アスカ、考えて
〜そにょ参〜
作 おち・まおさま
放課後。教室の中は少しうるさかった。みんな帰る支度をしている。
シンジはまだ真っ白になって死んでいた。
逆にアスカは元気だった。
午前中、全部の授業を寝倒した。昼食。そして今度は食後のお昼寝。
寝不足も解消した。
「ねぇ、ヒカリ。シンジ、何で死んでるの?」
「あんたねぇ‥‥‥はぁ」
寝言の事など覚えていないアスカ。あきれるヒカリ。
荷物をしまうため、自分の席に戻っていく。
アスカはそこで、男子生徒の話し声を聞いたのだった。
「えぇ、電車が故障?」
「そりゃもう大混乱だってよ」
「じゃあ、帰りどうすんだよ。俺、その電車使わなきゃならないんだぞ」
「まぁ、超満員電車に揺られるか、混乱が収まった頃に帰るか…やな」
(‥‥電車が故障?‥‥大混乱?‥‥満員電車?)
(‥‥密着‥‥誘惑‥‥そして‥‥)
只今、アスカ、妄想中。
そして、数瞬後。
ニタァ〜〜〜
またまた可愛い顔を台無しにして、ニタニタ笑い出す。
「今日、これからどうする?アス‥‥」
荷物をまとめ、戻ってくるヒカリ。
そしてアスカの顔を見て、思いっきり固まる。ついでに荷物も落とす。
(こ‥‥‥恐い‥‥)
「ハッッ!!」
元に戻るアスカ。さっきまでの顔がウソのように消える。
「‥‥‥アスカ?」
「何?ヒカリ」
「‥‥‥大丈夫?」
「何言ってんのよ。そうだ!アタシ、急用思い出したから、すぐに帰るね」
「あ、う、うん」
「ごめんね!こらーー!シンジィ!!」
ジロジロ。
教室中の注目を集める。昼間の大爆弾発言。気にならない方がおかしい。
「‥‥う‥‥‥な、何?」
「さぁ、今すぐ帰るわよ!」
「何で?」
「急用よ!やりたいことがあるんだから!!」
ドヨドヨドヨ。
でかい声で言う。「やりたいこと」という言葉に反応する観客。
「何で、僕が‥‥」
「アンタがいないと、できないのよ!!」
オォォォォオ!!
倒れるヒカリ。
ちゃんと寝言のことを言っておくべきだったと後悔する。
「ヒカリ、それじゃね!そんな所に寝てると風邪引くわよ」
そう言って、アスカはシンジの手を引いて元気に教室を出ていくのであった。
おち・まおさまのページはここ!
http://icsserv.ics.nitech.ac.jp/~e12masa/index.html
みゃあ
と偽・アスカ様(笑)の感想らしきもの。
みゃあ「うぷぷぷぷ……(笑)
アスカ様「もうっ!いいかげんにしなさいよ、おち・まお!!しまいにゃ、はっ倒すわよ!」
みゃあ「またまたぁ…シンジくんとらぶらぶに書かれて嬉しいく・せ・に(爆笑)」
アスカ様「ど、どこがらぶらぶなのよ!」
みゃあ「だってアスカ様…この後『ヤる』んでしょう?」
ごめすっ!
アスカ様「……ヤらないわよ」
みゃあ「はうぅ…。じゃあやっぱり満員電車で?」
どぎゃ!
アスカ様「やらんつってんのよ」
みゃあ「ううう……おち・まおさま。アスカ様がこんな嘘を言うんですよぉ。今度は妄想じゃなくて、言い訳のしようのない
『行為』を書いてください(^O^)」
どばきぃ!
アスカ様「ぜっっっっったいダメ!」
みゃあ「おち・まおさま…後は頼みます…ガクッ」
みゃあ「おち・まおさま、ホームページ開設おめでとうございますっ!それと、最後の方ヒカリが「ヒカル」になっていたので訂正しときましたがよろしかったでしょうか?それではまたお会いしましょう(^O^)/」