『帰ってきたら続きをしましょう…』

 

作 ホワイトさま

 


 

内容■

最近、ミサトさん萌えなのでシンジ×ミサトおねーたま(笑)です。

やっぱりシンジには外道な考えがよく似合う・・・・


 

その日、碇シンジは決断を迫られていた・・。

 

「乗る?乗らないの?」

 

ここはネルフ本部内、男性パイロット専用の更衣室。第○×使徒の出現から既に10分が経とうとしていた。

 

「もうイヤだ・・乗りたくない・・・・」

 

エヴァ初号機のパイロットである碇シンジの準備があまりに遅いため、作戦部長である葛城ミサトが直々に彼を呼びに来たのだが・・。

 

「・・・・また、逃げるの?」

 

「・・・・・・!」

 

シンジの姿は学生服のままだった。真っ白なプラグスーツは床に落ち、今の彼の気持ちと同様、だらしなくしわを寄せている・・。

 

「シンジ君、逃げちゃ駄目よ。お父さんから・・何よりも自分から」

 

「そんなんじゃないよ!」

 

椅子に座りうつむいたままのシンジに、ミサトはゆっくりと腰を下ろしてその表情を覗き込んだ。ハッと目を反らすシンジ。反らした方向の肩をグッと掴むミサト。

 

「・・怖いの?」

 

シンジの口の奥で『ギリッ』と音が鳴る。

 

「・・ミサトさんはあれに乗ったこと無いから解らないんだ・・」

 

そんなシンジの言葉に、ミサトはのせていた手を引きながら躊躇う。長く目を閉じている姿は次の言葉を選んでいるようにも見える。

 

「私も怖いわ・・・・死ぬのも怖い、作戦部長なんて偉そうな肩書きだけど・・・・・・正直、心の中ではいつも怯えているのよ」

 

そう思われるのを嫌ったか、ミサトはそのまま薄い赤で塗られた口を開いた。が、シンジにはそんな気遣いも届かない。

 

「でも見ているだけじゃないか!僕は怖い思いして・・痛い思いをして・・」

 

シンジが言い終わると、それから長く、長く沈黙が更衣室内に広がる。そんな中、無情に鳴り響く使徒接近中の警報音・・。

 

「・・・・・・・・こんな事言うのは卑怯かもしれないけどね、シンジ君・・?」

 

重々しい警報の音に背を押されるミサトは、正直を言う決心した。

 

「・・・・」

 

ミサトの視線から逃れようとするシンジ。

 

だがミサトはそんなシンジを逃さない。

 

荒々しくシンジの頭部を掴み、震える唇に薄い赤を押し付ける。

 

「・・・・ンッ」

 

「!!??」

 

シンジの目は大きく開き、その行為の衝撃をそのまま表現している・・。

 

ミサトの甘い舌先はするりとシンジの口内に入り込み、

 

大人の味を送り続ける・・・・・・

 

・・・・・・先の沈黙より長く、時間が流れた。少しでも表情を動かせばまた唇が触れ合う、そんな距離でミサトは続きをシンジに語る。

 

「聞いて・・・・シンジ君。何度も言うようだけど、私も怖いの・・私の出した作戦であなた達が傷つくんじゃないか、ひょっとして命を落としてしまうんじゃないか・・いつも逃げ出したい気持ちなの、今のシンジ君と一緒」

 

「・・・・・・ッ・・!」

 

ミサトの本音に激しく表情を隠すシンジ・・。

 

「だけど逃げれないの・・・・いいえ、逃げないの・・・・どうしてか解るわよね、シンジ君?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・そんなの・・解らないよ!」

 

「・・・・お願い、シンジ君。私達はあなたに頼るしかないの」

 

「何で子供の僕に頼るんだよっ!僕が苦しい思いしてるっていうのに、誰も何もしてくれないじゃないかッ!!!」

 

シンジの絶叫は少し潤んだ眼で。

 

「・・・・・・」

 

そんな姿に、ミサトは唇を噛む事しかできない。

 

「ほら、何も言えないじゃないか」

 

薄い笑いを浮かべ、絶望とも取れる態度でシンジは言い捨てた。ミサトはしばらく何も答えず、うなだれるように表情を頭髪で隠す。シンジがそんなミサトの姿を呆然と眺めているとき、彼女は何かを打ち消す様に首を左右に振った・・。

 

「私は、シンジ君が求めるものを全て受け止めているつもりよ・・・・」

 

無理矢理作った微笑みの奥には、明らかに陰りの色が伺えた。

 

シンジでもそれはわかった。だから、

 

「は・・はははっ!じゃあミサトさん・・・・・・・・」

 

 

*****

 

 

「ちゅぷっ、ちゃぷ・・ちゃぷ・・んぐんぐんぐ・・」

 

シンジはどうせ『する』わけがないと踏んでいた。だから、もう一度口に出すには恥ずかしい程の卑わいな事を言った。

 

「ちゅ・・ぅ・・・・んぐ」

 

今、シンジの眼には更衣室の天井がぼやけて映っている・・。

 

「・・・・ぁ」

 

生暖かい感触と、一番敏感な『先端』を這う感触。初めての快感にシンジは小さく『・・ぁ』とだけこぼした。ミサトはシンジの『棒』の下を優しく掴み、その全てに薄い赤を這わせる・・。

 

「れろれろ・・・・・・」

 

「・・ぁ、あぁ・・ミサト、さ・・ん・・・・・・くぅ!」

 

シンジは無意識の内にミサトの頭部を掴んでいた。ミサトの舌が『それ』を刺激する度、ぐぐぐっと快感の量を計っている。

 

「・・ちゃぷ・・・・シンジ・・くん、きもち、いい?」

 

「み、ミサトさん・・」

 

上目遣いでその感じる様を覗かれたシンジは、恥ずかしそうに目を反らす。そんなシンジのかわいらしさを微笑む口は再度、棒を飲み込んだ・・。

 

「はむぅ・・・・んぐぐ!ちゅちゅ・・」

 

シンジの中途半端にずり降ろされた学生ズボンに、ミサトの唾液が染み込んでいく・・。

 

「ッ!・・・・く・・・・・・・・ぅ」

 

何かに包まれるような感触は、希に『棒』を締め付けたり、意地悪に緩めたりする・・・・。

 

「ちゅぅ〜」

 

ミサトはまるで『大事なモノ』を扱うように優しく両手でシンジのそれを包むと、はしたなく舌を出し、いわゆる『裏側』を滑った。

 

「?!、んあっ!」

 

溜まらず声を上げるシンジ。決して大きいとは言えないシンジの棒だったが、そのギンギンと張り詰めた内容は今にも解放されそうに震えている。

 

「んむぅ・・ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ」

 

ミサトもそれを悟ったか、棒を口の中に含むと先より激しく、荒々しく顔を上下をさせた。

 

「み!みさ、と、さん!!もう、もぅ!」

 

「じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ」

 

シンジに応じて更にその運動は勢いを増す・・。

 

「ああ!」

 

ミサトが意外だったのは、シンジが無意識の内に腰を使っていた事だ・・・・。

 

「!!!!」

 

解き放たれた欲望の結末は全てミサトの口内に注ぎ込まれた・・・・。

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・」

 

ありがちに咳き込むこと無く、その口内で、

 

『ごくっ』

 

と音がした事に、ミサトが十分大人だったという事に気付かないシンジは、

 

その余韻にひたって全身を更衣室の壁に預けていた。

 

そんな少年の姿に、ゆっくりと立ち上がった大人は・・

 

「帰ってきたら続きをしましょう・・」

 

と優しく微笑んだ。

 


作者のあとがき■

 

皆様初めましてm(__)m。ホワイトというものです。この作品は僕のHPにSSを投稿してくれた

みゃあさんにお返しとして送らせていただきました。いかがだったでしょうか?何回読み直して

も話の展開が『強引』ですね(^^;付け加えれば『くどい』・・・・(笑)作者はとっても純情なの

で『はぐはぐ(笑)』までしか書けませんでした(((^^;期待された方、ごめんなさい・・。

読みにくい文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。


 

みゃあミサトシンジの感想らしきもの。

 

みゃあ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」

みゃあ「ふおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」

シンジ「みゃあさん……何唸って(?)るんです?」

みゃあ「なんとなんとなんとっ!ホワイトさまが投稿してくださったんですよっ!」

シンジ「はあ。どれどれ……えええっ!!??」

ミサト「あぁ〜らま、こりゃ凄いわね」

シンジ「(真っ赤)」

みゃあ「素晴らしい出来栄えですねえ!(笑)」

シンジ「なっ、なっ、なっ、こっ、こっ、こっ……」

ミサト「あらぁ〜、どうしたのぉシンちゃん、真っ赤なお顔して(にやにや)」

シンジ「みっ、みっ、みさっ………」

みゃあ「……ミサトさん。随分と冷静ですねぇ。アスカ様なんかだと大騒ぎになるんですが(笑)」

ミサト「あったりまえじゃない。齢二十ン年女をやってれば、このくらいはねぇ」

みゃあ「凄い……さすがは年増」

ミサト「……あにぃ?」

みゃあ「わーーーーっ!!違った違った!年上って言おうとしたんですよ!」

ミサト「ふん、まあいいわ。……さてと、シンちゃんあっちでコレの続きしましょうか」

シンジ「えっ…えええええっっっ!!!!????」

ミサト「ふふふふふ……これよりも〜〜〜っと気持ちいいこと教えてア・ゲ・ル」

シンジ「え、遠慮します……って、ああああああっ!助けてえぇぇぇぇ……」

ミサト「うふふふふふふふふ………」

シンジ、ずるずると引っ張られていく。

みゃあ「……あ〜あ、行っちゃった。なんか出番が少なかったな(笑)」

みゃあ「ホワイトさま、ホントにホントにありがとうございましたっ!!もう嬉しくて踊っちゃいます(笑)。今後ともどうかよろしく」