FF7〜THE ANOTHER STORIES

(2)

作・ひとりもの狼さま

 


 

              ☆

 「ユフィ!」

 倒れ込んできた少女の体をとっさにエアリスは抱き留めた。 

自然、エアリスの胸にユフィの顔が埋まることになる。

 「だ…、大丈夫?」

 「う〜、頭がグラグラするぅぅ」

 ユフィは抱かれるままに、じっと目をつぶっていた。

 (ユフィ……、あのね……、吐かないでね………)

 二人の美女が裸で抱き合っている。端から見ればなんとも耽美な光景なのかも知れないが、当の二人はそんな状態ではなかった。

 「上せるまで入ってるなんて……」

 ユフィ…、なんてお風呂好きなのかしら………

 どことなく不思議な雰囲気を持つ女性は考えることもどことなく不思議だった。

 ユフィの体はまるでコスタ・デル・ソルの砂浜の砂のように熱い。

 少女の引き締まった、しかし柔らかさも併せ持つ体から熱と鼓動とがエアリスに通して伝わってきた。

 エアリスの鼻先をくすぐるユフィの射干玉の黒髪。

 少年然としたヘアスタイルながらそこから漂ってくる甘い芳香は少女の、多感な少女のものだった。

 エアリスの中に、香りと共に何か、……思考の様なものが流れ込んできた。

 もともとエアリスには不思議な力があった。

 新羅が追っている「古代種」の力は、エアリスに様々なことを教えてくれた。

 人の思考、そして運命すらもその力は教えてくれる……いや、感じられるのだ。

 時としてそれはエアリスにとって酷なことでもあった。その力は知りたくないことすら、……自分の好きな人が誰を本当に好きなのかすら

分かってしまう力でもあったからだ。

 この時、ユフィの「強がり」という仮面の奥から伝わってきたのは、悔しさ。

 ウータイの過去、新羅に破れ観光地と成り下がったウータイに少女が抱えていた思いだった。

 そして、寂しさ。

 自分はいつも一人だった。一人で様々なものと戦ってきた。そんな孤独。

 恐れ、不安、疑問、憎しみ……。

 様々な悲しみに彩られた負の感情が、チリチリとエアリスの胸を焼いた。

 なぜマテリアを盗ったのか、その疑問の答えは、ユフィの小さな胸にしまい込んでおくには大きすぎる感情だった。

 ……ユフィ………

 不意に少女のことが愛おしくなる。同情とも違うそれは、エアリスの心が優しすぎる証明だった。

 ……がんばって。思い続けていればきっといつかその思いが報われる日は来る。

だから……、がんばって。

 そっと、額にかかったほつれ毛を直してやる。

 今までと違う感覚に、ユフィが顔を上げた。

 熱に煙(けぶ)った視線と、翡翠の視線とが交わり、一つになった。

 時間にすればほんの数秒、しかし二人にとっては永遠とも思える見つめ合いの後で、エアリスの「力」がユフィの想いを持ち主に伝えた。

 (エアリス……好き………)

 「……えっ?」

               ☆

 額に何かが触れた。

 ユフィはゆっくりと目を開ける。幸い、先ほどまでの目眩はすっかりなくなっていた。

 焦点が目の前の白の双球へと合わさる。

 それはうっすらとピンクに染まり、ゆっくりと呼吸をしていた。

 ……え?ええっ?ムネ?

 反射的に上を向く。そこにあったのは、あの翠の瞳だった。

 先ほどよりも翠が深くなっている様な気がする。

 まるで催眠術にでもかけられたかのように、その翠の中に自分が吸い込まれてしまうような感覚。

 トクン…トクン……、再び心臓が激しく脈を打つ。

 ユフィの瞳がいつもの鋭さを失い、アルコールに酔ったかのようにまどろむ。

 それなのに、視線はエアリスの瞳から微動だにしない。出来ないのだ。

それは別に不快ではなかった。心が満たされていくような、心も体も一つになるような感覚(失敬!)だった。

 一度それを受け入れると、その暖かな気持ちは奔流となってユフィの中に入ってきた。

 心を愛撫される感覚。

 いや、心だけではない。まるで全身を柔らかな水が流れているかのような、くすぐったく、ちょっとだけ気持ちいい感覚が襲う。

 精神の昂揚と、相反する心の安らぎの中で、ユフィの心の中で一つの想いが形成された。

 アタシ……、エアリスのことが……好き?…なのかな……

 想いは快感の中で疑問から確信へと変わっていく。

 エアリス…、好き!

 それが愛と呼べる感情なのかどうかは少女には分からない。

 でも、自分がエアリスに特別な感情を抱いている、それだけは確信していた。

翠の瞳が一瞬、驚きに曇った気がした。

 「……えっ?」

 エアリスが驚きに少しだけ体を離す。

 が、ユフィはそれを許さなかった。体を密着させるように押しあてる。

 「ちょっと!ユフィ…んっ!………ん……」

 エアリスの言葉はユフィの口づけによって遮られた。

 後ろにつんのめるように倒れる二人。それでも唇は離れない。

 自然と、ユフィがエアリスの上に覆い被さる恰好になる。

 トクン…トクン……トクン……

 しばらくの間、二人の鼓動だけが湯気いっぱいの風呂場に響いていた。

               ☆ 

「……試合はこのジョッキの中の酒を先に呑んだ方が勝ちだぞ、っと」

 かめ道楽の四人の前にはそれぞれ大ジョッキが置かれていた。

 「先に呑んだ奴が勝ちだな?」

 「……そうだぞ、っと」

 「ん!ん!んーーーーーーーっ!」

 居酒屋の隅から声にならない声がする。

 ひもで柱にぐるぐるに縛られ、挙げ句の果てにさるぐつわまではめられたイリーナの声だった。

「………本当にいいんですか?お客さん方……」

 この店の中に於いて唯一の良心、店の主人が聞いた。

 「構わないんだぞ、と」

 「んーーんんん、んーーーーっ!(訳 そんなわけないーーーっ!)」

「あの人もあない嬉しそうや」

 「んーーーーっ!(訳 違ーーーーう!)」

 「……私にはどう見ても嫌がってるようにしか見えないんですけど……。」

 おそらく他にこの店に客が居ても、主人と同じことを言うだろう。

 「いいからやれ、と」

 レノはコインを一枚、主人の方に弾いた。

 「はいっ!喜んで!!」

 良心、裏切る!

 泣くなイリーナ!人生とは無情なのだ!!

 主人はカウンターの下からゴングを取り出した。

 「……それじゃ、いきますよ?」

             カーーーン!

 ゴングの音と共に、今戦いの火蓋は切ってわたされた。

 永い、永い接吻。

 それはただ唇を合わせているだけのかわいらしいキス。しかしそれさえ二人にとっては初めてのことだった。

 エアリスも抵抗しようとはしない。

 ユフィの真剣な告白に心優しき少女は抗う術を忘れていた。

 どれだけ甘く、切ない時間が流れただろう。

 ゆっくりとユフィは口を離した。

 一筋の糸がユフィの口とエアリスの口とを結び、エアリスの口の中へと消えた。

 何か言おうとするが声が出ない。

 「エア…リス………」

 かろうじてそれだけ言うのがやっとだった。

 エアリスの瞳は潤んでいた。

 「ユフィ……」

 その言葉にあるのは戸惑いの感情。

 その言葉が少女の心の奥底へと届いた時、何かがユフィの心の中ではぜた。

 「エ…、エアリス、好き!……アタシ…、アタシ、エアリスのこと、大好き!」

 思いの丈は堰を切ったようにユフィの口から放たれる。

 知らないうちに、ユフィの瞳には涙が溢れていた。

 別に悲しいのではない。胸の奥がツンと痛くなるような感情がユフィの瞳に涙を送るのだ。

 ポタポタとユフィの涙がエアリスの上に落ちる。

 エアリスの胸の奥も、ツンと痛くなった。

 「アタシ…アタシ……」

 エアリスはきっと自分なんか嫌いだろう……

 変だと思われるかも知れない……

 もう、仲間にしてもらえないかもしれない………

 そんな感情が浮かんではチクチクとユフィを責め立てる。

 そんな感情が、ユフィに言葉を紡がせない。

 「ユフィ」

 慈愛に満ちたエアリスの声。

 それと同時に、ユフィは頭の後ろに腕が廻されたのを意識した。

 エアリスはユフィの頭をそっと自分に引き寄せる。

 体と体が密着し、ユフィの胸にエアリスの鼓動が感じられた。

 「私もユフィのこと、好きだよ?だから泣かないで。ね、ユフィ」

 ユフィはエアリスが何を言ったのか分からなかった。いや、自分が聞いたことが信じられなかった。

 「……好き?……アタシが?」

 そっと呟く。

 「うん。ユフィと同じくらい、私もユフィのことが好き」

 この言葉は正確には嘘だった。エアリスの心の中には今でも、(ほぼ同時刻、居酒屋かめ道楽でタークスの女性

に対して狼藉の限りを尽くしている)一人の男がいる。

 小さな嘘。それはエアリスらしい嘘だった。

 「ほんとう……?」

 いつもの強がりも忘れて、少女は恐る恐るといった感じで確認する。

 その言葉の答えは、やさしいキスだった。

               ☆ 

 「呑んだっ!!」

 「ぷはーーーっ」

 「ふうっ……と」

 「…………………」

 四者四様の声。

 そして、四人は同時にジョッキを置いた。

 そう……、寸分違わず同時に。

 四人が顔を見合わせる。

 「………おい……同時……だったぞ?」

 クラウドが言う。 

「…………どうするかな、と」

 レノも困惑気味に答えた。

「…もう一回、やるのか?」

 「…………いや……こんな時は……と」

 その時、イリーナの頭に不吉な予感がよぎった。

 ブン!ブン!ブン!と頭を振ってその予感を追い払おうとするイリーナ。

 「優勝商品は、山分けなんだな、と」

 レノの一言に、残りの三人も頷いたのだった。

 見事、予想が的中したイリーナ。

 もしかしたら、「力」があるのかも知れない(笑)

 四人は獲物を襲う肉食獣の群のように、あわれな子羊へと襲いかかった。

 ……イリーナには、抵抗する気力も残ってなかった。

 ☆

 エアリスが……アタシに……キスしてる………

 ユフィの頭がパニックを起こす。

 エアリスはゆっくりと唇を離した。

 柔らかい、桜色の唇の感触はユフィの全ての思考を奪っていた。

 そして、もっと強い感覚がユフィを襲った。

 「ひゃあっ!」

 ユフィの体がビクッと衝撃する。

 エアリスが首筋にキスをしたからだ。

 そのまま、ゆっくりと首筋を舐めていく。

 舌と唇とを使って、優しく、甘く。官能的に。

 その度にユフィの体はビクッ、ビクッと衝撃をした。

 エアリスの唾液がナメクジのはった跡のようにユフィの白い首筋を濡らしていく。

 エアリスはユフィを慰めたい思いで一杯だった。

 さっき感じた悲しみを癒してあげたい。そのため出来ることなら何でもしてあげたい。

 ……それと、ちょっとだけ好奇心もあった。

 まだ幼さの残る乳房に優しく触れる。

 「ヤ…ダメ……ダメ……」

 ユフィの拒絶の声。

 だがエアリスは取り合わない。

 それは、ユフィの中にある「期待」を感じているからだった。

 ……それと、ちょっとだけど好奇心。

 そっと胸を揉む。傷つけたりしないようにそっと。

 「ああ……」

 初めての感覚に、怯えの混じった声を上げるユフィ。

 エアリスは耳たぶを甘噛みしながら、怯えを取り除くように優しく胸を揉んだ。

 やがて、エアリスの耳に歓喜の混じった声が聞こえるようになる。

 エアリスは先端の、小さな桜色の突起を指の腹でこすった。

 「ああーーっ……」

 ユフィが上擦った、明らかな快感を告げる声を上げた。

 「エア…リス……ああっ!……エアリス……も、もう……ヤめ…んんーっ!」

 その唇をキスでふさぐ。

 舌を絡めた、大人のキス。

 予想もしなかった濃厚なキスに、ユフィの瞳が大きく開かれた。

 口の中で逃げようとする舌を、巻き取るように舐めあげる。

 やがて、ユフィから舌を絡めてきた。

 そっと唇を離す。

 ユフィの瞳は快楽に曇り、口の端にはどちらのものとも分からない唾液で濡れ光っていた。

 エアリスも興奮していた。

 いつもの自分なら決して言わない台詞、

 「ね…、ユフィ……私にも……」

 とぎれとぎれの声でそう言う。

 ユフィは始め不思議そうな顔をしたが、やがてコクン、と頷くとエアリスの胸の突起を口に含んだ。

 「ふわっ……ああ……」

 まるで赤ん坊が母親の胸を吸うようにユフィはエアリスの乳首を吸う。

 思わずあげた甘い声にエアリスは自分で驚いていた。

 ユフィが吸い上げる度、断続的に続く刺激。

 その度に甘く、高い声がエアリスの口から漏れた。

 ユフィの口の中で、乳首がピンと立ってくる。

 それを舌先で転がした。

 「あうっっ……!!」

 痺れるような電流が体中を流れ、脳に達し、黄金色に爆発する。

 ユフィはそれを何度も繰り返した。

 たまらず自分の手の甲を噛み、刺激に耐えようとするエアリス。

もう片方の手で、反対の胸を揉んでいた。

 「ユ…、ユフィっっ!!」

 エアリスの感極まった声に、ユフィが顔を上げる。

 エアリスはユフィの背中に指を這わせた。

 「ヤっ……!」

 くすぐったさと快感にユフィがのけ反る。

 その隙を逃さず、エアリスはユフィの下腹部へと手を持っていく。

 そして、まだ誰も見たことのない秘められた部分へと。

 ビクンッ!

 再びユフィがのけ反った。

 「エアリスっ!…そこは……う、うわっ!」

 指の腹で擦るようになで上げるエアリス。

 その度にユフィは大きく体をしならせて刺激を受け止める。

 縁の部分を擦りあげると、しっとりと指にまとわりつくような感覚を受ける。

 と、その指が突起を捉える。

 エアリスは親指と人差し指でその突起を挟むと、スライドさせるように指を動かした。

 「ひ…、ひいぃ!」

 ユフィの口からひときわ高い声が放たれた。

 それを繰り返した。

 その度に自分の上の小さな体は可愛い反応をしてくれる。

 エアリスの指に、サラサラとした愛液の感触が宿る。

 それを指に纏うと、少しだけユフィの中に進入した。

 「い、痛!」

 ユフィの体が跳ねる。

 ほんの数センチ入れただけだが、エアリスの指はきつい締め付けにあった。

 「エアリス…、痛いよ……」

 熱病に浮かされたまま、ユフィが言った。

 「…ゴメンね。ユフィ」

 指をそっと引き抜くと、愛液がどっと溢れてきてエアリスの指を濡らした。

 「ユフィ……」

 エアリスは少女に向かって呟く。

 その言葉にあったのは愛おしさ。先ほどまでとは違う、純粋な愛おしさだった。

 抱き合う二人。

 そのまま、ユフィがエアリスの喉元に舌を這わした。

 そのまま胸、そして下腹部と猫のように舌を這わせていく。

 エアリスは目を閉じ、その暖かな感触を感じていた。

 自然とユフィとエアリスの体の位置が今までとは逆になっていく。

 俗にいう「しっくすないん」の体型である。

 「エア……リス……」

 ユフィの声にエアリスが目を開けると、その前には桜色のユフィの秘部がしとどに濡れ、密やかに息づいていた。

 もちろん、ユフィの目の前にもエアリスのそれがある。

 ユフィのと比べるとわずかに赤みが強いエアリスのそれもすでにぐっしょりと濡れている。

 さっきエアリスがしてくれたように、それに舌を這わすユフィ。

 「ひうっっ!」

 刺激の電流がエアリスを貫いた。

 エアリスが……感じてくれてる………

 その思いだけで少女の秘部はさらに愛液を分泌する。

 エアリスのすでに露出したピンク色の突起を唇で転がす。

 舐める。

 くすぐる。

 その度に刺激の電流はうねりとなってエアリスを貫き、秘孔はこんこんと愛液を湧かせ続けた。

 ユフィのそれもまるでエアリスを誘うかのようにヒクヒクと蠢く。

 エアリスは、つられるかのように舌をのばしていった。

 「んっ!っっっ!」

 突然の快感に言葉にならない声を上げるユフィ。

 そんなユフィを後目に見つつ、さらに舌の動きを激しくした。

 その度に跳ね上がるユフィの体の動きを両手で封じると、エアリスはユフィの秘孔へと舌を進入させていった。

 きつい締め付けは前のままだが、今度はユフィは痛がらなかった。

 むしろ、鼻にかかった快感を告げる声を漏らした。

 少しずつ、いたわるように優しく動かしていく。

 ユフィも、エアリスの秘孔へと舌を差し入れる。

 ビクン、とエアリスの体がはぜ、双方に快楽をもたらす。

 激しく、情熱的な行為。

 二人は快楽を求める人の性(さが)のただ中にいた。

 エアリスの目が、ひっそりと存在している後ろの蕾を捉える。

 エアリスは指を伸ばしていくと、そこに差し入れた。

 まったく予期していなかった行動に体を震わせるユフィ。

 驚き。

 そして快感。

 蕾の中で指を動かすと、前の締め付けがさらにきつくなる。

 本能的にユフィの快感を知るエアリス。

 「や……ダメ……そんなの……ヤ…だよ……」

 息絶え絶えなユフィの訴えを無視し、なおも動かし続けるエアリス。

 快楽の中でユフィはエアリスのクリトリスを吸った。

 「あ!あ!……っ!」

 今までで一番強い刺激がエアリスを襲う。

 やがて、快感が頭の中で金色のうねりを形成していった。

始めは小さく、徐々に大きく成長していくそれは、やがて決壊寸前へと達した。

 「ユ…ユフィィっ!」

 エアリスは舌を今までで一番奥へと進入させた。

 あごがユフィの突起にぶつかり、ユフィが衝撃した勢いで激しく擦る。

 「うっ!うわぁぁぁぁっ!」

 ユフィの体が今までで一番大きくのけ反った。

 体が宙に浮く感覚……。

 星と一つになり、生命の流れの中に投げ出されたような感覚。

 ユフィは生まれて初めて達していた。

 同時に、濡れた指をエアリスの秘孔へと挿入しながら。

エアリスの快楽の渦が……決壊した。

 瞬間、瞬く光の中に追いやられる。

 「あ…ああああぁぁぁっ!!!!」

 歓喜の叫びが開いた口から迸る。

 エアリスは舌に痛いほどの締め付けを感じながら、ゆっくりと自分の体から力が抜けていくのを感じていた。

 「エア……リスぅ……」

 甘えた子猫のようなユフィの言葉。

 それは、本当に信頼したものにのみ見せるユフィの素顔。

 「はあ……はあ………ユフィ……好き………」

 エアリスの口から漏れた言葉。

 その言葉には、ひとかけらの嘘も混じっては居なかった。

                             〜続く〜

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     後書き

 

・・・あの・・・ヤバすぎですかね・・・。だったら次回はもう少しおとなしくするんですが・・・

 ふ〜っ・・お疲れさま、俺(笑)

 一応、このシリーズは次回で終わります。

 さあ、イリーナの運命やいかに・・・って、これだけで引っ張ろうとしてます(爆)

 ・・・それと、ちょっとだけセンチメンタルも加えられたらいいなあと思っております。

 ではでは、次回も無事お逢いできることを祈って(逢いたくない・・とかいわないでね・・)

                       ひとりもの狼でした。


 

みゃあの感想らしきもの。

 

 

 

ANOTHER2