【長崎サミットと長崎市を中心とした長崎県の最新経済事情】
長崎県経営者協会 専務理事 岩根信弘
1. 自己紹介
大分県生まれ、三菱重工長崎、名護屋(エアコン)、本社勤務 59歳
2. 長崎サミットについて
2010年7月 長崎サミット(長崎都市経営戦略推進会議)発足
3. 長崎県の最新経済事情
@ 人口減少
石炭産業、造船業の衰退、上場企業ゼロ(十八銀行上場廃止で0)
離島・半島を中心とした地方の経済の疲弊(若者の流出)、海岸線の長さ
A 新産業の創出
観光(修学旅行→大人の旅行先、日帰り→宿泊)、世界遺産(産業革命遺産、キリスト教遺産、
海外観光客)、新世界三大夜景、観光単価UP(ちゃんぽん→? )、水産(カンボコ、長崎おでん、
フグ、マグロ、鮨屋で赤身が出ない? ) 、 県外企業誘致(コールセンター、ソフトウェア等が中心、
製造業は困難? )、ハウステンボスへのIR誘致
新マーケットは国内? 海外? 医療ツアー 参考は沖縄
B 街づくり
県庁・市役所の移転、長崎駅(前)の再開発、茂里町ジャパネット新スタジアム 等
C 交通網の整備
西九州新幹線の整備
(2022年秋 武雄温泉―長崎間フル規格暫定開業、鳥栖―武雄温泉間の今後?)
長崎空港の国際線強化? (中国路線、新幹線との連動、最初の入国地へ)
松ヶ枝ふ頭の2パース化(客船寄港、上海航路?中国への物流拠点化?)
D 三菱重工業樺キ崎造船所の現状
客船建造事業の失敗、発電プラント事業の不振
事業分社化(MHPS 、三菱造船、三菱重工海洋鉄構 など)
護衛艦連続建造 (H31以降 6隻建造) 大型フェリー受注?
幸町工場の売却(諫早工場、本工場への集約)→ジャパネット新スタジアム など