あてんしょん?!
これはFFZをやったこと無い「ふみ」が邪推(笑)で書いてみたFFZらしき
あなざーギャグわーるどです(笑)、それ違うぞ!は無しで読んでみてね♪
ここウータイの国の外れにあるこの宿は、山間の隠れ宿の様相を呈しており温泉を保持している。
星のエネルギーが枯渇し始めたこの世界では、大地の恵みでありバロメーターでもある温泉は非常に貴重な存在に
なってしまっているが、殆どの人々はそれに気付く事はなかった。
勿論この男もその一人、魔晄を浴びた証しの青い瞳と、つんつんの金の跳髪。
「さ〜って、風呂だ風呂だっ。」
「"オンセン"ってのはどんな具合だろうな〜。」
つい先程食事も終えて、上機嫌で浴場に向かうクラウドその人。
「ウータイの何処かには混浴も有ったって言うが・・・。」
そこまで言って顔を真っ赤にしてしまう、まったく二十過ぎにもなって純真というか、ウブというか(ーー;)・・ねぇ。
この宿の浴室はちゃんと男女別に別れている、ユフィの案内でもあるので当然そうだろうが。
「えーと、確かこのマークの布が掛かってるほうでよかったんだよな・・。」
異国で生まれ育ったクラウドにはウータイの文字は読めない、ユフィに再三注意され覚えたてのマーク(文字)を
目安にして脱衣所に入る。
「あれ?先客か‥。」
浴室内部からは湯をかける音がしていた。 はたして、自分ら以外に客は居なかったはずだが・・と一瞬考えたが、気付かない
内に客が来たのだろうと納得した。
んで、仕切りの戸を開けタオル一枚『持って』浴室に入る、当然裸で。
中は湯気で良く見えない、そこそこに広い様だ。
まずは"アビセユ"ってやつやるんだっけ・・等と思いながら奥へ進もうとする。
「(そう言えば先客は・・)」視線を巡らす。
ハタ!?とクラウドの動きが止まる、相手も同時に。
「…」「…」
双方一瞬の硬直・・・片方解除(笑)
「きゃあああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」
浴室に響き渡る絶叫。 ティファだった(笑)先客の正体はティファなのだった。
風呂場なのだから当〜然なにも着ていない。
「‥‥」「いやあぁぁぁぁぁっ!!」
立ち尽くすクラウド、叫びながら後ろを向くティファ、その後しゃがみ込んだりするのが一般的な反応かも知れないが、
そこはティファのティファたる由縁。
ヒュッ ゴッ!!ドガッ!! ズドンッ!!! バッシャーン!
一瞬で踵落しと後ろ廻し蹴りをクラウドに叩き込み、脱兎の如く浴室から消えていった。
哀れ、蹴り飛ばされたクラウドは壁に叩き突けられた後、湯船に浮いていた。
(お〜い、ティファ?クラウドの事どーすんの;;; 気絶してるよクラウド、お湯赤く染まってきてるし・・;;;)
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「ヒック、グスッ、クラウドに・・・見られたぁ〜〜〜〜っ。」
「まぁ、そうだったの・・。」
部屋では座布団に座ったエアリスの腰にしがみつく様に寝そべって泣くティファがいた。
最初タオルで身体を隠しただけのティファがいきなり帰って来た上に、泣き出したので何事かと驚いた、エアリスとユフィだったが
事の次第を聞くにつれて安堵していた。
「や〜れやれ、クラウドのバカ、アタシがあんなに教えたのに男湯と女湯間違えるなんてサ。」
ずず〜っ
愚痴をこぼしながらお茶をすするユフィ。
「ほら、ティファもしっかりしなよぉ、別に減るもんじゃないだろ〜。」
「だって〜っ、グスッ」尚もグズるティファ
「まったくっ、どっかのジジイならまだしも、愛しのクラウドだったらいいじゃないか。」
ず〜〜っ
ちょっとだけヤケぎみのユフィ、再びお茶をすする。
「いいなぁ・・ティファ、私もクラウドと一緒にお風呂入りたい・・」
ゴグッ
ブッ!!! げーほっ! げほけほっ
エアリスの呟きが聞こえてしまったユフィが盛大にむせかえる。
「けほっけほっ、ちっ、ちょっとクラウドの様子見てくるねっ;;」
引きつった笑い顔で浴場に向かい部屋を後にする。
「あれ?居ない。 部屋に戻ったのかなぁ。」
ユフィは女湯の中を確認し、クラウドの姿が無い事を不思議に思った・・が。
「ま、いっか。」
ポリポリと頭を掻くと元の部屋へと帰ろうとしたが。
「・・・何処いったのかな、アイツ?」
結局、暫くクラウドを捜したユフィだがその姿は見当たらない。
一方、当のクラウドは・・・・。
「・・・み・・・見えた・・・・・・・」ドックドック
まだ目を回したまま湯船に浮いていた、男湯の湯船に。・・お湯は既に真っ赤になっている。
・・・クラウドの鼻血で(笑)
「・・みえ・・・た・・」どっくどっく
どうやらティファの蹴りと激突のダメージよりも、その前に見た何か(笑)のショックが強いらしい。
幼馴染の裸。 蹴りが出る時、戦闘で鍛えられた視力を持つクラウドの眼に焼き付いたのは・・・・・・(笑)
あとがき
ははっはははははっ、如何でしょ?此れ。 我ながら・・・へっぽこだぁい^_^;
ううっ・・FFZやりたひ(;_;) 事後ならもっとマシナ話しを・・・書けるかなぁ(笑)(無理だな!当然)
ふうっまた挑戦しましゅ(やめとけって^^;)