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アスカおみくじショートストーリーシリーズ1
シンジ・・・アンタを殺してアタシも死ぬ
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<注意>
−−このSSはLASな人にはかなり痛いので、それでも読むという人は覚悟して読んで下さい。−−
−−非難、カミソリメールは受け付けかねます。−−
−−−−今日、朝起きたらシンジが居なかった。
シンジ、何処いったんだろ?アタシみたいなかわいい彼女ほったらかしにして・・・
そう、アタシとシンジはつきあっているのだ。
恥ずかしいので周りには内緒にしているが、
けど、それよりもシンジの行方が気になるので、ようやく起きてきたミサトに訊いてみる。
「ミサトー、シンジ何処いったか知らない?」
そのアタシの言葉にミサトはニヤッと笑って、
「シンちゃんの行方、知りたい?シンちゃんはねえ、今レイとデート中よん♪」
アタシはその言葉に、すべてがどうでもよくなった。
『シンジに裏切られた』その感情がアタシの心を支配していたのだ。
シンジが裏切った。シンジはアタシが唯一心を開いた男。
加持さんよりも信じた男。
そしてアタシの恋人・・・
そうアタシだけの恋人。
ファーストなんかに渡すもんか・・・
シンジを他のヤツに取られるくらいだったら、
『シンジ・・・アンタを殺してアタシも死ぬ』
「ただいまー」
フフッ、何も知らずに帰ってきたわね。
「あれ?アスカ、ミサトさんは?」
フフフッ、ミサトはアタシが外に出しておいたわ。
「ミサトは今ネルフよ、今日も遅くなるみたい。それよりシンジ・・・」
アタシは後ろにナイフを隠し持ちつつ、シンジに近寄った。
「えっ?何」
「アタシに何か隠し事してない?」
その言葉にシンジの顔色が変わる。
しかし、シンジはその質問に答えることができなかった。
そう、アスカが刺したのだ。持っていたナイフで、
「アスカ、何で?」
シンジがいき絶え絶えにアスカに尋ねる。
しかし、アスカはその質問には答えない。
替わりにシンジを刺した・・・そう、何度も何度も、
「フフッ、フフフッ、シンジあんたが悪いのよ。あんたが浮気なんてするから・・・」
しかし、シンジはその言葉に何も言わない。イヤ、何も言えないのだ。
シンジはアスカの手によってすでに原形をとどめていない。
「フフフッ、シンジ、アンタはこれで永遠にアタシのモノ・・・」
そう呟くとアスカは今までシンジを刺していたナイフで、自分の首を切り裂いた。
ザクッ
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