壊れかけのEVA13

LASにしないとコロスわよ! 

作・テンプラさま

 


※この作品を読む前に「EVA 13」第一章をお読みになることをお勧めいたします。

 

※作品の内容は、作者の人格・品性にはまっっっっっっっったく関係ありません(笑)

 

 

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「ほら、もっとよく探してごらん。その間に僕は・・・」

 

アスカのそばまで行くと、シンジはそう言ってから悪戯っぽい笑顔を浮かべる。

 

「こっちの山を・・・」

 

そう言ってシンジは、いきなりアスカの形の良い胸に服の上から顔を埋めた。

 

「・・・きゃっ、ちょっと、やだ、シンジったら・・・・・・あン!」

 

そう言いつつも、アスカはくすくす笑ってシンジの頭を抱きしめる。

しばらくそうやってじゃれあった後、ふたりはそのまま唇を重ねる。

 

 

 

 

・・・くちゅ・・・・・・ぷちゃ・・・・・くち・・・・ぷちゅ・・・・ん・・・・・・

 

 

月の下で濃厚なキスが続けられている。

お互いの唇を激しく吸い合い、時々わずかに離れて舌だけを絡め合う。

それはべつにいい、愛し合っている者同志だからな・・・

それはいいんだがシンちゃん、そのアスカの胸を揉みしだいている手はなんだ?

アスカもアスカで、なんでシンジの股間を撫で回しているんだ?

・・・・・・・まさか貴様ら・・・こ、ここでヤるのか!?

な、なあ、コトにおよぶ前にちょぉっち場所を確認したほうがいいんじゃないか?

・・・・・・・・・・・・・そこ、庭だろ?(^_^;)

お前ら、いい歳こいて庭でヤるのか!?

「EVA 13」における君たちの年齢は34歳(シンジ)と33歳(アスカ)なんだぞ。

若気のいたりで、なんて言い訳は通用しないんだぞ。

 

「ちょっと、ひとの歳をバラさないでよ!」

 

うわっ・・・・・・アスカ、いきなり地の文に答えないでくれ(^_^;)

 

「うっさいわねぇ、男が細かいこと気にすんじゃないわよ!」

 

き、気にするなって・・・・・・ま、まあ、それはともかく、ほんとにそこでヤるの?

 

「あったりまえじゃない!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^_^;)

せ、せめて家に入ってからシたら?

 

「あたしは今すぐシンジとシたいの! 愛は時と場所を選ばないのよ!」

 

・・・・・・・・・場所くらい選べよ。

だいたいそこ、ハルカちゃんの部屋から見えるんだろ?

見られたらどーすんだ? 教育に悪いぞ。

 

「いいのよ、どうせもう何度も見られてるんだから」

 

・・・・・・おい・・・お前ら、そんな子供に見られるような時間にヤってるのか?

 

「なによ、文句ある!?」

 

・・・・・・いや、いい。

・・・・・・・・・・・・・でもなぁ・・・

 

「しつっこいわねぇ、まだ邪魔する気!?」

 

いや、だからね、せめて家の中に入ってから・・・・・・

 

「あんた、ファーストにシンジとヤらせておいて、あたしにはサせないってーの!?」

 

・・・・・・・・・・・・わかった、もう好きにしてくれ・・・

 

 

 

 

 

「・・・・・・アスカ、どうしたの? ひとりでブツブツと・・・」

「・・・ん? ああ、なんでもないわ。それよりもシンジィ(はぁと)」

 

再び唇を重ねるふたり。

シンジはアスカのワンピースのファスナーを下ろしていく。

そのままアスカの上半身だけ脱がせる。

アスカの下着があらわになった。

アスカがつけているのは、なぜかソフトブラである。

これは、べつに作者がソフトブラが好きだということではない・・・・・・多分。

さらにブラも上にずらすと、柔らかな弾力と桜色の乳首をもつ胸があらわになる。

シンジは片方の乳首を口に含んだ。

 

「・・・・・・あン!」

 

ぴくん! とアスカは身体を少しのけぞらせて、甘い声をあげる。

彼女の手はすでにシンジのズボンのファスナーを下ろして中に入り込んでいる。

掴むようにして、上下に動かしている。

 

「・・・ああ、気持ちいいよ、アスカ」

「うれしい・・・あたしも、あたしもいいのぉ(はぁと)」

 

胸を丹念に愛撫してから、シンジはアスカを折畳みベッドに腰掛けさせて、自分は芝生に

膝をついた。

アスカの膝の間に割って入り、まだ腰を覆っているワンピースをたくし上げると、そこに

顔を埋めた。

すっかり濡れている秘部を覆い隠す布地を横にずらすと、舌を差し込んですくいあげる。

 

「ああっ、シンジぃ!」

 

アスカは両手でシンジの頭を抱え込むと、腰を突き出すように押し付けた。

アスカの中心からさらに大量の透明な液が溢れてくる。

そのすべてをこぼさず舐め取ろうとするようにシンジは口を押し当てた。

ときどき湿ったいやらしい音をたてる。

右手で布地を押さえ、左手は指でアスカの肉の芽をやさしく擦っている。

 

「ああっ、シンジっ、シンジぃ・・・!」

 

何度もシンジの名を呼びながら彼の髪をくしゃくしゃにかき回すアスカ。

 

「も、もうダメぇ、イっちゃう、イっちゃうのぉ!」

 

挿入前に一回イかされるアスカ。18禁LASの定番である。

 

「いいよ、アスカ、イっちゃても」

 

指での愛撫はそのままに、いったん顔を上げてシンジはやさしく声をかける。

 

「アスカのイっちゃう顔、僕に見せて・・・」

 

そう言うとシンジは再び顔を埋めた。

 

「うん、うんっ、イク、イクのぉ・・・あはっ」

 

アスカの顔はすっかり紅潮し、目にはうっすらと涙が溜まっている。

そこへシンジが肉の芽をやさしく甘噛みした。

 

「あああぁぁぁーーーーーーーー!」

 

びくんっびくんっと身体を痙攣させてアスカは果てた。

 

「・・・・・・・・・可愛かったよ、イっちゃったアスカ」

 

しばらくアスカから波が引くのを待ってから、シンジはやさしく声をかけた。

それにしてもどこかで読んだことあるようなセリフだな、おい。

 

「・・・ハァ、ハァ・・・・・・やだ、シンジったら(ぽっ)」

 

シンジの言葉に恥じらうアスカ。さっき作者に口答えしてたときとえらい違いである。

ときどき思うのだが、激甘系LASのアスカって、じつは多重人格なのではないのか?

それはともかく、アスカ、潤んだ瞳でシンジを見つめて・・・

 

「ねえ、今度はシンジので・・・・・・ね?」

 

ところが今日のシンジはちょっといじわるモードである。

 

「え? どうしてほしいの?」

 

などととぼけるシンジ。

 

「いやん、いじわるしないでぇ・・・」

 

アスカは顔を赤らめてちょっとうらめしそうに上目遣いにシンジを見た。

 

「何をどうしてほしいかちゃんと言ったら、そのとおりにしてあげる」

 

シンジはやさしく微笑みかける。

 

「いや、はずかしい・・・あっ!」

 

アスカは甘い声をあげた。

シンジがすばやく指をアスカの中心に滑り込ませたからだ。

 

「・・・あはっ・・・や・・・シンジィ」

「さ、どうしてほしいか言ってごらん」

「や・・・ダメぇ・・・言えないのぉ・・・」

「どうして?」

「・・・恥ずかしい、恥ずかしいのぉ・・・あっ」

「何も恥ずかしがることないよ、僕たち夫婦だもの」

「・・・ん・・・あっあっ・・・・・・でも、でもぉ・・・」

「大丈夫、さ、言って・・・」

「・・・・・・ん・・・くぅっ・・・」

「さ、勇気を出して」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・欲しいのぉ」

「なに?」

「・・・シ、シンジのお○ん○ん・・・入れて欲しいのぉ・・・・・・」

「どこに入れて欲しいの?」

 

自分のしつこい性格に内心喜びながらさらにとぼけるシンジ。

 

「・・・・・・・・・」

 

アスカは目に涙をいっぱい溜めてうらめしそうにシンジを見た。

まだシンジの秘部への愛撫が続いているので、ときどきかすかに甘い声を漏らす。

シンジはそんなアスカを愛しそうに見つめている。

 

「さ、言って、アスカ」

「・・・・・・・・・・・・・こ」

 

恥ずかしさにアスカはシンジから目をそらす。

 

「・・・あたしの・・・・・・お××こに入れて欲しいのぉ」

 

シンジは微笑むとやさしくアスカにキスをした。

腰をアスカの脚の間に割り込ませ、中心にあてがう。

浅く潜らせた。

 

「・・・・・・はぁっ!」

 

アスカは思わず顔をのけぞらせる。

シンジはさらに腰を沈めていく。

奥まで入ったことを確認してから、シンジは腰を使いはじめた。

 

「あっあっ・・・くぅ・・・はっ・・・ああ!」

 

アスカの腕がシンジの首にまわされ、脚は腰に絡みつく。

 

たぱん、たぱん、たぱん・・・・・・・・・・・・

 

シンジが腰を打ちつける音が響き渡る。

 

「あっ・・・ああっ・・・いいっ・・・シンジ、いいのぉっ!」

「はっ、はっ、僕もいいよ! アスカ・・・くぅっ、とっても気持ちいいよ!」

「うれしい・・・あン・・・もっと、もっとぉ・・・あっあっ」

 

すっかり盛り上がってしまっているイカリ夫妻であった。

 

 

 

ところで、読者のみなさんには本編の第一章を思い出していただきたい。

この日は“エヴァ 11”が人類史上初の月到達を果たした日であることは、覚えていらっ

しゃるだろうか?

そして、この街ネルフには宇宙軍本部があるということも。

当然街には報道陣が大挙してやって来ていることも本編には書いてあったと思う。

もしこのマスコミ連中が、シンジとアスカが自宅の庭でひとの目もはばからず盛り上がっ

ている、という情報を掴んだらどうなるか、想像していただきたい。

なにしろシンジはオネアミスを代表する宇宙飛行士のひとりと言われ、雑誌の表紙まで飾

ったほどの人物である。

それほどの人間が自宅の庭でヤっている。

大スクープである。

 

かくしてシンジたちの自宅にまわりには報道陣が大挙して詰め掛けていた。

無数のカメラがシンジ・アスカの痴態をとらえ、シャッターが切られていく。

おまけに中継車まで出動し、各局は急遽特別番組を組んでこの模様を生中継した。

 

「・・・ああ、アスカ、みんな見てるよ、僕たちを見てるよ・・・くぅっ」

「あっあっ・・・見てるのね・・・んっ・・・あたしたちが、あっ・・・愛し合っている

のをぉ・・・あはぁ」

「そうだよ・・・うっ・・・さ、もっとみんなに見せてあげて・・・」

「あン・・・は、恥ずかしい・・・あっあっ」

 

シンジは背面座位で結合部がカメラのほうに見えるようにしてアスカを突き上げる。

 

「ああっ・・・シンジぃぃぃぃぃぃ!」

「ア、アスカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

そのころ・・・

 

「おぅっ・・・イ、イインチョ、ごっつ気持ちええわぁ・・・!」

「あっあっあンっ・・・・・・わたしもいいのぉっ、もっと突いてぇ!」

 

中継を観て触発されたトウジとヒカリが騎乗位で盛り上がっていた。

この10ヶ月後、彼らは6人目の子供を授かることになる。

 

 

 

 

あるサナトリウムの談話室。

水色のショートヘアと紅い瞳をした女性がTVを観て涙を流していた。

 

「・・・どうして、シンちゃん? あんなに激しく愛し合ったのにぃ・・・」

 

愛し合った? “犯した”の間違いじゃないのか?

 

 

 

 

「・・・ふ〜ん、シンちゃんもなかなかヤるわねぇ」

 

そう言ってTV観ながらニヤニヤ笑っているのはミサト=カツラギ。

ベッドの上で胸元までシーツをたくし上げ、片手にはビールの缶を持っている。

同じベッドの隣にはリョウジ=カジが寝っ転がっている。

こちらは1ラウンド終えたところらしい。

 

「すっかり成長したのね・・・おねーさん、嬉しいわ・・・」

 

目頭を押さえて涙を拭う真似をしているミサト。

そしてTVの中継をサカナにさらにビールを消費するのだった。

 

 

 

 

「・・・ぬるいな」

 

TVを観ながらそうつぶやくと、その男は彼のトレードマークである色眼鏡を指で押し上

げた。

 

「・・・シンジ、お前には失望した」

 

もう誰だかおわかりだろう。

ヒゲ親父、ゲンドウパパである。

ここではなんと王立宇宙軍総司令を務めるエライひとなのだ。

彼の息子は今、バックでアスカを突きまくっているところだ。

 

「私とユイだったら、ここで×××を××××てだな、脚を××××××してから×××

って×××・・・・・・」

 

作者ですらビビって伏せ字にしてしまうようなことを口にするゲンドウ。

亡き妻を思い出したのか眼鏡を外して目頭を押さえている。

 

「ああ、ユイ・・・若い頃は毎晩5ラウンドくらいは愛し合ったものだ・・・・・・」

 

・・・・・・ユイさん、ヤり過ぎで死んだんじゃないか?

 

 

その横には、年甲斐もなく膨張してしまった股間を気にしつつ、首を横に振ってため息を

つくコウゾウ=フユツキ副司令の姿があった。

 

 

 

 

壊れかけのEVA 13 −LASにしないとコロスわよ!− END

 

 

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[あとがき]

 

どもども、「壊れかけ〜」の第2弾、お届けしました。

今回は前回予告した通りシンジ×アスカです。

今回は前回と違って、とっても安全でしょ?(笑)

そのせいか、今回はいまいち壊れていないような・・・(笑)

じつは今、とっても壊れたネタが頭の中にあるんですけど(笑)

本編より先にそれを書いてしまうと、ネタばらしになってしますので、

今回はこんなおとなしい(?)のになってしまいました。

 

では、また次回お会いしましょう(^.^)/~~~

 

テンプラでした。