【パール・バックと長崎・雲仙そして知的障害児(PKU)キャロル】
今回の講師は社会福祉法人ほかにわ共和国 理事長の志賀俊紀さんです。
講演テーマは「パール・バックと長崎・雲仙そして知的障害児(PKU)キャロル」。
パール・バック(1892ー1973年)アメリカの女流小説家
ピューリッツア賞(1932)、「大地」にてノーベル文学賞(1970 )、
1927年に南京事件に遭遇し、一時長崎の雲仙(小浜)に居を移している。
パール・バックと云う名前を聞いて、何となく「大地」の原作者程度のことしか知らない私にとって
その壮絶な人生とすぐれた業績、それとこよなく長崎の雲仙を愛されていたこと等々
目から鱗どころではなく、あまりの自分の無知蒙昧さに恥じ入っております。
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志賀俊紀さんのプロフィール
昭和19年04月16日 雲仙市南串山町生まれ。
38年地元の口加高校を卒業後、昭和42年茨城大学農学部農学科放射線育種学専攻卒業。
私の人生はダウン症という障害を持って生まれた人(当時30名中5名)との邂逅ではじまった。
当時、ダウン症に関する専門書は極めて少なく、長崎大学教育学部の水田善次郎先生の
ゼミに通学し、ささやかなダウン症の研究が始まった。
平成20(2008)年、65歳になった時、私の活動を障害者の文化の側面から研究の話があり、
長崎純心大学大学院後期課程入学、後期課程単位取得し中退し、現在筑波大学名誉教授、
長崎純心大学大学院客員教授津曲裕治先生の指導を受ける。
目下、知的障害者ダウン症の文化のメディア論の研究中。
* 昭和42年社会福祉法人八幡会採用あかつき学園児童指導員、昭和50年11月八幡会理事
及び知的障害者八雲寮寮長就任
* 平成14年 障害者雇用事業所「(有)ステーションほかにわ」(ソーシャル・ファーム)設立役員就任
* 平成18年11月 社会福祉法人ほかにわ共和国理事長
* 自称ソーシャルデザイナー 日本空手道弐段 ソングライタ−
* メディアの側面から、昭和59年〜61年NBC長崎放送の番組 “エプロン930”の
「しがとしきのふれあい人生」 を担当し出演