|
いつも行為。
僕とアスカの。
キス・・・・・・。接吻。
僕はアスカの寝顔にキスをする。
毎日。
レイとも「おはよう」のキスはする。でも、それは家族の愛情を確認しているキス。
アスカとのキスは・・・・・。
僕のアスカへの愛情表現。
言葉にするのは簡単なようで難しい。
アスカを目の前にしていざ言葉にしようとすると恥ずかしい。
青い瞳を直視できない。
愛しい。
想いだけがあふれてくる。言葉にして伝えたいのに・・・・。
なぜか言えない。
もどかしさ。
それなのに、キスは平気・・・・。
不思議だ。
キス。
愛情を伝える方法はたくさんあるのに・・・。
僕はキスをする。
アスカ・・・。
最近わかったこと。
それは、アスカの僕に対する愛情表現。
手をつなぐ。
アスカはできるだけ僕の手をつなごうとする。
以前は、1度つなぐとなかなか放してくれなくて困ったこともあった。
今はアスカは心が成長したのだろうか?
必要以上につなごううとしなくなった。
そのかわり、夜はずっとつないでいてあげる。
アスカ。
いっしょに寝る。
アスカは僕といっしょの部屋になって嬉しそうに笑った。
フワッと空気が変わる。アスカの笑顔で・・・。
僕も嬉しい。アスカといっしょにいることができるから。
ずっとアスカを見ていたい。
だから、手をつかんでいてあげる。
アスカの閉じられている瞳に軽く接吻をする。
左目にふれる。そして右目に・・・・・。
アスカのまつげがかすかにふるえた。
「まだ、起きないや。ま、いいか。」
アスカの愛らしい寝顔をながめた。
僕の幸福なひととき。
毎朝、こうしている。
満たされた気持ちになると今度はアスカの名前を呼んであげる。
「アスカ、朝だよ。」
耳もとでつぶやく。ぼくの吐息がアスカの耳にかかる。
「アスカ。」
うっすらと・・・。そして、ぱっちりとした2つの青い宝石に僕がうつる。
アスカは僕の姿を確かめる。
「おや・・よ・う、シンジ・・。」
眠そうなアスカの声。
アスカは恥ずかしそうに布団で顔をおおいかくした。
僕は布団をはぎとる。
ボーッとしているアスカ。
そこがまたかわいくて、またキスがしたくなる。
思わず僕はアスカを抱き起こし、アスカのまぶたにまた接吻をした。
瞳をぱちくりとするアスカ。
アスカの顔が赤くそまってゆく。
「目覚めた?アスカ。」
照れているアスカに僕は聞く。ちょっといじわるだったかな。
「うん。」
アスカの素直な反応。
かえって、キスをした僕が照れてしまって、アスカの顔を直視できなくなる。
「起きよっか?」
僕はアスカのほうをみれない。横を向きながら聞いた。
「うん。」
それが合図でもあるかのようにアスカは僕の右手をはなした・・・・・・。
こうして僕とアスカの1日は始まる。
アスカはシャワーを浴びに行った。
僕はキッチンを覗く。
朝食の準備をするレイ。
レイの料理は絶品!
僕はレイに料理を教えてもらったから、そこそこおいしいものを作れる自信はある。
でも、やっぱり、レイにはかなわない。
「おはよう、レイ。」
レイの頬に「おはよう」のキスをする。
僕に気づいたレイは料理の手をいったん止めた。そして、僕のほうへ向き直る。
「おはよう、シンジ。」
レイの「おはよう」のキス。
僕の顔にレイはキスをした。
ひたいに、瞳に、頬に・・・・。
レイは唇には絶対キスはしない。
本当に好きな人ができたときにキスをしなさいと僕は小さい頃、レイにいわれている。
それは唇に。
1番愛情が伝わる方法。
キス。
僕はレイより慎重が低い。ミサトさんほどは高くないがレイも背が高い。
僕は160センチ以上はある。でも、レイよりは低い。
はやくおおきくなりたい。
そして、守りたい。大切な人たちを・・・・。
bパートかきました。
今回は短いです。9話だけcパートの3話になります。
なんかうまくa、bの2つにわけれなかった。(^_^;)
チャットの友達から甘い話書いてとリクエストがあったので甘くしてみたんだけど。
いかがでしたか?
ひたすらキスのことばっかりですが。
私自身、キスは言葉よりも愛情が伝わる愛情表現だと思っています。
恥ずかしいけどねえ。
私は言葉でいうのが苦手なものですから・・・・。(^.^)
さて、cパートでは人形教室のお話です。
おたのしみにー!