………ッ‥‥ゥッ‥‥ウッ…
‥‥ハア‥ハッ‥アッ‥アウ‥
‥フッ‥ンッ‥ッ‥クッ‥
‥‥ウッ‥アッ‥アッ‥アッッ‥ハァ‥ハァ・ハァ・ハアッ
アッ・アッ・アッ・アウッ・クッ
ウッ・アッ・アッ・アアッ・アアゥ・アアッ・ウクッ・クッアウッアッ!アッ!アッッ!
ハァウッ!
アァーーーーーッ!!
飛ぶ!
弾ける!
落ちる!
消える!
シィンジィィィィィッ!!!!!
すぐ来る次のウネリ。
フアァッ!
アゥッ・ウッ・アッ・ウアッ・アンッ・アウッ・ァハァッ ハッ ハッ ハッ アッアッアアッ!
ッッッッ!!!
ーーーーーーーーーーッ!!!!!!
・
・
・
・
・
<わたしはひとりでできるの!>
[そうなの?] ≪だめなの!≫
<わたしはだれのてもかりないの!!>
[じゃあぼくもいらないんだね] ≪ひとりじゃだめなの!!≫
<わたしはずっとひとりでいきるの!!!>
[それじゃ、さよなら。] ≪ひとりはいや!≫
[‥さよなら‥] ≪ひとりにしないで!!≫
≪ わたしをひとりにしないで!!! ≫
≪ わたしをひとりにしないでぇ!!! ≫
(………………………ぅ ン?………ハッ!)
「……ぇ?………ここ……?」
「‥‥ゆ、夢‥?‥‥シンジッ?! シンジッッ!!!」
「シンジィッ! シンジ シンジ シンジ シンジ シンジ シンジ シンジ シンジィッ!!」
「‥ッ‥ウッ‥ ヒック‥ ウッ‥ 夢じゃない‥
夢じゃない 夢じゃない 夢じゃない 夢じゃない 夢じゃない 夢じゃないのね。」
隣で静かな寝息を立てているシンジを見付けると、
まるで迷子の子供がようやく親を見付けたかの如く、その身体にしがみ付き鳴咽を上げ始める。
「‥ん‥?」
「‥ア、ァアスカ?」
心地良いはずの眠りから引きずり出されたシンジは、ブルーアイから流れ落ちる涙を見付け、戸惑いを隠せない。
「‥ッ‥ウッ‥ ヒック‥ ウッ‥ 夢じゃない‥
夢じゃない 夢じゃない 夢じゃない 夢じゃないのよね。」
「アスカ?! どうしたのアスカ。」
優しく、しかし力強くシンジが聞いてくる。
「‥‥どこにも、何処にもいかないで! ずっと一緒にいて!‥‥ヒトリニシナイデ…」
頬に大粒の涙をつたえながら、やっと最後の言葉を紡ぐ。
「僕とアスカはずっと一緒だよ。」
「‥ホント? ‥ホントにずっと一緒?」
顔を涙でくしゃくしゃにしながら聞き返す。
「‥アスカ、当たり前だよ僕がアスカから離れるわけ無いじゃないか‥。」
シンジが優しく抱き返しながら答えてくれる。
「ああ‥シンジ、‥ずっと一緒よ。 ずっと一緒にいてね。」
「‥ずっと一緒だよ‥アスカ。」
シンジの言葉にやっと安堵し、辺りの状況が目に写る。
「ここ‥そっか、クルーザーの中。」
(あの後、シンジと…)
顔が熱くなってゆくのがはっきりとわかる、きっと真っ赤だ。
(シンジに顔が向けられない、私きっと変な顔してる。 ああ、もうっなんで何時も素直になれないのよ‥)
アスカに、顔を伏せた形でしっかりと抱きつかれたシンジもやはり赤面していたのだが、お互い状態確認は
出来ずにいた。
(けど、昨夜のシンジって‥‥
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潜水艇から戻った後、「ずっと好きだったんだ。‥多分初めて会った時からなんだと思う。」
なんて言って、「言葉はずっと後になっちゃったけど、わかっててくれてたよね。」
なんて言うんだもん。
やっぱ、どっかズレてんのよね、女の子には言葉はとっても大事なのにさ。
でも、いーわ。 結果オーライね。 無理しちゃってるシンジも可愛かったし。
後の大胆なとこも‥
シンジったらキスした後いきなり抱き上げるんだもん、びっくりしちゃったわよ。
そおいやシンジからしてきたの初めてだったなぁ、シンジの胸板ずっと厚くなってた、会ったばかりの頃は
女の子みたいな体つきしてたのに。 抱っこされたまま、寝室まで運ばれて‥
「アスカ、ずっと一緒だよ。 これから一つになろう。」って
きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、思い出してもホント恥ずかしい台詞よね。
‥‥でも‥、嬉しかった台詞。 ホント言うと自信なかったの、シンジが本当に私を好きなのか。
けど、これで一安心できたわ、私はこれからに生きるの。
シンジと一つになれた‥、身も心も。 やだっまた顔が熱くなってく、だってシンジ凄かったから‥。
最初ちょっとだけ痛かったけど、後は‥あれがイクってことなんだろうなホントの、一人の時と全然ちがう。
やっぱりシンジとだからよ、そうに決まってるわ。
結局、何回イっちゃったかわかんないわね、4回位まで覚えてるけど‥
シンジってば旨いんだもん、‥‥なんで、あんなに旨いのかしら、私が初めてじゃないの?
そうよ、‥初めてであんなに旨いって変だわ。
まさか!)
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「シンジッ!」
「な、なにアスカ。」
いきなり顔を上げたアスカに驚いたシンジ。
「シンジ、正直に答えて。 シンジは、その、私が…」
「アスカの事は大好きだよ。」
真顔で答えるシンジ。 答えた後、微笑んでくる。 そして優しい包容。
「そうじゃなくっ…、もう良いわ‥。」
シンジの言葉と微笑みがわだかまりをどうでもよくさせた。
心の何処かのひびが溶け合わされてく感じ、身体の繋がりって思ったより大事なンだ。
身体の芯がジンって熱くなる、シンジを抱きかえす、熱は更に強くなる。
「もう良いの?」
「いいの、私はシンジだけ‥。」
「ねぇ、抱っこして。」
一瞬キョトンとしたシンジ。 スッと私を抱き上げる。
「このまま、海を見せて。」
「はいはい、お姫さま。」
笑いながら、船室を出てリアデッキへと出る。
「‥‥‥‥‥‥うわぁ朝焼けだ‥」
「‥‥‥‥‥‥奇麗だわ‥‥‥‥」
昨日といい、今日といい素敵な旅行よね。
「朝焼け‥奇麗だね、でもアスカはもっと奇麗だ‥」
「え‥、ちょちょっと、今のはキザ過ぎない。」
顔が赤くなってるのが自分でわかる。 やだ、お腹の奥にジーンってきた。
お腹の奥‥まだ此処にシンジのが…。
子供なんかいらないって思ってたのにな‥。
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アスカがお腹をさすりながら、じっとそこを見つめている。
その表情は、子を宿した母親のそれに思えたんだ。
〜後書き〜
(@_@)うーみゅ、やっぱり挫けたな‥。 う゛ーっふみにはこの辺りが限界、あんましえっちくないね、
最初だけで。 しかしこの程度とは、壊れるしかないのかな(笑)、どうもえっちぃのを期待した方が
一部にいらっしゃったみたいだし(笑)
と、作品解説(笑)。 前作LAS系-Schon geschenk-(素敵な贈り物)の続き、アスカとシンジの
「初めて」の夜と朝でした、前回シンジ視点が多かったんで、今回アスカ視点を多めに‥のわりに変かも?
自分で読み返して違和感があるぞなんか、アスカの描写へぼいなァ(;_;)、女心はムズいのだ(笑)。
よんでくれた方感想ちょうだい(笑)。
であ(^^ゞ、ちゅーす <(独語でばいばーい、の意)