに興味のないお方、そしてダークなお話はだ
めというラブラブ好きなお方は、速やかに立ち去ることをお勧めいたします。
なお本作品は『怨霊怪奇原征伝』の外伝と言うかたちをとっておりますので、
そちらのほうを先に御覧になりますと、より一層美味しくご賞味頂けます。
また、本作品は読み物です。食べられません。
電子レンジはご使用なさらないでください。
使用上の注意をよく読み、正しい用法容量を守ってお使いください。ガスターテン
部屋の照明を明るくして、なるべく画面から離れてご覧ください。
また読んでいる最中に気分がわるくなったら無理をせずにトイレに駆け込みま
しょう。そして医師の判断を仰いで下さい。
目に入った時はこすらずそのまま洗い流してください。
ええっと、もうないかなぁ・・・・・・なさそうなので、どうぞお楽しみくだ
さい。
なお、本作品の内容と作者の人格とはまったくの別モノです。
とくに友人A・Y!! その辺よくわかっとけよ!(笑)。
・・・・・・・・・・・・コホン。私事ですみません。
では、どうぞ。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァァァァ」
「・・・・・・・・・・・・」
狭い部屋の中で、せっぱ詰まった声が響く。
照明を落とした部屋の中で、白い肢体が月明かりに仄かに浮かび上がる。
「もっと・・・もっと奥までぇ・・・ハァァァン」
「こう? こうがいいの?」
膝の上にかかえた体の上で、若い娘が淫らに啼く(なく)。
その要求に応えつつ、みみたぶを甘噛みしながら、女は秘唇に指を深く沈め
た。
左手で小振りな胸の頂き・・・こちこちにしこったそれを転がし、時にはき
つく捻り、そしてすりあわせる。
あたかも二匹の蛇が絡み付くかのように、淫らに女が娘を犯している。
「ァァァァ、ハァァァ」
「・・・・・・・・・・・・」
息も絶え絶え・・・そんな感じで、さらに娘が悲鳴を上げる。
「かさま・・・もうだめ・・・もうだめです・・・もう・・・」
「そう・・・もう駄目なのね・・・」
「はい。ハイ・・・」
娘の体は桃色に、絶頂を前にして期待と羞恥に染まっていた。
その桃を漆黒の髪が包み込んで、あたかも黒い影が娘を抱き込んでいるかの
ように見える。
その黒は、鴉の濡れ羽のようにぬめぬめと光りながら、娘の背中と言わず腹
と言わず、撫で回して愛撫を加える。
「でも、まだだめよ」
「そ、そん」
しかし、娘の言葉が最後まで続く事はない。
「ヒッ」
異物の挿入感。それも、本来なら排泄器官である所への・・・。
あふれ出る蜜をまんべんなく塗られた左手の薬指は、菊座の中心へと真っ直
ぐに突き立てられる。
「もう少し我慢なさいな」
「ァァァァァァァ」
娘は、目に一杯の涙を溜めて堪えている。
それを後ろから斜め前にみやって、女は第一関節まで挿入した指をさらに進め
た。今度は第二関節まで。
さらに、舌を伸ばしてうなじから背筋にそって舐め上げる。
何度も、何度も。
「ハァァァン」
娘の悲鳴に、少しだけ艶がまざり始める。
それを見越して、女は前のほうに入れた指を引き抜いた。
「ああ、抜かないで。抜かないで・・・かあさま」
「あわてないで・・・もっとよくしてあげる・・・ふふふ」
今まで一本・・・中指であったものを、今度は人差し指まで添えて、女は娘
の秘唇に沿わせ始めた。
こんこんと湧き出る甘い蜜にたっぷりと絡ませ、時折、薄いピンク色・・・
今は艶に染まりきり、白身が懸ってきた真珠に挨拶を施して、そのたびに娘を
啼かしながら、徐々に奥に沈めていく。
「さあ、今度こそ・・・イカせてあげるわ・・・ぞんぶんに、ね」
「かあさま、かあさま、かあさま、かあさま」
「かわいい娘・・・美(よし)」
「かあさまぁぁぁ」
前に入れた指を軽く折り曲げ、奥の方から蜜をかき出しつつ、後ろの穴も粘
膜を傷付けないよう細心の注意を払いながら、それでも大胆に攻めつつ、最後の
悦楽を与えようと、女は自分の膝の上に座る娘を攻め上げた。
「飛ぶ、飛んじゃいます、飛んじゃいます」
「存分に飛びなさい。さあ、私に見せて御覧なさい」
「は、は、は、は、は、とぶぅぅぅぅぅぅ」
最後は背筋をぴーんと引きつらせて、娘は絶頂を迎えたようだ。
たっぷり2秒は硬直したあと、糸を切られた操り人形のように、女に背を預
けて失神した。
そして女もまた、娘の秘唇から失禁したかと見がまうほど滴った蜜をからま
せた指を引き抜いて、それを舐めとりながら満足げなため息をもらす。
このようにして、女の日々の『食事』は終るのだ。
女の名前は八咫鴉亜魅乎。
時は室町を少し溯ったころ。
まだ、御護藤原征と出会う前のことである。
怨霊怪奇原征伝 外伝 亜魅乎の章
その村は、どこにでもある当たり前の山村であった。
人工は100人前後。
土地がやせているせいかあまり農作物は育たず、もっぱら山からとれる岩塩
と近くの湖でとれる魚を糧に生きている、そんな貧しい村だった。
村のさらに北側、村人たちはお山お呼んでいる山は、昔から山神さまがすむ
と言われ、30年に一度、贄(にえ)をささげる儀式を営んでいた。
そして今年、その贄をささげなければいけない年であった。
「幸(さち)・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
村長の家。
外はもうすっかり日も落ちたと言うのに灯かりもつけず、その家はすっかり
沈み込んでいた。
村の代々の掟では、村長の家から贄を差し出すことになっている。
即ち、年若い生娘を。
それがかなわぬときは、他の村人の家から任意に選びだされることとなる。
村長の家には今年で15になる娘の幸がいた。
器量よしで、ひな人形のように可愛らしく、くりくりとよく動く瞳と、笑う
と片方だけにできる笑窪が可憐な娘だった。
そんな気立てもよくて器量よしの娘だからこそ、親の落胆ぶりも尋常ではな
かったが、村の掟とあっては逆らうこともできず、こうして約束の夏至・・・
つまりは明後日を待つ毎日だった。
「幸・・・」
「幸・・・・・・」
もう何度目か。
このごろ毎日顔を寄せ合っては、互いにその名を呼ぶしかできない彼女の両
親に、彼女は気丈にも微笑みかけて、こう言った。
「心配なさいますな、おととさま、おかかさま。私は山の神さまの元へと嫁
ぎまする。なにも心配なさいますな」
「なにを申すか幸。あれは山の神なものか。祟り神じゃ、忌み神じゃ・・・」
「心配なさいますな」
数度、心配なさいますなと繰り返して、幸は口をつぐんだ。
その瞳に写るものは、己の悲哀に満ちた未来よりも、残していかなければな
らぬ両親への心残りで曇っている。
「幸・・・五郎はどうするのだ?」
「・・・・・・・・・・・・」
もう、この会話も何度繰り返されたかわからぬ。
五郎。
この村一番の巨躯の持ち主で、一番の働き者の猟師だった。
そして、彼女・・・幸とは恋仲の。
二人は村中公認の恋人であった。
もし、このような年に生まれなければ結婚して立派な家庭を築いていただろ
うに。
「五郎は・・・よくよく話し合いました。結論は出ませんでしたが・・・納
得してもらえたと思います」
「幸・・・」
「おととさま、おかかさま。さあ、そのようなお話は止めにして、夕げの支
度を致しましょう。もうすっかり日も暮れました」
「幸・・・」
「さあ、はようはよう」
幸は両親へ背中を向けると、台所へと足早に駆けていく。
そして、その後に残される雫が1つ2つ・・・。
泣き顔を見られまいと、必死で鳴咽をかみ殺して、幸は駆けていくのだっ
た・・・。
そして、無情にも時は流れ去り、ついに夏至の日はやってきた。
掟では、この日の正午に娘は輿にのせられ、山の中腹へと連れて行かれて置
き去りにされる。
山の中腹といえば魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)する場所。
なにが出てもおかしくない。
「幸ぃぃぃ、幸ぃぃぃ」
「ぅぅぅぅう、くぅぅ」
両親が半狂乱になって、幸にすがろうとするのを、村人数人が抑えている。
本当は村人もこんなことをしたくはないのだが、山神さまにさからえばどん
な祟りがあるか・・・。
「おととさま、おかかさま。幸はいって参ります」
白無垢に角隠しを被った嫁入り衣装を纏い、幸は両親に最後の挨拶をする。
「どうぞお気を落とさぬよう。幸は嫁に参りまする。さ、幸の晴れ姿。どう
ぞ・・・どう・・・ぞ・・・みてや・・・ってくださ・・・い・・・ませ」
輿に載せられ、深々と下げられた頭が、角隠しを被った頭が震えている。
涙声を堪えることができなかった。
それでも、最後まで取り乱すことなく、幸は気丈だった。気高かった。
「おかかさまは冷え性ゆえ、体を冷やさぬよう。おととさまはいま少し、お
ささ(お酒)をお控えくださいませ。それでは、末永くお幸せに・・・」
花嫁をのせた輿は、静々と山の中に入って行く。
今日は夏至の日。
お山に贄の捧げられる日・・・。
中書き
うーむ。
最近どうもモノを書いてなかったら、えらい腕が落ちてしもうた。
どうも思うように書けないなぁ・・・。
・・・・・・・・・・・・てなわけで、お届けします原征伝18禁版。
構想はずいぶん前からあったんだけど、忙しさにかまけて書く気力がわかな
かったんだけど、ここにきてようやく日の目を見る機会が与えられました。
本来、『あのよろし少将』のほうは表の顔で純正ラブラブ(?)のラブコメ
を書く名前で、『みよしの元帥』は汚れ専門の顔。言うなれば指定モノ専門
なのです。だけど、どうもこっちの方が皆様への通りがいいもんだから、『み
よしの元帥』の方ばかり使ってたので、知らない方も多いんじゃないかな?
一応そう言う事になってます。
・・・・・・・・・・・・ま、わかる人にはわかるだろうから、指摘が入る前に暴露して
しまいましょう。
実はこの作品、『Alice Soft』の『アトラク・ナクア』をモデ
ル・・・と言うか、かなり影響を受けた作品です。
ですから、この後かなりダークになります。
また、亜魅乎さん妖(ばけもの)全開ですので、マジダーク嫌いな方はこの
辺で読むのを止めたほうがいいでしょう。いや、ホント。
最後は私の気分次第で、もう救いようのないお話になる可能性も大です。
え? どうやったら私の気分がよくなるかって?
それは皆様が感想と批判をばしばし浴びせてくだされば、もう私はたちまち
上機嫌になって、ラブコメを書きたくなること請け合いです(笑)。
では、なるべく次回早く書いてみます。
では〜。