家を出た瞬間、眩しい陽光に照らされて一瞬ひるむが、
そのまま左へ曲がり右の通路に走っていく。
結城のヤツによると、亜由美さんは学校に居たらしいな・・・
その時学校の前で知ってる人を見かけた。
あれ?あそこにいるのは・・・
龍蔵寺・・・だったかな?
親父の親友で学長らしいが俺には関係ないな。
龍蔵寺・・・ん?龍蔵寺・・・・
何か思い出さなきゃいけないことがあったような・・・
ズキン
う・・・頭が痛い・・・・
何も思い出せない・・・
まあ、俺の思い過ごしだろう。
俺は気を取り直して龍蔵寺の横を駆け抜けて行く。
ドスン
たくやは突然出てきた誰かにぶつかった。
「いってえ・・・あ、絵里子先生」
慌てて絵里子先生を手をかして起こす。
「申し訳ない・・よそ見をしてたもので・・・なんだ君か」
「フフッ、感心だな補習を受けに来たという訳か」
俺は慌てて訂正する。
「いや、そうじゃなくて」
「ちゃんと補習を受けるんだぞ、そうしないと君は単位が危ないからな」
絵里子先生はそう言い残すとさっき龍蔵寺が行った方向へと走っていった。
「まったく・・・いつもいつも保健室に居ないで何やってるんだ」
龍蔵寺・・・絵里子先生・・・・
何か気になるな・・・
・・・尾行してみようか。
ってしまった今は亜由美さんだ亜由美さん。
けど、今度暇が出来たら尾行しよう。
そう決心して校舎の中に入っていく。
校舎の中には休み中だというのにまだ人が何人かいた。
キョロキョロ
ホールには亜由美さんは居ないようだな・・・
けど、結城の話では亜由美さんは校内には居たらしい。
・・・探してみるか。
<後書き>
どーもSHINです。最近ちょっと疲れ気味です・・・
さて、やっと第二話書いたんだけど、
また短い上にこんな駄文・・・(T−T)
さて、続きは何時書けるんだろう・・・
リレーSSもいい加減書かなきゃいけないし・・・
忙しいよう・・・(泣)
それでは、また。
SHIN
第3話へ続く
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