今回は説明を多くいれてみました(ついでに場所は変わりません)
キャラクターの性格がどんどん変わってきていますが
タイトルどうりたまにはこんな日もあるのです(笑)
それから途中からルリルリの1人芝居になっていますが気にしないてください
自分では結構気に入っています(^^;)
いつものように文法はめっ茶苦茶ですが(感じが変化?)
作品が変わっていくとでも思ってみていてください
どうしてもだめだという人は自分で書きなおしてみましょう でぇわでぇわ








アキトの部屋<>ブリッジ



「シャア!」「アムロ!」


なんか違うと感じた人 正解です
今アキトはいつもの「ゲキ・ガンガー3」ではなく ガンダムを見ています
彼はたまにはこんな日もということで 適当に部屋にあったガンダムを見ています


「大佐が! 大佐の命が吸われていく」「アムロ アムロはまだあの光の中に居るのか?」


「永遠のライバルは共に消えさる!か かっこいなー 俺もそんなライバルがほしいな
でもあの2人死んじゃったのかな しんじゃうのはなー」
アニメおたくのアキトはガンダムでも充分参考になったようだ


このナデシコの生活で彼が一番満足している時は恐らくこの時間だろう
いつもはユリカなどに追い回されてるし 人を助けようとしても助けられなかったり
パイロットをしているおかげでいっつも死にそうになったりと いろいろ苦労がたえない



しかし 彼が機嫌よくベットに入ろうとした時 またまた彼に不幸が被さってきた


ピッ


電子音とともにコンソールがアキトの目の前に現れる 相手はルリちゃんのようだ


「あっ 寝てましたか」


突然のことにアキトは飛び起きたが ルリちゃんは気にした様子も無くいつものように覚めた目でみつめている


「いっいや 今起きようとしてたところなんだ なに?」
アキトは無理にウソを着くが ルリルリにはすべてお見透視だ
なぜなら そもそもコンソールをOFFにしていたのに通話ができるはずが無い
ルリルリが勝手にONにしただけだ もちろん ずっとそこから彼を観察していた
アニメなんかを熱心に見ている彼を見て 頼りないと感じていた
そしてちょっとした いたずらのつもりでアキトが寝たところを見計らって 話し掛けたのだ


そんな事も知らないで アキトは珍しく何か考え事をしているルリルリを眺めている
^私もイネスさんに似てきたかな 嫌だな まあいいか^
「テンカワさん お腹がすきました 夜食お願いします」
ルリルリは手短に用件だけいって勝手に通信を切ってしまう


ピッ


「えっ あっあのルリちゃん?」
言うだけ言って切られるのはあまり気持ちのいいことではない
^なんだよあれはー 俺じゃなくても他の人に頼めばいいのに^
声には絶対に出さないが 誰もいないのでアキトは1人膨れて見せる


そんなアキトをおもしろそーに眺めていたルリルリは また一ついたずらを思い着いた


ピッ


再び電子音がアキトの部屋に響く それと同時に
「あっ そうそう イネスさんとエリナさんもいるので3人前 よろしく」
予期せぬ通信に膨れていたアキトは大慌てで部屋を後にした
どうやらルリルリの言葉を夜食の催促と勘違いしたようだ
アキトのその行動に いつも無表情のルリルリの口元が微かにほころぶ


^フフッ バカッめっけ^
心の中で楽しそうにつぶやくルリルリ


ポンッポンッ


?いきなり肩を叩かれて ルリルリは軽く身震いをして 少し警戒しながら振り向いてみる


プニュッ


^へっ プニュッ?^
自分に何が起こったのか理解できないルリルリは 自分の顔に突き刺さっている物体を眺める
^ゆ・・・び・・・・・・だよね? これって^


まだ理解しきれていないルリルリをみて 犯人は面白くてたまらないという顔をしている
^マシンチャイルドっていっても やっぱりまだまだ子供ね^
「どう?ルリルリびっくりした?」
犯人はまだ固まって動き出さないルリルリに向かって声を掛けてみる


その声に反応してようやくルリルリが動き出す
「イネ・・スさん?」
^イネスさん きれい^
一瞬見間違うほどイネスの顔は優しかった ルリルリは後でそれが母親が自分の子に対する時の顔だと知る事になるが
両親の記憶のないルリルリには そう表現する事しかできなかったのだ


「なに見とれているの そんなにびっくりした?」
いつのまにかイネスに見とれている自分に気付いたルリルリは
心無しか顔を赤らめながらも いつものように答えてみせる
「いえ 別に」


「あらら もうその顔に戻ちゃうの? さっきの顔の方がかわいかったのに 子供らしくて」
さも残念そうな顔をする しかし いつものようなザラッという感じはなく 本心で言っているようだった
その顔にまたドキリとしながらも ルリルリは正面に向き直る


「アキト君を見てたみたいね ルリルリ」
あっさりと核心を付く言葉だったが なぜだか別段嫌な感じはしなかった
かわりに この人なら大丈夫 と不思議な安心感を感じていた
しかし ルリルリは素直にこの事を隠したいと思った 隠し事はいけないはずなのに
そして 嘘を着いてしまった 小さい嘘を


「見ようとしましたげど 居ませんでした」
「そう」
イネスはそんな嘘を見抜けないはずがなかったが あえて言おうとはしなかった ルリルリの将来のために


そしてルリルリは自分の行動に驚いていた
^なんで嘘付いちゃったんだろうか 嘘はとってもいけない事なのに
今まで嘘なんか付いた事無かった つきたいとも思わなかった・・・なのに
それに イネスさん いつもなら一緒に居るだけで嫌だったのに・・暖かい^


「ねえ あなたたち いつまでそれやっているつもりなの アキト君きちゃうわよ」
エリナの声にいい感じだった2人は現実に戻される
^ちっいい感じだったのに でも ルリルリも私の母性本能を目覚めさせるなんて・・・フフッこれからも楽しみだわ^
細く微笑むイネス もうさっきの面影は消えていた


^・・・・・・見てたんだエリナさん・・・恥ずかしい^
乙女の恥じらいを見せるルリルリ


「まったく やる気あんの あなたが言い出した計画なのよ」
イネスに食って掛かるエリナだが 今までじっと見ていたのは 少し羨ましかったからだ
^ホントに・・・ 見せ付けてくれるわね あたしにもあんな顔が出きるのかしら?
・・・なにやってんのあたし ふん バカらしいやってらんないわ^


コンコン

プシュッ

「あっ俺っすけど夜食持ってきました」
それぞれがほのかーなフインキで和んでいると アキトが入ってきた
エリナ以下3名は大慌てだ




「あっあっああああ そっそう あり が と うね ハッハハッ」
最初に戻ったのはエリナだ まだ口がうまく動かないが大丈夫のようだ
しかし イネスは寝たふり ルリルリにいたっては顔を真っ赤にして俯き
アキトの顔もまともに見ずに パネルの上で泣き出してしまった


3人の行動は混乱を極めたが アキトも何かしら意味不明なフインキに慌てていた
^俺は何か来てはいけないところに来てしまったのか?
入ってきたとたん イネスさんは寝るし ルリちゃんは泣き出すし
でも 俺は悪くないぞ・・・たぶん 俺はルリちゃんに頼まれてここに来たんだ
・・・何か見てはいけない物があったのか でも何も見てないし^


アキトの頭の中はますます混乱していくが とりあえず
「イネスさん ルリちゃん 俺 何も見てないっスから」
アキトはとにかく安心させようと声を掛けるが これが前のように逆効果を起こすとは思ってもいなかった


アキトの言葉を聞いた3人は絶望した 見ていないといって弁解して
本当に見てないやつがどこに存在するのだ
見たけどとにかく今は黙っていますと自分で言っているようなものでわないか


^私 絶対変な子だと思われた 嫌われちゃったよきっと もうダメー^
いつもなら冷静なルリルリだがさっきの事のせいで感情がクリアーになっているようだ


ルリルリでこの調子なのだから 他の2人は
^私のクールなイメージがー^ ^アキト君に見られちゃった 私の知的なイメージが^
から始まり最後には
^目撃者を消せばすべて丸く収まるわ!^ ^手に入らないのならばいっそこの手で!^
と勢いで殺しちゃった時の動機状態になっている


^やばい!なんか知らないけど 殺気が殺気がー^
とてつもない殺気に アキトはその場に座り込み 手だけでどうにかしてドアまで行こうとする




ようやく ドアまでたどり着いたアキトは
「じゃじゃあ 俺はこれで」
精いっぱい勇気を出して声をだし 出て行こうとするが
「ちょっと待って!」
エリナに呼び止められてしまった アキトはヤられるのを覚悟したが エリナは飛び掛かってはこなかった


^ふぅー 危うく犯罪者になるところだったわ よく考えてみれば彼の言動は前から変だったし
たとえ見ていたとしても他人に言う事はないはず ・・・脅しでも掛けとけば完璧ね^
考えかたが犯罪者化しているエリナ


「アキト君」
「はひぃー」
「今見たこと誰にも話さないでくれる?」
「はい 言言言言っません」
「そう」
^これで大丈夫ね^



ビビリまくっているアキトを落ち着かせるために エリナは一呼吸おいてから話を切り出した
「アキト君」
「はい なんですか?」
一呼吸おいたためかアキトは随分落ち着いたようだ それを見たエリナは満足そうに話を続ける


「あなたにわざわざ夜食を頼んだのは ちょっとした訳があるのよ」
「わけ? それで」
エリナの意味ありげな言葉に嫌な予感を感じつつも先を促すアキト


「そうなのよ それでね・・・」
エリナが話を続けようとした時 後ろで気配が!
寝たふりでとうしていたイネスが自分の役目だとばかりに復活したのだ
「まって ここからは私が話すわ」


イネスが復活したという事で 自分の役目が終わったと感じたエリナは急に恥ずかしくなって
アキトの顔を見れなくなってしまった


プイッ


それをエリナが怒ったのだと勘違いをしたアキトは
「イネスさん エリナさんが怒ったじゃないですか」
と庇って見せる さっきまで殺されると思っていた人を庇えるのはアキトとユリカぐらいなものだろう
しかし 当のエリナとしてはほっといて欲しいのだ 気持ちはうれしいがやはり逆効果だ


「ほっといて」
「えっ エリナさん?」
「ほっといてと いってるでしょう 殺されたいの!」
アキトはまた知らないうちに他人を怒らせているのに気付いていないようだ
しかし 殺すという言葉に反応して言葉にしたがって エリナをほっとくことにした
そして イネスの話を聞く事に専念することにする


^そんなに急がなくてもがなくても大丈夫なのにね 恋は人を狂わせる!か まあ今はそれよりも^
「じつわね あなたにも実験の手伝いをして欲しいの」
「手伝う? 何をすればいいんすか おれは」
アキトは不安を隠し切れない様子だ さっきの様子からいくと人体実験か何かやらされても文句は言えない
さらに聞き返した以上 断れないだろう断れば殺される そんな気がして
アキトは聞き返した事に後悔した 後は内容が少しでもいい事に期待するしかない


「あなたの仕事は ルリルリの御守りよ」
「はっ?」
一瞬アキトは自分の耳を疑う そしてもう一度心の中で繰り返してみる
^ルリルリの御守りって ルリちゃんの御守り ・・・って こと・・・だよな?^


アキトは話が信じられず放心するが イネスはかまわず話を続ける
「この周りに張ってあるバリアは 人間に少なからず恐怖を与えるわ わかる?」
「えっ ああ何とか 要するにこのバリアは人間に恐怖を与えるんでしょ」
イネスの言葉そのままに返すアキトだが 話に着いてきている事を確認したイネスは先に進む


「私とエリナさんはこれから実験データ採取のために一時的に外に出るわ
その間 ルリルリが怖がると実験がうまく行かないから 怖がらないように一緒にいて欲しいの」
「それだけですか?」
「そうよ それがどうかした」
「いえ 大丈夫です」
アキトはイネスが自分に与えた仕事がまともなのに驚いていた いや正直 拍子抜けしていた
しかし 人間安心するといらぬ事まで口にする アキトはこの本能に忠実にしたがってしまう


「じゃあ 別に俺だけじゃなくても・・・」
微かな呟きだったがイネスはしっかり聞き取っていた
「なに? 人間は2人いるだけでも安心感が高まるのよ」
アキトの呟きに説明魂を再び燃え上がらせるイネス


「じゃ じゃあなおさら 俺なんかより」
「いやなの?」
「いっいや 別に嫌とかそういう問題じゃなくて なんで俺なんかが
ほらっ俺って なんか優柔不断でしょ だからリョーコさんみたいな 元気な人の方が
おんなじ女の子だし そっちの方がいいかなーなんて思っちゃたりして」
アキトの言い訳を黙って聞いていたイネスは 何を説明しても無駄ね
との結論をだし 徹底的に認めさせる話を瞬時に思い付いた


「これはね ルリルリの指名なのよ」
「え"っ!?」
「誤解しないでね ルリルリはナデシコに乗っている他の女性クルーとは気が合わないのよ
かといって 他の男性クルーに任せられると思う?」
「いや 思わないっすね」
^確かに言われてみればイネスさんとエリナさんが抜けると 後に残るのはお祭り気分なやつばっかりだ
いつも冷静なルリちゃんに合うとは思わないし 男には信用できそうなのはいない^
素直にイネスの言葉を信用してしまうアキト


その様子にイネスは満足し エリナを連れてさっさと出ていってしまった
残ったのは2人だけ アキトとルリルリだ






^何を話せばいいんだ 俺は? ルリちゃんは泣き止んだようだけど
えーと うーん 初めてじゃないよな話すの 初めてじゃないんだったら・・・^
「ルっルリちゃん 気分はどう?」
「まあまあですね」
「そ・・・う」
^やばい!話が終わっちゃったぞ^
アキトは自分から話してこない人が苦手だったのだ




嫌な沈黙が続く しかし その沈黙を破ったのは意外にもルリルリだった
「テンカワさん」
「はっはい」
問われた事以外まったくしゃべったところを見たことがないルリルリに 急に話し掛けられ アキトは恐くなった
^そういえば さっき泣いてたよなルリちゃんて あれが俺のせいだとしたら・・・^


「そ・」
ビクッ アキトのからだが硬直する さらにルリルリの声が死刑宣告を読まれるように ゆっくり聞こえる
「ん・な・に・気・に・し・な・い・で・く・だ・さ・い」
ルリルリの口から一文字発せられるたびにアキトは 心の中でその言葉を繰り返す
^そ・ん・な・に・き・に・し・な・い・で・く・だ・さ・い
そんなに・・・きに・しない・・で・・くだ・・さい
そんなに気にしないで・・ください・か・よかったとりあえずさっきの事じゃなさそうだ^
ルリルリの言葉を理解しようとするだけで アキトは汗だくになっていた


^ふふっ テンカワさんて ホーント単純ね 私がわざとゆっくり言ったのに^
心の中で笑いながらも ルリルリはさらに止めを刺す


「そんなに気にしないでください 一人ぼっちはなれてますから」
「は は そうなんだ」
アキトの気の無い返事に ルリルリは自分の企みが成功したと確信する
一方のアキトはもうへろへろだ ルリルリはそんなアキトを見ながら密かに笑い
それと同時に なぜアキトと居るとこんなに意地悪になっちゃうんだろうと考えていた


アキトはたまたまルリルリの視線の上に料理があるのに気付いて ともかく
「ルリちゃん食べないの? お料理冷めちゃうよ」
と言ってみた 意外にもこれが好反応だった


「あっそうでした忘れてました」
ルリルリにしてみればいつもは誰が作ったのか解らない料理を食べていた
それが当たり前だったが この料理は紛れも無くテンカワ・アキトが作った物だ
それも私のために 何気ない事だがなぜか私には嬉しかった


パクッ モグモグ ハグハグ


料理は冷めているかと思っていたが 程よく暖かく猫舌の私には嬉しかった
また それがなんとなくアキトがわざわざ私のためにしてくれたような感じがして
たかがチャーハンの味に感動してしまった


よほどおいしそうに食べていたのか アキトがパネルにもたれ掛かりながらルリルリの顔を嬉しそうに眺めている
私はそれに気付くと 恥ずかしくなって俯きそうになる
しかし それではいつもの自分と違う気がして
「テンカワさん 私の顔に何か付いています?」
と強がって見せる


アキトはそれを私が嫌がっていると勘違いしたのか 気まずそうに弁解する
「あのっ えーと ルリちゃんがあんまりおいしそうに食べてくれるもんだから つい見とれちゃって
ハハッ 気 悪くした? 当たり前だよね 食べてるとこ覗かれて気分が良いわけないか ・・・ごめん」


うなだれるアキトに 私はアキトがユリカたちに追い回された後の様子に似ているなと感じていた
^女の人って結局こんな風にしかアピールできないのかな? 私はみんなの事バカバカ言ってるけど・・・
私もあの人達とおんなじなんだ ちょおーっと嫌だな でも ちょっぴり・・・^

自分がみんなと同じだと気付いた そして今なら好きな人に一直線になれるユリカたちの気持ちが分かる気がした
そして そんなに一直線になれる事が羨ましいとも


自分の考えに一段落つかして 私はもう一度アキトの方に向いてみる
アキトは後片ずけを始めていた あっさり立ち直ったようだ ちょっと残念
その様子にまた悪戯をしてみようかと思ったが 自然にその考えは消えていった
片ずけをしているアキトが不思議なほど似合っていたのだ


その様子を見ながら
^やっぱりこの人はパイロットなんかより こういう仕事の方がお似合いね
パイロットの時は恐いけど 今は嬉しそう 艦長が好きなのはどっちの顔だろうか?
私はどっちも好きだな・・ コックの時は守ってあげたくなるけど パイロットの時は守ってくれる
ナイトとお姫様 どっちにもなれる そんなギャップが好きなのかもしれない


などと考えながら眺めていると
「あのっ ルリちゃん 俺の顔になにかついてる?」
さっき私が使った言葉を返してくる


「バカ」
お決まりの言葉を言って 私は話を終わらせる
^いまはお姫様ですね^
心の中で微笑んでいた








おまけ



「ちょおっとー 私はどうしたのよ わ・た・しはー」「はっ?」

「はっ?じゃないでしょ はっ?じゃー」「はぁ 提督」

「私はどうなっているのよ 私はー」「どうって なにが?」

「私が出てこないじゃないの この小説には」「あっそういえばそうっスよね」

「なんで提督のこの私が出てこないのよー 提督よ て・い・と・く」

「まあいいじゃないないっスか この小説 男はみんな不幸になりますよ」

「そういう問題じゃないでしょっ」

「そのとーり たとえ目立てなくても出れただけで幸せだと思う人種がいるのだよ テンカワくん」

「アッアカツキ おまえはそうなのか?」

「ふっ この僕に脇役が勤まるとでも思っているのかい君は」

「思う」「それは心外だなー」

「なに 2人で盛り上がっているのよ 私は提督よ この船で一番偉いんだから」

「そうかな?」「きぃー」

「まあいいんじゃないの どうせ死ぬんだし」「なっ 私がいつ死ぬって言うのよ」

「ふふっ それは解らないな 次ぐらいにサヨナラかもな ハッハッハッ・・・」

「くぅー 覚えてらっしゃい 今に今に」

「はい 現場からの中継でしたスタジオに返しまーす」

「何?なんなのよ いったい あんたたちは」「ウサギさんでーす 今回はムネタケ提督の一日を追ってみましたー」

「みんな私を馬鹿にしてー・・・」

「はい カット 最後の部分は入れなくていいわ」

プチッ

「はい おしまい でわ さようなら」