アスカ、考えて
〜そにょ壱〜
作 おち・まおさま
夜。シンジの部屋。2人だけの空間。
今日はミサトも帰らない。さっき電話があった。
「アスカ」
「シンジ」
真剣な顔をして迫るシンジ。
最近、2人きりになると絶対に求めてくる。
そんなシンジの前にいる一人の少女、アスカ。
彼女もこれからの行為を期待して、頬を赤く染めている。
そして2人は‥‥‥(18禁モードへ、ニヤリ)
‥‥‥
「いやぁん、そんなぁ‥‥‥いいわぁ☆」
でれでれっと可愛い顔を台無しにしてニヤけるアスカ。
アスカが見ているのは、とある有名HP。
そしてそこに投稿された18禁小説の数々。
彼女はその登場人物を、自分とシンジに置き換えて妄想していた。
アスカの人並外れた想像力があれば、それは簡単なこと。
アスカは一人、延々とそんなことをしてイッちゃっていた。
「‥‥‥」
それを、先ほどからドアのすき間からのぞき込むミサトとシンジ。
「ぶ、不気味だわ」
「ミサトさん、何とかなりませんかぁ?」
「無理ね、あれでわ」
「身の危険を感じる‥‥」
「諦めなさい」
そんな会話が交わされていた。
一方、アスカは‥‥‥
「ぁぁん、シンジィ☆」
一晩中、妄想の世界をさ迷ってたとさ。
みゃあ
と偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの。
みゃあ「あ〜はっはっは!久しぶりにへっぽこアスカさまが来ましたね!最高ですぅ」
アスカ様「あーあ……またあたしを誤解してる奴が来たわ(ふう)」
みゃあ「やだなあ、アスカさま。隠さなくてもいいんですよ、隠れてエッチページめぐりしてること」
アスカ様「だっ、誰がそんなことしてるってのよ!」
みゃあ「アスカ様」
アスカ様「あたしはそんなことしないわよっ!!」
みゃあ「へえ……じゃああの豊富な性知識はどこから来るんでしょうかね?(笑)」
アスカ様「だっ・かっ・らっ!あれはあんたたちのガイ○チ妄想だって言ってるでしょ!だいたいシンジがいるのに、なんで一人寂しくエッチページめぐりしなきゃなんないのよっ!……はっ」
みゃあ「ほほ〜〜〜う。意味深な発言ですねぇ。つまりアスカ様はシンジくんと生身のえっちをしているから、一人寂しくおな○―する必要がない、と」
アスカ様「ちっ、ちが……」
みゃあ「もう聞いちゃいました(笑)。…ということですので、おち・まお様、次回からは遠慮はいりません(笑)。どんどんアスカ様の正体を暴いちゃってください」
アスカ様「あーーーーーーーーんっっ!!」
みゃあ「おち・まおさま、とってもナイスな投稿、本当にありがとうございました(笑)。次を楽しみにお待ちしておりますm(__)m」
アスカ考えて1